トレーナーさんのお部屋でとんでもないものを見つけてしまった。 所謂お宝本というものだ、まさかクローゼットの中にあるとは……。 トレーナーさんも男なのだからそういうのもあるというのは理解できます。 それにウマ娘ちゃんの本がないのは私にとってウマ娘ちゃん好き同士ポイントが高いです。 だが内容は……その、まだ中等部であるあたしにとっては少々過激でした。 トレーナーさんはどうやら女の子に手錠や首輪をつける調教モノが好きらしい。 わっ……!これなんか縛られてお尻とか叩かれてる……!こ、こんなのが好きなんですね…… ……それにしてもこの本に出てくる人たち痛そうな顔してない、というよりむしろ……   コンコン 「ひょえっ!?ど、どうしましたトレーナーさん!?」 「あ、あぁ……明日のトレーニングの話ですね?は、はいぃ!」   だ、大丈夫ですよね?あの本を見てたのはトレーナーさんに見られてないですよね? と、とりあえずあの本は見なかったことにしましょう!ええ!それが良いですね! ⏰   はぁ~……あの後トレーナーさんに何も言われなかったのは幸いでした……。 でもあの優しそうなトレーナーさんでもああいう趣味はあるんですね、意外でした。 まあ私もとやかく言える立場ではないんですけどね、そういうこともあるでしょう! ……しかしあの本で縛られたり叩かれたりしてた人、嬉しそうな顔してましたね。 世の中いじめられて喜ぶ人もいる、ということでしょうか……不思議ですね。 …………トレーナーさんは誰かにそういうことをしたい、のですよね……。   『縛られているの喜んでるとか変態じゃないか……』『ち、ちがいますぅ……♥』 『もっと叩いてくださいぃ!お願いしますぅ!!ひぃんっ♥♥』 『はい……♥デジたんはトレーナーさん専用のメス犬です……♥わんわんっ♥』 はっ!違います違います!なんであたしがトレーナーさんに調教されてるんですか! トレーナーさんはともかくあたしにはそういう趣味はないですからっ! あんな……縛られて、身動きが出来なくて、成すがままにされるなんて…………   『デジタルはこうされるのが好きなんだね……本当に変態じゃないか』 『ほら、そんな顔してやめてって言われても説得力が無いぞデジタル』 『デジタルは俺にどうされたいのかな……?デジタルの口から聞きたいな……』   ~~~っ!!だから違いますっ!私はそういう変態じゃないですからっ! うぅ~、こうなってしまったのも全部あの本のせいです!じゃなきゃ思い浮かべませんっ! 早く寝て忘れる!これに限ります!明日もトレーニングがあるんですからっ! おやすみなさいあたし!明日もウマ娘ちゃん達にとって良い1日でありますようにっ!     ………………………………………………………………チョーカーは一般的なファッションですよね? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このチョーカー変じゃないですよね?あくまでファッション、そうファッションです。 たまにはこういうのも悪くないですね、これだけでもいつもとは違う気がします……。 ……緩んでズレないようにもう少しキツくした方がいいですかね?んっ……これでよし。 別にこれはあたしの気分転換でつけているのであってあの本の影響ではないのです。 むしろあんな本を見せられたデジたんはただの被害者なのですよ!それなのに……   『チョーカーをつけてるなんて珍しいなデジタル』 『ふーん……なんで今日つけてきたのか教えてくれないかな?』 『へー気分転換……嘘は良くないなぁデジタル……本当のことを言ってごらん?』 『そんなこと考えてたのかぁ……変態そのものじゃないか……』 『デジタルは俺にどうして欲しいのかな?言ってごらん?』   あ、あたしはトレーナーさんに……って違います違います!トレーナーさんはそんなこと言いません! またあたしはこんなこと考えて!トレーナーさんは現実的な人なんですから! …………でもあの本を持ってるということはそういう願望もあるんですよね。 「こんにちはトレーナーさん!今日もトレーニングお願いしますね!」 「あっこれですか?はい、たまには気分転換にと思って……似合いますか?」 「……!そ、そうですか!ありがとうございます!えへへ……」 「それで今日のトレーニングの内容は……え、それって……縄!?」   な、ななな縄なんか用意してどうするつもりなんですか!?トレーニングですよね!? トレーナーさんが縄を持ってきた意味を考えてデジたん!縄……縄……はっ! ま、まさかトレーニングというのは本来の意味じゃない方とか……!?   『どうだいデジタル……?こうやって手とか足を縛られた気分は……』 『……まさか縛られて興奮するとかそんな変態じゃあないよね?』 