……ううん、私に与えられた靴はそうじゃない
お母様とお父様が決めてくれた期限は今年の再来年の冬。
シニアの終わりが私の終わり、そこからの道は無いの。
『結果がどうであれ、戻らなければなりません、責務です』
この許しを得るのにどれだけ2人が大変な思いをしたのかもわかってる。
だから、わかってるよ、わがままで居られないって
ガラスの靴は12時が来るよりも早く、消えてなくなる。
王子様がお姫様を見つけることなんてできない、そんな報われない悲劇の物語。
だから、それでも、…この終わるとわかってる物語を進めないとならない。
どうやったら彼のためになるのだろう、どうやったら彼に後悔なく終わらせれるだろう？
そんな思いが悔しくて、ただ…悲しかった。

そんな事情、話せるわけもないじゃん
それでもね、彼の担当として…愛バになりたかったから。

10月13日 エリザベス女王杯
思ったよりも平坦な道のりだった。
私ね、クラシック登録をし忘れてて…これをトレーナーの失態として扱われて、メディアからの騒ぎがあるかと思ったから。
…でも、思ってたよりもずっと王族などの騒ぎもなかった。
（今思うと不自然だな、…彼に対して障害が無かったのは良かったけど）
「エリザベス女王杯まで、無敗を貫いてきた、だが…」
「うん？どうしたの〜♪」
いつもの調子、これで良いんだ。
無敗でシニア最短、すごい記録だって言うけど、彼と一緒に走ってきた方がとっても凄い！
ずっと一緒には居られない、居られないけど…
「うん、…いつも通りだ、頑張ろう！ファイン！」
その笑顔で、やる気満タンになるから。
「わかった♪頑張るね♪｣
勝っちゃおう、まだまだ楽しめるから♪

〜〜〜〜〜〜〜
その日のファインは明らかに様子が違った。
突如格式あるレースに出たいと言い出しただけじゃない、連続出走だったし、明らかにおかしなレース選びをしてたのだ。
結果勝てたし、最短も連勝記録も塗り替えて本当に凄い結果だったと思う。
…それなら俺が気にすることでもないかもしれない、ただ…
彼女にどこか焦っている雰囲気をしていた。
その原因は、今の俺には分からない。

〜〜〜〜〜
安田記念の前、遂にその手紙が届いた。
『今年の冬、迎えが来る』
「ファイン…どうした？そんな暗い顔して」
「えっ！？あっ……ううん！大丈夫だよっ」
大丈夫なんかじゃ無いよ、ドリームリーグも一緒に居れるなんて嘘、担当とずっと続く二人三脚なんて嘘。
そんなの…できない事だって分かってたもん。
刻限は近づいていて、焦りはどんどん高まる。
身体が震えて動けない。怖い、…彼との別れで何を言えばいいの。私はどうすればいいの
その日の走りを…私は覚えてなかった。

〜〜〜〜〜〜〜
ファインが不調だった。
いや、不調なんてもんじゃない、先行策を取ったのにあの走りはなんだよ。まるで…ゴールにすら走ってないような制御ができない暴走だった。
（レース期間を開けすぎてしまったからか…いや…だがそれでもあんな走り出来るわけない…）
原因は分からない。でも…彼女のあの目は何かに恐れてるような気がした。
その日の帰り、思わずファインに聞いてみた。
「何かトラウマでもあるのか？」
「トラウマ……？そんなの無いよ…？」
「そう、だよな…いや…今日、何かに恐れてるような走り方をしていたからさ…」
彼女は凍りつく、俺は地雷を踏んでしまったと後悔した
「ごめん…ごめんね…っ…うぅ…うわぁぁん…」
ただ泣き出した彼女が理由を話すことはない。俺はどうすればいいのかわからず、己の行為を振り返ることしか出来なかった。
（何も、してないはずなんだ…クラシックは過ぎたことで終わったし、それ以外だって大きな問題は無かったんだ、勝たないからなのか…？）

