「うーん…一人で来るのは初めてだから、どうしたものかしら」 マルゼンスキー。 怪物と評されるほどの他を寄せ付けない圧倒的な走りで業界を牽引する屈指のマイラーである。 そのグラビアモデル顔負けのスタイル、少々時代錯誤な口調、 そしてその言動と相まって有り余る頼りがいからか、大人びて見られることが多く、ウマ娘裏掲示板ではOBが制服を着て歩いていると揶揄されることもある。 しかし彼女は名実ともにトレセン学園に在籍する生徒であり、その内面も年相応に未熟な部分があることは余り知られていない。 そんな彼女が、このバブリーランドに初めて一人でやってきた時の出来事である。 受験で苦労したのか、はたまた他に事情があったのか、ともかく彼女は憩いの場所であるこの施設にしばらく訪れておらず、 トレセン入学からしばらくして落ち着いたころ再びこの地にやって来たのだった。 「とりあえずディスコかしら!一人で踊るのは初めてだけど……」 と新調した水着のフリルを揺らし、音楽と人間ひしめく密室に足を向けた時だった。 「おいあれ見ろ!マジか!?」 「は?…うぇ!?本物!マジ!?」 「あら?」 どたどたと金髪を尖らせた二人組が慌ただしくこちらに向かってきたのだった。 「はぁ…はぁ…ま、まま、マルゼンスキー!?…さん、ですか!?」 「ハァイ、そうよ。私に何か用?」 「マジかマジだ本物だスゲー!」 鼻息荒くがっつく二人組だが、実はこのような反応は当時の彼女からしたら珍しいものだった。 マルゼンスキー自体は幼いころからこの施設を親同伴でよく訪れている。 その上このバブリーランドという施設自体が人を選ぶ類の物であり、新規利用者はその実余り多くない。 従ってこの場所に居る殆どの利用者は熱心なリピーターで、彼らは彼女が居ることに特に驚愕したりはしないのだ。 「あら、私のこと知ってるの?」 「デビュー見てました。凄かったよなぁ!?」 「マジマジ、カッ飛ぶみたいな走りサイコーでした!」 「うふふ、ありがと♪」 その上当時の彼女はまだデビューしたてで、知名度も大したことなかった。 「なぁ、おい……」 「あ?んだよ……」 ぼそぼそと急に内緒話を始める男二人。その様子を彼女は訝しんだ。 「何か……」 「ああいや!実は俺たち、ここ初めてで……」 「そうなんスよ。なんちゅーかノリもふ…合わなさそうな感じで……」 「それで、マルゼンスキーさんに案内してもらえたらなって」 「バカ、おひとり様邪魔するのはナシだろ!?」 正直なところ、彼女は初めて対面するファンの存在に浮足立っていた。 その上、久しぶりのバブリーランドを一人で回るのもどうかと考えていたことを考えるとこの提案は渡りに渡りに船である。 憧れを前にわたつく彼らに母性が湧いたというのもあるかもしれない。 「いいわよ。一緒に今日はフィーバーしましょうか!」 「マジぃ!?いいんすかマルゼンさん!?」 「いいのいいの、私もちょうどヒマしてたし一緒に楽しみましょ♪」 「やべぇ超ラッキーじゃん!ぜひぜひ!」 「よーしそれじゃあ、レッツラゴー!」 「「オー!!」」 ……………… 「じゃあこれ持って、あのお立ち台で踊るわよ~!」 「マジ…?正気か…?」 「ほらお前行けよ」 「ばっか押すなよ…」 「二人とも、ほら早く早く!」 「フゥー!!!」 「「イェーイ!!!」」 ……………… 「なんでこの店ティラミス食べ放題なんスか?」 「ティラミスが今ナウいスイーツだからよ♪」 「ウマいけど納得いかねぇ……」 …………… 「イエーイ!!!」 「速え速え速え!?」 「うおすっげ……」 「バカ野郎お前、前見ろよ!?」 「バカはお前だ後ろ見ろ!」 「フゥー!!!!」 (( ↑↓ 「「すっげぇ……」」 ……………… 「死ぬかと思った……」 「おぇ……」 「二人とも大丈夫?頭から突っ込んだけど……」 「ヘーキっす、スライダー速いっすね……」 三人組はそれはもうリゾート施設を満喫した。 初めはジェネレーションギャップに戸惑った二人もすぐに順応し、自分のお気に入りを共有できた喜びで彼女自身も大満足であった。 「うーんうーん……」 「うーわ完全にグロッキーじゃん」 「医務室案内する?」 それを聞いて、彼らは一瞬目配せをした。 