・桐梁 七海(きりはり ななみ) 17歳・女性 かつてイグドラシルの命により世界を救った選ばれし子供の一人。 現在はデジタルワールドに拠点を構えてプログラム販売の店を開いている。 プログラマーとしての腕前は並よりちょっと上くらいで特筆すべきものはない。 表面上はとても穏やかな女性で、彼女へ会うために足を運ぶ常連客も多い。 「治療用のプラグインがまた必要なんですか?もう、ケガには気を付けてくださいよ。」 「何かあれば私が直接出向きますから、安心してください。」 ・プッチーモン(紫) 成熟期 妖精型 ウィルス種 七海のパートナーデジモン。 口が悪く自由奔放。 店のマスコットキャラ的な存在だが、七海を手伝う様子も見られる。 「ま~た来たのキミぃ、どうせななみん目当てなんじゃないのぉ~?」 「プッチ―はねぇ、ちゃんとお金を払ってくれるお客さんには優しいんだよぉ~」 ・ミストルティン計画 七海が考案したイグドラシルへの復讐計画。 大量のデジモンにバックドアを仕掛け、その思考リソースを数%だけ借りることにより巨大なネットワークを構築。 巨大な演算能力をえることでイグドラシルを上回る新たなホストコンピュータを産み出そうという計画である。 その実行要員こそがデジモンジャッジメンターであり、彼がデジモンを捕獲するのはこの計画のため。 計算上、およそ12000体の成長期が必要であり、成熟期や完全体ならばそれぞれ成長期4体、10体分の演算能力を得られるとされている。 1度捕獲したデジモンは七海がプログラムを埋め込んでまた野生に放っている。 ・桐梁 七海② かつて姉がいたがアサルトモンの手にかかり死亡している。 その全容が判明したとき、彼女は復讐の道を選んだ。 実際のプログラマーとしての腕は独学ながらもなかなかのもの。 計画を遂行するために死に物狂いで腕を磨いた。 イグドラシルへの憎悪を心の奥に秘めながらも彼女は平穏な女性を演じ続ける。 マサキへの心境は複雑。 彼の姉を殺してしまったという自責の念を利用し手足のように使っているが、内心ではそんな自分を嫌悪している。 だがもう彼女は止まることはできない―― 「マサキ、あなたを殺すのは私です。だから死なないように頑張ってくださいね。」 ・プッチーモン(紫)② ミストルティン計画の中核を担うデジモン。 かつては緑色だったが、七海によってサーバー用プログラムを埋め込まれたことでウィルス種へと変貌し、アーマー体ではなくなった。 進化ルートはワームモン→プッチーモン(緑)→メイクラックモン→ラジエルモン。 現在の彼女がどのような姿へ進化するかはまだわからない。 「え~?マサキ君あんな子供たちに負けちゃったの~?なっさけな~い♪」 「ふふ♪プッチ―がね、あいつらやっつけちゃってもいいんだよ~?」