「えっと、つまり……お兄さんが、私で……」
「俺が、キタサンになっちゃった……」

原因不明の身体の入れ替わり。一緒に昼寝をしていた、ただそれだけの筈。神社で一緒に階段から転げ落ちた訳でも頭をぶつけた訳でもない。トレセン学園の理不尽と言えばアグネスタキオンの薬だが、彼女と接触した覚えも無い。

「どうしましょう……どうやって戻れば……」

落ち着かない愛バを導くのはトレーナーの役目、だが勿論俺もこんな経験は初めてで。解決手段も取り敢えずでこの場を凌ぐ方法も思い当たらない。
戻るまでお互いのフリをする、なんてのも無理が──？

「……あれ？　何でだろう……私、昨日『お兄さん』の部屋で『私』のトレーニングプランを組んでたような……」
「俺も、昨日ダイヤとお喋りをしてから寝たような……」

突如フラッシュバックする、昨日の見知らぬ光景。まるで昨夜の夕食のように、この身体の記憶が蘇ってくる。これなら、もしかして戻るまではお互いのフリで隠し通せるかもしれない。

「『お兄さん』ですよね？」
「……はい……」

甘かった。
放課後ダイヤに屋上に呼び出されたと思えば、開口一番に告げられた言葉に項垂れる。
クラスメイトには怪訝な顔をされながらも誤魔化せたのだが、ダイヤには即座に見抜かれてしまった。トレセンに来る以前からキタサンの事をずっと見ていた彼女に、隠し通すことなんて土台不可能だったのだ。
諦めて全てダイヤに経緯を話した。キタサンと身体が入れ替わってしまったこと。そして不思議とキタサンの記憶が思い出せることを。

「そう言う訳で……戻る方法を探してるんだけど……」
「なら……お兄さん、思い出せませんか？　あの日の、約束を……」
「思い出す……？　ごめん。何のことだかわからない。それより今は……」

ダイヤの言葉の意味が分からず、それより今は優先する事がある筈だと急かす。キタサンとダイヤの約束事なら、この後で二人に確認してもらえばいいから、と。
この返事が、最後の別れ道になる事も分からずに。

「うわっ」

屋上に、風が吹く。ダイヤの長髪が乱れて、俺の履いているスカートが舞い上がる。自然と内股になって、はためく布地を押さえた。

「……もう、いいよね」

風の音の中、ダイヤが微かに唇を動かす。普段なら聞き逃していたそれを、ウマ娘の優れた聴覚は確かに捉えた。ダイヤの様子が何かおかしいと、俺から見てもキタサンの記憶を辿っても、それは明らかで。

「『キタちゃん』」

風が収まった時、ダイヤは俺を見据えてそう言った。瞳は揺れる事なく、耳と尻尾の動きにも感情を表さず。
違う、俺はトレーナーだ。訂正したくても口が開かない。冷たいものが頬を伝う。恐れを感じているのは俺か、キタサンの身体か。
居心地が悪くてあとずさり、貯水タンクの壁に背中がぶつかった。

「『お兄さん』は頼りになる、男の人です。そんな風に内股でスカートを押さえたりしません」
「いや、これは……つい……」

ダイヤが身を寄せて、その脚を俺の股の間に差し込ませる。壁とダイヤの身体に挟まれて逃げ場がない。密着し絡み合う肢体に、キタサンとダイヤの匂いが混ざり合う。甘い、としか形容のしようがない匂い。
嗅覚を埋め尽くす甘美なそれに頬が火照る。しかし興奮を覚えても股間の布地を押し上げる筈のモノは無く、代わりに下着の奥で小さな疼きを覚えた。

「『お兄さん』は、普通の男の人です。ウマ娘の耳なんて、ありません」
「それは……この、身体が……」

ダイヤが俺のウマ耳を撫でる。こそばゆくて身を縮こませる。

「そして──『お兄さん』は、約束を忘れたりなんか、しません」

はっ、と。息を呑む音が、物陰から聞こえた。

俺の頬に手を添え、ダイヤは肩越しに振り向く。酷く申し訳なさそうな顔をした『俺』が、おずおずと物陰からその姿を表す。

「ダイヤちゃん、ゴメン……私、ずっと約束のこと……」
「なぁんだ、思い出してくれたんですね。じゃあ、やっぱりあなたが『お兄さん』じゃないですか」
「違うよ！　『私』はっ」
「ふふ……いいです。こっちに、来てください……♪」

ダイヤに手招きされて、『俺』はゆっくりとこちらへと歩み寄って来る。
ダメだよ。きっと、戻って来れなくなる──そんな声も、震えて出せなかった。

或いは、もう。ずっと、前から。

約束を間違えられてしまった女の子は、とても悲しんで、怒りました。
でも、怒っても、何もできませんでした。
だって約束を忘れちゃったあの人も、友達も、みんな大好きだったから。
どうすればいいかわからなくて、頭の中がグチャグチャになって。
三女神様に祈ったのです。