「いや…」 「……」 「……休憩できる場所、ありましたよ」 (こっちの方は来たこと無かったかも……) 肩を貸しながら歩く金髪に先導されて、未知のエリアに足を踏み入れる。 薄暗い廊下にはいくつもドアが並んで、隙間から光が漏れていることから中に誰かいることを伺わせる。 「空いてるのは…ここでいいかな」 コインを一つ放り込み鍵を一つ受け取ると、対応した部屋に入る。 中はベッド、小さなテーブルにキャビネット、あとはトイレくらいの簡素な造りだった。 ベッドに片割れを寝かせた金髪はそのまま踵を返し、部屋から出ていこうとした。 「ちょっと飲み物買ってきます。そいつのこと見ててやって下さい」 「おっけー、任せて♪」 ぱちり、とウインクを一つして男は退室した。 それは彼女ではなく、幾分元気の戻っていた片割れに向けたものであった。 「うぐ……」 「あら、もう起きて大丈夫なの?」 「さっきよりは…うう……」 頭を押さえて起き上がる彼を心配して駆け寄る。 顔を覗き込んで様子をうかがうと、さっきよりは確かに顔色が回復していた。 (間近だとやっぱすげぇわ……) 「!いや~ん、このスケベっ」 流石に不埒な視線には気づいたのか、大きく開いた谷間を腕で隠し後ずさった。 「す、すみません!つい……」 「んもう……」 そのまま丸椅子に腰かけ、壁に背を預ける。 「…………ぁ……」 「あら……?」 壁向こうから不審な音を、ウマ娘の優れた聴覚は鋭敏に感じ取る。 盗み聞きがマナー違反である意識よりも、好奇心の方が勝ってしまって、そっと耳を澄ませる。 「はぁん…!いいっ、いくいくっ!ああ~ん……!」 (こ、これって……!?) 繰り返しになるが、マルゼンスキーは大人びてこそあれ学生、すなわち未成年で思春期である。 年相応にそういう行為に興味はあり、直接的な資料に触れることもできないので周縁の知識だけを収集し、それで更に好奇心を刺激してしまう、なんて経験も当然あった。 自慰の経験もあり、一人暮らしを始めたこともあって、ふとむらむらと沸き立つ衝動のままに乱れることも少なくはない。 そんな彼女に突然突き付けられた、壁一枚向こうで行われている実演の情報は刺激が強すぎた。 「ああっ!いいっ!出して出して~っ!」 (こ、こんなところで!?) 自分の状況も忘れ、盗聴に没頭してしまう。 音声だけ漏れ聞こえてくるのは、むしろ想像を掻き立て、彼女の欲情をちりちりと炙る。 思わず股間に伸び掛けた手を辛うじて抑え込み、壁に耳を張り付けて貪欲に次を待ちわびる。 (う、うわぁ……) 「マルゼンさん?」 反対から浴びせられる冷や水で一気に現実に引き戻された。 不意の呼びかけに体が無意識に跳ね上がり、呼吸もあいまいだった体に血を巡らせるべく心臓が大きく脈動する。 「あ、いや、えっと、体はもう大丈夫?」 「僕はいいんですけど…そっちこそ大丈夫ですか?」 「な、何がかしら?」 「じっと壁に耳当てて聞いてたみたいですけど、そういうのに興味ありますか?」 「そ…そういうのって……」 じりじりとにじり寄られる。逃げようにも背は壁で、すぐに追い詰められて動けなくなる。 心臓の高鳴りが耳の裏で大きくなるのを感じた。危機感か、それとも好奇心からかは分からなかったが。 「ここ多分ヤリ部屋なんですよね。ちょいちょい声漏れてたし」 「わ、私……」 「あ、連れ込んだのは偶然です。グロッキーだったのもマジだし、ハナからそういうことする気は無いですよ。 「そうなの……?」 「はい」 そういうと、彼はあっさりとベッドに引き下がった。 てっきりこのまま襲われるのかと思っていた彼女は胸をなでおろすと同時に、妙な喪失感を覚えた。 (今、私、期待して……?) あいかわらず優秀な耳にかすかな嬌声がもぐりこむ。曖昧な情報は妄想を加速させ、欲情がどんどんと焦げていく。 目の前の彼への不信感はすっかり取り払われ、むしろ今はあの情景を実体験するための入り口にしか見えなくなっていた。 (でも、今日会ったばかりなのに…) じくじくと溶け出した理性が、倫理観を蝕んでいく。 駄目なのは分かっている。でも興味が尽きない。手を伸ばせば届く距離にある淫蕩なシチュエーションから目が離せない。 どろどろ、ぐつぐつ、脳が煮詰まって──────── 「……ち」 「なんです?」 「ちょっとだけ、なら……」 ベッドに座り込む彼に抱き寄せられ、無防備な素肌を寄せる。 