二次元裏@ふたば

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1662045 B24/06/01(土)18:30:01No.1195611981そうだねx1 19:53頃消えます
アメリカ大陸史Chp.5 大アメリカ大陸改造論 第三回

本編
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人物紹介

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これまでの分はこちらから(読み切れない人向け一時間前更新)
https://twitter.com/mizuwonagu
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/06/01(土)18:30:19No.1195612098+
【トムソン・カレンダー】

弾圧四法でケージに入れられてた爬虫類はこの度晴れてシャバに戻ってきた
もちろん収監されたのはジェファーソンのためなのだから、すべてを失った自分を助けてくれるようジェファーソンに連絡し
もちろんジェファーソンはめちゃくちゃ嫌な顔をした 既に人々から愛される大統領となったのにこのように小汚い男と付き合いを持つわけにはいかない
50ドル渡してもう二度と連絡してこないでねと態度を示したところ、当然カレンダーはキレた
これまでテメーが言うからやってきたんだろうが こうなったら全部暴露するわ とジェファーソンが自分を支援して攻撃させてきたこと、
奴隷の黒人女に入れ込んでることを告発、いつもの調子でジェファーヘンへの攻撃を始めジェファーソンもキレ散らかす バカなの?
まさかこの流れを予想出来てなかったのかどうなのか この流れは政治術に長けたジェファーソンらしくないというか、素でアホとしか言いようがない
224/06/01(土)18:30:42No.1195612218+
『カレンダーはかつての 同志に対しても容赦なく、共和派のことをムラート派とさえ呼んだ。
 浅黒いサリーにはムラート(白人と黒人の混血児)の子供が五人おり、 そのうちの息子トム(「黄色いトム」)がジェファーソンにそっくりだという』
「カレンダーを支援したのは慈善のつもりでぇ…」とかいうクソ弱い言訳しか出ないジェファーソンに、カレンダーの攻撃に相乗りしたフェデラリスト系の新聞の攻撃も加熱
「汝、ごまかしは、黒いサルとともに、おやめなさるがよい/肉にふけるのは、トムよ、 もうやめて汝が魂をお救いなされ」
「我が国では発言の自由があるのです」とかほざいてたジェファーソンだが、普通に名誉棄損で訴訟した

さて、ここで自由の砦として打って出てきたのがアレクサンダー・ハミルトン
政治世界では既に失墜し、ニューヨーク知事選でもクリトンに敗れたことによってこの世界ではすべてを失っていたが、
弁護士としての実務能力は未だに失われていない…どころかさらに洗練されたものになっていたという証言もある
その彼が、かつてこうした訴訟を「危険ではあるが仕方ない」と是認していた男がジェファーソンの横暴と戦うために立ち上がる
324/06/01(土)18:30:55No.1195612279+
『(カレンダーは)必要なら法廷に出て大統領と対決し、「この黒人の女中とそのムラートの子供」と大統領の関係について真実を明らかにする用意があるとまで言った』
ハミルトンの抗弁は、告発内容が真実であるならばそれは罪にならないということであった
当時誹謗中傷が成立していればすべてが罪になるという雑な法運用であり、ハミルトンは今現在では認められている「公益性の有するのであれば抵触せず」を争うつもりであった

だが…おお!なんたる不幸か!! いよいよ裁判が始まろうかという時、1803年トムソン・カレンダーは死んだ 泥酔して埠頭からジェイムズ川に落ちたらしい
あまりの悲劇、あまりの衝撃 カレンダーは間違いなくジェファーソンについて確実な情報を持っていた、他紙が出まかせを言えばすぐに訂正しジェファーソンの恥を正しくしていっていた
そんなカレンダーが死んでしまった、不幸であり幸運だ ジェファーソンにとってはまさに幸運 カレンダーも拷問されなかったのだから幸運だろう
裁判は負けた 新聞発行人たちに対し罪が認められ、自由は死んだ
424/06/01(土)18:31:07No.1195612339+
【アレクサンダー・ハミルトン】

