ねむ:さて…ウワサを作るにあたって今の情報だけでは彼に対抗出来るかは些か不十分な気がするんだ
少女:はあ…
何故自分も交えてそんな重要な話をしているのだろうか
帰っても良いか質問出来る空気ではないし…せめて此処からマギウスの魔法少女が増えない事を祈るばかりだ
1〜3.ハナミ:実戦データが欲しいのであれば由比鶴乃を餌に誘き寄せましょう
4〜5.アリナ:何してるワケ？
6.灯花:にゃー
dice1d6=6 (6)

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

にゃー

げ
灯花:ねむもハナミもこんな廊下で何してるのー？
ハナミ:灯花、件の魔法使い用のウワサですが────
と、何やら難しい話をし始めたのである程度は聞き流す
何か多分大事な話をしているのだろうが…残念ながら私には猫に小判馬に念仏豚に真珠だ
灯花:
1〜3.それじゃあキレーションランドのウワサを囮に使うってことー？
4〜5.所でわたくし達にそのハナミの持ってる武器は使えないの？
6.会ってみたいな…そのエースオブエースって人
dice1d6=6 (6)

ねえ記憶戻ってる？記憶あるよね？

まあ優しい人だからな…

ハナミ:…会えますよ、いつか必ず
10年も生きた魔法少女だ、里見灯花も惹かれる所があるのだろう
それにしても時々ハナミは未来の事を知っているかの様な言動をするが…未来予知の能力でも持っているのだろうか
灯花:根拠は？
ハナミ:彼女が生きている事、彼女と私が長い付き合いである事、彼女を此処へ連れてくる事が出来る事、以上3つの事から先程の返答をしました
そのハナミの返答に里見灯花は満足そうな顔をする
信頼しているのだろう…裏でどうなっているのかも知らずに
ねむ:
1〜3.天音姉妹には申し訳ないが…彼等を案内する為に動いて貰おう
4〜5.ウワサと魔法少女を合体させるのは未だ未解明の部分が多い…万が一のサポートは頼んだよ
6.むふっ、今度そのエースオブエースについて詳しく教えてほしいな
dice1d6=2 (2)

管理局員だからな…

ハナミ:了解です、では
こうして天音姉妹は知らぬうちに誘き寄せる為の餌になり
キレーションランドでの目的はエースオブエースのウワサバージョンアップとなった
そしてみかづき荘にはハナミがそれとなく情報を流し…
梓みふゆ、十咎ももこ、和泉十七夜と余計なメンバーが増えながらも無事にみかづき荘の魔法少女と件の魔法使いを誘き出す事が出来た
少女:ハナミちゃん、今回は私達どうすれば良いかな…？
ハナミ:
1〜3.手を出さぬ様に、としか言えませんね…
4〜5.出来るだけ私と兄さんから離れて下さい
6.…何があっても私を信じて待っていてくれますか？
dice1d6=4 (4)

8章で見て見ぬフリするからな…

慕ってくれた相手を裏切ることになるからな…精霊達やフラクシナスの面子は割り切ってくれるけど弱き者達は心配だよね…

そう言い残してハナミは羽根達を蹴散らす兄の元へと向かう
離れていろ、それはつまりハナミは兄と戦うつもりなのだろう
少女:ハナミちゃん、お兄さんと戦う事になって辛くないのかな…
黒羽根:きっと辛いに決まってますよ…！！！おかしい…！！ハナミ様は一緒に戦う姿が美しいのに…でも兄妹別れて争う姿もまた…ああっ！
少女:…
それにしてもこの黒羽根はなんとかならないのだろうか
そうため息を吐きながら…少女は空を見上げる
空には…数多の星が瞬いていた

正直むしろ兄とじゃれ合うのは楽しいまであると思う

おっさんは鶴乃のために急いでるから羽根も蹴散らすか

おっさん:……張り合いがないな、これなら環達の加勢に行くべき…ん？
地面に倒れ伏す何人もの羽根達
全員身体が痺れているのか、ピクピクと全身を痙攣させ…動く事が出来ない状態だった
ハナミ:…
モブ黒羽根:は、ハナミ様…あの男の強さは異常です…どうか気を付け────
黒羽根の1人が危険性を伝えようとし…言い終わる前に気絶してしまう
他の羽根達も同様に気絶している為、転移させフェントホープで待機してる子機に対応させる
ハナミ:
1〜3.…ええ、良く知っていますよ
4〜5.兄さんが強いのは当然の事ですがね
6.確かに兄さんは強い…でも
dice1d6=2 (2)

