ともあれ放課後、薬を手に入れたアタシは意気揚々とトレーナーが待つトレーナー室に向かったわ。扉を開けると、彼はトレーニングの準備をしていたの。アタシを見つけると彼は顔を綻ばせて「やあスカーレット、今日もがんばろうな！」と声をかけてきたわ。その時これから彼を騙すことにちょっとだけ罪悪感が芽生えたけど、アタシは覚悟を決めたの。見てなさい、アンタを獣にしてやる！ってね。
「お疲れ様、トレーナー。練習の前に紅茶でも飲まない？」
「お、淹れてくれるのか？　頂くよ！」
そうしてまんまと席に座ったトレーナーから紅茶を淹れる様子が見えないように背中で隠すと、タキオンさん特製の薬をトレーナーが使うカップに垂らしたわ。その時手が滑って小瓶の中身を全部空けてしまったけど、まあ誤差でしょ。

「スカーレットが淹れてくれる紅茶はおいしいから気に入っているんだ」
アタシが持ってきた紅茶の匂いを嗅ぐと、彼は口をつけた。アタシは思わず生唾を飲み込んだ。これからのことを期待して、下半身の熱が高まっていくのを感じたわ。
けれど、しばらく待っても彼はアタシを押し倒すことはなかった。結局そのまま紅茶を飲み干すと「ごちそうさま。それじゃ、そろそろ行こうか」といつもの調子で立ち上がったの。
「…うん」
予想外の結果に納得がいかないまま、アタシも席を立ってトレーナー室を出た。トレーナーに合わせる顔が無くて、下を向いていると、隣を歩いていた彼が「…あー、ごめん。実はスカーレットに渡すものがあったんだけど、寮に忘れてきたみたいだ。一緒に取りに来てくれるか？」
「…？　分かったわ」

すっかり意気消沈していたアタシは言われるまま寮についていったの。部屋に入ると、彼の匂いに包まれてちょっと気分が良くなったけど、それでも心の靄が晴れることはなかった。
「それで、アタシに何をくれるのかしら？」
部屋に入ったきり、無言で後ろに立っているトレーナーに振り返ろうとすると、彼が背中から腰に手を回してきたの。
「ちょ、ちょっと！どうしたのよ…」
「スカーレット、ごめん。もう限界だ」
そう言うと、彼はキスしてきたの。いつもの額や頬にするキスとは違って、お互いの唾液を交換するためのエッチでいやらしいやつよ。
そうして二人の匂いが混ざり合って1つになった時、お尻に固くて熱いものが当たっていることに気が付いたの。
「…我慢してたのはアタシだけじゃなかったんだ」
「何か言った？」
「ううん、何でもないの。それより、続きしましょ？」

