【1.竿比べステークス ニシノフラワー編】21/09/13(月) 「ニシノさん、突然ですがあの噂は事実なのでしょうか」 「あの噂、というと…?」 栗東寮の一室で、ニシノフラワーの理科の勉強を手伝っていたミホノブルボンがおもむろに口を開いた 「はい、男性器のサイズについてです」 理科の教科書は丁度、動物の細胞と生殖に関する図の掲載されたページが開かれ その中には裸の男性と女性のイラストも載っていた 「この絵から推察されるサイズは明らかに20cmもありません。せいぜい5cmから7cmくらいでしょう」 「えっと、その…」 同室とはいえ、高等部の先輩の口から飛び出した突然のキラーパスにニシノフラワーは顔を赤らめ 頬をポリポリとかきながら、部屋の斜め上の何もない空間に視線を逸らしこう返した 「さ、流石にですね、20cmも無かったとは思いますよ…。でも…」 「でも?」 ミホノブルボンはずいっと顔を近づけながら更なる追及を続ける 表情は普段どおりのポーカーフェイスでも、耳はパタパタ、尻尾はブンブンと振られ興味津々なのがひと目で分かるほどだ そんな彼女を横に、ニシノフラワーはおもむろに顔を下げ、視線を前に戻すと あーん、と大きく口を開け、そして舌先をちょろりと出しながら、両手で何かを持つような動作を始めた 「あむっ❤」口を少しすぼめると共に目を閉じ、片手で横髪をかき分ける そこでうんうんと頷きながら動作を止めると、満足そうに唇をぺろりと舐めながらブルボンに答えた 「太さはですね、ちょうどリコーダーと同じくらいでしたよ❤」 「なるほど。理解しました」 その新情報は瞬く間に学園獣に広まり、翌週には熱心にリコーダーの練習に励む生徒が あちこちで見られるようになった ニシノフラワーのトレーナーは理事長室に連行され尋問を受けた 【2.入れ替わり ニシノフラワー編】21/09/16(木) 目が覚めたら担当ウマ娘と身体が入れ替わっていた いや、噂には聞いていたけれども最初は自分でも気づかなかった ドアノブや視点が普段より低かったり、五感も全然違ったりしたのに きっと夢だと無意識に思っていたのだろう ニシノフラワーのクラスメートや友人から、彼女の名で挨拶されたり 心配そうに声を掛けられたりしてようやく事態を呑み込む事ができた 廊下の窓ガラス越しに、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら 色々なポーズで映る自身の姿=俺の愛バ であるのを確認した瞬間 即座にウマ娘脚力で向かったのは先程までいたトレーナ室だった そこには顔を真っ赤にしながら、内股で足をプルプルさせる、不思議な成人男性がいた 「わっ、私!?いや、違っ…、も、もももっ!もしかして!?トっ、トトト」 聞き慣れたようで聞き慣れない自分自身の声が、逆に聞き慣れた口調で、違和感のある声色で 自身に生えたウマ耳へ突き刺さってくる 「フラワー!?もしかして、いや、もしかしなくてもニシノフラワーか!?」 「…っ!?は、はい!私は、本当の私はっ、ニシノフラワーです!」 そしてかくかくしかじかで事態を呑み込む暇もなく、二の句で緊急事態を告げられる 「トレーナーさん!あのっ!あのっ!!どうやっておトイレすればっ、良いんでしょうか!  このままじゃ漏っ…漏れっ…おしっこが…そのっ、出ちゃい、も、う、出ちゃいそう。です…」 大変だ。二重の意味で大変だ 俺は小さな愛バの身体で、乙女のように恥じらう自分の本来の姿をお姫様抱っこして 一目散にトイレへと駆け込んだ 扉を閉める暇すら惜しいこの一瞬。ウマ娘パワーでお気に入りだったベルトを引き千切り チノパンは下着ごと掴んで縦に真っ二つに割いて我がぞうさんを露出させる このアングルでイチモツを拝むのは生まれて始めてだが存外とグロい いやそんなことはどうでも良い。