二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1691082049187.png-(73588 B)
73588 B23/08/04(金)02:00:49No.1086180952そうだねx1 08:07頃消えます
トリニティ総合学園はキヴォトス一大きな学校であると言って差し支えない
それは由来が複数の学校の統合体だから当然、むしろ設立当時から一本統治を貫いてきたゲヘナの方が……という論争もぼちぼち起こる
とはいえ、それは些末なことであり、結局のところ「トリニティの生徒にも知られていない建物はごまんとある」という前提さえ共有できれば十分である


『や、やめてくれ……先生……』

後ろ手に拘束された少女が、うつ伏せて床に押し倒される
片手で頭蓋を鷲掴み、そのまま砕かんばかりの脅威的な力で抑えつけられ抵抗もままならない
懇願もむなしく、背中におぞましい気配を感じて必死に目だけでも背中側に回す
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
123/08/04(金)02:01:03No.1086180995+
『ひっ……』

黒々と照り返す巨大な棍棒を片手に携えた男が、にたりと大きく口を割く
ごつごつとしたその巨躯を叩きつけられた日には、病弱な体がどうなるかなんて想像するまでもない
それが、ゆっくりと、振りかぶられる

『頼む……後生だ……そんなものを食らって耐えられる人間など────』

────痛撃。悲鳴すら上がらない一振りで彼女の意思はぱきりと折れる
それが何度も、何度も、何度も、何度も、初撃で壊れた体に容赦なく叩き込まれる
固定された頭を支点にぐらぐらと体は力なく揺れ、その目と開け放たれた口から透明な液がきめ細かい肌を伝った
223/08/04(金)02:01:15No.1086181038+
『────ぁ、う──』

いつしか自分の体は真っ赤に燃えるように熱く、その全身がねっとりした赤い液体で汚されていた
もはや自分の物理的な境界が分からないほどに打ちのめされた彼女は、放り出されてボロ雑巾のように打ち捨てられる
そして男が手を伸ばし、彼女の傍らから小さく、うすぼんやりと光る何かを摘まみ上げる

(──!それは、だめだ……)

動かない体に必死に命令を送る。当然動かない
大切なものが奪われようとしている。尊厳、意思、誇り、責任、どれとも言えず、どれとも言える物
もはや涙すら流してくれない肉体では、その行く末を見届けるのが精いっぱいで
323/08/04(金)02:01:32No.1086181111+
(やめ────)

ぐちゅり、と「それ」が鮮烈でどすの効いた桃色に変色する
取り返しの付かない結果、不可逆な変化であることを肌で感じる
とても大事なものを成すすべなく奪われ、こうして自分は絶えていく
静かな絶望は、同時に何もかも終われる安堵感にも近い
にたにたと笑うばかりの男が、それを手で弄んでいたかと思うと、こちらに向かってきて、その穢れきった「それ」を────


「────っ、はっ……!はっ……はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ……」

暗闇の室内で目が覚める
逸る心臓、寝汗に冷える体、叩き起こされて回らない頭、呼気と脈拍でがなる耳の奥
布団の中で過ごしていたにも関わらず冷え切った体が、じわじわと現実に浸り直す感覚が今は心地よい
423/08/04(金)02:01:48No.1086181185+
体調悪化と共に見るようになった予知夢の内容は、いつも似たり寄ったりだった
男に襲われ、再起不能にまで滅多打ちにされ、自分の大切な全てを奪われる夢
目覚めて全てが夢であると認識するまでに味わう絶望感は、たとえ夢であっても苦くて敵わない
じっとりと全身を覆う湿感に気分が悪くなり、ミネを呼んでシーツの替える間に寝巻も着替えてしまった

「……全く持って、厄介な夢だね。こんな」


そんなわけで政務どころではなく、なにやら学内の動きもきな臭いということで救護騎士団長のミネと共にこの隠し静養所に滞在していた
滞在中にミネに頼んだ情報収集の結果、夢に出てくる男性は最近キヴォトスにやってきた先生に近いらしいことが分かっている
そしてその先生について、良い話と良からぬ話の両方が出回っていることも

