「やっと愛媛迎撃も終わった事ですし！これでハッピーエンドですな！」
「いや…まだ事件は終わってませんよ。鉄之助さん。」
「ああ…今回の事件、愛媛そのものを降らしたのはあの坊主だが愛媛を巻き込んだ黒幕は別にいるんだぜ。」
「くろ…まく…？ああテイマーコレクターの事ですな！それなら先ほどみんなで力を合わせて倒したではありませんか！」
「いいえ違います、彼はこの馬鹿騒ぎに後乗りしてきたにすぎない。ジェーン・ドゥさんを犯行へ駆り立て、現実世界の愛媛を巻き込んだ犯人…それはあなただ。鏡見淡世さん。」
「いや…◼︎◼︎◼︎◼︎と呼んだ方がいいか？見てるんだろうそいつの中で。」
「…フ…フフフフフフ…よく私の存在に辿り着きましたね…！」

「始めにあなたを…鏡見さんを疑ったのはこの愛媛事件における迎撃協力者の動向を刑部さんからいただいた時でした。デジ対からの要望で動いていたと仰っていましたが…今回の事件、真っ先に動いたのは自衛隊でありそこから各省庁へ救援依頼が飛んでいたんです。それなのにあなたは自衛隊の防衛部門より先に火力支援の準備を行っていた。デジ対からの要請と言って。」
「ジェーンの坊主は世界を滅ぼす例を見せられたんだ。◼︎◼︎◼︎◼︎…あんたがリアライズした隕石を仮想世界に落とす光景をな。最も坊主はただあんたに倣って隕石を落としているだけで愛媛とは思っていなかったようだが…。愛媛が選ばれた理由は単純だ、坊主が暴走することを予測していたあんたは趣向を凝らそうと思いたまたま目に入った文章で選んだんだ。PCのIPアドレスを電脳犯罪捜査課に確認して貰って書き込みを一通り確認したぜ。」
「鋭い子達ですね…しかしそれでは鏡見淡世…もう一人の私がやった事でも説明はつくでしょう？」

「彼では出来なかったんですよ…鏡見さんのウィザードガンダモンは、セフィロサーチャー事変で見せた能力に物理的な存在を産み出す物はありませんでした。それに一度進化した後2週間は進化が解除出来ないとも判明しています。もし初めから彼があの形態で迎撃に回っていれば当時会った人達は思うでしょうね、まるで初めから来る事が分かっていたんじゃ無いかと。」

「最初はただ鏡見のやつが自作自演をしているだけだと思ってんだが…調べていくうちに妙な事が分かってきた。お前さんその体使ってる時は鏡見の意識は寝てるみてぇだな？書き込みを追っていくとどう考えても睡眠時間が足りねえんだよ…まるでずっと起きてるみたいにな。」

「答えてください、◼︎◼︎◼︎◼︎さん…あなた本当は何がしたかったんですか。」

「私…私は…私は楽しいものが見たかったんですよ！脅威に抗う人達！生き抜こうとする意志！全てを知ってしまっている私には無い強い思い！それを世界を壊す事で間近で観測したかったのですよ！！」

「テメェ…そんなことのために愛媛を…！」

「そんな事だと！？何も知らないからこそ真実を追い求める事が出来る君たちにはわかるまい！！強い意志が齎す結果をただ知っているというだけで自分には出来ないという閉塞感を！！何だ愛だ！無知だからこそ…その先に愛があると信じられるからこそ得られる物があるというのならば愛を持たない事を知ってしまっている私の全知に何の意味がある！だからこそ目障りだったんですよ…愛という文字がね…！！」

「(それ愛知でも良くないか？)あなた…自分の感情のために…！愛媛のために人が死んでもいいのか！？」

「被害者は出ないと分かっていましたよ…選ばれし子供達は強いですからね…しかしこれはどうかな！？」
─────
ウソ…何あれ…
砕かれた隕石達が…再び集まっていっている…！？
-有志達により砕かれた愛媛の一部が再び一つとなり一つの巨大な隕石となっていく。それはまさに死国と呼ぶに相応しい形状と巨大さであった─
─────

