「頼まれてた分の穴掘りも終わったよ。」 「ご苦労さまホリィ、今回の分の報酬だ。」 平和島の駅から少し離れた住宅街、足場と防音シートで囲まれた建物は、つい先日まで名張茜が下宿していた賃貸である。 この半年で住人が一人、また一人と転居し、つい先日にはとうとう住人が茜だけになっていた。 その茜も退去し、解体工事がはじまったのが――今日のことである。 すでに建屋は跡形もなく、その跡地は地下深くまで四角に深く大口を開けていた。地下の水道管や電線の類は丁寧に迂回されていた。 「毎度どうもー。おじさん相変わらず気前いいねえ。」ホリィと呼ばれた少女の背後に佇むのはディグモンである。どうやらこのディグモンの力を借りてわずか一日で解体から掘削までを済ませたようだ。 「スポンサーがいるんだよ。」仕事の依頼主、名張蔵之助はおじさん呼ばわりをスルーした。 「あんなにデジゾイドかき集めて何たくらんでんの―?」 「それは秘密。今の報酬全部返してくれるんなら教えてもいいけどね?」 「あーウソウソ、やっぱナシ!タダ働きなんて冗談じゃないよ。」ホリィは大げさに両手を顔の前でブンブンさせて否定した。 「あはは、残念。じゃあまた、まとまった量のデジゾイドが掘れたらよろしく。」 「じゃーねー、毎度ありー。」そっけない様子でそう言うとホリィはディグモンに跨り、穴の中へ飛び降りた。おそらくそのまま地中を進んで帰るのだろう。 さて自分たちも一旦帰るか、そう思った時、スマホの呼び出し音が鳴った。画面の表示を見て嫌そうな表情をする。 「……僕だ。」 「対象、まだ動きがありません。」築地、国立がん研究センターの屋上。双眼鏡を覗き込んだまま二尾橋源乃は報告した。 『了解、そのまま目を離さないで。』インカムから烏藤すみれの声が響く。 『要救助者の身元データの照合結果出ました。』続いて明智秀人が報告する。『5年前のデジモン事変の行方不明者リストに特徴の一致するものあり。』やっぱりか、と筧宗介が呟く。『年齢は当時11歳、両親と妹は現在も行方不明。』 「16歳っていうふうには見えねえなあ。」二尾橋の傍らにいるベアモンが右手をかざして見る。その先、築地本願寺の境内に見えるのはメカノリモン……なのだが様子がおかしい。 頭と一体化した胴体、その上に何か乗っている。一見頭が生えたように見えるそれは奇妙なマスクとポンチョを組み合わせたような姿で、その裾から伸びた触手の先端がメカノリモンに突き刺さっている。更にそのポンチョの真下、透明なドームの下に小学生ぐらいの男の子が見えるが、気を失っているようだ。 「あせるなよ、源乃。」目をそらさずにベアモンが言う。「あのバリアをなんとかしないとどうにもならねえぞ」 新人の二尾橋はこれが初出動である。書類上は同期の二人に比べて合流が遅れたのは一人だけ出身地の旭川で研修を受けていたためだが、そのせいか自分一人だけが新人のような錯覚を受ける。明智と色井は電脳犯罪捜査課への配属以前から対デジモン戦経験が豊富という情報も二尾橋を萎縮させていた。 「おう、遅れたスマン。」築地本願寺の駐車場に止まる警察の指揮車、そこにデジ対の芦原倫太郎とドウモンが入ってきた。 「芦原さん、遅いですよ!」烏藤が抗議の声をあげる。 「仕方ねえだろ、こっちは赤坂なんだから。んで、状況はどうなんだ?」リアライズ発生の報告を受けてから20分、緊急車両であっても渋滞の影響は完全には無くせない。。 「千日手ってとこです。」筧が説明する。「あのデジモンの中に子供が乗ってるんです。とりあえずデジモンを眠らせようと麻酔弾で狙撃したんですが、なんか変なバリアで防がれちまいましてね。