パンジャモン? 白き毛皮を纏った獣人型デジモン。 本来は極寒の地に暮らし冷気の力を身に着けているがそのような様子はなく、 代わりにまるで魂の力を引き出すかのような特殊な力を使いこなす。 また、錫杖を使った近接戦闘も得意なようだ。 性格は極めて温厚かつ紳士的。 ひょんなことから出会った同族・レオモンより、 異世界からヒトの子どもたちが来ていること、 そして彼ら年端のいかぬ子どもたちが大いなる存在と戦う宿命にあると知る。 そんなことは許されないと保護すべく動こうとしたパンジャモン?だったが、 それをレオモンは引き止める。 「大いなる存在は彼らしか倒せない…だから私たちは彼らの成長を見守っているのだ」と。 確かにここではマナの力がうまく働かない特殊な次元であるようだった。 故にパンジャモン?はレオモンへ修行を付けつつ子どもたちを見守ることを決意する。 レオモン曰く「まるで遥か遠い地から来たかのように常識が違っている」 ・・・・・・ ほんとうは 黄金たてがみのアジャニ 異次元「アラーラ」出身の次元を超える存在・プレインズウォーカー。 数多くの若者を導いてきた猫獣人レオニンの導師にして、 多次元的な悪と戦う組織・ゲートウォッチの一員。 根本的にデジタルとは無縁の世界出身のため、 “パンジャモン”を「自分のような獣人の種族名」勘違いしている。 また、デジモンたちのような巨大生物が多い世界出身のため、 デジタルワールド自体は故郷「ナヤ」に近いと思っている ・・・・・・ だが、多元世界すべてを塗りつぶさんとする機械帝国ファイレクシアとの戦いにて、 彼は取り返しのつかない過ちを犯す。 機械の母による、 自らの根源を凌辱し書き換えるような改造と洗脳。 そして世界の敵として同胞たちと戦い死を迎えた。 はずだった。 しかし彼は生きている。ある少女の犠牲によって。 故に導師は無限とも言える贖罪のため、新たな世界へと旅立った。 降り立った先はデジタルワールド。 皮肉にもそこは、すべてが反映される情報(きょうぞう)の世界。 自らの罪との対峙は近い。 ・・・ レオモン ごく普通のレオモン 正義感が強く、迷い人のようだったアジャニを最初に発見し、 デジタルワールドと選ばれし子どもたちについて案内した。 いつかパートナーが現れても良いように強くなることを目指しており、 完全体であるパンジャモンがなぜ「アジャニ」と名乗っているかは分からないが、 きっとなにか事情があるに違いないと思い触れずにいる。 代わりに成熟期である自分へ修行をつけるよう頼み、師弟関係となる。 アジャニと分かれた後、 デジモンイレイザーにより洗脳・メタル化を行われ、 メタルレオモンへと暗黒進化を遂げてしまう。 ・・・・・・