これが昨日帰ってこなかった理由よ、ウオッカ。
それとね、大きさは重要じゃないわ。相性が大事なのよ。ウオッカ、アンタも覚えておきなさい！

ウワーッ！

ウワーッ本懐遂げてるー！

>小瓶の中身を全部空けてしまったけど、まあ誤差でしょ。
これ一日中…

標準サイズかな

お前いつもの目線はどうした？！

噂を広めた張本人のダスカだけど案外トレーナーのサイズを知らないのもいいよね…から広げました
未成年淫行はダメだぞ

ウワッー！鋼の意思の効力が切れたーっ！

ダスカは仮に5cmくらいのポークビッツでも気を使ってくれるだろう
たぶん

11人作れる優秀なチンポなのは確定している

>ダスカは仮に5cmくらいのポークビッツでも気を使ってくれるだろう
> それとね、大きさは重要じゃないわ。相性が大事なのよ。

本懐遂げてるの初めて見た

一滴でも有効なお薬を一瓶まるまる飲まされてその場で押し倒さなかっただけでも凄いよ鋼の意思

>未成年淫行はダメだぞ
どの口でそれを！

薬の効果切れた後誰にも告げずトレセン学園を去りそう

一滴のところを一瓶丸々盛られて一晩で済んだのを褒めるべきでは

ウワーッ外泊届けは出しといたーっ！

>薬の効果切れた後誰にも告げずトレセン学園を去りそう
薬のせいだしめでたしめでたしにはならんか…

>噂を広めた張本人
そういえば貴方でしたね…

トレーナーは薬を盛られたとは知らないしな…罪悪感はかなり出るのかもしれない
なのでそんなトレーナーには自称一番のウマ娘をぶつける

一晩たっぷり楽しんで逃げるのはそれはそれでダメでは？

何がなんでもバッドエンドに持っていきたい強い意志を感じる

>一晩たっぷり楽しんで逃げるのはそれはそれでダメでは？
それで精神追い詰められて自殺するよりは…

普段から額にや頬にはキスしてるんだ…

なあに翌朝スカーレットが薬を盛ったことを白状して謝ればへーきへーき
できなければ…知らん

>>未成年淫行はダメだぞ
>どの口でそれを！
バカねウオッカ
口じゃなくて胎で受け止めたのよ

薬剤耐性ありそうなモルモットくんが一滴であれなのに一瓶であの程度のダストレが悪い
いやなんで純愛で収まるぐらいの性欲しか出てないんだマジで

聞いてねえよー！

>何がなんでもバッドエンドに持っていきたい強い意志を感じる
何もそんな...俺は軽い気持ちで...

>薬剤耐性ありそうなモルモットくんが一滴であれなのに一瓶であの程度のダストレが悪い
>いやなんで純愛で収まるぐらいの性欲しか出てないんだマジで
ダスカを傷つけないように性欲に飲まれながらでも抑えてたんだろう…

>>>未成年淫行はダメだぞ
>>どの口でそれを！
>バカねウオッカ
>口じゃなくて胎で受け止めたのよ
ウワぁ…

「その、ごめんなさいトレーナー。実はアンタが中々手を出してこないから、アタシ、その、いけない事をしたわ」
一晩中抱かれてもうお互いの体で知らないところはなくなった明け方、アタシは罪を告白した。
泣かないと決めていたのに、彼を騙したことに今更耐えられなくなって涙が止まらない。アタシは彼の誠意を、信頼を裏切ったんだ。そう思うと、心が押しつぶされそうだった。
「スカーレット」
トレーナーはアタシの目元に指を当てると涙を拭ってくれた。
「俺のほうこそ、ごめん。実は君が紅茶に何か入れていたの、見えていたんだ」
「え…じゃあ、なんで」
彼はアタシの頭に手を回すと胸元に引き寄せた。ゆっくりとした鼓動が聞こえてくる。彼の体温も伝わってきて落ち着く。
「君を信じていたから。それに、薬の影響とはいえ君を抱いたのは自分の意思だ。責めるなら俺を責めてくれ」
「好きだよ、スカーレット。こんな時に言うのも何だけど、これから先も一緒にいて欲しい」

耳元で言われたその言葉に思わず顔を上げる。彼の優しい顔を見ると、また涙が出てきた。
「…アタシはアンタに酷いことをしたのに、それでも許してくれるの？」
「うん、だからもう泣かないで。俺は君の笑顔が見たいから」
「…バカ。そんな事言われたらもう泣けないじゃない」
顔を見られないように彼の胸元に顔を埋める。
「アタシも好きよ。アンタに負けないくらい好き。だから、もうちょっとだけこのままでいさせてね」
「ああ」
そうしてお互いの温もりを味わいながら寝たアタシたちは仲良く遅刻した。

>薬剤耐性ありそうなモルモットくんが一滴であれなのに一瓶であの程度のダストレが悪い
>いやなんで純愛で収まるぐらいの性欲しか出てないんだマジで
鋼の意思

いい話だよおおおおおおおお！

俺は心の弱いトレーナー
ビターエンドは好きではないので安直なハッピーエンドにした
許してくれ…

良いんだ

ビターエンドが好きなわけじゃないんだ
薬に引っ張られすぎて余計な事を考えすぎただけなんだ

難癖付けて安易な曇らせに持ってくの好きだからな「」は

薬物で人の信頼を裏切るのは安易にしないでほしい…

高等部3年目の誕生日を迎えれば18歳
定義上成年になるのでヤってもいいんだ

あまり強い言葉を使うなよ弱く見えるぞ

安易なビターより安易なハッピーの方が好きよ

だからよ！薬を理性で抑えるダストレの鋼の意志を語りたいだけで曇らせてえ訳じゃねえ！

ところでぴょい中の詳細が抜けているようだが

良い...

ハッピーエンドは心に効くねぇ…