バリアを破れそうな強力な攻撃だと中の子供がどうなるか分かんねえから、どうしたもんかってハナシで……」 「とりあえず今は色井君が抑え込んでてくれてますけど……メカノリモンってあんなに頑丈だったかしら?」 「間違いなくあの上に乗っているやつのせいでしょう。」烏藤の疑問に明智が反応する。「過去のデータに類似するものあり。ADR-03、コードネーム『ペンデュラムフィート』。デ・リーパーと呼ばれる一群です。ですが……」そこで口をつぐむ。 「細部が異なっているようですね。」ドウモンが口を挟む。「憑依的な行動をするという話も聞いたことがないですね。私の見た所、何者かの手が入っているのではないかと。」 「それで、詩虎の奴はどこ行ったんです?」筧が芦原に尋ねる。「あいつのベルゼブモンが頼りだっていうのに」 「もう筧さん、ちゃんと無線を聞いてなかったんですか?」呆れたように烏藤が言う。 「こちら詩虎、今到着しました。配置につきます。」詩虎ヨリオとベルゼブモンは歌舞伎座タワー屋上にいた。すでに事件を聞きつけたのか、報道ヘリコプターの姿がちらほら見える。 『あっ詩虎さんお久しぶり、じゃなくて助けて!これキツイんですよ!』インカムから色井恋夜の情けない声が聞こえてきた。 『色井君、私語しない、弱音吐かない、今任務中でしょ!』 『そんなこと言ったってすみれ先輩、こいつ相手に付かず離れず、傷つけないように抑え込むのってムズいんですよぉ!動きも結構すばしっこくて、接近戦でコイツの不意をついて首だけ狙うのってちょっと無理ですよ!』人質さえ居なければ速攻でぶちのめせるのに、という言葉は飲み込んだ。助けるべき対象を邪魔者扱いするような舌を彼はもう持たない。 「やっぱ遠距離からの狙撃しかないか。でもどうする?警察の新人の狙撃銃じゃ通じねえし、俺の銃で狙撃は無茶だぜ?」ベルゼブモンの持つ銃ベレンヘーレは接近戦用のショットガンだ、こんな遠く離れた高所から撃って当たる武器ではない。 「それは僕に任せてよ。」 「うわっ!びっくりした!……名張さん!?」突然背後からの声に驚いた詩虎が振り向くと名張がいた。「いつの間に!?っていうかここビルの屋上ですよ?」 「いいかいみんな?今から作戦を説明するよ。」詩虎の言葉を無視して名張はインカムのマイクに話しかけた。 『あの敵のバリアを打ち破れそうな狙撃銃を空輸してもらってる。エリコンの25ミリを手持ち化したもので、習志野のDレンジャーで試験中の、生身の人間では扱えない代物だ。ベルゼブモンくん、君が頼りだ。』源乃は初めて聞く声だが、名張という名前には聞き覚えがあった。たしか公的機関の使うデジモン用特殊プラグインを開発した人物だと……あれ、そう言えばこの前すみれ先輩と話してたジャーナリストの人も名張じゃなかったっけ? 『クロンデジゾイド弾頭にリアライズ阻害コードを組み込んだ対デジモン弾は5発しか使用許可が出なかった。発砲直前にテイマーによる発砲許可プラグインを使用しないと撃てない仕様だ。ヨリオくん、頼むよ。』 『はい、任せてくださ』 『デジタル大臣と内閣総理大臣の許可が出てはじめてプラグイン側のロックが外れる多重ロックだ。焦らないようにね?』 『……そうりだいじん!?』詩虎の声が上ずっている。無理もないと二尾橋は思った。 『二尾橋くん、だったかい?』急に自分の名を呼ばれて二尾橋は驚いた。「はっ、はい!二尾橋です!」 『はじめまして、だね。細かい挨拶は後にするね。君には退化プラグインを使ってもらう。レナモンがそっちに持っていく。』 「こちらに」 「うわっ、びっくりした!……あなたが、レナモン?」突然の声に振り浮くと、そこに狐型のデジモンが立っていた。 『奴を切り離したらその弾でメカノリモンを撃ってくれ。