『へぇ……嫌だと言ってる割に顔が赤いけど?何か期待してるのかな?』 『素直に言ったら……デジタルがして欲しいことをしてあげるけど……どうする?』   だっ、だめです!まだそんなことしちゃだめです!こういうのって順序とかほら……え? 「長時間縄跳びをすることでスタミナと瞬発力を同時に鍛える……ですか?」 「……あ、あぁなんだそういうことだったんですね~!確かに鍛えられそうですね!」 「いやぁデジたんはてっきり……あ、いやなんでもありません!トレーニングしてきます!」   あ、危なかったぁ~!!思わず口に出すところでした~!セーフ!セーフです! ふぅ~とりあえずトレーニングをしましょうか!そうしたら雑念は払えるはずです! それじゃあ早速…… パチィン! ひゃっ!いきなりなんですかこの音は!?   「ど、どうしたんですかトレーナーさん?今凄い音が……ん?」 「あ、蚊がいたんですね……さっきのははたいた音だったんですね、ビックリしました!」 「……ってトレーナーさんの腕赤くなってるじゃないですか!?もしやさっきので!?」   あービックリしましたー……叩く音ってあんなに大きな音出せるんですね……。 ……あんなのであたしの身体叩かれたら、ひとたまりも…… バシィン『ひゃうぅっ♥そんなにお尻叩かないでくださぁい♥♥』 『何言ってるのかな?そんな事言って喜んでる癖に、変態さん』 『よ、喜んでなんかいませんよぉ♥ただ痛いだけですっ♥』ペチィン『はうっ♥』 『ふーんじゃあデジタルがそう言うのなら止めようかな、痛いだけなんでしょ?』 『はへ?あ、えっと、その……』『じゃあ今日はここ辺りで……』『ま、待ってください!』 『……デジたんはトレーナーさんにお尻を叩かれて喜ぶ変態です……♥だからぁ……♥』 『もっと叩いてください……♥トレーナーさんのじゃなきゃだめなんですぅ……♥』   …………あたしも、あんなに…………っ!?いやいや!いやいやいやいやいやいや!! ない!ないですから!叩かれたら痛いだけですって!痛みが喜びに変わるわけないじゃないですか! トレーニング!そう!今はトレーニングの時間なんです!あんなの考えてる暇はありませんから! よっ……ほっ……久しぶりに縄跳びやりましたが結構キツいですね……鍛えられそうです……。 でも跳んでる間って考えることぐらいしか出来なさそうなのがネックですね……。 あっ……トレーナーさんがこっち見てる……って当たり前ですよね、トレーニングなんですから。 ………………………………トレーナーさんに責められたらどうなるんでsyあっ痛ぁっ!?縄がぁ!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ う~ん!久しぶりのお休みです~!こういう時は外出るに限りますねぇ~!! おっあそこにワンちゃんがいますね~!ウマ娘ちゃんとはまた違う可愛さがあります! ……そう言えばこの前トレーナーさんがワンちゃんの話をしていましたね。 トレーナーさんの実家にワンちゃんがいるから恋しいだとか、ペットっていいですよね~。 ワンワン♪……ってなに考えてるんですかあたし!これじゃああたしがワンちゃんじゃないですか! …………ワンちゃんみたいに、ですか……首輪とリードをつけられて……ペットみたいに。   『と、トレーナーさん……あたし、こうされるの恥ずかしいです……』 『どうしたんだいデジタル?首輪とリードをつけられて変な気分にでもなったのかな?』 『へ、変な気分にもなりますよ……!こんなの……まるでペットじゃないですか……!』 『そうだよ?今デジタルは俺のペットだ、嫌だったらその首輪外していいんだよ?』 『……嫌じゃないからつけてるんじゃないですか……トレーナーさんは意地悪です……』 『それなら良いじゃないか、ほら散歩行くよ……俺のワンちゃん』 『…………………………………………ワン♥』 ワンワン♥トレーナーさんならどういう首輪つけてくれますかね……じゃーなーくーてー!! なーんであたしがワンちゃんになってるんですかー!首輪なんてつけたくないですー! …………トレーナーさんがつけてくれるっていうのならやぶさかじゃ、ないですけど……。 やっぱりあたしおかしくなってます……前までそういうの微塵も考えてなかったのに……。 あっ……このお店……確か色んなのが売ってるお店と噂の…………どんなものでも、ですか……。 わっ首輪……!それにリードまで……!でもこれワンちゃんにつけるようなものじゃないですね……。 ……!もしかしてこれって、そういう……!?こんなのも売ってるんですね……! 普通首輪って言ったら黒色ですが……いろんな色があるんですね……赤色とか青色とか……。 