「……セイア様の懸念もごもっともでございます。しかし、シャーレにはウチのハナエも参加しています。彼女からも悪い話は聞いておりません」
「そうだろうね。本当に善人で誤解されているのか、それともとんでもない一物を腹に抱えているのか。……前者であってくれたらと願うばかりだ」
523/08/04(金)02:02:02No.1086181246+
定期健診の時間、世間話というには仰々しいやり取りから始まるのが常だった
体調状態を問診した後、夢の内容についても細かく共有する
彼女の神秘、予知夢は高い精度を誇る一方で体への負担も大きい
その内容如何で影響も変わるかもしれないというミネの仮説の検証も兼ねていた

「……では、本日はどのような夢を見たのか、お聞かせください」
「ふむ……とは言え、今までと大差はないよ。"先生"らしき男に……そうだね、今日は背面から襲われたよ」
「背面から……内容はもう少し詳しくお聞かせ願えませんか」
「語っていてあまり気分のいい物ではないし……それに、私自身よく覚えていられないんだ。すまないね、ミネ」
「いえ……」

タブレットに電子ペンを走らせる少女の顔付きは険しい
毎日毎日ありがたいことだと思う一方、彼女ほどの識者でも検討が付けられない自分の底の見えなさに嫌気が差す
623/08/04(金)02:02:39No.1086181386+
「……セイア様。襲われている、というのは確かなのですね」
「ああ、無論だとも。あんな絶望感が現実に存在しないことを祈っているよ」
「そうですか、分かりました。本日の問診は以上になります」

儀礼的な挨拶を経た後、また彼女はせわしなく動き出す
昨日寝汗で散らかしたシーツや寝巻の選択、栄養バランスを考えた消化のいい食事3回、そして状態に合わせた処方箋の発行
何もできないのがもどかしい一方で、この状態から復帰するのもまた責務であると感じさせてくれる
そんな一日が終わり、また恐ろしい夜がやってくる

〜〜〜〜〜

「本日より一週間分の薬になります」
「ありがとう……なんだかいつもより箱が大きくないかい?」
「では、私はこれで、封入してある処方箋をキチンと守って服用してくださいね」
723/08/04(金)02:02:51No.1086181428+
質問は受け付けないといった態度で足早に退出したミネを見送り、サイドテーブルの水差しを傾ける
カプセル2錠、錠剤3.5錠、粉薬一封、吸入薬一回
提示された処方箋は、普段の物と変わりないように思えた

「ならば、この箱は一体……」

不思議に思い、一度箱の中を全て空けると、それが二重底で出来ていることに気が付いた
従来の薬の入っていたスペースの倍以上ある空間が、新たな"薬"のために割かれているらしい
蒼森ミネはこんな回りくどいことはしない、彼女は正しいと思ったことは多少の弊害を付きとおしてでも実行する
だからこそ、二重底にモノを隠すという、さる友人のような婉曲なやり方に疑問を持った

「……は」
823/08/04(金)02:03:04No.1086181473+
手探りでロックを解き、開けて出てきたのは、樹脂製の円筒形
いぼがついているそれは、話には聞いたことがある代物、有り体に言えばディルドーだった
他にはローター、ローション、クリ吸引機など入る限りバリエーション豊かな自慰サポーターが丁寧に説明書と一緒に封入されていた

呆れながら見つけた処方箋に目を通すと、それは処方箋というより一通の手紙という方が正しい文書だった
923/08/04(金)02:03:19No.1086181514+
────まずはこのようなやり方を取ったことをお詫び申し上げます。
当人が濁している情報を元に立てた方針を、対面で伝えるのは憚られたためです。
私自身は特に感情を挟みはしていないのですが、セイア様の気持ちをなるべく尊重する形を、と考えたところ、このような形を取ることにいたしました。
この件については、セイア様から言及されない限り、私の口にすることはないことをお約束いたします。

さて、セイア様の現在の状況は『淫夢による性欲の暴走』だとみております。
セイア様の神秘によってまだ現実世界で接触していない先生と邂逅し、その魅力に魅了されてしまったということです。
毎夜見られている夢を語る時、語り口は苦し気ですが、その表情はどこか恍惚としたものがありました。
そしてセイア様が寝汗だと思っているシーツの汚れ、特に股のあたりからは膣分泌液特有の匂いを感じました。
以上の根拠から、個人的に性欲を発散していただき、淫夢の頻度を減らすことが解決の糸口だと判断します。
1023/08/04(金)02:03:39No.1086181570+
つきましては、不得手ではございますが器具をいくつか見繕わせていただきました。
また設定した名義で部屋の端末から注文いただければ、中身の確認をせずに荷物をお運びすることもできます。
どうかこれらの行為を恥を思わずに、治療の一環と割り切っていただければ幸甚の至りでございます。
蒼森ミネ

