二次元裏@ふたば

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411653 B21/09/14(火)14:08:36No.845986987+ 15:30頃消えます
 ドトウが転ぶのは日常茶飯事である。
 今日のドトウは自分が落としたプリントに脚を滑らせて、前のめりにすっ転んだ。そこまではいつも通りなのだが、差異があるとすればその先に俺がいたことで。
 ごちん、と目の前に飛ぶ火花。
「もしかして、俺達……」
「入れ替わってるぅううう!?」
 それが収まったかと思えば、目の前には涙を流す『自分』の顔。ドトウには悪いがちょっと見苦しくなって目線を下に逸らす。
 するとそこには視界を遮るあまりにもたわわな果実。思わず生唾を飲み込んで、結局顔を上げた。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/09/14(火)14:10:01No.845987326+
 またアグネスタキオンの仕業か? しかし待てども学園からのお知らせを告げる放送は無い。であれば三女神様の悪戯か、なんて現実逃避をしても対処法は無い。
 じゃあまた頭をぶつけるか──しかし、その前には目の前の俺の身体に入っているであろうドトウを落ち着かせなければ。
 それに、自分が内股で泣いている姿というのは、中々に堪える。
「ご、ごめんなさい私のせいでぇ……ど、どうしましょう……戸籍とか、住民票とかぁ……」
「ちょっと落ち着こう。大丈夫、きっと何とか──うひゃぁっ!?」
 とりあえず発想が飛躍しているドトウの涙を拭いてやらねば。両手を付いて起き上がり、一歩歩み寄ろうとして、見事にバランスを崩した。
 股にあるべき物が無く、胸には大きな大きな重り。女性として生きて来た経験など無い俺にバランスを取ることなど出来ず、先のドトウの再現のように、目の前の『俺』の身体を巻き込んですっ転んだ。
221/09/14(火)14:11:24No.845987650+
「あわわっ!? すいませぇぇぇんっ!」
「だ、大丈夫! ゴメン、ドト……ぉ……」
 さっきと違うのは、俺が『俺』の下半身に抱き着くように倒れ込んでしまったこと。そして目の前には、ズボンのチャックがあること。
「……っ」
 ほんの一瞬漂ったニオイに目が眩む。ウマ娘の優れた嗅覚は、目の前のそれを逃す事なく捉えた。呼応するように、額から汗が垂れてくる。胸元から、ムワッとした汗と香水が入り混じった匂いが溢れてくる。
 とくんとくんと、速くなる鼓動。『自分』の匂いで興奮するなんて悪い冗談にも程があると意識を逸らせば、今度は『ドトウ』の匂いが鼻腔を満たす。凝縮された甘ったるい匂い。
 通常、余程でなければ自分自身の体臭には気付けない。だけど今のドトウに入っているのは、俺という別人の精神。
 そのせいだろうか。目の前の男の匂いを嗅いで、逃がさないと言わんばかりに溢れ出たフェロモンのような体臭を、直に嗅ぎ取ってしまった。
「あのぉ、トレーナーさん……?」
「……ごめん。すぐに、退く」
321/09/14(火)14:12:20No.845987875+
 今ドトウが声を掛けてくれなかったらどうなっていたか。『自分』と『ドトウ』の匂いに眩む頭を振って、両手を付いて上体を起こす。
「ふぎゅっ!?」
 そしてまた、転んだ。わざとじゃない。
 意識しても、胸──おっぱいの重さからは逃げられないのだ。どうしても重心が前に寄って、猫背になってしまう。
 起き上がっては転びを繰り返し、息も荒くなる。頭を振り払っても、ドトウの匂いに思考が蕩ける。
 身体が上手く動かせない。焦りで何度も同じ失敗を繰り返す。それはまるで、出会ったばかりの頃のドトウのようで。
 自分の言動が、『メイショウドトウ』という檻に閉じ込められてしまったかのような錯覚すら覚える。
421/09/14(火)14:12:55No.845988027+
「『トレーナー』さぁん……私、変ですぅ……」
 そして、失念していた。何度も何度も甘ったるい雌の匂いを振り撒かれ、柔らかな乳を繰り返し押し付けられれば、男はどうなるか。
 ましてや、男の性欲なぞ感じた事もないドトウに、それを抑えることなんて出来るはずもなく。
 目の前には、膨らんだズボンの股間。ニオイは、さっきよりもずっと強い。
臍の奥が、熱くなる。
521/09/14(火)14:13:35No.845988190+
「……もしかしたら、戻れるかもしれない」
「えぇっ!? ホントですかっ!?」
 答えず、膨らんだ股間のチャックを開ける。ズボンを押し上げていたそれは勢い良く怒張して、ぺちりと頬を叩いた。
「うぇえっ!? こ、ここれがトレーナーさんの……!?」
 だって俺は、ドトウという女の子の中に閉じ込められているんだから。
こんなに身体が求めている男のそれを取り込めば、戻れるに決まっている── 熱病のように浮かされた頭は、目を丸くする男を無視して。するりと、胸元のリボンを緩めた。
621/09/14(火)14:16:23No.845988815+
 ニオイを、匂いで閉じ込めるように。はちきれんばかりに怒張して脈打つそれを、胸で包み込む。魅惑のマシュマロのような柔らかな肉の中心に、熱いモノがある。
 ぐにぐにと擦り合わせるたびにより硬く、大きくなっていくそれに、何だか愛おしさのようなものを覚える。
「だ、ぁ、だめぇ……っ」
「──っ❤︎❤︎❤︎」
 酷く情け無い男の声がして、特濃のニオイの元が胸元から溢れ出る。あまりにも強烈なソレに、意識がトび──