あっピンク色……こんな可愛い色とかもあるんですね……ちょっとチョーカーっぽい……。 …………………………………………これは資料ですから、買っても問題ないですよね。   ⏰   「トレーナーさん!ちょっとこれ見てください!この前お店で買ったんですけど……。」 「はい、首輪とリードです!漫画の資料の為に買ってみたんです!」 「それでですね、トレーナーさんにお願いがあるんですけど……これ、つけてくれませんか?」 「ああいや!あたしにそういう趣味があるわけじゃないんですよ!ただ次書くシーンに必要なだけで……」 「質感とかつけられた感触とか直にしてくれないと分からないじゃないですか……だから……!」 「はい、お願いします……」カチャ「んっ……どうですかトレーナーさん……?似合ってます……?」 「って聞くのおかしいですよね……あ、あとリードを少し引っ張ってみてください」 「こう、グイーッとです、はい……」グイッ「んんっ……こんな感じなんですね……」 「いえ、まだ外しませんよ?まだまだ付き合ってもらいますからね!ワンワン!」     ………………………………………………………………ワンワン♥ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ はぁ……あの後すぐ外されちゃいました……残念です。 でもトレーナーさんにつけてもらった感触……悪くなかったですね、いえむしろ……。 …………とても良かったぁ……♥もっとリードを引っ張ってほしかったですねぇ……♥ もう隠すことないですよね……?あたしは……♥……トレーナーさんにいじめられてがってます……♥ いえ、違いますね……いじめられてがってるんじゃない……いじめられたいんです……♥ でもどうしましょうか……いきなりいじめてくださいなんて言って、やってくれないですよねぇ……。 ましてやあの優しいトレーナーさんがしてくれるはずが……ないんですよねぇ……。 でもあたしはしてほしい……うーん、難しいですねぇ……どうすればやってくれますかねぇ……。 まあ考える時間はありますからね!色々情報集めてからでも遅くはありません! まずはそうですね……もう一回トレーナーさんの部屋であの本以外の本を見るのがいいですかね!     ピッ「トレーナーさん!今日トレーナーさんのお部屋行っていいですか!」 「お邪魔しま~す!お~!この前よりウマ娘ちゃんのグッズが増えてますね~!いいことです!」 「ちょっと部屋見て回っていいですか!?どんなのが増えたのか知りたいです!」 「それじゃあこっちの部屋から見てきますね!トレーナーさんは?……お茶ですか、分かりました!」 「ふんふふ~ん♪こっちの部屋もグッズが増えてますね~!でも今回は……こっち!」   ……ありました♥この前見た本もありますね、それ他には……監禁!? 監禁……監禁……♥トレーナーさんがあたしを監禁……♥して欲しいです♥ 内容は……ふむふむ、部屋に監禁されて手錠やらなにやらつけられて色々されてますね……。   『トレーナーさん……!こんなことしてあたしをどうするつもりですか……!?』 『デジタル……ここまでされて何も分からないわけじゃないよね……!』 『……っ!トレーナーさんがそんなことする人だなんて思いませんでした……!』 『デジタルが悪いんだからな……?デジタルがこんな子になったのがいけないんだ……』 『やっ……やだぁ……やめてくださいトレーナーさぁん……』 『そんな顔して嫌だって言われても説得力ないよデジタル……』 『え……?そんな顔……してません!してませんからぁ!』 『ふーん、じゃあそんな顔してるのに嫌だって言うんだ……はい鏡、見てみなよ』 『は、へ……?なんですかこの顔……これ、あたしが今している顔ですか……?』 『そうだよ?つまりデジタルは今この状況を喜んでるんだ……どういうことかな?』 『やっ……やだぁ……♥見ないで……♥見ないでくださいぃ……♥』 『その顔だよデジタル……その顔がいけないんだ……いじめたくなる』 『いじめないでください……♥やですぅ……♥』 『いいや、いじめるさ……デジタルがそうされて喜ぶんだからね……』 『やだぁ……♥やだぁ……♥』   トレーナーさんがあたしを監禁してくれたら……トレーナーさんしか考えられなくなりそうです♥ はあぁ……♥トレーナーさん……♥トレーナーさん……♥っといけません長居したらバレちゃいますね 今日はこのぐらいにしてと……でも良い情報をいっぱい手に入れられました! そろそろトレーナーさんから声がかかりそうですし本を元に戻して……これでよし! 明日からはこの情報を元に前行ったあのお店で色々探してみましょう!頑張れあたし!   「……あっ!トレーナーさん!