「は、ハハ……」

達筆な筆書きでしたためられた文を取り落し、少女はふらふらと後ずさる
自分が?先生を無意識下で求めている?あの恐ろしい夢が淫夢である?
馬鹿げた推論だ、この恐怖は当人にしか分からない、だって現にこんなに心臓がうるさく悲鳴を上げているじゃないか
冷や汗が止まらない。そうだ、このことは忘れて寝てしまおう。ほら、だって、私はこんなに────
1123/08/04(金)02:04:00No.1086181632+
「……あ、は」

手を付いて呼吸を整え、鏡台に向けて頭を上げた
そこには、随分と厭らしい笑みを浮かべる狐耳の少女が写っている


「いや……違う……私は……」

『や、やめてくれ……先生……』

後ろ手に拘束された少女が、うつ伏せて床に押し倒される
片手で頭蓋を鷲掴み、そのまま砕かんばかりの脅威的な力で抑えつけられ抵抗もままならない
懇願もむなしく、背中におぞましい気配を感じて必死に目だけでも背中側に回す
1223/08/04(金)02:04:17No.1086181687+
『ひっ……❤』

黒々と照り返す巨大な棍棒【のような生殖器】を携えた男が、にたりと大きく口を割く
ごつごつとしたその巨躯を叩きつけられた日には、病弱な体がどうなるかなんて想像するまでもない
それが、ゆっくりと、【無防備に突き出された尻にあてがわれる】

『頼む……っ、後生だ……ぁ❤そんなものを食らって❤耐えられる人間など────』

────【姦通】。悲鳴すら上がらない【一突き】で彼女の【理性】はぱきりと折れる
それが何度も、何度も、何度も、何度も、初撃で壊れた体に容赦なく【打ち付けられる】
固定された頭を支点にぐらぐらと体は力なく揺れ、その目と開け放たれた口から透明な液がきめ細かい肌を伝った
1323/08/04(金)02:04:29No.1086181735+
『────ぁ、う──❤❤❤❤』

いつしか自分の体は真っ赤に燃えるように熱く、その全身【と胎内】をねっとりした【白い精液】で汚されていた
もはや自分の物理的な境界が分からないほどに【犯しつくされた】彼女は、放り出されてボロ雑巾のように打ち捨てられる
そして【注ぎ込まれた夥しい量の精子】が、彼女の【胎内】の小さく、うすぼんやりと光る【卵に狙いを付ける】

(──!それは、私の……だ、駄目……っ❤)

動かない体に必死に命令を送る。当然動かない。【動いたところでどうしようもない】
大切なものが奪われようとしている。尊厳、意思、誇り、責任、どれとも言えず、どれとも言える物。【雌として、孕まされるということの意味】
もはや涙すら流してくれない肉体では、その行く末を見届けるのが精いっぱいで
1423/08/04(金)02:04:41No.1086181787+
(や────❤)

ぐちゅり、と【卵子】が鮮烈でどすの効いた桃色【の受精卵】に変化する
取り返しの付かない結果、不可逆な変化であることを肌で感じる。【自分は彼の番にされてしまった】
とても大事なものを成すすべなく奪われ、こうして自分は【落ちていく】
静かな絶望は、同時に何もかも終われる安堵感にも近い。【抵抗は虚しく、しかし今後は彼に全て委ねられる】

【そんな願望を、夢という都合のいい額縁に入れて何度も何度も味わっていただけに過ぎなかったのだ】


「ははは……はははははっ……」

まるで意味が分からない。どうして自分は会ったこともない男にここまで絆された?
強姦願望、受胎願望、なるほど咀嚼してみれば確かにすとんと腹におさまる
自分が自分でないような感じすらする。こうも自意識と肉体は乖離するものだっただろうか
1523/08/04(金)02:04:55No.1086181829+
笑うしかない。『百合園セイア』はとっくに陥落済みだ
対面したが最後、今の自分の意思に反して膝を折ることが夢でなくても目に見える
そしてそれを今現在恐ろしいと思えていることが、なお恐ろしい

「……私は、あなたと、どうすれば」

助けてくれ、と無意味に言葉が漏れる
どうしたいのかも分からないのに
1623/08/04(金)02:05:06No.1086181861+
『……ああ、今夜は、違うのか』

微睡みと覚醒の間で目を開く
真夜中のティーパーティー本部テラス。自分ですら足を踏み入れたことの無い、ある意味夢の象徴のような場所
今夜位はゆっくりできるのだろうかとホスト席に腰かけると、誰かが敷居を踏む音がした

"ここは……?"