もうみんな、ぐちゃぐちゃになっちゃえ。

そしてそのお願いは、確かに叶えられたのでした。

キタサトお兄さん入れ替わりの倒錯3ぴょいが見たかった

ウワーッ！？

…どうなってるの！？

幼い頃に自分の担当になってくれるって約束したお兄さんはキタちゃんと契約して
キタちゃんは毎日お兄さんとの日々を楽しそうにお話してきて
そんな中でお兄さんとキタちゃんの身体が入れ替わって
サトちゃんは壊れた

しっかりいたせー！

願いを叶えてあげたのにどうして…

こういうのもいいわね

三人で幸せになってるからヨシ！

三女神うるせぇな...

最初はもっとこう

「協力してあげてもいいですよ❤︎でも二人が入れ替わってるってこと証明してください❤︎」

「『お兄さん』は男の人ですよね❤︎おっぱい揉まれたからって気持ちよくなったりしませんよね❤︎」

「あーあー❤︎『キタちゃん』❤︎なでなでされてそんなにお股膨らませちゃって❤︎本当にキタちゃんなの❤︎」

「ほら鏡を見てください『お兄さん』❤︎おっぱい弄られただけで、トロトロなお顔❤︎今の自分を見て本当に『お兄さん』だって言えますか❤︎」

「ガマンできたら協力してあげます❤︎でも、ウソ付いてたって認めたら、もっともっと気持ちよくしてあげますよ❤︎」

「どうしますか❤︎『お兄さん』❤︎❤︎『キタちゃん』❤︎❤︎❤︎」

みたいな頭もお股もゆるゆるな話になる予定だったんだ…

三女神だけあって３レス付けやがって…

初恋のお兄さんが親友の身体を見てドキドキしてるの見ちゃうダイヤちゃん

>みたいな頭もお股もゆるゆるな話になる予定だったんだ…
どうしてこうならなかったんだ…

エクストリームルビコン川渡り

>>みたいな頭もお股もゆるゆるな話になる予定だったんだ…
>どうしてこうならなかったんだ…
不可逆TSだとどうしてもアイデンティティ絡む話になるし何となく重い話は書き始めると止まらないんだ

いまから全部壊れた三人でいろいろゆるゆるな関係になるかもしれないし…

ルビコン川
みんなで渡れば
怖くない

こっちはこっちで面白いしいいと思うわ

なんだか知らんがとにかくヨシ！

たまに意識を入れ替えあったりする倒錯的なプレイやりそう…

三女神　祓い方

キタサンの体に翻弄されるお兄さんとお兄さんとして約束を思い出してしまったキタサンそして壊れてしまったダイヤ
幸せにはなれないだろうがこの重さ嫌いじゃない…

>三女神　祓い方

>祓（はらえ、はらい）は、神道の宗教行為で、天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事・呪術である。
何ですか私達が不浄だっていいたいんですか

あまりにも不浄

わかりました次はダイヤちゃんとお兄さんの身体入れ替えます

やはり不浄…

TSモノって性癖に力入れるとお風呂とかトイレとか性差に翻弄されるシーン多めに入れたくなっちゃうんだけどそうするとかなり長くなってここ向きじゃなくなるし
かといって渋とかハメに投げるにはちょっと……な内容になるから匙加減が難しいんだよね……

短絡的に出すなら事前で切るとかオチ付くギャグ寄りにするとかヤることヤりました的な事後描写だけ後に書くとかそうなるよね…分かるよ…

でも何か書けそうな気がしてきたからまた別の機会にぴょいシーン書くね…

テイトレでもあったけど入れ替わりでボディの記憶に浸食されるネタはウララと誰かでやった方がダークで良いと思う

三女神様は何も禁止していない

>テイトレでもあったけど入れ替わりでボディの記憶に浸食されるネタはウララと誰かでやった方がダークで良いと思う
それだとTSとはジャンルが変わるから刺さる人変わると思う

>三女神様は何も禁止していない
どちらかと言えばお前らが禁止される側じゃないか……？

良く分からんな…
入れ替えて結局やる事エロじゃいくらキャラ変えてもなんかやってる事同じで淡泊でしかないというか

3人の精神を入れ替えてうまぴょいしようぜ！

ぴょいするたびに精神が入れ替わるようにしようぜ！

ぐちゃぐちゃに混ざり合って元が誰が誰なのかわからなくなって快楽に溺れるのいいよね

>入れ替えて結局やる事エロじゃいくらキャラ変えてもなんかやってる事同じで淡泊でしかないというか
単なる好みの問題では

>良く分からんな…
>入れ替えて結局やる事エロじゃいくらキャラ変えてもなんかやってる事同じで淡泊でしかないというか
入れ替わった状態でトイレとかお風呂(複数人で)とかそういうおバカエロの路線も見たいとは思う