ここでみふゆが本格的に反旗を翻すが…

なにか問答はあるのかな

>ここでみふゆが本格的に反旗を翻すが…
鶴乃のために立ち上がれるのを見てやはり私の目に狂いはなかったとみふゆへの好感度更に上がりそうなんよ

周りではみかづき荘の魔法少女達、十咎ももこや梓みふゆなど元みかづき荘の魔法少女、七海やちよの友人の和泉十七夜などが由比鶴乃を救う為に一丸となって戦い…それにマギウスと全霊を持って対抗しようとしていた
そこには勿論ウワサと合体した由比鶴乃もいて…
だが、そんな事はどうでも良かった
兄さんが目の前にいる
ならそれ以外の事など有象無象に過ぎない
おっさん:ハナミ…もしかしてお前が相手なのか？
ハナミ:はい、兄さんに是非手合わせを願いたくて
口角が上がる、胸が高鳴る気がする
嗚呼、自分はこの感情を抑える事が出来ない…！
おっさん:そっか…
1〜3.じゃ、全力で行くぞ！
4〜5.なら兄妹喧嘩と行くか！
6.
dice1d6=3 (3)

同じなんよ

ハナミ:ええ！
バルディッシュ・アシュクロフトを一気に振り上げ、バリアジャケットを切り裂こうとする
しかし浮遊しながら宙返りをした彼はそれをヒラリと躱し…
おっさん:────シューット！！！
無数の光弾を間髪いれずお見舞いしてくる
ハナミ:アシュクロフトランサーッ！！
1〜3.ファースト
4〜5.セカンド
6.サード
dice1d6=3 (3)シフト！

まずはフェイト譲りのファーストシフト！

赤色の魔力光がカッと光り、斬撃と共に複数の光の波の様な物が彼を襲う
かつて5つに別れた友人の力のうちの一つ
絶対なる防壁…それを攻撃に転じさせる
おっさん:盾…じゃない！
彼が放った光弾はペシャンコに潰れ、次々と爆散する
こうして相殺された攻撃に混じって戦斧の切先を振り下ろすが…残念ながら杖に防がれてしまう
おっさん:あっぶな〜…
杖:『
1〜3.無駄口を叩く暇があれば動いて下さい
4〜5.流石はあの金の閃光の知り合いですね
6.…成る程、面倒な手を使う様ですよ、我が主
dice1d6=3 (3)』

ちょっとご機嫌斜めな時期のアストレアだ

ちょっと前にみたまさんとなぎたんで神クソポイント溜まってるからな…

おっさん:はいはい！全く…折角ハナミが戦ってくれてるんだ、肩の力を抜いて…っと！
杖:『相手は妹とは言え敵の立場なのですから────』
彼の持つ杖が槍の様に鋭く尖る
その先に光が収束し────
杖:『叩き潰しなさい』
おっさん:────バスタァァァァァァッ！！
引き金を弾き、光線が此方へ向かってくる
防がなければひとたまりも無い…が
ハナミ:
1〜3.…ソニックフォーム
4〜5.ザンバーフォームッ！
6.…
dice1d6=1 (1)

まんまフェイト

杖:『躱されました』
おっさん:見れば分かる！こっちも加速するぞ！
マントとスカートを排除し、身軽な姿となる
腕の装甲と足の装甲の一部が開き、真紅の光の翼が生え、勢いを付けて飛び立つ
そしてそれを追う様に彼も足の翼の光を更に強め…ドッグファイトが始まった
七海やちよ達が戦っているど真ん中を地面スレスレで通過し…観覧車の隙間を糸を縫う様に擦り抜け、背後から迫る光弾を体を捻らせながら鎌状になった戦斧を振り回す事で撃ち落とす
ハナミ:
1〜3.流石、防御を廃した速さに勝るものはありません
4〜5.空を飛ぶのは気持ちが良いですね、兄さん！
6.ふふっ…ははっ！あははは！
dice1d6=3 (3)

>ハナミ:
>1〜3.流石、防御を廃した速さに勝るものはありません
防御0出力10だからな…

おっさん:ああ！当たらなければ…
ハナミ&おっさん:「「どうということはない！」」
杖:『……はぁ…』
しかしいつまでも飛び回っていては味気ない
急制動を掛けてその反動で再度斧状になった戦斧を勢いのまま叩きつける
おっさん:ぐぅお…っ！！
咄嗟に杖を横に構え、光の盾を前面に張ることで彼は防いだが…衝撃までは殺し切れず、地面に叩き落とされる
おっさん:ぐはっ！
その様子を見た金髪のハンマーを持った魔法少女が此方へ向かってくるが…黒羽根達が抑えてくれた
そうだ、邪魔などされてたまるものか
これは兄さんと私の戦い、私と兄さんだけのもの
おっさん:へっ…やるじゃねーか
杖:『全く、2人とも程々に…って言っても無駄ですかそうですかそうですね』
ハナミ:さぁ…続けましょう、兄さん

赤字だ

おっさん:ああ、続けようぜ…俺達の────
ハナミ:私達の────

1.戦争〈デート〉を
dice1d1=1 (1)

という訳でここまで