「思うに、出版の自由は、たとえ政府や行政官や個人の体面を傷つけるとしても、善い動機と正当な目的から真実を発表することにある。」

1804年2月、オールバニー州最高裁に再審議申し立てを行ったハミルトンの演説は、六時間にも及んだ

「こうした罵詈雑言や中傷の精神は社会にとって有害であると思われる。いかに優れた人物であっても、誹謗中傷による攻撃を免れることはできない。
 水滴も長期にわたって次々と落ち続ければ、堅牢無比な石でさえうがつことができるのだ。(ゆえに報道においては、真実性、公正さ、そして悪意の欠如が重要となる。)」
「偽善者が猫をかぶったまま、公の名誉ある舞台から舞台へと進んでい くことがいかによくあることか。そして、最後の望みをかなえたとたん、
 それまでの姿から変わってしまう者がいかに多いことか。人々の権利をもっとも熱烈に崇敬していたはずの人物が、最高権力者になったとたん、
 人々の権利をもっともひどく迫害する者となった。したがって、かように高められた者の実際の行為を注視することが必要となる。」
524/06/01(土)18:31:21No.1195612417+
「(もし文書に)善い意図があるならば、それは名誉毀損と見なすべきではない。なぜならその場合は悪意のない行為だからである」
「私は真実が犯罪であると思ったことなど一度もない。私としては、裁定の下される日が来たことを喜ばしく思う。
 なぜなら、自由な人間はあえて真実を語ろうとはしないという考えこそ、私の魂がつねに忌み嫌ってきたものだからだ」
「(専制を強いる)そうした企ての進行を監視することが、自由な出版の役目なのだ。早期に警報を発し、我々が権力による侵害に対して注意できるようにすること。
 これこそが何よりも重要な権利だ。我々はこの権利を放棄するのではなく、この権利のためには、むしろ血を流すことさえすべきなのだ」

『その一方彼は、真実性のみでは抗弁に値せず、中傷者が「真実という武器をみだりに」利用することもありうる、とも認めた。
 つまり、真実性が決定的な要素となるべきだと言っているわけではなく、真実性には証拠能力があるべきだと言っているにすぎない。
 ジャーナリストの誹謗が事実にそったものだとしても、それが悪意の動機から出た誹謗であるならば、名誉毀損が成立することになる。』
624/06/01(土)18:31:47No.1195612535+
この日のハミルトンについて、みな恍惚とした情景を残している

「これほど偉大な彼を聞いたことがない」
「実際、人間の才能が及ぶかぎり最高に非凡な演説だった。法廷には涙を浮かべていない者など一人もいなかったはずだ」
「あの時のハミルトン将軍の弁論こそ、将軍が法廷で行なった中では最高のものであったと変 わらず思っております。
 この討議でのハミルトン将軍は、格別に厳粛かつ真剣であられました。きわめて情熱的で哀愁に満ち満ちているときもありました。
 大義のために魂のすべてをささげ、陪審の権利と自由な出版のために闘いながら、圧制に対する確実な避難所を打ち立てていると 考えておられたのです。」

ジェファーソン方のスペンサー法務総裁も「この国が生んだ最高に偉大な人物」「創造力に関しては、ハミルトンは[上院議員ダニエル・ウェブスターを]はるかにしのぐ」

結局クロズウェルは負けた、有罪となった
だが実刑はなく、有罪とされただけ

今日この日の演説は後日ニューヨーク州議会に取り入れられ、1805年にクロズウェルの再審が決定される事にもなる
アレクサンダー・ハミルトンは、その場に座らずとも世界を動かしていた
724/06/01(土)18:32:02No.1195612623+
だがこれがハミルトン最後の輝きであったことも確かだ
1799年にはバーからの投資詐欺を見抜けず銀行から貸し付けを行い、移民の条件を減らそうとするジェファーソンに対して「移民がアメリカを堕落させる」と攻撃して、
信仰に傾倒し始めた彼にとって、この演説は“アレクサンダー・ハミルトン”の遺言であった