そのままの状態でデ・リーパーをただ物理的に分離しても命令コードが残ってたり自己保存プログラムを産み付けられたりしてると面倒なことになるから、一度救出対象を退化させて状態をリセットさせる。』レナモンの手には白い帽子を被った青い妖精の絵が描かれていた。……この絵はどういう意味なんだろう? 『残念ながらのんびりとヘリコプターを停めて受け取ってる余裕は無い。ベルゼブモンくん、上空から投下するから受け止めてくれ。大丈夫、君の能力とボーラがあれば問題ないよ。なあに、必殺技バンクみたいなもんさ、気楽に決めろ!』 『……以上が作戦になる。何か質問は?』 「名張主任はあのデ・リーパーと戦った経験がお有りで?」明智の質問に指揮車内の全員が彼を見る。 『あっはっは、ある訳無いだろう?あと主任って何のことだい?』 「……失礼、勘違いでした。」そう言って明智は黙り込んだ。 「芦原、来たようです。」あらぬ方――いや、東の方を向いてドウモンが言った。 『こっちからも見えた。木更津から習志野に寄って築地だからずいぶん遠回りだったけどようやくのご到着だ。』 二尾橋のいる屋上からは東の空から近づいてくる飛行機が見えた。否、その高度は空と呼ぶには視線が低く、その機影は飛行機と呼ぶには些かプロペラが巨大であった。ニュースなどでも見かける機会の多い――V-22オスプレイ輸送機。それがビルの屋上と大差ない高度で、ものすごいスピードで近づいてきていた。優秀な狙撃手である彼女の視力は、そのオスプレイの後部ランプが開いていく様子が見えた。 「来たぞベルゼブモン、ボーラを……」 「いや……必要ねえ。」詩虎はボーラ――粘着球つきワイヤーのプラグインで引き寄せようとしたが、ベルゼブモンは断った。オスプレイは二人の直上を通過する直前で後部ランプから長く大きな物体を投下、それは制動傘で速度を落としながら、しかしベルゼブモンのいる位置に正確に落ちてくる。 「さっすがスノハラ三尉とガードロモン二尉、見事なもんだ。」名張がオスプレイを見上げながら言う。閉まりゆく後部ランプの向こうに、まだ若い迷彩服の青年と、並んで三色迷彩のボディーのガードロモンが見えた。 落下してきた物体をベルゼブモンは両腕で受け止め、同時に制動傘が切り離される。そのままその物体――生身の人間が持つには明らかに大きすぎる、全長3m近い機関砲――を、構えて射撃体勢をとる。その姿はさながら、翼のないブラストモードとでもいう様相だった。 『安全装置解除』合成音声が聞こえた。詩虎の持つカード、発砲許可プラグインからだ。ついでに緑色だったカードが赤く光りだす。 「行くぞベルゼブモン!」 「おう!」詩虎がプラグインを使用すると、ベルゼブモンの視界にメカノリモンの姿が大きく映し出された。機関砲に備え付けられた複数のカメラとセンサーからの情報がデジモンの視野に直接転送される仕組みのようだ。 『最終安全装置、解除』合成音声が告げると同時にカチリと音がしてトリガーが可動状態になる。 「たのむぜ、恋夜。」詩虎とベルゼブモンの眼が、若い警察官とそのパートナーたちを見る。 「駆駆裂空斬!」レッパモンが突撃する。そのような大振りな攻撃が当たるはずもなく、なんなく避けたメカノリモン=デ・リーパー。勢いは止まらず、メカノリモンの背後を取ろうとしたディアトリモンに当たりそうになる。 「あっっぶねえぇ!気をつけろレッパモン!」たまらず態勢を崩して翼で体を支えるディアトリモンと、地面にぶつかって着地はしたもののよろめくレッパモン。ベテランらしからぬ連携を欠いた攻撃にこれをチャンスと見たのかメカノリモン――の上のデ・リーパーが攻撃態勢をとる。大技で仕留めるつもりなのか、足が止まる。二体のデジモンが、ほくそ笑む。そう、この連携失敗は罠―― タァン。