今現在のこの歪な聖剣(エクスカリバー)のマスターへ 適切なオーダーを要求しなければ、成人男性の尿が女学生の顔面に噴射されるという ただのお漏らし以上に最悪なシチュエーションが展開されてしまうのだ! 「さあ、便座にも座り終えたぞ!ニシノフラワー。おちんちんの先っちょをつかんで!  皮を…いやノズルをむき出しにしてコントロールするんだ!!そうすれば存分に出していいから!」 オーダーがどストレート過ぎたか、洋式トイレに座った成人男性が顔をぐしょぐしょにして 泣きながらぐずる 「ふえぇ、怖くて、おちんちんなんて、触れませんよぉ…!」 うん。そうだね。パパやおじいちゃんや兄弟以外のおぺにすを見る機会なんて無いだろうしね 「…ならば!すまんニシノフラワー、君の手を使うことになるが緊急事態だ!許してくれよ!」 特段に逡巡する間もなく、見慣れた成人男性は首を縦に激しく振って同意のサインを送ってきた さあ、もう少しでこの緊急事態を脱することができるぞ。そう思った矢先―――― ムクッ、ムクッ、むくくくっ なんということでしょう、いやほんと。何という事でしょう、いわゆる見せ槍の構図になってしまいました 「ごめんなさい、ごめんなさい~恥ずかしいと思ったら、自然とこうなっちゃって…」 小さな子供のようにぐずる目の前のシェル:トレーナー の ゴースト:ニシノフラワー 謝る必要はないよ。こういうシチュエーションで反応しちゃう俺の肉体が悪いんだから 勃起した副作用で尿意にブレーキが掛かったとはいえ、見られたらピンチな状況は二次曲線グラフで急上昇中! 兎にも角にも、一刻も早く彼女?を落ち着かせてちんちんを収束させ、おしっこもさせて事態を収束させなければならない とはいえ、朝勃ち時の排尿方法など21世紀生まれの、しかも女の子が知る筈も無い ぞうさんの暴走は、持ち主自身にも鋼の意志が無ければ律する事など不可能なのだから。うん 然し実際問題としてどうしたものか、と眼前のバキバキになったハロン棒を前にあくせくしていると 『どうしましたか!!』『フラワーさん!どうされました!?』 どうも開けっ放しにしていたトレーナ室の扉越しに聞かれていたのか、駆けつけたのは 桐生院トレーナー。のみならずその担当ウマ娘であるハッピーミークや たまたま居合わせたサクラバクシンオー、ミホノブルボンといったフラワーのご友人の面々 そうした彼女らが目撃したのは、便器に座って割かれたズボンとおっぴろげた下半身を晒しながら すすり泣く男性トレーナーと、バッキバキのおぺにすを眼前に蒼白となるニシノフラワーなのだった 数秒とも、十数秒ともつかない長い長い硬直の時間を経た後 駆けつけた女性陣は皆、引きつった愛想笑いを作って『ご、ごゆっくり~❤』などと退散していってしまった 更に落ち着いてから無事、排尿を達成すると、自然と俺たち2人はそのまま意識を失った 気が付くと、ニシノフラワーも俺自身も元の身体に戻っていた 原因も理由も分からないままだったが、とりあえずはこれでひと安心だ …いや、安心などできる筈もない。俺は下半身を露出して便座に座ったままであり 元に戻ったフラワーはそんな俺の膝に膝掛け、可愛らしいぞうさんに縮小したおちんちんの眼前で 腕を組んですぅすぅと寝息を立てている まずすぎる。俺の人生はもはやどうなっても良い。せめてこの子だけは無事に… パシャリ!! そんな儚い想いもフラッシュの音と「素晴らしいです!!」という謎の決め台詞とともに どこかからら湧いた女性記者が駆け出していくことで完全に潰えてしまった 終わった。本当に終わった。