｢ふう…ありがとうございました…。私だけだったらこんなに資料を持ってこれませんでした｣
｢いえ、サブとして当たり前のことをしたまでです。むしろ貴重な資料を俺なんかに見せていただきありがとうございました｣
｢ふふ、相変わらずですね｣
｢では俺はここで失礼します｣
｢えっ！？えっと…！その…！あの…！あ、お礼にお茶でも！是非っ！(ｸﾞｸﾞｯ)｣
｢(すごい迫力だ！)｣

｢ふう…｣
｢美味しいです桐生院トレーナー｣
｢よかったぁ…そ、それでですね…？サブトレーナーにちょっと聞きたいことが…｣
｢聞きたいこと？俺の分かることであればいいんですけど…(ｽﾞｽﾞｯ)｣
｢『むちウマ居酒屋』…聞いたことありますか？｣
｢(ﾌﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ)｣
｢その反応、やっぱり…｣
｢桐生院トレーナー！？そんな言葉をどこで！？｣
｢ミークが言ってたんです！『サブトレーナーは絶対常連だ』って！｣
｢冤罪だ！？｣

むちウマ居酒屋…簡単に言えばガールズバーやキャバクラのウマ娘版だ
ただでさえ容姿端麗なウマ娘がそりゃあもう膝の上に乗ってうまぴょいしたり
ニンジンをうまだっちしたりするサービスタイムは世の紳士トレーナーを魅了している
先輩がダイワスカーレットにブラフをかけられたのを皮切りに昨日の夜からトレセンに嵐が吹き荒れているらしい

｢それで？(ｽﾞｲｯ)｣
｢えっと…？｣
｢常連なんですか？(ｽﾞｽﾞｲｯ)｣
｢まさか！一回先輩トレーナーに連れられて行ったことあるだけです！｣
｢とにかく行ったことあるんですね？(ｽﾞｽﾞｽﾞｲｯ)｣
｢はい…｣
｢…めです…｣
｢桐生院トレーナ…？｣
｢…だめです！サブトレーナーはそんなところ行っちゃだめです！(ﾎﾟｶﾎﾟｶｯ)｣
｢サー！もう行きませんサー！｣

｢うまぴょいですか！？膝の上でうまぴょいすればいいんですか！？｣
｢桐生院トレーナー！？｣
｢…ﾋﾟｮｲ…ｳﾏﾋﾟｮｲ…｣
｢落ち着きましょう！落ち着きましょう！ね！｣
｢うまぴょい！うまぴょい！うー！すきだっち！｣

👅皿👅
fu381753.jpg

このでけえ水族館がよ…

このでけえ水族館が

これミークこうなるって分かって葵に吹き込んだんじゃ…

>昨日の夜からトレセンに嵐が吹き荒れているらしい
トレーナーがどこ行こうとええっちゅうねん！
トレセンは婚活会場やないで！

>｢うまぴょいですか！？膝の上でうまぴょいすればいいんですか！？｣
やっぱりヒトミミは卑しいわね…

衝撃！あの桐生院家の秘蔵っ子が男の膝にまたがってサービスタイム！？

>>昨日の夜からトレセンに嵐が吹き荒れているらしい
>トレーナーがどこ行こうとええっちゅうねん！
>トレセンは婚活会場やないで！
トレーナー！
ウチという担当がいながらどういうことや！

タマ
タマは所詮ただの生徒なんだ

こうでもしないとあいつらは進展しない
ミークはいい加減にして欲しかった

>こうでもしないとあいつらは進展しない
>ミークはいい加減にして欲しかった
イチャつく二人を見て陰でむんっするミークとか…

>ただでさえ容姿端麗なウマ娘がそりゃあもう膝の上に乗ってうまぴょいしたり
>ニンジンをうまだっちしたりするサービスタイムは世の紳士トレーナーを魅了している
ウォウウォウウォウウォウ
やっとみんな会えたねー！

>世の紳士トレーナーを魅了している
やっぱ紳士よ