〜〜〜〜〜〜
刻限は近づいていて、でも時間は止められない
それを知ってるとどうしたらいいか分からない
でも。彼のためにね、私…負けたくないの
負けるのが怖い訳じゃない、…今はそれを潰さないとならない。
「冷静に走ることができなくなってるな、…うん、ファイン、今回は後方から走るんだ」
「えっ」
「それくらいしか今は対処療法が無い…ただ…君がそんなに…そう…焦るように走る理由が俺は分かってないようだ…すまないな…」
ああ…困らせちゃった。
嫌なの、私、彼の苦しむ顔なんて見たくないよ
だけど、どうすればいいか分からない…だって…終わりたくないよ…やだ…やなの
とにかく、このレースは負ける訳には行かない
勝つしかないの、勝てば…たぶん、彼も幸せな顔をしてくれるから

〜〜〜〜〜
ファインの顔は以前焦りと恐怖で満ちている。
『おかしいわね、あんな真面目な子があなたの言うことを聞かなくなるだなんて』
先輩が言ったその一言、俺は今も覚えてる。
言うことを聞かなくなった…確かにそうとも言える、だが…俺は彼女に悪いことしたのだろうか？
…彼女はどこか苦しい表情は抜けてない、世間の評判は悪くなっていて、彼女のレースに対して謎を抱く雑誌が増えていた。
何が狂う原因なのか…何が彼女をそこまで辛くさせているのか…
（もしかして……家のことか！？）
…そうだな、ちゃんと聞かないと。


勝利はした、だが…それは運良く好位を抜け出せたようにしか見えない。
3年目の秋が入り始め、このままではマズいと自覚している、俺は意を決してーー彼女に聞くことにした…

〜〜〜〜〜
その日のことは今でも忘れない
あの人がちゃんと向き合って…私に質問をした。
「ファイン」
「どうしたの？」
「…お前の家で何かあったのか？」
「えっ……」
どこで知ってしまったの、どうして知ったの？そんな考えが頭をぐるぐると回る。
「…どうして…知ってるの」
「いや…何も知らない、だけど…今の答えで家のことだってはわかった、できる範囲でいいから、俺に教えてくれ」
…ぽつり、ぽつりと雨が降る
秋雨は冷たく、空気は冷えていき、静かに私は口を開いた。
「私ね、12月で帰らないと行けないの」

「…アイルランドに？」
うん、と小さく頷く
「私…嫌だよ…ずっと一緒に居たい…君は…あの時の君が…今もずっと一緒に居れることがね、私、幸せなの、アイルランドに帰りたくないよ、ずっと一緒に居たいよ、でも、でも、帰らないとならないってわかってて、それが近づいていて、それで、それで……」
凄く真っ白な表情をしていた。彼も…私も…
「そうか……永遠じゃない、よな、俺、いつからそんな風には考えてたんだろ」
「何とかできないことだって分かってるの、…でも一緒居たい…君との思い出、足りない…足りないの…」
「ファイン、…俺も、お前とずっとやってけると思ってた」
「……」
「だけど、終わるんだな、…いや、終わりたくなんかないよ、俺だって…俺だって…」
その日は2人で泣くことしか出来なかった。

それから、一週間が経って。
私たちは残った時間を遊び尽くすことにした。
「おっちゃん、ラーメン2つ！」
「わぁっ！あの日のラーメン屋さんだ！」
幸せを少しでも残すために
「観覧車って初めて♪すごい高ーい！」
「綺麗だろ？…丁度夕焼けに乗ると…ほら」
「お星様！キレイだぁ♪」
少しでも、少しでも…
私の思い出を作るために。

「夜空がすごい綺麗だね♪｣
「ああ。綺麗だなぁ、お、あれは流れ星！」
「じゃあ願い事唱えちゃおうかな…」
「あはは、もう消えちゃったよ」
「あっ…そっかぁ…見たかったなぁ流れ星♪」
「っし、そろそろバーベキューにするか！」
「うんっ！」
彼との思い出を…作るために

気づけば秋景色も深く、紅葉は散って、私たちの周りには何も残らなくなる。
「懐かしいな、この公園」
何も無い殺風景な公園で、彼は呟いた。
「あの時はごめんね」
「ううん、あの時が無かったらここで会えてもないよ」
「………」
寂しくて、もう会えないわかってて、それでも最後は出会った場所に来てしまった。
「あの、あのね」
「どうした」
思わず抱きしめた。
「ちゃんと言ってなくてごめんなさい」
「大丈夫」
「……お家から抜け出して日本にいるの、公式的にも発表したけど…やっぱりずっとは居られないの」
「わかってるよ」