俺の愛バのアスリート人生が何もかも終わってしまった グラストレーナーから自刃用の短刀を借り、ノー介錯で切腹しても、この穴埋めの一割もできないだろう ――――ニシノフラワーが目覚めて即、経緯を説明した上で土下座して誤り 次いで理事長やフラワーのご両親にも同様に謝罪して回ったが 学園外部にも露呈したこの事態、当然許される筈もなく 翌月には責任を取って豪華な挙式と相成った 「えへへ…❤これからも、末永くよろしくお願いしますね、トレーナーさん。いえ、  あ・な・た❤」 不思議と悪い気はしなかったが、例え娘や孫達に聞かれても、妻とくっついた経緯は未だ正直に答えられない 「三女神に運命が導かれたのだろう」とぼかす他に説明のしようがなかったからだ ただ、トレーナー同士で同窓会をすると、不思議と得られた同意が少なくなかった事だけは、死ぬまで忘れられないだろう 【3.カフェ―(不純喫茶) ぷにウマ喫茶店】21/09/26(日) いらっしゃいませー♪完全会員制&完全予約制の『ぷにウマ喫茶店』へようこそ~ あれ、どういたしましたかお客様?そんなに固まってしまって…私ですか?いえいえ ニシノフラワーという名前ではございませんよ、よくそっくりさんと言われますから安心してくださいね 申し遅れましたが『花』といいます!よろしくお願いしますね♪ そうしましたらお客様の席はこちらになります~はい、まずは私が1対1でお世話させていただきます お飲み物は何に致しますか?ええ、当店は喫茶店ですし今もお日様がのぼっているお時間ですから ノンアルコールしかございません。…シャルドネのスパークリングですね、畏まりました ビコー…じゃなかった、天馬ちゃ~ん!ドリンクの注文お願いしま~す! え?どうして他の娘が給仕服なのに、私だけ白のノースリーブにホットパンツ姿なのかって? うふふ、お客様が衣装オプションで『夏の思い出』を選んでくださったからですよ 着せていただきありがとうございます♪とても似合っていて可愛らしいって?えへへ…とても嬉しいです あ、ドリンクが届きましたね。天馬ちゃんありがとう。では、ストローを挿させていただきますね うふふ、ドギマギしちゃってどうされましたか?はい、ストローはこのカップルストローだけで 同じコップから私もご一緒に飲まさせて頂くシステムなんです。ハートマークのデザインが可愛いですよね では早速…うふふ、真っ赤になって視線を逸らさなくったって大丈夫ですよ❤ そういうお店なんですもの❤こうやってぇ、ピッタリくっついてる時に胸元が見えちゃっても 誰も何も言いませんよ、仕方がないことですから 『見るだけならセーフ』ってトレーナーさんも自分自身によく言い聞かせてますものね いえいえひとり言ですからお気になさらず、ところで!ところでですが、ご所望でしたら フリーのぷにウマ娘ちゃんを呼んで頂くこともできますよ あちらでハ…春麗ちゃんが接待しているお客様のように、侍らかす事も全然できちゃいますから 『ほらほら~お客様~幸せすぎでも気絶なんてしちゃダメですよ~!ガンバレガンバレ~❤  魔法使いちゃんもお客様を応援してあげて~(ぎゅうぅぅぅ』 『が…ガンバレ、ガンバレ…❤(ギュッ』 『ヒョ、ヒョエエエエエエエェェェ☺☺☺☺☺』 あっ、奥の特別個室が空きましたね。(ヒソヒソ)今出てこられたのは超級小海湾さんというお得意さんなんです よく玉藻ちゃんを指名されてまして…はい、小海湾さんに抱っこされてぐったり寝ているのが玉藻ちゃんです 特別個室はお値段も張りますけど、最大3時間の貸し切りが可能でして、誰にも邪魔されない時間を 私と過ごせちゃうんですよ…?どうされますか…? きゃっ❤うふふ、畏まりました。