「あ……」

 やっと、正気に戻れた。股が湿って下着が肌に張り付く感覚がする。
 俺は、何をしていた? ドトウの身体を使って、自分の身体に? 熱に浮かされていたとはいえ?
 快楽に火照る身体とは裏腹に、焦燥感が募っていく。トレーナーとしてあるまじき言動で、俺は。

「……違い、ますよね?」
721/09/14(火)14:16:40No.845988876+
「っ!?」
また、視界が引っくり返った。
転んだわけじゃない。頬を撫でる男の熱い吐息。覆い被さる、男の身体。初めて男のそれを暴発させて、正気でいられる筈もなかった。
「トレーナーさんが欲しいのは、こっちですよね?」
指が、スカートの上から股を撫でる。目眩がして、疼く。
「ち、違ぅ……」
「目を背けてますよね? 自分の、欲しいものから」
「あ、ぁう……」
トレーナーとして、『彼女』を止めないといかない。なのに強引に求められて、身体が受け入れようとしている。

「『トレーナー』さんの欲しいものは、何ですか?」
821/09/14(火)14:17:27No.845989053+
 あれから何度も身体を重ねて、溶け合って。お互い果てて、『トレーナー』の胸に顔を預けるように、意識を失った。
「も、戻れてないぃ……夢じゃなかったぁ……」
 目が覚めても、当然、何一つ状況は変わっていない。
 お互いにぐちゃぐちゃに混ざり合って、トレーナー室に充満する匂いはそれはもう酷いことになっていた。オペラオーがもしこの場にいたら卒倒するに違いない。
「うぅ……重……」
 バランスを崩さないように、慎重に上体を起こす。下着という支えのない豊満な胸は、軽く身動ぎするだけでもぷるぷると震え、理性を擽ってくる。
「もしかして……ずっと、一生、このまま……?」
 冷や汗が頬を伝う。言動がドトウに引っ張られているとはいえ、心は俺のものなのだ。
 この胸にぶら下がる大きなモノが、ずっと、俺のものに──最低な考えが一瞬過ぎって、すぐに頭を振る。胸の内を焦すものは焦燥感と倒錯感であって、決して興奮では無いと、自分に言い聞かせる。
921/09/14(火)14:18:05No.845989185+
「『ドトウ』は……」
 未だ目を閉じたままの『俺』の身体。目が覚めたら、果たして『彼女』になんて声を掛けたらいいのだろう。
「……」
 寝顔を覗き込む。安らかな顔。いつもドジで、苦労ばかりさせてしまっている顔。
 また、早くなる鼓動。さっきみたいな衝動じゃなくて、元々『ドトウ』が持っていた感情。
「『トレーナー』さん……」
 ぽつりと、意識せずに溢れた呟き。何も考えられずに、唇を重ねるようにそっと顔を下ろして、そして。

「──ん?」
「ひゃっ!?」 

 ちょうど目を覚まして顔を上げた『俺』と、今まさにキスをしようとしていた『ドトウ』の額が、ゴツンとぶつかった。
1021/09/14(火)14:18:47No.845989355+
みたいな入れ替わった身体に言動が引っ張られて倒錯ぴょいしちゃうのが見たくてですね
1121/09/14(火)14:19:01No.845989402+
おい!
1221/09/14(火)14:19:21No.845989483そうだねx1
1321/09/14(火)14:22:54No.845990310+
元の体でもドトウの身体でもドトウ相手にうまぴょいは勝てないんだろうなって
1421/09/14(火)14:26:02No.845991084+
原作憑依してない?
1521/09/14(火)14:28:38No.845991660+
ドトウボディに囚われるのは色々堪らんだろうな…
1621/09/14(火)14:29:36No.845991878+
この後元に戻ってもいいし川渡っちゃってもいい
1721/09/14(火)14:30:10No.845992019+
はーっはっはっは!すけべ!
1821/09/14(火)14:31:09No.845992247+
ホモよ!
1921/09/14(火)14:33:29No.845992810+
>ドトウボディに囚われるのは色々堪らんだろうな…
言動がドトウに引っ張られてるからよく転ぶしその度に揺れる自分のおっぱいに興奮しちゃうんだ……
2021/09/14(火)14:42:21No.845994902+
>はーっはっはっは!すけべ!
オペラオーだってトレーナーと入れ替わったらどうせこうな……いや何やらかすか分からねえわアイツ……
2121/09/14(火)14:45:04No.845995629+
トレーナーの体で好き勝手やるオペラオーとオペラオーの体で真面目に励むトレーナー
それぞれ層のファンが増える
2221/09/14(火)14:55:43No.845998111+
>こんなに身体が求めている男のそれを取り込めば、戻れるに決まっている
この言い訳最高……
2321/09/14(火)14:59:31No.845999065+
>>こんなに身体が求めている男のそれを取り込めば、戻れるに決まっている
>この言い訳最高……
完全に精神が肉体に染まってるのいいよね
2421/09/14(火)14:59:34No.845999076+
ドトウの身体はえっちだから成人男性の精神が放り込まれたら我慢できなくなるんだ
2521/09/14(火)15:20:52No.846004497+
ウワーッ!トレセンのトレーナーちんこに弱すぎだろー!?
2621/09/14(火)15:22:41No.846004950+
>ホモよ!
精神がドトウに染まってメス堕ちしてるからホモじゃないんだよなぁ
2721/09/14(火)15:23:04No.846005043+
>ウワーッ!トレセンのトレーナーちんこに弱すぎだろー!?
ちんこに弱いのはウマ娘ボディだよ
2821/09/14(火)15:28:29No.846006423+
>>ウワーッ!トレセンのトレーナーちんこに弱すぎだろー!?
>ちんこに弱いのはウマ娘ボディだよ
>ウワーッ!トレセンのウマ娘ボディちんこに弱すぎだろー!?


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