「はい、私は貴方との子供を望みます」
言葉に迷いはない。
もしかしたらそれはキラの望む答えではないかもしれないけれど。
「私は、キラとの愛を次代に紡いでいきたいのです」
きっと私たちの子供の行く道のりも平坦なものではないだろう。
でも、愛されて生まれた存在が生きていけない道理などないはずでしょう？
「ラクス」
私を見つめるキラの表情は真剣だ。
彼が私の答えを受け入れられないと言うなら話をしよう。
もう彼を手放す気はない。彼もまたそうだろう。
私たちはきっととても深いところで繋がり合う事が出来たから。
それでも譲れないものがある。
覚悟を決めてキラの顔を見つめ返す。
幾度か深呼吸をして、唇を舌で湿らせ、キラはようやく続きを口にした。

「君と、いつかきっと生まれてくる僕たちの子供の事、必ず僕が守ります。だから、僕と―」
彼の紡ぎ出した優しい声、その言葉。
その意味を咀嚼したはずの脳は多幸感に機能を遅らせ、感動のみが体を支配する。
「ラクスには先に許可もらっちゃったけど、やっぱりこういうのはちゃんと言わなきゃだよね」
肩の力を抜き、照れたように笑うキラの顔が滲む。
こみ上げる歓喜の波に体が震えて声も出せない。
私はただ胸の内で幾度もキラへの想いを叫び、彼の胸に飛び込んだ。
愛しています、愛しています、愛しています―
キラは子供の様にしゃくりあげる私の頭をなでて、「うん、うん」と優しく頷いた。

「何ニヤニヤしてるんですかアスラン」
「いや、何でもない。なあ、メイリン、茶とピンクなら子供の髪の毛はどうなるんだろうな」
「…アスラン、それセクハラととられかねませんよ」
「…やっぱそうなるよな」

朝のスレで言った事を膨らませてみました
怪文書が少ないと言われたので一助になれば…
本編で最高の告白したのにとは思うけど
受け入れられる告白シーンなんて何回やってもいいですからね

あいつ

アスランってデリカシーないっすよね

最後に歌うよ〜

キラは第一世代だし
アコードであるラクスも恐らくは第一世代だから
多分このふたりは子供出来やすいんだよな

好きで好きでたまらないのに結婚したら結婚の申し込みできないなんて良くないんだ
何度でもプロポーズして何度でも受け入れて欲しいすぎる…

>アスランってデリカシーないっすよね
シン！！この馬鹿野郎！！
髪の色の事は俺を見るなりラクスが言ったんだ！

ありがたい...

>「何ニヤニヤしてるんですかアスラン」
>「いや、何でもない。なあ、メイリン、茶とピンクなら子供の髪の毛はどうなるんだろうな」
>「…アスラン、それセクハラととられかねませんよ」
>「…やっぱそうなるよな」
このやり取り最高にアスラン

知らぬさ！所詮人は共に歩む者の気持ちしか知らぬ！

アスランとカガリさんはどうなんです？

>アスランとカガリさんはどうなんです？
あいつは今忙しいからな...

幾久しくはラクスが大分先走った感があったのでキラにプロポーズさせたかったのはあるね！

>幾久しくはラクスが大分先走った感があったのでキラにプロポーズさせたかったのはあるね！
ありがとう！

俺この二人に気ぶる日が来ると思ってなかったよ…

ラクスのお嫁さんっぷりと准将の泣き言がまあ破壊力高い事高い事

>キラは第一世代だし
>アコードであるラクスも恐らくは第一世代だから
>多分このふたりは子供出来やすいんだよな
ラクスの方は自分が第二世代相当で出来にくいと思ってるから
あっさり出来て呆然とするのね
それで准将が喜んでラクス抱きしめてようやく実感して嬉し泣きすると思うね

後に続く人が現れて嬉しい