それでは~、フリーになった特別個室へ花がご案内しま~す❤ 優しく運んで下さいね、私はどこにも逃げませんから、ね❤ あっそうだ天馬ちゃん、東海ちゃんと摩耶野ちゃんにご予約の時間が近いからそれだけ伝えておいて! 執事オプションと水着オプションに着替える時間があるみたいだから~それじゃ、イッてきます❤ 【4.妖怪 なんちゃってマックちゃん(命名:ゴールドシップ)遭遇編】9月末 ログ無し 最近、学園に新たな怪異の噂が立ち始めた 何でもじれったい関係のウマ娘と担当トレーナーをくっつけるのを目的にしており 在学中の生徒に瓜二つの姿をしてターゲットに近づいてくるんだとか 「まるで恋のキューピッドみたいですね!」 と隣で歩くニシノフラワーは目を輝かせながら怪異の話を続ける が、自分の聞いた範囲ではそんな生易しい存在ではない 例えば、メジロマックイーンの姿をした怪異などは 「一心同体ですわ!一心同体ですわ!」と奇声を上げながら取り憑いた相手の 理性を破壊し、無理やりうまぴょいに持ち込ませてしまうそうだ そのような破廉恥な存在は、恋の、ではなく性のキューピッドとでも呼ぶべきだろう と、そこへ「御機嫌よう、ニシノフラワーさんとその担当トレーナーさん」 噂をすれば何とやら、廊下の向こうから、自身の似姿を勝手に使われ やりたい放題されている件の被害者、マックイーン嬢ご本人が近づいてきた いや…どうも普段の彼女とは違う!フレンドリーな雰囲気や もっちりエラガンスなラインが無い 代わりに高貴で近寄り難いオーラを放っている。まさか… 「―――フッ」 マックイーン?は我々2人を見るなり不敵な笑みを浮かべ その後、すぅっと息を吸ったかと思うとこう告げてきた 「どうやら、わたくしが背中を押すまでも無かったようですわね!」 ???突然いったい何を… 「それでは失礼致しますわ!おふたりとも、末長く一心同体であってくださいまし!!」 髪を優雅にファサっと翻しながら、踵を返してもと来た道へと去っていった あ然としながら暫し見送った後、ハッとして隣に首を向けた 「ニシノフラワー!何かされなかったか!?大丈夫か!?」 「は、はい…それは大丈夫みたいです、なんですけど…」 ニシノフラワーは顔を真っ赤にしながら視線を廊下の床に向け 所在なさげに両手の人差し指同士を突き合わせモジモジとしていた 無理もない。突然往来のど真ん中で秘密の関係をバラされてしまったのだから――― あっ 周りの生徒から突き刺さる冷たい視線。ゴミを見るような目でこちらを見ながら ヒソヒソと話し始めるウマ娘達もいる。まずい非常にまずい 「フラワー、奴を追いかけるぞ!変な事言いやがって、とっちめてやろう!」 真っ赤な顔のままのニシノフラワーの手を引っ張って急ぎその場を去ったが、結局怪異は捕まえられず 代わりに噂を聞きつけたたづなさんにトレーナーが捕らえられ 厳しい取り調べを受けることとなった 【5.最後の聖戦】21/10/02(土) 「聖杯はこの中にたった1つだけ!?」 「はい。正しい聖杯はこの部屋の中にただ1つ、残りは全部ハズレです」 目の前で椅子に座る黒鹿毛の少女―――天使のように麗しい聖杯の守り人がそう答える 確認行動はやはり大切だ 財宝を探しに一緒にこの遺跡へやってきた相方の男は 適当にビーカーみたいなデザインの容器をチョイスして聖水をイッキ飲みした結果 その体を盛大にゲーミング発光させ続けてしまっている 「間違った聖杯を選べば、あのように呪いを受けてしまいます」 金銀で作られた豪華絢爛な杯から質素な木の杯に至るまで、目の前のテーブルには 様々な容器が並んでいる。いったい正解はどれだ……? ―――そうか!!その時ハッっと閃き、後ろで俺を静かに見守っている少女へ振り向き問うた 「君は、『聖杯はこの部屋の中に』あると言った!