いやぁ~このぱかぷちいいですねぇ~!」 「それにこのポスターも!良い位置に貼ってますね!あたしも同じようにしてます!」 「お茶ですか?はい!ご一緒させていただきます~!あっクッキーもあるんですね!」 「……ん~!美味しいです!これならいっぱい食べられそうです!食べ過ぎないように注意ですね!」   本当に美味しいです……それにお茶もいいですね~……このお茶に何か入ってたら…… 例えば睡眠薬とか……入ってて……あたしが眠らされて……それで……監禁されて……♥ あぁ……トレーナーさん……♥でもトレーナーさんはそんなことしませんよね……♥ トレーナーさんは優しいですから……そんなことしてくれないんです……ちょっと悲しいですけど。   「今日はありがとうございました!またウマ娘ちゃん対談しましょうね!」 「はい!それではまた明日!です!」 トレーナーさん、あたし決めました。あたしはトレーナーさんにいじめてもらいたいです。 でもトレーナーさんはそういうことをしてくれないから……あたしがそうさせます。     だからトレーナーさん…………将来はあたしをいーっぱいいじめてくださいね……♥ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひょえ~~~!?あ、あたしとトレーナーさんのプレイを教えてください~!? い、いつのまに……というより何故!?何故知ってるんですか~!! アドマイヤベガさん!いつ!どこで!!もしかして見られてました~!? あわわわ……ウマ娘ちゃんに見られるとはこのデジたん、なんたる不覚ですか! へ……?見たとかじゃなくて推測!?ど、どうやってわかったんですか……!? ……首周りと手首に何かしらの跡!?……あ、ほんとだ……こ、殺してください~!! これじゃあトレーナーさんに叱られるじゃないですかぁ~!…………それもありですね …………!あの!話します!話しますから秘密にしてくださいね!お願いします! それでプレイの内容でしたよね!あたしはですね……その、トレーナーさんに調教されています♥ 首や手首の跡は……首輪や手錠の跡です……♥トレーナーさんにつけられました……♥ 最近はですね……トレーナーさんの部屋で監禁されるのが癖になっちゃいまして……はい♥ まず手錠でベッドの柵と繋げられて動きが抑えられて……首輪とリードで自由が効かなくなります…… そうされるとあぁ……あたしはトレーナーさんのペットなんですねって実感できるんです……♥ その次は色々な道具でいっぱい責められちゃうんです……♥そして焦らされるんです……♥ あたしが何度も何度もイカせてくださいって言ってもイカせてくれないんですよ……♥ それで限界の限界になったら一気に道具で……~~~っ♥♥♥最高なんですぅ……♥ その時身体に来る快感は凄いんですよアドマイヤベガさん……♥死にそうぐらい……すっごいんです♥ イッた後は手錠が外されて今度はトレーナーさんにご奉仕するんです……全身を使って、です♥ 手とか口以外にも太ももや胸も使って……♥あたしの胸でも刺激出来るんですね……♥ そしてトレーナーさんが射精す時は口で咥えて全部飲めと命令されるんです……♥ こぼさないように全部……♥でも毎回こぼしちゃうんです……そうしたらトレーナーさんは……♥ リードを大きく引っ張って四つん這いにされてお尻を思いっきり叩かれるんです……♥ はい、お仕置きと称してあたしを……叩いてくれるんです♥だからわざとこぼすんですけどね♥ お尻以外にも太ももとか背中も叩いて……たまに跡がついちゃうほど叩かれるんです……♥ 思い出すだけで……はあぁ……♥あたしがこんなのになったのもトレーナーさんのせいなんですよ♥ それでその後はですね……また手錠つけられて動けなくされて……そして……っ!?♥♥ はっ……うぅ……♥ご、ごめんなさいぃ……♥つい声が……はうっ!♥♥ あ、あぁ……!と、トレーナーさん……!ど、どうしたんですか~?あたしに何か用事でも…… え?聞こえてた?な、なにがですひぃんっ♥♥……はい、しゃべっちゃいました……♥ ご、ごめんなさいアドマイヤベガさん……今日はここまでみたいです……はい……♥ だから……いぃんっ!♥♥この話は秘密で、お願いします……♥そ、それでは……♥   ⏰   そ、それでトレーナーさん……あたし、しゃべっちゃったんですけど……どうするんですか……♥ !は、はい……♥お仕置きですよね……♥あ、あたしどうされちゃうんですか……?♥ ……え、首輪とリードつけてそ、外に出るんですか……!?わ、わかりましたぁ……♥ あたしに拒否権はありませんから……♥だってあたしは……♥トレーナーさんの……♥     トレーナーさん専用のペットですから……♥ワンワン♥