「テメェ…！！！何しやがった…！！！！」

「さあこれが最後の試練ですよみなさん。皆さんの生きようとする意志を私に見せてください！！」

「大変だ鉄之助。愛媛砕きの別動隊は他の愛媛を砕きに行っていて衝突予定時間までに間に合わない。」

「指咥えて見てろってのかガオモン！！！」

「…やるだけやるぞ輝彦！男なら覚悟決めろオラァ！こういう時の俺だろ！！！！」

「バンチョーマメモン…でも僕だけのデジソウルじゃ…あの質量は…」

「…俺のデジソウルも使え坊主！足しにはなるだろ！！」
俺も！私も！僕も！
「鉄之助さん…みんな…行くぞバンチョーマメモン！これで終わらせる！！」

(誰もが自分の可能性を信じてここまで来たんでしょう？ねぇ)
「「「「「「「「「「デジソウルチャージ！！いっけぇー！！！！！！！」」」」」」」」」」」
(希望とは目の前にある道どこかに行けると信じようあなたの全てが僕の衝動
Go for it Go for it 愛情こそが衝動)

─閃光が走った。激しい爆風と巨大な衝撃音の後目を開けると、大きな花火が空いっぱいに広がっていった。─

「お…終わった…のかな…。…そう言えば◼︎◼︎◼︎◼︎さんは！？」

「向こうで囲んでボコられてたぞ。ありゃ暫くは行かねえ方がいい。」

「そうか…じゃあ…事件は解決って事ですね…。…ねえ鉄之助さん。一つ聞いていいですか？」

「なんだ坊主、疲れてるからあんまり面倒な事は聞くなよ？」

「鉄之助さん…あなた、本当は小学生じゃないでしょ。」

「…坊主…、お前を想って忠告しといてやる。それ以上踏み込んでくるんじゃねぇぞ…」

────
(グリムスパンキーのいい感じの曲)
「…今回も大活躍だったようですねバンチョーマメモン電脳存在捜査一課長。」

「はっ！ありがとうございます、浅見刑事局長殿！」

「ベリーグッドでしたよ…うちの子も、園田刑事もね。」

完(仮)
「」゛「」゛〜！！！捏造のオンパレードでごめんなさーい！！！PC壊れて新調中だからtxt纏められないの〜！！！

壊れたって「」はあんたかぁ

そんな事だと！？じゃないんだよ

> 「(それ愛知でも良くないか？)あなた…自分の感情のために…！愛媛のために人が死んでもいいのか！？」
全てが酷くてダメだった

愛媛に愛の字がついてたばっかりに…

>「「「「「「「「「「デジソウルチャージ！！いっけぇー！！！！！！！」」」」」」」」」」」
>(うつむくその背中に 痛い雨がつき刺さる 祈る想いで見ていた)

>「」゛「」゛〜！！！捏造のオンパレードでごめんなさーい！！！PC壊れて新調中だからtxt纏められないの〜！！！
いいの！いいのよ「」ルモン！
上位存在はそれくらいのぶっとんだ思考をしているべきなの！

>>「」゛「」゛〜！！！捏造のオンパレードでごめんなさーい！！！PC壊れて新調中だからtxt纏められないの〜！！！
>いいの！いいのよ「」ルモン！
>上位存在はそれくらいのぶっとんだ思考をしているべきなの！
本当にありがとうございます！マジですいませんでした！！！

とりあえずぶっ壊れたからヨシ！

上位存在は大した理由もなくとんでもないことやらかすイメージはある

刑部公式です言及してくれて感謝します
上位存在との対面はちょっと荷が重そうで絡みに行くか悩んでたので今回は愛媛の迎撃と情報提供に専念することにします
また機会があれば共闘とかしてみたいですね…！

>刑部公式です言及してくれて感謝します
>上位存在との対面はちょっと荷が重そうで絡みに行くか悩んでたので今回は愛媛の迎撃と情報提供に専念することにします
>また機会があれば共闘とかしてみたいですね…！
ありがとうございます！本当に一文だけちょろっと言及させていただいただけに留まってしまい申し訳ないです！