思ったよりも軽く短い、しかし一瞬周囲が静寂に覆われたように感じられる程に大きな音。一瞬遅れてガキィン!という音が響く。 『残弾4』合成音声が残りの弾数を告げる。ベルゼブモンの拡大された視界には、大きくよろめいたデ・リーパーの姿が見えた。まだその体はメカノリモンの上にあるものの、バリアはひび割れ、物理的な衝撃で倒れそうになるのを堪えているようにも見える。 「もう一丁!」再び大きな発砲音。『残弾3』今度は頭部のバリアが割れる。まだ倒れない。 「ベヒーモス!」ベルゼブモンはもう一人の相棒とも言うべき自分のバイクを呼び出す。即座に現れたそれに跨ると同時に詩虎の首根っこを掴んで自分の後ろに乗せた。 「ヨリオ、ボーラくれ!」要求しつつバイクを急発進させるベルゼブモン。たちまちビルの屋上から愛馬とパートナーごと跳び出す。 「投縄プラグインB、ボーラスパイダー!」詩虎が発動させると同時に左手で愛銃ベレンヘーナを構えて撃つ。照準は敵との中間地点にある築地松竹ビルの最上部。そこに命中した粘着球は強力にくっついて、ワイヤーでもって支えられたベルゼブモンたちはブランコのように弧を描いて落下。その様子はさながら赤と青の蜘蛛男ヒーローを彷彿とさせた。 タァン。『残弾2』落下しながらも再度発砲、再びデ・リーパーがバランスを崩す。ベルゼブモンたちの落下する勢いは推進力となって再び彼らを上空高く持ち上げ、あっという間にメカノリモンの真上高くに躍り出る。 「喰らいな。」バイクに跨った悪魔が巨大な砲を撃ち下ろす。近距離故にタイムラグの無い発砲音。とうとうバリアが耐えきれずに砕け散り、デ・リーパーはメカノリモンともども転倒した。 『残弾1』 「今だ源乃!」ベアモンがそう言うと同時に、二尾橋は発砲する。故郷で使い慣れたものとほぼ同形式の豊和M1500ライフルが火を吹く。退化プラグインを内蔵した弾丸は過たずメカノリモンに命中。その体は光を発しながら縮んでいき、その光が霧散するとそこにはハグルモンと少年の姿があった。ともに気を失っているようだ。 「分離しちまえばこっちのもんだ!」色井は両手首のデジヴァイスを掲げる。その姿はまるで勝利を確信したガッツポーズのようである。 「レッパモン!」「ディアトリモン!」『ジョグレス進化!ピーコックモン!!』色井の十八番にして切り札、無限ジョグレス戦法。ピーコックモンはデ・リーパーとハグルモンの間に割って入る。 『レインボーシャワー!』鎌のついた触手と足が焼いて切り払われ、ピーコックモンはデ・リーパーに掴みかかった。 『待て色井!トドメは刺すな!』直後にインカムから明智の声が飛んできた。『そいつには色々と不自然な点がある。調査のためにできれば生け捕りにしたい。なるべく破壊するな。』 「なっ、そんな今更!?」困惑する色井だが、明智の言うことも理解できた。なんとか抑え込んで応援を待って……と考えていると、 「……ん……っ……」背後で人の動く気配がした。メカノリモンの中にいた少年が目を覚ましかけているようだ。 それに気をとらわれたのが隙になった。デ・リーパー大きく身を捩らせてピーッコクモンの拘束を振りほどいた。そしてその仮面状の部分が赤く光りだす。目標は俺でもピーコックモンでもなく――あの少年か! スコープで様子を見ていた源乃が発砲、しかし命中した退化弾はまるで効き目が無いようだ。デジモンとは進化退化のシステムが違うのか、そもそもコイツにそういう概念が当てはまるのか――? ボルトアクションの狙撃銃は初弾で仕留め損なうとリカバリーが難しい。あとは色井に任せるしかない。だが―― 二尾橋の狙撃に反応して、ピーコックモンが射線上から身を離す。そのまま次弾に備えるが、デジモンの攻撃と違い二尾橋の銃が連射できないことを思い出したときには、すでに相手は攻撃態勢に入っていた。 