「だけどね…私…やっぱりやだ…貴方と居たい…あっちに帰りたくないよ…」
彼が強く抱き締め、ゆっくりと頭を撫でた。
「俺も…同じだ、最初君の幼い頃の思い出なんて過ちだって思ってた、でも今は違う」
「……」
「お前とあえて良かった、ずっと一緒に居たい、俺だって…お前が好きだ…当たり前だろ…そんなの…！！」
すると、静かに、髪飾りを外してーー
「あの…あのね、受け取って欲しいものがあるの」
それを、静かに俺に渡した。
「どうしてそれを…」
「私の思い出のクローバー、これで半分こ、貴方と私、ずっと忘れないでいるために」

（どうしても、覚えて欲しい。でも、覚えてもらえる手がかりもない。これは、叶うことの無いガラスの靴。それでもいいの、彼と共に入れた時間を忘れないために…）
「…ありがとう」
彼は手に取って…
「愛してる、ファイン…」
静かに強く、強く抱きしめた。
「私も…大好き…」
誰もいない自然公園でただ…抱きしめ合う。
それがもう最後の抱擁だとしても、もう二度と出来ないとしても……。ただ、彼は泣き続ける私を撫でて優しく抱きしめ続けていた。

〜〜〜〜〜〜
マイルCS当日
この日まで、レースはそっちのけで2人で遊んでしまった。
もとよりこの行動にお互い後悔は無い。
ファインモーションはいつものように走り出す、どこか、諦めたような、それでも強い走りでーーー
途中までは良かった、…最終直線に入る瞬間、彼女の足が震え出した。
（やっとわかったよ、分かりたくもなかった）
同時に…俺も震えていた。
国ひとつ全てを投げ出せるほど俺たちは強くない、ファインも、俺も。
奇跡が起きればいい、誰もがそう思うだろ？
だけど、奇跡が起きてもどうにもならない状況だってあるんじゃないか
ファインは落ちていく、伸びず、ただ、どこまでもーーー
そう、このレースの勝敗のように………

ああ、ディストピア…か、その通りだよ…

12月前半、ファインモーションと俺は空港にいた。
「……」
お互い黙ったまま、もう話すべきでないと決めていた。
「……」
ただ、彼女は執事に連れられて空港に入っていく。
貸切で、観光客も取材班も誰もいない、唯一許された俺も話すことはしなかった。
「3年間、お世話になりましたな」
それは…高校生の時に出会った、あの爺さんだった。
「こちらこそ…日本語、随分お上手になりましたね」
ありがとうございますと、彼は1つ礼を入れる。
「それはそれとして、貴方様に渡さねばならないものがございます」
「それは…」
ファインはもういない、彼女はあっという間に空港に乗り込み…彼の後ろで出発していた。
「…どうぞ」

1枚の黒い紙を渡される。
「ご両親からの内密でのものでございます、ここでは開かず、どうかおひとりの時にお開き下さい」
「…分かりました、それと…ファインのこと、頼みます」
彼は深くもう一度一礼をする。
「貴方様と会ってから、ファイン様はとても優しい顔をするようになられました、アイルランドでは…どこか物憂げで、いつも寂しそうにしてるあの人が…あのような笑顔をするとは思いもしませんでした」
「…俺なんかですいません」
「いいえ、貴方とあえて…あの子は強く成長できたと思います、この経験はきっと…アイルランドでも力になれる、その架け橋として…トレーナーとしての責務を全うできたこと、同じ仕事の身として尊敬しております」
「………」

1人、誰もいないトレーナー室に俺は座る。
…改めて、本当にそうだったとは思えない
愛するファインと俺は情けない形で終わりを迎えた。
こんなので良かったのだろうか、本当に、………本当に？
その時、俺の財布のストラップにある、赤いクローバーが映る。
あの日の景色だけじゃない、初めて成長した彼女を見た時…あの車から庇った日、その全てが蘇って、顔から涙が線を描く。

