忍者について この世界の忍者は一種の生体兵器であり制限がイドの奥底に課せられています。 例えば自国の政治家に対して殺すつもりで攻撃はできません。 仲のいい厳城議員だけでなく、反目している清田議員も殺すことは出来ません。 ただし、主の命令であれば全力で攻撃できるようになります。 そのため忍者は己の『主』を求める本能を持っています。 蔵之助が岸橋メグルが絡むと利益度外視で動くのも、一華が赤瀬満咲姫強火勢なのもこれが原因です。 名張衆について 江戸時代に入って伊賀流が他流の忍術の収集と保存を目的として作った忍者集団です。 甲賀・雑賀・信濃巫の忍術をメインにミックスされています。 その三系統ごとに血統の維持と忍術の継承を行っていましたが明治に入って甲賀系統が離脱。 雑賀と信濃巫の二系統で三重県の奥地で隠れ里を作っていましたが襲撃を受け壊滅しました。 血統と忍術の維持のための品種改良が繰り返され、強い性欲を持ちながら浮気をせず、近親相姦を嫌悪する性質を付与されています。 これはインブリーディングによる数世代だけの能力強化を防ぐリミッターでもあります。 蔵之助について 混沌・悪  雑賀血統を示すアルビノです。 性欲と知識欲が不可分になり、尚且つ性欲が強いために知識欲が強くなるというコンセプトで生まれた個体です。 情報収集と分析に特化した新時代対応忍者の開発が目的だったようです。 一方で忍者としての戦闘能力は低いです。 デジモンも人間も老若男女も問わず性的対象として見ていますが、血統ゆえの理由で見て楽しむことしかしません。 もう一つの特性として『憎悪』の感情が極端に薄いことがあります。 これは忍者の頭領として冷徹な判断を下すために付与されました。 そのため彼の行動原理は基本的に『享楽』と『嫌悪』になります。 デジモンと人が共に暮らす世界での『享楽』を望みつつ、彼らを苦しめてその楽しみを邪魔するものを徹底的に『嫌悪』しています。 岸橋メグルを主として認識しています。 茜について 中立・中庸  信濃巫血統の赤い目です。 戦闘と諜報の両立型……の予備個体でした。 中の下くらいの性能評価でしたが、他の同系統個体はすべて殺害され茜しか残りませんでした。 うちの子の中ではかなり常識的な人物です。 バストサイズは通常B、妊娠出産時C、乳輪のサイズは経産婦なのでお察しください。 蔵之助を自信の『主』として認識していますが、これは本来なら禁忌です。忍軍が主君の集団から離反する原因になるからです。 その割に主に対して言いたい放題な気もしますが…… デジナー性癖は皆無です。 侘助について 中立・中庸  信濃巫血統の赤目でうちの子では一番の常識人です。 母親に比べて高い才能を持ち、11歳時点で成熟期デジモンと渡り合える実力があります。 しかし周囲のほうがより強く、また妹が強烈な天才性を発揮していることがコンプレックスとなっています。 そのためかなり迷走しており、自分にあまり合っていない忍者刀二刀流に手を出しています。 これは二天一流の劣化コピーでしか無く、真の二天一流相手には絶対に勝てません。 雷電翁との敗戦のショックで家出し、公安D課長六角氏の家に居候状態です。 通っていた学校も都立デジ学から六角氏の近所の区立小学校に転校しました。 親への反抗心から一人称も『僕』から『俺』に意図的に変えていますが油断するともとに戻ります。 己の主と認識する人物とは転校先の小学校で出会うことになり、彼の性癖もその時に目覚めます。 一華について 混沌・悪  雑賀血統のアルビノです。 うちの子の中ではぶっちぎりで倫理観ゼロです。 一度見たものならだいたい分析・理解・再現できる天才性を持っています。 ただし忍術は肉体能力がしょぼいためあまり再現できませんでした。 ただ毒の調合と運用だけは歴代最高レベルで実行できます。 "天"のヒューマンスピリットに接触した際に『魔女』としての特性が開花、毒以外の薬学にも高い才能を発揮できるようになりました。 そのかわりスカイクラッドへの欲求が発現し入浴と着衣を嫌うようになりました。 自室では基本全裸に白衣、学校でも体育のない日はこっそりノーパンで過ごしていたりします。 キッズアニメやホビーアニメが大好きで、そこからうっかりそれを題材にした同人誌に遭遇。 見事に染まってしまい齢10を目前にしてショタコンに。 さらに作家ごとに追ううちに生モノも嗜むようになりました。 関係性オタクでもあり、別に男同士にこだわらず関わり合う2名以上を見ると妄想をはじめます。 パートナーとテイマーであってもそう言う目で見ます。若干同担拒否の傾向があります。 最大の問題として他者への共感が極端に薄く、人やデジモンを使って実験することに何の抵抗もないことがあります。 自身が提唱した『ネオテニー型進化理論』の実証のためにガードロモンの髭切三尉やパートナーのゴースモン(アルビノ)に同意の上で実験。 自身を被験体にして人体実験は"天"のヒューマンスピリットにどんな影響が出るかわからないために実行前に中止。 ですがこれを手放したことで両親の反対を押し切り彼らの不在時に実験を敢行。 現在の彼女は肉体成長速度が1/5になっており、20歳時でも12歳相当になると予想されます。 1/5という設定速度も一生を掛けて観測可能な範囲を考慮してのものです。 将来の妊娠出産と生まれてきた子供への影響など研究するために、彼女は自分の夫にしたい男の子を物色中です。 自分より先に死なれると困るので同年代以下で探しているようです。 こんな彼女ですが血統ゆえに身持ちは固く、イタズラしようという不埒者は死なない程度の毒の苦しみを死ぬまで味わうことになります。 赤瀬満咲姫を主として認識しています。 春原大吾について 秩序・悪  実はうちの子で2番目に倫理観が欠如しています。 他者への共感性が皆無のサイコパスであり、談笑している相手をその場で撃ち殺せる人物です。 共感性皆無故に空気を読まない発言をします。『中身のない怪物』なので内容も軽薄です。 人から言われたことは何も考えずに実行するタイプで、髭切三尉がいなければどうなっていたかわかりません。 自衛隊は彼の素質を活かせる天職であると同時に、怪物を閉じ込める檻でもあります。 また性欲が成人男性としては非常に薄く、それ故にそう言う話題に対するデリカシーが欠落しています。 同時にどんな女の子相手でもストレートに下心無くかわいいと言ってしまう側面があります。 幸いなことに破壊衝動や殺人欲求などがあるわけではなく、理論武装するほど頭がいいわけでもないため、ダメと言われたことや法律で禁止されていることは基本やりません。 逆に言うと頼まれれば文字通りなんでもやってしまいます。 まだそういう事態は起きていませんが、体を求められれば誰が相手でも応じてしまいます。