特に利発で寵愛していた長男の死は彼の精神を深く傷つける、決闘による死であった

一方ジェファーソンが自分を重用するつもりがないと、最終確認をしたアーロン・バーはニューヨークで再起を狙う
もちろんハミルトンがこれを許せるわけがなく、クリントン引退後の知事を狙って再び街は緊張状態となり、新聞は二人の対立を煽るデマを流した なおクリントンもハミルトンのデマを流した
この政争は過去最も醜い中傷が飛び交うことになる
824/06/01(土)18:32:13No.1195612680+
『まずチータムのアメリカン・シチズン紙は、バーに名誉 毀損で告訴されたことなどものともせず、いっそう向こう見ずな反撃に出た。
 たとえば、「[バーの] 関係した悪名高い女性二〇人以上」のリストを同紙のスタッフがまとめたと報じたり、バーに誘惑されたせいで離婚した女性や
 「彼が誘惑しようとした貞淑で立派な女性」を列挙したリストもあると書いたりした。なかでも特に破廉恥な記事は、自由の身になっている黒人の有権者に取り入るために、
 バーがリッチモンドヒルの屋敷で行なったとされている「ニガーボール」についての話だった。アレクシスという奴隷バーの初期の伝記では
 「何でも屋の黒人の使用人」と言われているが取り仕切ったこのパーティでは、バーは色っぽい黒人女性とダンスをし、その後彼女を口説いたのだという。
 この選挙報道は、チータムにしても記録的に低俗なものだったが、効果的ではある。
 チータムにたたかれる一方、バーは街頭に出回る匿名のビラの波状攻撃もかわさねばならなかった。ここでも、バーの有名な放蕩ぶりを取り上げたものが多く、その一部はチータムが書いていた。
924/06/01(土)18:32:28No.1195612757+
 たとえば、バーに処女を奪われた娘の父親が復讐のためにニューヨークへ来ている、などといった話もそうだった。
 また「大気の精」と称したビラは、「悪名高い娼婦を容認した恥知らずの放蕩者には、その傷ついた妻の臨終までも侮辱させよ、苦々しいものにさせよ我が家を省みさせよ」と唱えた。
 「若き紳士」という署名のあるチラシは、バーが6000ドルもの借金を減らすためにオランダ人のパン屋の屋敷を横領したと告発した。
 「聖公会会員」と名乗るビラは、バーが「財産権に対する暴力的な攻撃をもくろんでいる」と告げた。
 どうにか政治を扱ったビラもある。たとえば「自縄自縛のうそつき」という匿名のビラは、バーが1800年の選挙ではジェファーソンから勝利をくすねようとしたが、今
 度は連邦を解体しようとたくらんでいる、とおなじみの話を持ち出した。一月のジェファーソンとの会談では、バーはハミルトンが無署名の中傷ビラの作者だと考えていた。
 アレグザンダー・ ハミルトンは疫病神であり、偽善者であり、すべての災難の張本人だ。少なくともこれが、1804年の春のアーロン・バーの見方だった』
1024/06/01(土)18:32:38No.1195612812+
知事選に負け地位たる地位を全て失ったバーは「ハミルトンはバーのさらなる不誠実をいくらでも暴露できる」という新聞に怒り狂った
涼し気な伊達男を気取っていたが、余裕がなくなればその本性が現れる…といっても余裕がなくなってなお“余裕”をふるまえるのは狂人の類だし、
暴露されて困る女ネタをスペードからキングまで並べてなお余るバー本人の堕落は間違いなかったのだが

「自らの過ちの復讐者となってはならぬ」

クロズウェルを擁護する時、既に長男を失っていたハミルトンは決闘について批判の言葉を述べていた
ハミルトンは決闘を回避するため、バーへと「卑劣な、とはいくらでも解釈できる。具体的に何を言ったか示す必要があるだろう」
まったく人のここまでわからぬとは大した男である
「そうでなければ、私としては結果を甘受せねばならない」
ハミルトンはわからない子どもに言い聞かせるように、法学の見地から何が必要であるかバーに諭した
怒りによって突き動かされている人間に対してこのような態度を突きつければどうなるか、最低限の社会性があれば理解できるはずだ
1124/06/01(土)18:32:48No.1195612868+
もっとも、ハミルトンもそれはわかっていたはずだ
それを理解した上で、ハミルトンはバーに頭を下げるのが死んでもイヤだった
心の底からゴミクソだと思ってるし自分より頭も悪いバカに頭下げるのがどうしても我慢にならなかったからひたすら重箱の隅つついてキレさせたろ がほんとのとこだろう
ハミルトンは周りの説得にも関わらず強固にそうした態度を崩さず、むしろバーの言葉の品のなさを非難する
そしてもう一つ、まさかバーが自分を殺すはずがない、という予想があった
なにせ自分を殺してもいいことなど一つもない、冷静に考えればこの決闘は適当な場所に撃って終わらせるのが最も適当だ
アレクサンダー・ハミルトンを殺した男、などという風評が立てば彼にとっても致命的
であれば、アーロン・バーは最も現実的な選択肢をとるはずだ