シャツにスーツパンツの平凡な男性
しかししっかり鍛えているのか、漢らしいな魅力を讃えたボディがシャツを押し上げて主張する
なによりも、一目で理解らされる、その脚に這うようにしまわれている凶悪な一物で

(なるほど、これは……)
1723/08/04(金)02:05:21No.1086181915+
かつての淫夢のように暴力的な雰囲はない。むしろ真逆の温和な態度
しかしそんな彼だからこそ、
自分を慈しみ、愛する一方で、その棍棒で自分を打ち据えてくれるのだろうと

(とても……っ❤勝てないっ……な……❤)

あの鏡台前の葛藤は何処へやら、もう彼に全てを捧げることしか考えられない
今すぐその胸にだかれ、壊れんばかりに抱きしめて、その黒々した一物で壊して、少女から母親に作り替えて欲しい

『……やあ、先生。ここでは初めまして、かな』
1823/08/04(金)02:05:32No.1086181966そうだねx1
もちろんそんなことはしない
彼は存外臆病だ。がっついたらそれだけ引かれてしまう
だから、その時が来るまで尽くし続けよう
あの事件で、あの事件で、あの事件で、尽くして、尽くして、尽くし尽くして
持てる全てを捧げつくしたとき、彼に残ったこの矮小な体を差し出して神判を乞おうじゃないか

『聞きたいことが、あるんじゃないか?』

溢れる思いをぽたぽたと夢外にこぼしながら、少女は努めて平静に語り掛ける
自分含めた全てを彼に救わせるために
1923/08/04(金)02:05:50No.1086182037+
ゴズヨシ
待ってろカビゴン
2023/08/04(金)02:08:13No.1086182486+
良い…
2123/08/04(金)02:09:28No.1086182753そうだねx1
>ゴズヨシ
>待ってろカビゴン
書く前に殴れてよかったね…
2223/08/04(金)02:13:56No.1086183617+
神秘のせいで頭進撃にされて自分の末路を悟ってしまうのいい…
エナガちゃんが無事で良かった
2323/08/04(金)02:16:19No.1086184105そうだねx11
リョナかと思ったらエロだった
2423/08/04(金)02:20:35No.1086184863+
>黒々と照り返す巨大な棍棒【のような生殖器】を携えた男が、にたりと大きく口を割く
叙述トリックヨシ!
2523/08/04(金)03:44:40No.1086192718+
予知エロは良い
2623/08/04(金)04:39:14No.1086195357そうだねx2
ゲームオーバーになるとは正直思ってなかった
2723/08/04(金)05:48:31No.1086198355+
セクシーセイア初めて見た
2823/08/04(金)06:00:04No.1086198817+
マゾ堕ちセイア助かる
2923/08/04(金)06:06:00No.1086199097+
朝から興奮するな…
3023/08/04(金)06:34:32No.1086200562+
オートマゾ墜ちいいよね
3123/08/04(金)07:00:43No.1086202545+
全自動貢ぎマゾ化怖い…
3223/08/04(金)07:01:30No.1086202608+
こうなる前に干渉しないと終わるってあまりにもひどい
3323/08/04(金)07:03:23No.1086202811+
どっちかと言うとこういうある種馬鹿馬鹿しいエロ路線のままを期待していた…
3423/08/04(金)07:04:15No.1086202889+
>どっちかと言うとこういうある種馬鹿馬鹿しいエロ路線のままを期待していた…
トリニティにはクソ真面目でメンタルが弱い子が多すぎた
3523/08/04(金)07:29:29No.1086205574+
セイアちゃんってもしかしてシコれる…?
3623/08/04(金)07:36:18No.1086206410そうだねx1
>セイアちゃんってもしかしてシコれる…?
セクシーセイアですまない
3723/08/04(金)07:37:07No.1086206508+
>>セイアちゃんってもしかしてシコれる…?
>セクシーセイアですまない
スン…


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