しかし、『この杯の中のどれかが聖杯』  とは言っていない……そうだね?」 少女は薄っすらと優しげな笑みを浮かべた。やはりこれは引っ掛け問題だったようだ。続けて聞く 「そして、聖杯は杯の形をしているとも限らない…そうじゃあないかい?」 「フフ、さあ、どうでしょうか?」 これは図星だと確信した俺は、推理の答え合わせをするべく彼女に近づき、そして ブァサッッ!! 盛大にそのスカートをめくりあげ、閉じた太ももと下腹部に形成されたデルタゾーンを むき出しにさせると、そこへ聖水を注ぎ、そのまま口をつけてごくごくと飲んだ 「正解ですよ、『私』が聖杯なんです。よく見つけられましたね❤このヘンタイさん❤」 こうしてトレーナーは遺跡から一人のウマ娘を宝物としてお持ち帰りして専属契約を交わし 発光を続けた相方はアグネスタキオンに拾われてモルモット君となり 両カップルともその後幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし 「やあやあフラワー君、ちょっと昔話を聞きたいのだがね」 「どうしましたか?タキオンさん」 「君のトレーナーが、うちのモルモット君と一緒に君を遺跡から連れ帰ってきた時の逸話なんだが…  あのやり方というのは本当に正解だったのかい?」 「はい、正解の一つではありましたよ」 「というと?」 「ええ、私はあの遺跡に封印されていた聖杯でしたので、実のところ  『私を使って聖水を飲む』やり方なら何でも良かったのですよ」 「ふむふむ」 「普通の人なら『私の手に掬われた水を飲む』とか、ロマンチックな人なら『口移しに飲ませて貰う』だろうなぁなんて  想像していました。ですので、トレーナーさんの飲み方は正直想像の範囲を軽く飛び越えちゃってたんです」 「だろうねぇ」 「でも、振り返ってみれば、そんな変わった人だからこそ私を連れ出す事ができたのかなー  なんて考えるとつい嬉しくなっちゃって❤えへへ。今でも時々、お股に飲み物を注いで飲んで頂いているんです❤」 「うん…フラワー君が幸せならそれでいいと思うよ…」 【6.お○んぽシリーズ ニシノフラワー編】21/10/06(水) 秋の夕闇は絶好のお○んぽシーズンなのだ! そんなわけで今晩もトレーナーに近所の公園に連れてこられちゃったのだ あっ!誰か向こうからくるのだ!駄目なのだ、ウィンディちゃん裸だから早く隠れないと! ど、どうして…!?お願い…このままじゃウインディちゃん……お願いします… 「あら、シンコウウインディさんとそのトレーナーさんじゃないですか。こんばんは~」 へ、平然としているのだ…?いや様子がおかしいのだ そんな…まさかニシノフラワーちゃんまで同好の士だとは知りたくなかったのだ… フラワーちゃんを跨がらせている全裸よつん這いの成人男性は ラバーマスクとギャグボールを装着しているせいで誰だか分からなかったのだ ただ、よだれを垂らしながら息を荒げて、おにんじんを大きくしてるから興奮してるのは間違いないのだ… その後フラワーちゃんがトレーナーと楽しそうに飼い主談義に花を咲かせてる間 ウィンディちゃんはずっと全裸お座りで『待て』されてたから、恥ずかしさで上も下も洪水になっちゃったのだ 「あっ。そろそろこの下僕の調教に戻りますねー♪はいっ、どうどう❤」 フラワーちゃんはそう話を切り上げると、ギャグボール直結の手綱を引っ張って 跨ったまま、かかとでおにんじんを思いっきり蹴り上げたのだ 瞬間、全裸成人男性は籠もった声でいなないて絶頂 精子を撒き散らしながら闇夜に走り去っていったのだ… トレーナーは「たまにはああいうのも良いかもな」なんて笑顔で見送ってたけど ウィンディちゃんはあまりの事態に一言も発することができなかったのだ ~シンコウウインディのマル秘日記より抜粋~ 【7.