「しまっ……!」間に合わないか?そう思った時、愛馬と相棒ごと悪魔が空から落ちてきた。先程のベルゼブモンたちがそのままデ・リーパーを押しつぶさんとするかのように着地し、ベヒーモスの下敷きになったデ・リーパー、その仮面部分にベルゼブモンは巨大な銃口を突きつけた。 「この距離ならバリアは張れないな!」引かれるトリガー。至近距離の轟音に色井はとっさに耳をふさぎ口を開ける。広がる爆発と煙、それらが晴れるとそこには、かつでデ・リーパーであったものの残骸が、赤い泡のようになって崩れていった。 「一度言ってみたかったんだよなあ、このセリフ!」 「すまん恋夜、倒しちまった。」はしゃぐベルゼブモンとは対象的に少し申し訳無そうな声の詩虎。 「あぁいや、今のは仕方ないですよ詩虎さん。」 「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」 「構うんだよ!お前少し黙ってろベルゼブモン!」漫才のような会話を繰り広げるその傍らでは 『残弾ゼロ。安全装置ロック』誰も聞く者のいない合成音声が響いた。 ハグルモンと少年はデジ対によって保護、二人共近くの聖路加病院、そのデジモン科に検査入院となった。 デ・リーパーと思われる残骸は警視庁が回収、今回のリアライズ案件は一旦幕引きとなった。 テレビやネット配信で映し出された多くの人々からの喝采を浴びた一方、後日一部の反デジモン派の人々からはデジモンが人間の兵器を持つことへの不安が叫ばれることとなる。 とりあえず事後処理が一段落したらまた電脳犯罪捜査課とデジ対とで合同の飲み会をしようという約束を交わして解散と相成った。 お互いの新メンバーを紹介し合いたいという思惑もそこにはある。 その夜、新宿駅近くの居酒屋。退勤した詩虎とベルゼブモンは酒を酌み交わしていた。 「そんでよぉ、なんで今まで狙撃とかやってみようとしなかったのかなぁ、って思い返してみたワケ。」 「ふん、それで何か思い当たるフシがあったのか?」 「ロリのな、スナイパーがな、いねえんだよ!」 「……なるほど?」 「貧乳の中学生ぐらいまでならまあいるっちゃあいるんだけどよう……小学生以下の!完全な幼女の!スナイパーが!全然いないんだわコレが。」 小学生以下の幼女が銃を撃つアニメや漫画自体がそもそも少ないのでは?詩虎は訝しんだ。 「ロリの!スナイパーが!欲しいんだよ俺は!ロリスナイパーはどこにいるんだよぉ!」 ロリスナイパーって「なんかロリを付け狙うスナイパーみたいに聞こえるな。」 「おっじゃあ俺こそがロリスナイパーってことかそりゃいいな……いやよくねえよ。」いつの間にか声に出てた。そしてツッコまれた。 「あーでもスナイパーライフル持ったハナコモンか……悪くないな、うん、悪くない。」 「俺からしたらお前も十分よくねえよ。」相棒との夜は更けていく。 サンティラモンの蛇足 ホリィ:ローダーレオモンのテイマーがイモゲンチャーに居なかったので…いないよね? クロンデジゾイドを使う設定もあったので好都合 デジ対の所在地:デジタル庁の庁舎を工事したときの工事事務所という描写があったので赤坂にしました ヨリオ君:そういやデジヴァイスは何使ってたっけ…あと所属違う人同士の呼び方がすみれさん以外あんまり出てこない… でかい鉄砲:エリコンKBA-002 退役する87式偵察警戒車の主砲を流用して作られた対デジモン用機関砲…という名目だが普通にリアルワールドの物体にも効く。これはデジモンと人の混成軍隊と戦うことを想定しているため。習志野駐屯地でガードロモン部隊によって試験運用中。 ロリスナイパー:なんで二次元の狙撃手ってキザ男とデカパイがあんなに多いんですかね?