「ああ…やっぱ俺、一目惚れだったんだ」
幸せは、無くなってから気づくものだ。
「それでも、俺は……俺は……！」
静かに貰った黒い紙を開き、俺は目を丸くするーー
ああ、そう言うことでは無いのだろう、それでも、俺はやり通してみせる。
「……最後の賭けか、勝ってみせるさ」

っていうここから豪脚昇り龍乗り換え上手で全身全霊って感じでハッピーエンドになる怪文書が好きなんですけど
誰か書いてくんない？

>っていうここから豪脚昇り龍乗り換え上手で全身全霊って感じでハッピーエンドになる怪文書が好きなんですけど
>誰か書いてくんない？
お
書

これは
お前が
始めた
物語だろう

>っていうここから豪脚昇り龍乗り換え上手で全身全霊って感じでハッピーエンドになる怪文書が好きなんですけど
>誰か書いてくんない？
そ
お
や

>っていうここから豪脚昇り龍乗り換え上手で全身全霊って感じでハッピーエンドになる怪文書が好きなんですけど
>誰か書いてくんない？
おまえが始めた物語だろ

ふり絞り発動させてお前が書くんだよ！

>っていうここから豪脚昇り龍乗り換え上手で全身全霊って感じでハッピーエンドになる怪文書が好きなんですけど
>誰か書いてくんない？
お
物

12時に魔法が解ける前になんとかしろ

読み返して気づいたけど有馬記念の部分が抜けてるヤラカシに気づきました…
エリ女からめちゃくちゃ期間空いてるんですがそこは触れないでくださいお願いします

ここまで書いて他人に投げるのは無しだろう？

12時まであと1時間半ある 書け

シンデレラという物語を知っているだろうか
フライトし、アイルランドへと向かう飛行機の中で、俺はふと思う。
身分違いの下っ端が、王子のいる舞踏会に1日限りの約束で魔法を掛けられて、参加し……
そして恋に落ちて、最後は彼女の残した靴によって王子は手がかりを見つけ、彼女を妃にする物語。
「………」

執事から渡されたのは、1枚の黒い紙。
それは彼女の家への招待状、見せれば通されると外国語で書いてあった。
その一番下に、美しいカリグラフィーで書かれた一文
『1日だけ、どうしても会いたい時に』
そして、俺が手にもつのは、…あの時ファインモーションがくれた、ひとつの髪飾り。
2つの…右耳から渡された赤いクローバー。
「…ああ、全く」
王子様は、最後に彼女の残した手がかりから見つけ出すという。
この紙を見せれば、…彼女に会いに行くのは1度きり。たった1日だけの魔法だ。
「だから、俺はやるんだ」
この思いは一夜の迷いなんかじゃない、彼女と過ごした800日の…迷いのない感情だ。

門に立ち、門番にこのカードを渡す。
数秒もしないうちに通されて、彼女の元へと案内された。道ながら、綺麗な庭園にいた彼女の前に俺は立つ。
「えっ………？どうして……ここにっ…」
「ファイン……」
紫陽花の花に赤いクローバーを乗せてーーー
俺は彼女の前に跪いた。
後ろの執事たちがどよめき、近くにいた彼女の父母も急いでやってくる。
緊張し、声が上ずる、それでも……この思いは消えない！
「俺とーーーー結婚してくれ！」
日本語で叫んだが、きっと周りにもその言葉の意味は伝わっていた。
そうだ、俺は王子様、彼女の残したガラスの靴を手がかりに物語の終幕を飾る男。
「……うんっ！！大好きっ！！」
抱きつかれ、ずっと大きな声で泣きつく。
「嬉しいっ…嬉しいよ…ずっと…もう会えないって思ってたもん…でも…消えないの、私、あなたが好きだから♪」
「ああ……俺もずっとそうだった…お前がいないとダメなんだ…俺は…！俺は……！」

ああ、今日がその日か
鐘が鳴り響き、国全体の祝福と共に、俺と彼女は大きなカーペットを歩き出す。
沢山の人が祝福の声を上げ、光らない写真が大量に撮影されて、…その道の最後にある、神父の前に立った。
そして俺は息を飲み、静かに叫ぶ