1804年7月4日、フローンシス亭でバーと最後の面会を済ましたハミルトンは
酒場にいた人々と共に陽気に歌を歌う「how stands the glass around」

かつでジェームズ・ウルフ将軍が歌った歌
それは余命一週間の人間が歌うに、いくらか勇ましい曲であった
1224/06/01(土)18:33:01No.1195612935+
人は「突然ハミルトンが変質した」というかもしれない
だが私の考えではその反対だ、アレクサンダー・ハミルトンは元々こうなのだ

傲岸不遜で他人を思いやることも、他人に自分の考えを伝えることも下手くそな彼は、そもそも政治術を持っていない
彼はどこまで行っても優秀な官僚であって政治家ではないのだから、彼は極めて優れた構想を打ち出せてもそれを実行するために人々を説得できる誰かが必要だった
ジョージ・ワシントンは真にハミルトンの半身である ハミルトンだけでも、ワシントンだけでもアメリカはこれほどうまく飛び立つことはできなかった
ワシントンが死んだ日、アレクサンダー・ハミルトンもまた棺に入った 少なくとも政治の世界では

例え優れた人間であっても、それをうまく使って社会を変えていけるかどうかは、その時々の“運”が絡むものだが
ハミルトンは幸運な人間だった なにせ自分一人ではなし得なかった偉大さを残すことができたのだから

ジョージ・ワシントンとトマス・ジェファーソン、二人の偉大な大統領が自分の遺志を継いでくれたのだから
1324/06/01(土)18:33:13No.1195613008+
NOTE.269

ハミルトンは独立戦争後ピストルを一度も触らず、周りから決闘に向けて練習しろ!と言われても
「人を殺す練習などおぞましい」といってやろうとしなかった
アーロン・バーは射撃の名手として知られており、ハミルトンとの決闘に向けて入念に練習していた、
とまったく何もしていなかったという二つの証言が残っている

またハミルトンは万が一バーが自分を撃ち殺しても、それはそれでバーがフェデラリストから完全に見捨てられるからまあええか的なことも考えていたかもしれない
残された人たちのことを考えていないどこまでも勝手な男である

NOTE.270

ハミルトン以後ハミルトンをよく引き継いで理念を体現したのはジョン・マーシャルである
ワシ信のハミ信でジェファーソンのことをカスだと思っていたのでひたすらジェファーソンと対立し、ハミルトンの理念を擁護した
1424/06/01(土)18:33:24No.1195613068+
NOTE.271

『ある日、ジェファソンは「自分が独裁者の権力を持っていたらなあと思う」と述べ、その場に居合わせた客をびっくりさせた。
 「とはいっても、私は立派で美しい木を保護するために独裁者になれればなあと思っているだけだ。それらの木は毎日、所有者の金銭欲や貧民の必要性の犠牲になっているからだ」と彼は言い添えた。
すると、ある客が「あなたは公有地の木々を保護する権限を有していないのか?」と尋ねた。
ジェファソンはこう答えた。「そうだ。武装した保護官だけが木々を保護できるのだ。おそらく、年月が経つにつれ、不必要な樹木伐採は殺人同然の犯罪になると思う。
[そして] 伐採のせいで私は名状し 難いほど心を痛めているのだ」と。』
1524/06/01(土)18:34:09No.1195613306+
バティモン5 望まれざる者
https://www.youtube.com/watch?v=P5emRKWG7vg

前作レ・ミゼラブルに続いて二作目、現代フランスの歪みを描いた作品
チープな言葉で表現するならこれは社会派ドキュメンタリーだろう 貧困を描いたという意味ではムーンライトなどを思い出す人もいるかもしれない
ここで描かれる社会摩擦というのは今のフランスから地続きの世界観なのだから、そうした解釈というのはおおむね間違ってはいない
だからこそこういった評価をしよう 面白い映画だ 実によくできている
社会的問題がだとか、現実の暗部を描いているとか、そんなのはどうだっていい この映画はヒューマンドラマとしてよく出来ている
もちろんこうした背景的情報は重要で映画の主軸を成しているが、もしこれがSFでネオフランス帝国で迫害される貧困層だとしてもきっと同じ評価をする

