深月:っ…！
七海:フェリシア！待ちなさい！
襟を掴み、すんでの所でハナミへ飛び掛かろうとするフェリシアを止める
深月:なんでだよ！？おっさんピンチじゃねーか！てかなんでアイツはおっさんと戦ってるんだよ！？
そんな事を言われても此方もどうしようもない、恐らくマギウスの者達に裏切りがバレない為の演技…だがこの勢いは…
七海:兎も角殺す気はない筈よ…それに、彼は…
不死身…の筈だ
本当にそうなのか？それを信じて良いのか？
彼は魔法少女じゃない、いくら魔法を使えるからと不死身などそんな浮世離れした力を持っているのか…？

1.七海:死んだら、承知しないわよ…っ！
dice1d1=1 (1)

さすがにカマエルによる実質不死を信じきれない状態だと不安がすごいか

ハナミ:はぁぁぁっ！！！
おっさん:ぐっ…！？
グレイヴフォームに変形させた戦斧を投げ付け、彼の胸を貫いてその辺の塔に縫い付ける
ハナミ:スパーク────
杖:『回避を推奨します』
おっさん:げほっ！…ちょーっとそれは難しいかも…！
四肢は動くが…深々と突き刺さった戦斧が外れそうにない
バリアジャケットは胸の部分が血で染まり始め、熱と痛みをじんわりと感じ始める
その間にもハナミは閃光舞い散る真紅の光槍を天に向かって伸ばす掌に浮かべ、いまにも投げつけんと構えていた
そして────
杖:『ラウンドシールド』
杖が光盾を複数正面に展開した瞬間、ハナミはそれを彼へ放った

1.ハナミ:────エンドッ
dice1d1=1 (1)

フェイトちゃんはその技放った後に…

>グレイヴフォームに変形させた戦斧を投げ付け、彼の胸を貫いてその辺の塔に縫い付ける
いくらカマエルあるからとだいぶやってるな…？

防御魔法は使えるのか

眩い光が周囲を支配する
ウワサに乗っ取られてしまった由比鶴乃でさえその光に釘付けに成る程の光
…由比鶴乃だけではない、七海やちよ、みかづき荘の魔法少女達、和泉十七夜や…マギウスの翼達…更には里見灯花達も釘付けにされていた
その光が収まった先に、「何が」あるのかと…
瓦礫の山？ピクリとも動かない彼の姿？ボロボロになった赤髪の男？
誰もが少なくとも無事では無いと…そう思っていた

────ただ、1人を除いて

ようやく光が収まり、全貌が明らかになる
衝撃により塔は崩れ、辺りは瓦礫が散乱し…土煙が上がっている
和泉:どう、なった…？
瓦礫の下敷きになってしまったのか…？最悪の状況を思い浮かべ、万が一の事を想定する
少女:ハナミ、ちゃん…
此処までする必要があったのか？いくらウワサの作成の為に彼の情報がいるからとはいえ…実の兄に此処まで…

少女:まさ、か…
正気を失っている巴マミの事を思い出す
もしかしなくともハナミは里見灯花達によってその身を操られて────
そんな事を想像してしまったのだからハナミの表情を確認してしまう
自分達に常に優しく振る舞ってくれた幼き魔法少女、その彼女の表情は────
喜/怒/哀/楽/無
dice5d100=13 13 39 57 38 (160)

まあなにやっても死なないし…それを確信してるのはハナミくらいだが

全力で戦えて楽しい！しかもずっと会いたかった大好きな兄と！

楽しいけど少し影を落としてる感じだ

素晴らしい数値が2つも

13は2個あるししかも楽しいのだ

ハナミ:っ…！

────笑っていた

その笑みに含まれるのは果てのない道楽
彼は終わらない、終わらせない
普段の優しさは鳴りを顰め、小さな八重歯を見せてハナミは笑っていた
最も…その笑みに含まれる意味など1人を除いてこの場の誰も知る由は無かったが
そしてその視線の先に────彼はいた
新品のように汚れひとつない服
胸部もまるで何事もなかったかのように…傷一つなかった
おっさん:中々、悪く無い手腕だな…流石は蒼天の魔導士
杖:『全く…後ろの塔が脆くて良かったですね、抜け出すのに時間がかかる所でしたよ？所でその二つ名…ああ、テスタロッサ女史ですか』
少女:う、そ…
彼もまた────笑っていた

>いくらカマエルあるからとだいぶやってるな…？
殺すくらいでぶん殴らないとクソボケには響かなんだ

滅多にないタイマンでの兄妹喧嘩だからな

非殺傷非破壊オフしてるよこの妹！！

ハナミ:全く…しぶといにも程度がありますよ？
おっさん:なぁに…俺の妹程じゃないさ
ハナミ:彼女の話はしないで下さい、私は今凄く機嫌が悪くなりました
おっさん:…ごめん、それはそうと────
お互い五体満足で空に浮かび…再度杖と戦斧をお互いに突き付ける
おっさん:まだやるか？
ハナミ:当然
あそこまで暴れに暴れたというのにまだお互いにやり続けるらしい…
ハナミ:私のデートは、まだ…
1〜3.柊:ハナミ、データは十二分に取れた…今日は引こう
4〜5.深月:おっさぁぁぁぁぁぁぁん！！！！！
6.
dice1d6=4 (4)