「Tha mi a ’mionnachadh gum bi i toilichte！｣
指輪を経て、2人の物語は終幕、いや…ここからが始まりなのだ。

この日を作るために、一夜限りの魔法でやってきたのだから。

全身全霊を捧げろ

完走しました
ファインモーションはローテーションの関係でシニア2年過ごしてて
その部分を細かく描き続けると前文が収まりきらないのでかなり端折りました
正直端折りすぎた気がしますが読みやすさを考慮してここが限界でした…
これにて2人は結婚して完結です

> 鐘が鳴り響き、国全体の祝福と共に、俺と彼女は大きなカーペットを歩き出す。
最初からこうするつもりだったなアイルランド王家！

やっぱりハッピーエンドが一番だよな！

美しい...

2人は王子様でありお姫様だったってことか…
あっ……そういうことかよ……
ファインモーションは原作では両性だったから…ふたなりの部分をこんな風に美しく表現するなんて…！
すっごいロマンチストな表現だった

👩‍🦳素晴らしい結婚式でした
来年は私の私有地でファインモーション主体のレースを開きましょうね

理事長！アイルランド王家と繋がりが出来ちゃったんですがどう思うます！？

理事長…また有望なトレーナーが一人退職されましたが…

すっごく偉いおばあさんは落ち着いて座ってくださいお願いします

>理事長！アイルランド王家と繋がりが出来ちゃったんですがどう思うます！？
>理事長…また有望なトレーナーが一人退職されましたが…
………許可！！！！

> 右耳から渡された赤いクローバー。
右耳の耳飾りはウマソウルが牡馬の子がつけてる…上手く言えないがなんかロマンチックだな

こういうので良いんだよ俺はいやこういうのが良いんだ

>「Tha mi a ’mionnachadh gum bi i toilichte！｣
無知な俺に誰かこの言葉を教えて
なんかの戯曲の引用？

>> 右耳から渡された赤いクローバー。
>右耳の耳飾りはウマソウルが牡馬の子がつけてる…上手く言えないがなんかロマンチックだな
きっとこの時点で王子様がトレーナーでファインモーションがお姫様っていう大部分の決まりへの伏線だったのだろうな…
それを返すことでファインモーションは王子様でありお姫様になるのだ

>>「Tha mi a ’mionnachadh gum bi i toilichte！｣
>無知な俺に誰かこの言葉を教えて
>なんかの戯曲の引用？
『彼女を幸せにすると誓います』

そして紫陽花の花言葉は…
『冷淡』『無情』と続いてその後に……


『辛抱強い愛』
まさにこの物語を完全に語ってやがる…

>『彼女を幸せにすると誓います』
ありがとう
トレーナー粋すぎる

やりやがった！アイツやりやがった！
都合の良い皆笑顔になれる最高のハッピーエンドが一番だよね…

ーーーー某日。
休日、小さなラーメン屋が『本日休業』と書かれている。
「入るよ、おじさん」
「おう、お帰り」
3人の客は休業と書いてるのにのれんをくぐり、静かに席に座った。
「ラーメン2つと…茶碗とフォークも」
「あいよ」
しばらくしてーー

子ども産まれてる！！

2人分のラーメンと、小さな茶碗とフォークが出される。
「…なんだか、あの時みたいだね」
「〜？」
小さな幼子を撫でる彼女に、彼は笑う。
「ちょっと違う…その子は…俺たちの子だろ」
「まためんこい子を連れてきちゃってまぁ…」
「そういうおじさんも全国チェーンになったって？」
「おうおう、知らんうちに海外進出だぞ！お前らのせいだからな！」
奥のテレビの、その隣に静かに1枚のDVDが置いてあった。

…かつて、身分違いの青年が国のお姫様と出会い、多くの難関を乗り越えて、最後に一世一代のプロポーズを行う物語ーーー

タイトルにはこう、描かれている。
『幸せを願う動作は、誰にも止めることはできない』
「Fine Motion」

そうそうこういうのでいいんだよこういうので

即席で作った後日談だけ乗せて終わります
あとこれで一応今書こうとしてた幼なじみ系の奴は完全に消化できました
少し休憩期間を入れようと思ってますが
リクエストがあったら良かったらレスで教えてください
可能な限り挑戦したいと思います