ラブレターシリーズ ニシノフラワー編】21/10/14(木) 私がラブレターを貰うだなんて、トレセン学園に入学する前は夢にも思っていませんでした 登校して下駄箱を開けると、時々入っているんです。送り主のほとんどは高等部の先輩たちです たとえば、最近受け取ったものの内容をあげると 「甘えさせて」「私のスールになりませんか」「伊東ハチしましょう」 1通目のお姉さんは、時々私の所に来て愚痴をこぼすので、膝枕でよしよしてあげています 2通目のお姉さんはお買い物に誘ってくれたり、さっきのお姉さんとは逆に 膝枕で耳掃除をしていただいたりと私を甘やかしてくれます 3通目のお姉さんは…文面の意味が全然わかりませんでしたが 待ち合わせ場所に指定された体育館裏の倉庫の近くへ向かい、茂みの陰から伺ってみると なんと同級生の専属トレーナーをしているお姉さんでした いつもニコニコ優しい方ですが、綺麗なバラにはトゲがあると言います このまま私が行って、あの人と2人きりになっても良いものでしょうか…? 【8.抱き枕】21/10/15(金) スカイさん、どうしました?ため息なんてついてしまって …ふむふむトレーナーさんともっとお近づきになりたいのに、あと一歩が踏み出せないと それなら良い方法がありますよ!じゃーん、抱き枕ですっ 「これにトレーナーさんの顔写真でも貼り付けてぎゅっとするのかい」って? いえいえ違います、この中に潜り込んでこっそり抱きしめて貰うんですよ! 私も時々トレーナーさんが毎晩愛用しているイルカの抱き枕の中に忍び込むんですけど 綿越しでもあの人の温もりや吐息が伝わってきますし 布一枚挟んだすぐ目の前には、無防備なトレーナーさんの寝顔があるんだろうなーとか バレちゃったら私…どんな目に遭わされちゃうんだろうとか考えたらそれだけでもう興奮が止まらなくって あれ?突然横になってしまってどうしたんでしょう まさか!早速この作戦を実行する気ですか!?思い立ったが吉日ですものね それじゃあ抱き枕の中にしまっちゃいますよ~チャックも閉めてっ…と。スカイさんのトレーナー室へ出発です! 『たまにはこれでも使って休んで下さい』と置き手紙も残しておきますから きっと成功しますよ!頑張って下さいね! 【9.メジ論文 ニシノフラワー編】21/10/17(日) トレセン学園を卒業した私を待ち受けていたのは 両親から告げられた顔も知らない許嫁(担当トレーナー。在学中に婚約)の存在でした 身一つでその方の家を尋ねると(嫁入り道具は大型トラックで搬入) ボロボロのお家(武家屋敷を移築、後に重文指定)に 下品な笑みを浮かべた中年男性が(老けメイク済) その日の夜にはもう押し倒されてしまい 私の純潔は無残にも奪われてしまったのです(新婚初夜) 室内は散らかり放題(引っ越しの荷解きが終わってない)なうえ 夫は家を空けて他の女のもとへ通う日々が続きます(トレーナー業) 貯蓄も僅かであり(URA優勝済)、家計を助けるため 仕方無く内職(華道の家元)を始めましたが 昼も夜もあのロリコン(これは本当)に躰の隅々までしゃぶり尽くされ 足腰も立たない日々が続きます(満足♥)。そんなある日 ついに私は身籠ってしまいました。あぁ、この先どうなってしまうのでしょう! 花はまだ16だから(名曲)無事に産めるかも不安で(メジロ産婦人科なら安心!)(広告) 日々大きくなるお腹をさすりながら(子供の名前を)悩む日々が続きます そして今夜もまたロリコン(これも本当)に布団へ引きずり込まれてしまいました(安定期) また眠れない長い長い夜が続くと思うと気が遠くなります(腕枕でぐっすり♥)