>ハナミ:彼女の話はしないで下さい、私は今凄く機嫌が悪くなりました
かわいい

澪の話題を出したおっさんに拗ねるハナミ可愛い
フフ…これは今は私だけに集中してくださいの意味だよ承太郎…

>おっさん:まだやるか？
>ハナミ:当然
ウワ鶴助けに来てるのに自分を勘定に入れてないおっさんに二人の時間が楽しすぎて我を忘れるクソボケ兄妹の図

愛らしいなハナミ…データ取りや裏切りの隠蔽なんて御託を並べてもこんな楽しそうに戦っちゃうんだから…

そこへ向かって来るハンマーを持った少女
必死の形相で地面を蹴り…ハナミ目掛けて振り下ろさんとする
それをハナミはひらりと躱し…彼の方を見る
ハナミ:また今度、ですかね…由比鶴乃を頼みますよ
おっさん:大丈夫だ、七海には十咎や梓みふゆ…それに環達もいる
そういう意味で言ったわけではないのだが…まぁこればっかりはゆっくり治して行く他無いだろう

>まぁこればっかりはゆっくり治して行く他無いだろう
治らなかった模様

一応ある程度時間かけて治すつもりだったんだろう
なんか観測外でアニレコ世界の出来事あって予定が狂ってそうだけど

その後、由比鶴乃はみかづき荘の魔法少女達の活躍で救助された
ウワサも破壊された事で里見灯花は不満を垂らしていたが…ハナミの記録したデータを閲覧し始めた途端、他の事などそっちのけでその記録に釘付けになっていた
少女:ハナミちゃんっ…！
フェントホープに着いた途端、ハナミに駆け寄り様子を見る
ハナミ:
1〜3.どうしましたか？
4〜5.…やはり、兄さんは強い…貴方もそうは思いませんか？
6.何故私の前であの女の話を……あっ、失礼…なんでもありませんよ
dice1d6=1 (1)

ハナミの事だから分かりにくくデータ隠してるんだろうなぁ

少女:あ、あの…大丈夫、なんですか…？
あんなに戦って平気なのか
いやハナミのお兄さんはどんな魔法を使ったのか…
それとも…
色々あり過ぎて考えがまとまらず…咄嗟に出た言葉もあやふやだ
ハナミ:ええ、
1〜3.貴方も怪我はしていませんね？
4〜5.楽しかったです…兄さんと戦えて
6.じゃれ合ったりなんて…中々出来ませんから
dice1d6=1 (1)

すっかり元通りのハナミ様に…本当にいい息抜きになったんだな…

ハナミ満足してツヤツヤしてそう

素を見せなくなったのは余裕が戻ったからなのか…それともこの後を気にしてるからか…

…この感じだとあの程度お遊戯にも満たなかったのだろうか
あんな戦いが続くようであればそれこそどちらかが滅びるまで終わらなそうで…なんだかあの時ハナミが敵視していたあの少女が言っていた事はあながち間違いでは無いのではと思えて来る
少女:ハナミちゃん…あんまり、怖い事はしないでね…？
ハナミ:……
1〜3.…大丈夫です、私が私である限り…彼を殺したりはもうしない
4〜5.…これからせざるを得ないと言うのに…酷な事を言いますね、貴方は
6.……もしかして、怖かったですか…？
dice1d6=1 (1)

もう…?

ハナミとハナミ'はデータの共有したのか？

これは…どこかで改変後の方の世界のハナミと記憶共有してそうか？
ハナミ'の方はおっさんが欠片になってるの知ってるから大丈夫な感じ？

ハナミも澪が真人'は生きてるって言ってたし砂浜におっさんきたりして生存は確認してるだろうけど殺すってのは穏やかじゃないな

少女:えっ
ハナミ:さ、行きましょう…此処からが本番ですよ
今なんと言った？もう？今の言葉が正しければハナミは彼を…
それを追求する間もなく、ハナミは里見灯花達とウワサの作成へ向かってしまう
そして由比鶴乃の一件から少しして…それは起きた
マギウス達による計画の最終段階、ワルプルギスの夜がこの神浜へと訪れようとしていた
そしてその時少女はブローチを…
つけていた/外していた
dice2d100=79 78 (157)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

改変後のハナミは真人'が目の前で消えた時自分のせいで…って発狂してたからな
同じハナミである以上同じ発想になる可能性は高い

紙一重で駄目だった

正直言うと…外そうとしていた
だってフラワースピーカーのウワサをあれこれしてる里見灯花がブローチがどうたらこうたらと漏らしていたのだ…(恐らく自分と柊ねむ以外誰も居ないと思っていたのだろう)
しかもよりによってワルプルギスの夜が来る前日に
いやこれがフードとブローチ貰った時だったら疑う事はなかったと思う
だが前日だぞ？そんな時に態々そんな事を話すか？
という訳で外そうと思ったのだが…何故かハナミに止められた
ハナミ:ブローチは着けたままで
少女:あの…ハナミちゃん、嫌な予感が
ハナミ:着けておいて、下さい
少女:ねぇ何が起こるの？死ぬ事は流石に無いと思うけど何が起こるの…！？
ハナミ:………取り敢えずなんとかしますので付けておいてください
少女:それ絶対何かあるやつじゃ無いですか！
1〜3.自分が制御出来ないタイプの！
4〜5.…わかりました付けておきます… 6.…もしかして暴走────
dice1d6=6 (6)

鋭い

ハナミ:まだ気づかれるわけには行きません…ですので
少女:あの…出来るだけ他の人に被害が出ないようにお願いします…
これで魔法少女以外の人にも襲い掛かったりでもしたらそれこそ鼻つまみ者だろう
ハナミ:それについては御安心を、兄さんが助けてくれます
少女:…こ、根拠は…？
ハナミ:
1〜3.兄さんは貴方達の事も助けてくれる筈です、貴方達は助けられるだけの理由と行動をしていますから
4〜5.みかづき荘の魔法少女も止めようとするでしょう、なら兄さんも彼女らに手を貸す筈です
6.「私の」兄さんだから、では不十分ですか？
dice1d6=4 (4)

さすがに兄妹惚気は控えたか