いい話だ…

ハッピーエンドいいよね…

>…かつて、身分違いの青年が国のお姫様と出会い、多くの難関を乗り越えて、最後に一世一代のプロポーズを行う物語ーーー
制作:メジロTV

>制作:メジロTV
台無しだよ！

追記
一応過去に書いてた幼なじみ系は
マチタン
キングヘイロー（許嫁）
メジロドーベル（許嫁）
タマモクロス
ファインモーションの五つ
ここ以外の奴で良かったらネタにすごく助かるのでお願いしやす

そうそう！こういうの！こういうのだよ！

>>…かつて、身分違いの青年が国のお姫様と出会い、多くの難関を乗り越えて、最後に一世一代のプロポーズを行う物語ーーー
>制作:メジロTV
メジロハリウッド来たな………

>ここ以外の奴で良かったらネタにすごく助かるのでお願いしやす
ゼ…ゼンノロブロイ…

日本とアイルランドどっちに住んでるのか気になる...普通に考えたらアイルランドなんだろうけどトレーナーのこと考えて多少無茶しても日本に住みそうな気もするし

セイウンスカイが見たいわ！セイウンスカイを出してちょうだい！

>ゼ…ゼンノロブロイ…
良いね！書く！！

>>ゼ…ゼンノロブロイ…
>良いね！書く！！
アザッス！！

>日本とアイルランドどっちに住んでるのか気になる...普通に考えたらアイルランドなんだろうけどトレーナーのこと考えて多少無茶しても日本に住みそうな気もするし
本日休業っていう貸切運用をしてたり
おじさんがまためんこい子を連れてきちゃってっていってるからたぶんアイルランド住みではないか

エアグルーヴ…エアグルーヴをば

>>制作:メジロTV
>台無しだよ！
披露宴で使用する前提で制作いたしましたわ！
ちょっといちゃつきと濡れ場があるだけで健全ですわ！

ドトウ…

>>>制作:メジロTV
>>台無しだよ！
>披露宴で使用する前提で制作いたしましたわ！
>ちょっといちゃつきと濡れ場があるだけで健全ですわ！
多分国を挙げての披露宴にそんなもん流したら潰されるぞ

>>>制作:メジロTV
>>台無しだよ！
>披露宴で使用する前提で制作いたしましたわ！
>ちょっといちゃつきと濡れ場があるだけで健全ですわ！
こんな映画でハリウッド進出されて海外展開まで成功させてしまったラーメン屋のおっちゃんの気持ちをちょっとは考えてやれよ！！

友人ファインモーションに釣られて結婚ムーヴ&トレーナーアプローチに入るエアシャカールとエアグルーヴが見てみたい

タイシン…ナリタタイシンを…どうか…どうか…！

とりあえずエアグルーヴとドトウとゼンノロブロイは書きたいものリストに入った
シャカールは…ちょっと個人的に書くのが苦手（キャラが嫌いではないんだけど…）なのでたぶんちょっと時間かけます
ドトウも引いてないのでまずは引くことから始めようと思います

シャカールとエアグルーヴが披露宴でカチカチになってるのが想像できる

パーマーを…

>トレセン学園職員とウマ娘全員がアイルランド及びイギリス総出の披露宴でカチカチになってるのが想像できる

カフェかデジタル…は実装されてないから厳しいか…

>カフェかデジタル…は実装されてないから厳しいか…
ここまでの脚質適正でむしろ実装されてないキャラの方が書きやすいという人なのでむしろウェルカムです
逆に実装されてると不備がないか凄く時間かけてキャラ研究してから書くので時間要るかも
タイシンも持ってるので同文

ごめん気づけなかった
12時ってのはシニアの12月のことかよ……！
12時より早く終わるのはマイルcsが11月だからか！！

デジタルは友情や同士ルートにはいきやすいけど恋愛ルート入るのが難易度高いタイプな気がする