「メジロロック」
ダイワスカーレットのトレーナーはスカーレットに異常な愛情を向けらていました。最近ではストーカーまがいの事をされ、危うく逆ぴょいされるところをたづなさんに救われた程です。由々しき事態にメジロ家の技術で作られたセーフハウスが執務室に用意されました。ウマ娘の力では破壊できない素材で出来ており、中には充分な居住空間と食糧があります。
最大の特徴はメジロロックと呼ばれる256にも及ぶ多重鍵で96時間経つかリモコンで解除しないと開きません。

セーフハウスが設置された翌日の夜、残業で執務室へ向かうと早速自分を追ってくるウマ娘の走る音が聞こえます。今だ！トレーナーはセーフハウスに駆け込むとメジロロックのリモコンを出します。しかし追ってきていたのはマックイーンでした。

「してやられました！中！中にいますわ！」

叫ぶマックイーンの叫びに後ろを振り返るとダイワスカーレットが現れ、リモコンを奪われました！スカーレットはセーフハウスに潜んでいたのです！！
無情にもスカーレットの手により扉が閉じ、256個のロックがかかると彼女はリモコンを握りつぶします。タイムモニターには「あと96時間」と表示されました。

96時間の逆ぴょい…

本当に怖い話やめろ

私を含め、あらゆる人やウマはあらゆる世界のメジロゾーンに存在します。この話はその世界の一つに居る別のメジロパーマーが体験した親友とメジロゾーンのお話しです。

「ツンデレ」
ヘリオスはダイイチルビーに毎日ウザ絡みしていました。少々困ったルビーは実家が期間限定アトラクションとして作った大迷路をクリアしたら一日予定を開けます、と約束しました。

これ幸いとヘリオスは迷路に挑戦します。
迷路の途中途中には部屋があり、クリアする条件が貼られています。
500のポカリを飲む、でんぐり返りする、スマホで好きな曲をかけながら10曲歌い切る、などなど簡単なものばかりでした。ヘリオスは途中でメジロパーマーにメールを送って来ました。

「アゲー👆お嬢さあツンばかりだったけど迷路脱出したらアポっくれるって！これデレじゃない！？」

パーマーは仲の良さにちょっと嫉妬しつつも微笑ましく思い、やるじゃん！良かったね☝️と返信しました。

─しばらくしてヘリオスは異常に気付きます。
迷路が全く終わらないのです。泣きながら出口を探してもう10時間が過ぎています。いくつもの部屋を開けて、開けて、もう張り紙なんて見ていません。
何百個目かのドアを開けるとようやく出口と書かれたドアが現れました。ヘリオスは喜んで部屋に飛び込むとそこには何もなく、声も出せないまま奈落へ消えていきました。

2日間姿を見せないヘリオスに異変を察したパーマーはダイイチルビーを問い詰めます。しかし彼女は迷路になんか誘ってないと返事しました。困惑するルビーに怒りのあまりパーマーは思わず掴み掛かりながらヘリオスからのメールを見せます。しかしそのメールは文字が崩れており、グチャグチャでした。かろうじて読み取れた文字は


ツン 出 る デレ ない

こわ…

メジロゾーン助かる

はい今晩のメジロゾーンはここまで
これを見ているトレーナーも気をつけてください
メジロゾーンはいつだって光と影、科学と迷信の狭間そしてラモーヌの胸の谷間の間にあるのですから 

詰んでてウケる
撮っとこ

谷間助かる
今日怖かったからマジで助かる

え…普通に怖い話なんだけど

だが96時間後恐るべき事態に…

ラモーヌの谷間がなかったらブルってたところだ…

体格的にスカーレットさんをわたくしと間違えてしまうのは仕方ない事ですわ

困ったらラモさんの爆乳
爆乳感謝。

ストーリーテラーたるパーマーがたまに話に混ざってくるのが面白いね

>体格的にスカーレットさんをわたくしと間違えてしまうのは仕方ない事ですわ
マックちゃんよぉ…谷間作ってから言えよな

>マックちゃんよぉ…谷間作ってから言えよな
そこにあってそこにない
まさにメジロゾーンですわね

普通にホラーでなんか困惑する

御伽話系にはよくある話だ
ターボはなんぼ泣かせてもいいですからね

メジロの谷間で種絞る

こうして見てるとパーマーはミザリーっぽいような気がしてくる