吐息が掛かるほど顔が近くに来て、むっちりした脚に腕が伸びる。 「怖くないですか?」 「まだ…ちょっと……」 「大丈夫ですよ。割とみんなやってることですから」 すすすと手が昇り、腰の曲線を手が這う。回された手は一周して、微妙に胸に触れないように体を撫でる。 「あぅ……」 初めて触れる男の手。ごつごつして広く、緊張こそすれ妙な暖かさもある不思議な感触。 反射的に体をよじって避けてしまうけれど、しっかり抱きかかえられてすぐに捕まってしまう。 (い、いざとなったら、ね……?) ウマ娘の膂力を持ってすれば、こんな狼藉は片手で文字通り跳ね飛ばせる。 だからこそ、体を委ねているのは自分の意思であると安心できる。 いつでも抜け出せるなら、もう少し楽しんでもいいか、なんて楽観的にもなれてしまう。 「おっぱい、触らせてくれませんか?」 来た。ここを許すかどうかは大切だ。 彼は拒めばそれ以上踏み込んでこない、かもしれない。 だから、それで終わるのはなんだか寂しいような気がしたから、 「……」 こくりと、小さくうなずくのが精一杯だった。 それと同時に硬い手がやわらかな肉に沈んでいく。 たぷたぷと持ち上げて揺らされたり、大きく回り込むように揉まれたり、先っぽに向かって搾るようにしごかれたり、 先端に触れないよう、水着の上から器用に豊かな双丘を揉み解されていく。 そして解れていくのは体だけではない。 「んぅ…はずかし……」 もじもじと太ももをすり合わせて鈍い感覚に悶える。 他人に触れさせたことのない部位を蹂躙される違和感が、徐々に快楽に代わっていく。 確かに気持ちいい。けれど絶頂の味を知っている体からすれば、この程度で嬲られ続けるのは生殺しだった。 もっと、もっと激しいものが欲しい。 「直接…いいですか?」 その声は、そんな燻っていた彼女には天恵のようにも聞こえた。 乱暴に水着がずり下げられ、フリルの下から質量が跳ねこぼれる。 それを抑えるかのように強く指が食い込んで、痛くない程度に大きくこねられた。 「ああんっ……いやんっ」 先ほどの刺激に体温が加わりより甘美なものになる。 充血して張り詰めた先端もかりかりと擦られて、胸から全身に熱が広がっていく。 いつの間にか股間を撫でられていることにも気づかずにただ純粋に快楽を楽しむ彼女に、抵抗などという単語はとっくに無くなっていた。 「やん……そこは……」 布地をかき分け、指が直接割れ目に触れても口ばかりで体が動かない。 自分の指でないものが侵入するのも初めてで、ゆっくりと抜き差しされるたびに指の滑りが良くなっていくのが、自分の内面を映しているようで恥ずかしい。 「ほら、もうこんなに」 そういって引き抜かれた二本の指の間で、銀の橋がゆっくりと指の谷間に崩れ落ちていく。 ころりとベッドに寝かされ、とうとう最後の砦が脱ぎ捨てられる。 細い黒が目立つ丘の上に真っ赤に反り立った肉棒が鎮座した。 (あれが……) 昔見た父親のものとは全く違う、臨戦態勢のそれが存在感を放つ。 あれが入るのか、入ってしまったらどうなるのか、もう後には引けないのか。 ふらふらと思考が理性の崖際を往復する。オーバーヒート寸前の脳は、耳が通した確認の一言に気づかず、 「あっ…待っ……」 制止する手は届かずに、ぶちぶちと未通の穴が食い破られていく。 「…す、ごいっ……」 ぎっちりと腹の奥まで詰められた感覚。 理性の向こうに蹴り飛ばされて、もう手遅れになってしまった実感にふわふわと落ちていく。 破られた痛みはあるけれど、そこに繋がっている事実が蓋をして、蜜をどんどん分泌する。 「あっ……」 ずる……と引き抜かれていく。と思いきや、 「ああんっ……❤」 たん、と小気味よく肉のぶつかる音がして再び一番奥まで収まる。 指などとは比べ物にならない太さが膣壁を蹂躙し、先端のエラ張りはひだを全てこそぎ落としかねない勢いで前後する。 腰をしっかり押さえて軽快に腰を振る彼とは対照的に、シーツを握りしめて体を起こしているのが精一杯。 「あっ…❤ああっ……❤ううんっ……❤」 声は一突きごとに艶を増し、閉じた体も徐々に快楽を素直に受け取る姿勢に変わる。 「くそっ……もう……」 「あっ……だめ……っ」 一抹の理性が、彼の果てを悟って制止を懇願する。