●-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------● 『薬草祭 THE GOLDEN』参戦作品、【ふたなりメイドと戦ってえっちな事をしてもらうゲーム】本家では実装ないだろう要素のファン活動二次創作SS ●-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------● →えっちな事 「ふふ、君がご主人様らしい振る舞いをしてくれるというのはメイド冥利に尽きるけどね」 青い髪をしたメイド──スカイブルーは情事を前に主人である少年へと期待の微笑みを見せた。 口調と違わず凛々しい顔立ちメイドたが、女性らしさが皆無といわけではない。 少年やメイド本人の顔よりも強大な乳房は言うまでもなく、青髪はポニーテールをまとめているのは、黒のラインが入ったフリルを持つ大きな白色のリボンで、シンプルながら女の子らしい可愛さをアピールしている。 そんな女らしい肉体や装いに反して、少年の目の間にはメイドの体の一部が雄々しくそそり勃っていた。 ペニスだ。 少年に仕える美しき三人のメイドは皆、このように並みの男よりも優れた男性器を備えたふたなりメイドである。 同じ屋根の下、一緒に暮らす少年には先刻承知。いや、そんな彼女たちの身体に興奮を覚え、性的な行為を望んだのは彼自身だった。 今も少年はメイドの股間で隆起した肉棒に欲情し勃起している。 そのメイドのものは、長さは倍以上、太さは三倍どころではなく、体格差を考慮に入れても向き合いになった少年のものとは段違いの圧倒的なサイズ差だ。 戦闘訓練に敗北した主人を、メイドがふたなりペニスでお仕置きする敗北エッチであれば、この並びは男である少年のものよりも巨大なペニスが彼を犯すという、処刑前の見せ槍に似た行為になっていただろう。 だが、今宵は違うのだ。戦闘訓練でメイドに勝利したことで、少年が改めて格付けを行い主従の在り方を知らしめる……。 いや、単純に……大好きなメイドにもっとエッチなことをしたいという、少年の欲求を叶える場であった。 即ちこの場においてメイドの巨根は、奉仕者としてなすがままの無防備に晒された急所であり、若い性欲を受け止める媚肉なのだ。 倍以上のサイズに臆することなく、少年の可愛らしいペニスはスカイブルーのふたなり勃起ちんぽに己を擦りつける。 仔犬が成犬にじゃれついたり媚びたりするような……そんなイメージを普段のスカイブルーなら連想したであろうが、 (ご主人様、本気なんだな……) と生唾を飲み、置かれた状況を実感していた。 小ぶりな少年の肉棒が行っているのは、犬で例えるのならマーキングだと、彼女は主人の意図を理解していた。 この若い主人に仕えた時から、スカイブルーの身も心の彼のものだ。 度重なる成長でメイドに戦闘で勝利した少年に、おま●こやアナルすらも捧げた。けれど何度も体を重ね、心を繋げるたびに、もっと溺れたいのだと彼の欲は尽きない。 (ああっ❤ それは私もだよっ❤❤❤) だから今日、スカイブルーは本当の意味で、自分のふたなりメイドちんぽの所有者を少年にすると認めたのだ。 若く青臭い性の先走り汁を塗りたくられ、ぬるぬるになったふたなりの肉棒が、これからを情交を想い熱く脈打っている。 「愛撫はもう十分だよ。さあ……君のしたいことをする時間だ」 メイドの言葉に嘘偽りはない。彼女の亀頭も鈴口からカウパー腺液を染み出させ、とろとろになっていた。 少年も我慢の限界のようだった。小さく何度も頷くと、互いの肉棒の先を擦り合わせる。 くちゅくちゅと二人のカウパー腺液が混じりあう淫らな音。 スカイブルーにとって過去に聞いたことのある粘り気のある体液の交換が、兜合わせによって再現される。 主人を愛するが故に、乱暴にしたい意地悪をしたいと思う彼女にとって、この行為は幼くとも男である主人に、女である従者のペニスの方が立派であると視認と接触と否が応でも教え込ませる、少年の敗北えっちの一種。 ……だったのだ。今日、戦闘訓練に勝った少年は、スカイブルーにも彼女のふたなりちんぽにも敗北していない。勝者は主人である少年の方だった。 むしろ、あの日から既に、若き主人の欲望は注がれていたのかもしれないと、メイドはこの時になって思い至った。 『どうだい? このぷっくりとした亀頭の膨らみ』 『大きさに相応しく尿道口にも差があるみたいだね』 『ザーメンの吐き出しあいになったら……君のものが溺れちゃうよ?』 『長さも……ほら、こうして横並びになったら……私の亀頭が君のおなかにくっついてるのに、君のは私の半分の長さもないんだ❤』 時間を掛け、少年に見比べさせながら、メイドは互いのものの形と大きさの違いを語った。 それはまるで……商品が自ら宣伝している様を、上客が満足げに耳にし眺めているようではなかっただろうか。 「ひょっとして……❤ あの日、私にこうするように仕向けるため、わざと負けたのかい❤ 君がこうする準備のためにっ❤」 答えを待たず、メイドはふたなりちんぽの先を押し付ける。鈴口をぱくぱくと動かし、互いの亀頭の中心の肉襞を絡み合わせた。 