映画のラストカット、あなたはどちらの立場に感情移入するだろうか
それは見る人によって変わる 他人の見えているものなど、共有できはしないのだから 是非2時間付き合ってその答えを求めてみてほしい
ともかくラ・ジリ監督の三作目は楽しみだ、次に出てくるのが怒りであれ、悲しみであれ
1624/06/01(土)18:35:19No.1195613675+
あんこくじだい「」来たわね…
1724/06/01(土)18:36:43No.1195614090+
>あんこくじだい「」来たわね…
なにっ 何もわかってないボニーがやってきたっ
1824/06/01(土)18:39:43No.1195615106+
お疲れっス
とうとうハミルトン退場っスね
まあ…なんていうからしいと言えば実にらしい退場の仕方っスけど
1924/06/01(土)18:39:48No.1195615136+
フリマの掘り出し物みたいだなルイジアナ
よくナポレオンの一存で売れたな
2024/06/01(土)18:41:45No.1195615833+
>お疲れっス
>とうとうハミルトン退場っスね
>まあ…なんていうからしいと言えば実にらしい退場の仕方っスけど
アーロン・バーさん…一言だけ言いたいことがあります
あなたにだけは謝りたくない
>フリマの掘り出し物みたいだなルイジアナ
>よくナポレオンの一存で売れたな
風呂入ってる途中いきなり言い始めたから周りの人間全員「何言ってんだこいつぅ!」って反応っスね
ナポレオンの気まぐれが変わる前に決着つける必要があった以上ジェファーソンもまごついてる暇がなかった
2124/06/01(土)18:42:34No.1195616124+
ハミルトンの死に方決闘だったんスね
なんというか近代突入したっぽくてもまだまだ近世っぽい死に方というか…
2224/06/01(土)18:44:08No.1195616716+
>ハミルトンの死に方決闘だったんスね
>なんというか近代突入したっぽくてもまだまだ近世っぽい死に方というか…
隣はナポレオンの時代だしまだまだ決闘自体はプライドを保つための方法として残り続けるっスね
ただ決闘への批判はこの当時から既に出てるっス 忌憚のない野蛮さっス
2324/06/01(土)18:44:12No.1195616737+
>そしてもう一つ、まさかバーが自分を殺すはずがない、という予想があった
>なにせ自分を殺してもいいことなど一つもない、冷静に考えればこの決闘は適当な場所に撃って終わらせるのが最も適当だ
>アレクサンダー・ハミルトンを殺した男、などという風評が立てば彼にとっても致命的
>であれば、アーロン・バーは最も現実的な選択肢をとるはずだ
感情のわからないロボットかなんか?
2424/06/01(土)18:45:03No.1195617027+
>感情のわからないロボットかなんか?
しゃあけど…
残念ながら他人に配慮したり他人の感情を組み取れてたらもっと政治の舞台で活躍してたわっ
2524/06/01(土)18:46:16No.1195617463+
>もちろんジェファーソンはめちゃくちゃ嫌な顔をした 既に人々から愛される大統領となったのにこのように小汚い男と付き合いを持つわけにはいかない
>50ドル渡してもう二度と連絡してこないでねと態度を示したところ、当然カレンダーはキレた
時代と国は違えどヤクザの鉄砲玉の悲哀に通ずるものを感じますね
2624/06/01(土)18:47:46No.1195618045+
いきなり未亡人になった雌豚を超えた雌豚ポリーヌに悲しき過去…
2724/06/01(土)18:48:23No.1195618297+
>ハミルトンの死に方決闘だったんスね
>なんというか近代突入したっぽくてもまだまだ近世っぽい死に方というか…
決闘自体はこの後も結構というか古い方の映像の世紀にも決闘やってる映像が出るぐらい続く
2824/06/01(土)18:48:28No.1195618325+
カレンダーの本当の死因が光の戦士だから何故か分かっちゃった…