「ふふっ❤ 誓いのキス、さ❤」 いつかと同じセリフ。そのセリフは別の機会で向けられたセリフと対になっていることを、少年は情交の思い出とともに脳と欲棒に刻んでいる。 最後の理性をメイドによって溶かされ、若き主人は雄欲に呑まれ腰を突き出した。 「お゛お゛お゛っ……❤」 普段は澄ました顔の凛々しい青髪メイドが、未知の快感に喉を震わす。 ぐじゅるっ! ぐちゅじぃ……っ!と尿道球腺液と肉の摩擦が、初めて聞く音を奏でるのを聞きながら、オンナはだらしなく舌を垂らした。 青髪のメイドは開口しながらも息を吐くことも適わず、代わりに口から切れ切れに漏れ出すのは雌豚の如き鳴き声。 「お゛っ❤ ごっ゛❤ ぶっ゛……びぃ゛っ゛❤ お゛お゛おっ❤ お゛お゛お゛っ……❤」 小さいと揶揄った主人の子供ちんぽの肉傘が、多くのザーメンを吐き出せると誇ったメイドの鈴口を窮屈そうに前進し、拡げていく。 未知の感覚。敗北えっちの主人にお掃除フェラで尿道に残った精液を啜らせたのとは違う、先っぽを舐められたどころの比ではない質量の肉が、ふたなりのペニスを内から満たす。 ふたなりメイドの陰茎亀頭が膨らんでいるのは、自分よりも小さな亀頭を咥え込まされ、強引に変形させられているからだけではない。彼女は生殖器を犯され興奮していた。 加虐と被虐の性的嗜好を併せ持つメイドは、その証拠に主人から与えられた新たな感覚に震え、びくんびくんと悦びで肉を脈打たせ、反射的に括約筋を動かした。 膣とも肛門とも、唇とも指とも違う、媚肉の急な締め付けに不意を打たれ、先走り汁を垂らす少年主の亀頭は挿入ったばかりで精を吐き出した。 びゅくっ! びゅるるっ! びゅるるるぅっ!!肉穴を掘削し、最奥で胤を吐き出す機能を与えられた雄肉が、まだ『入口』を潜り抜けるよりも前に、白濁を撒き散らす。 若さゆえの暴発だと、いつものメイドであればその未熟さを愛おしと言葉にしたであろうが、新たな肉結は女から余裕を奪っていた。 (オンナにぃ…❤ ご主人のオンナにされてしまっているぅぅぅ❤ 私のここっ❤ ご主人のモノにされてるぅ…っ❤❤❤) 尻穴を性器にされるものとは比較にならない、被征服欲。女の形に備わった唯一の男の形が、主人によってオンナのものにされていく悦び。 挿入するのではなく挿入されるための性器として、ふたなりのペニスが先端から最奥へと作り替えられる先ぶれをメイドは感じ取っていた。 ふたなりの亀頭肉が若い雄の亀頭を包み込み、ザーメンをびゅーびゅーさせるべく手伝う雌肉の奉仕。 一瞬で終わる外に『出す』ための射精ではなく、相手に中に『出される』射精。 鈴口を通り抜ける感覚なく尿道内部へとじんわりと沁み込んでいったのを、メイドは肉が味わう情欲で理解する。 (あっ❤ あっ❤ ご主人がぁ……ご主人が私の中に広がってぇ……これ、これはっ❤ 私が塗り替えられていくぅ❤❤❤) ふたなりちんぽの尿道が、自身のカウパー臭よりももっと強い他人の肉欲で充満していき、ペニスの表面だけでなく内側のマーキングが始まったのだ。 ザーメンだけでなく、雄肉棒もまたそこに到達するのだという予告。その手伝いをできたのだと、未だ広げられたままの鈴口がぶびゅぶびゅと汁を垂らし嬉しそうにひくつく。 潤滑液を増した尿道内部に、少年のペニスが前進する。彼の腰の使い方は、スカイブルーは教えたものだ。 主人を無茶苦茶にしたいという思いと、主人に激しく犯されたいという願望で、逆アナルを介して少年の身体に覚え込まされた動き。 それを教え込んだペニスをオンナの性器に作り替えるために主人に使われる。少年のペニスが前進する。 「お゛っ❤ ぶう゛う゛っ゛……ぶぶびぃ゛っ゛❤ お゛お゛う゛っ❤ お゛っ……❤❤❤」 ペニスの先端がぶよぶよとした肥大肉を潜り抜けた感触に、ふたなりメイドは仰け反り獣じみた嬌声をあげた。 貫通の完了。穴として広がった鈴口に、陰茎本体が通っていく。先端部よりも細いとはいえ、尿道を隙間なく埋める肉の質量。 メイドがそれを感じるのと同等以上に、少年もまた挿入を成し遂げたという実感を味わっていた。……だが、もっとなのだ。 少年の掌がスカイブルーの手を包む。それは主人が挿入しやすいように自分のペニスを掴み固定していたメイドの手を、少年が掴んだということだった。 「あ゛っ❤ はぁあ゛……っ❤ そう……そのまま゛っ、動いて……貪る、ように……❤❤❤」 完全に主導権を受け渡す。それを伝えるために、メイドは獣の鳴き声ではなく人の言葉を覚束ない調子で口にした。 それが今宵、青い髪のふたなりメイドが喋ることのできた最後の時間だった。 愛する女性を全て味わうために、互いの肉を蕩けさせ交わるために、少年がまず腰を引く。 尿道からペニスが排出されていく感触と、次に起こるであろう快感の期待に、ふたなりメイドは己の被虐心が歓喜の声をあげるのを聞いた。 そしてその声は、獣の鳴き声として夜通し屋敷に響き渡るのだ。 「お゛っ❤ ぶっびぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃっ゛❤❤❤ お゛お゛っ❤ お゛お゛お゛っ゛……❤」 夜が更けていく……。