2924/06/01(土)18:49:47No.1195618825+
>50ドル渡してもう二度と連絡してこないでねと態度を示したところ、当然カレンダーはキレた
この時ジェファーソンが「寄生虫めが」って吐き捨てたら逆上して射殺しそうっすね
3024/06/01(土)18:50:58No.1195619227+
>時代と国は違えどヤクザの鉄砲玉の悲哀に通ずるものを感じますね
フィクサーとそれに裏切られた記者ってそのまんまな構図っスね
こういうところもジェファーソンはものすごい現代的というか未来に生きてるっスね
まぁ別に誉め言葉とは言い難いやけどなブヘヘヘ
>いきなり未亡人になった雌豚を超えた雌豚ポリーヌに悲しき過去…
しゃあけど…残念ながらチーズ臭はハイソサエティ世界では受け入れがたいわっ
>決闘自体はこの後も結構というか古い方の映像の世紀にも決闘やってる映像が出るぐらい続く
うわああああああああっ
ゴリラがウホウホ言いながらピストルを振り回しているっ
>カレンダーの本当の死因が光の戦士だから何故か分かっちゃった…
実際リパブリカン系の新聞から「カレンダー、お前は海の冷たさを知ることになる」
みたいな殺害予告が飛びまくってた悲しい民度…
>この時ジェファーソンが「寄生虫めが」って吐き捨てたら逆上して射殺しそうっすね
カレンダーとは手紙のやり取りで会ってはいないみたいだから
ククク…ジェファーソンの保身は完璧なんだァ なにっ カレンダーが裏切っているっ
3124/06/01(土)18:51:30No.1195619387+
この前ハミルトンのミュージカルみたけど全然話分からなかった
この辺の知識がないとダメなんだろうな
3224/06/01(土)18:52:12No.1195619651+
>ククク…ジェファーソンの保身は完璧なんだァ なにっ カレンダーが裏切っているっ
怒らないでくださいね
当たり前じゃないですか
3324/06/01(土)18:54:03No.1195620330+
>この前ハミルトンのミュージカルみたけど全然話分からなかった
>この辺の知識がないとダメなんだろうな
ミュージカルは歴史ものだと時代背景がないとわかりづらいのはまま多いっスね
エリザベートみたいなメスブタが妄想彼氏といちゃつくだけのやつとかはまぁ背景なくてもわかるけど
いかんせんハミルトンはバリバリ政治系の人物っスからね
>怒らないでくださいね
>当たり前じゃないですか
実際ジェファーソンがカレンダーを軽んじたのは謎っスね
カレンダーが自分をゆするためのネタを掴んでいたとは思わなかったってところなんすかね
3424/06/01(土)18:56:28No.1195621155+
こんな絵に描いたような頭が良いだけの男いるんだな…
3524/06/01(土)18:58:06No.1195621671+
またバカの一つ覚えみたいに「黒人を愛人にしてる!」のネガキャン…
3624/06/01(土)18:59:32No.1195622194+
>こんな絵に描いたような頭が良いだけの男いるんだな…
ハミルトンは結構キャラ的にもおいしいっス 忌憚のない性格ってやつっス
逆にジェファーソン好きになるやつは相当ひねくれてるっスね
>またバカの一つ覚えみたいに「黒人を愛人にしてる!」のネガキャン…
ジェファーソンに関しては「黒人の権利を平等に」って掲げてたからっスね
「こいつこんなこと言ってるけど奴隷解放してないしあまつさえ孕ませてんだぜ」って告発で
実際この点どれだけのジェファーソンフリークでも「うん…」みたいな反応しかできないっスね
3724/06/01(土)19:00:50No.1195622652+
カレンダーみたいな人間はバックに強力なケツモチでもいないとやっぱ処分されるんスねジミーホッファみたいっス
3824/06/01(土)19:01:46No.1195622984+
>カレンダーみたいな人間はバックに強力なケツモチでもいないとやっぱ処分されるんスねジミーホッファみたいっス
事故死だと言っておろうがっ
カレンダーが泥酔してなぜか埠頭までいって川に落ちたといっておろうがっ

あとジェファーソンの擁護にはこういうのもあるっス
「ジョン・アダムスも言っているが当時黒人奴隷主がそうした関係を持たず、私生児を持たないことは珍しかった」
つまりみんなやってるからセーフ論っスね
3924/06/01(土)19:16:09No.1195627738+
ナポレオンってやつは結構適当なんだな
4024/06/01(土)19:17:52No.1195628269+
>ナポレオンってやつは結構適当なんだな
しゃあけど…残念ながらボニーは戦争能力以外ほぼ冴えないわっ
おいおいこの後大陸封鎖かますつもりならますますサン=ドマングと新大陸へのラインは重要になってくるでしょうがよ
4124/06/01(土)19:19:07No.1195628730+
ルイジアナって1州くらいかなと思ったらなんかアメリカ中部を横断するくらいぶっ太くて驚いたんだよね
4224/06/01(土)19:19:07No.1195628735+
>映画のラストカット、あなたはどちらの立場に感情移入するだろうか
>それは見る人によって変わる 他人の見えているものなど、共有できはしないのだから 是非2時間付き合ってその答えを求めてみてほしい
おなじ「」として誇らしくなるほどの映画評書きやがって…
人間が神のもとひとしく平等であるなら
満たされた我々も満たされぬ移民もおなじく罪を犯す者がいて当然だから
安易な移民排斥へ走ることなくまた貧者は無垢だというそれこそ教条的な思想にとらわれることもなく
柔軟な社会保障と厳格な犯罪対策とが両立できたらいいよね…
4324/06/01(土)19:23:05No.1195630124+
>ルイジアナって1州くらいかなと思ったらなんかアメリカ中部を横断するくらいぶっ太くて驚いたんだよね
ほぼ合衆国が二倍の大きさになるっスね
ジェファーソンの業績として称えられるのは当然の出来事ではあったし
ナポレオンの失敗として罵倒されて当然の出来事であったっスね
>おなじ「」として誇らしくなるほどの映画評書きやがって…
>人間が神のもとひとしく平等であるなら
>満たされた我々も満たされぬ移民もおなじく罪を犯す者がいて当然だから
>安易な移民排斥へ走ることなくまた貧者は無垢だというそれこそ教条的な思想にとらわれることもなく
>柔軟な社会保障と厳格な犯罪対策とが両立できたらいいよね…
前作はドキュメンタリー寄りだったのが今作はよりドラマチックになってるから
前作より広く受けるんじゃないかなって思える出来だったっスね
どちらの言い分もわかるし関わる人たちみんな今のままでいいわけがないこともわかっている
でもどうすればいいかわからないまますべてが進んでしまう
こういう悲哀はリアルのバックボーンがあると破壊力が違うっスね
4424/06/01(土)19:24:28No.1195630608+
>しゃあけど…残念ながらボニーは戦争能力以外ほぼ冴えないわっ
ほぼその戦争能力だけで皇帝まで上り詰めてるんだよね
凄くない?
4524/06/01(土)19:25:30No.1195630964+
どっかのハゲのフランス人配信者が移民はクソだとか言ってたんスけど
フランス人のルーツって一体何処にあるんスかねもうメチャクチャやんけ
とりあえずドイツみたいにだけはなりたくないと考えられる
4624/06/01(土)19:25:35No.1195630994+
カレンダーって本当に事故死?
4724/06/01(土)19:27:14No.1195631619+
>ほぼその戦争能力だけで皇帝まで上り詰めてるんだよね
>凄くない?
なにっ うわああああああっ
何か失態をしでかしたと思ったら陸での戦いで挽回しているっ
>どっかのハゲのフランス人配信者が移民はクソだとか言ってたんスけど
>フランス人のルーツって一体何処にあるんスかねもうメチャクチャやんけ
>とりあえずドイツみたいにだけはなりたくないと考えられる
まさしくそこらへん描いてる映画監督だからぜひみてほしいっスね
フランスってなんだよっていう問いかけも度々入ってくるっス
>カレンダーって本当に事故死?
むふふカレンダーが必要だったのは大統領になるまで
それ以降は邪魔者になるの
4824/06/01(土)19:28:11No.1195631991+
ふうん世界最強のグランダルメも黄熱・病と冬・将軍には勝てないのかあ
4924/06/01(土)19:29:13No.1195632350+
>ふうん世界最強のグランダルメも黄熱・病と冬・将軍には勝てないのかあ
なにっ 結局財政も破綻しているっ
ナポレオンってやつは現場のことしか考えられないんだな
5024/06/01(土)19:30:23No.1195632776+
>ふうん世界最強のグランダルメも黄熱・病と冬・将軍には勝てないのかあ
未だ勝てた試しが無いんだよね
なにっ混合ワク・チン
現代戦で死者が少ないのは医療技術の進歩が原因と考えられる
5124/06/01(土)19:31:18No.1195633133+
>ふうん世界最強のグランダルメも黄熱・病と冬・将軍には勝てないのかあ
はーフランススペイン連合艦隊よ死ね!
5224/06/01(土)19:32:24No.1195633542+
>現代戦で死者が少ないのは医療技術の進歩が原因と考えられる
WW2までは戦争は敵と同時に疫病との戦いでもあるよね
特にソ連
5324/06/01(土)19:33:11No.1195633860+
>未だ勝てた試しが無いんだよね
>なにっ混合ワク・チン
>現代戦で死者が少ないのは医療技術の進歩が原因と考えられる
うわああああああああっ
負傷した四肢を切断したら傷病兵さんが死んだぁ!
>はーフランススペイン連合艦隊よ死ね!
おいおいこいつがいるせいでフランス艦隊が再建される度に消滅するでしょうがよ
>WW2までは戦争は敵と同時に疫病との戦いでもあるよね
>特にソ連
うわああああああああっ
19世紀は戦争でもないのに疫病がそこら中で大ブームになっているっ
5424/06/01(土)19:33:39No.1195634057+
>>現代戦で死者が少ないのは医療技術の進歩が原因と考えられる
>WW2までは戦争は敵と同時に疫病との戦いでもあるよね
>特にソ連
疫病より人を殺す男
スター・リン
5524/06/01(土)19:34:48No.1195634502+
>疫病より人を殺す男
>スター・リン
すみません
イデオロギーをつけると残酷になれるんです
5624/06/01(土)19:35:46No.1195634874+
>うわああああああああっ
>負傷した四肢を切断したら傷病兵さんが死んだぁ!
怒らないで聞いてくださいね
四肢を切断する以外に方法が分からなかったんスよヨーロッパの蛮族は(ニィ〜ッ)
5724/06/01(土)19:37:19No.1195635489+
>怒らないで聞いてくださいね
>四肢を切断する以外に方法が分からなかったんスよヨーロッパの蛮族は(ニィ〜ッ)
しゃあけど…残念ながら東洋でも行われてたわっ
なっ…なんだァ… 東西両方で水銀が治療に使われてるっ
水銀が使われてるですぅ!
西洋で特に普及してたのはアヘンチンキですぅ!
5824/06/01(土)19:43:27No.1195638076+
>>怒らないで聞いてくださいね
>>四肢を切断する以外に方法が分からなかったんスよヨーロッパの蛮族は(ニィ〜ッ)
>しゃあけど…残念ながら東洋でも行われてたわっ
>なっ…なんだァ… 東西両方で水銀が治療に使われてるっ
>水銀が使われてるですぅ!
>西洋で特に普及してたのはアヘンチンキですぅ!
どちらも同レベルだと考えられる
イスラームの文明レベルに驚くんだよね
5924/06/01(土)19:44:46No.1195638597+
>どちらも同レベルだと考えられる
>イスラームの文明レベルに驚くんだよね
19世紀に入って麻酔・細菌あたりの概念が出てこないと医学のレベルは上がってこないっスからね
なにっ スペイン・かぜっ
6024/06/01(土)19:47:26No.1195639603+
>なにっ スペイン・かぜっ
スペイン関係ねぇだろあーっ!?
6124/06/01(土)19:48:07No.1195639854+
>スペイン関係ねぇだろあーっ!?
しゃあけど…
残念ながら中立だったスペインで発表されたわっ
6224/06/01(土)19:48:12No.1195639889+
けおけお繰り返して憤死しそうなクソコテ政治家がいたところまで見てた
…このシリーズ常にそういうやついるな
ぐぐったらハミルトンだった
6324/06/01(土)19:49:02No.1195640239+
>けおけお繰り返して憤死しそうなクソコテ政治家がいたところまで見てた
>…このシリーズ常にそういうやついるな
>ぐぐったらハミルトンだった
ククク…酷い言われようだな
まあ事実だからしょうがないけど
6424/06/01(土)19:51:10No.1195641064+
アホをレスポンチで煽ってたら殺されたっていうとなんかよくあることに感じてよくないッスね
6524/06/01(土)19:51:54No.1195641345+
>アホをレスポンチで煽ってたら殺されたっていうとなんかよくあることに感じてよくないッスね
しゃあけど…ハミルトンは全方位煽ってたから仕方ないわっ


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