今の彼らを隔てるものは何もなく、真の手遅れだけは避けなければいけない。 「そうでした。……確かこの辺に」 「あんっ……な、何?」 そういいながら彼はベッドの棚から小さな紙のようなものを取り出し、破いて袋を陰茎に装着した。 「これで安心でしょ?ほらっ……」 「あっ急にいきなり……っ、んん……❤」 先ほどよりもつるりとした肉棒が再び叩き込まれる。そのまま激しく彼女を攻め立てる。 「やだっ……❤はげし、っ…いっ……❤」 肉の弾ける音が、結合部から漏れる水音が拍車をかけ、彼女の体をいやらしく変えていく。 覚えのある、しかし全く質の違う自分が昇っていく感覚。 自分でそれをコントロールできない恐怖が、端から快楽で塗りつぶされる。 逃げられない。 「やだっ♥待って、イッ……」 「このままイキますよ!しっかり締めて……っ」 「あっ、やだっ❤こわいっ♥だめぇ─────」 どすん、と彼女にトドメが刺された。 「っ~~~~~~~~❤♥♥♥♥」 圧し掛かる体の重み、臍の下に感じる脈動と熱だまり、絶頂で曖昧になった全身の感覚の全てが充実感と安心感になって心を満たしていく。 それはある意味猛毒でもあって、一人の乙女は一日にしてすっかり雌に躾けられてしまったのだった。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 「おいーす、いやー列メッチャ並んでてさ~……って」 三人分のボトルを抱えて戻ってきた金髪が目にしたのは、水着を着崩して男に尻を振る憧れの彼女と、それに組み付いて腰を打ち付ける相方の姿だった。 「あいかわらず手際いいねほんと」 「おうお帰り」 ベッド上に散らばった残骸の数を一つ増やした彼は、震える尻を放置して冷えたソーダを受け取った。 胴体からはみ出し潰れた乳を揉みながら炭酸を喉に流し込む。 「お前もする?」 「たりめーだろ。マルゼンさんとヤれるのに」 いそいそと水着を降ろし、棚からゴムを漁る。 「あんま数ねぇな……」 「買い足すか?」 「お前みたいに絶倫じゃないから大丈夫だよ」 「嘘こけ、この前半日ぶっ通して一人潰しただろ」 気絶した彼女に対しても容赦なく新鮮な欲望がねじ込まれる。 ぷしっ、と情けなく潮を吹きだす姿も晒す彼女に、レースの時の凛々しさは欠片も残っていなかった。 ~~~~~~~~~~~~~ 「……ンさん、マルゼンさん……」 「んん……ここは……」 むっくり体をベッドから引き上げると、むせかえるような匂いに意識が一気に覚醒する。 「あっ……」 同時に気絶する前の痴態が蘇り、目の前の彼が直視できなくなる。 足元のシーツはベタベタに濡れており、その染み全部が自分から分泌されたものだと思うと恥ずかしくてたまらない。 「そろそろ閉館時間ですけど…歩けますか?」 「え、えぇ、モチのロ、んっとと……」 立ち上がろうと脚に、引いては股に力が入ると、今更ながら酷使された影響でひりひりと痛む。 結果ひょこひょこと内股になってしまい、手を借りないとまともに歩けない。 「あ……やっぱ激しくヤったからなぁ……」 「どうする?おぶる?」 「んじゃあ、じゃんけんな」 水着を直したあと、勝った方の彼に負ぶわれて”休憩エリア”を後にする。 ひと夏の経験を無かったことにはできず、心の穴には甘い余韻が蜜のように今もぎっしり詰まっていた。 逆に言えば、その蜜を飲み干してしまったときには…… 人気の少ない更衣室でそそくさと着替えて帰ろうとした時、またも彼らと鉢合わせた。 「今日は楽しかったです。ありがとうございました!」 「次もレース頑張って下さい!」 「えぇ、アリガト……」 背を向けて去っていく彼らに、どうしようもない寂莫感を覚えてしまう。 所詮は一回の過ち、一期一会、もう彼らとは───── 「あ、そうだ」 くるりとUターンして、一枚のメモが胸ポケットに挟まれる。 「俺たちの連絡先です。また”アソびたく”なったら、いつでも呼んでください」 捨てちゃってもいいですけどね、とにやにや笑ったのを最後に彼らは行ってしまった。 残された彼女は1人、渡されたメモを握りしめる。 しばらく逡巡した後、トークアプリに新たな情報を打ち込んだ。 ~~~~~~~~~~~ 「くっそ、アイツらどこ行った……?」 人ごみの中に黒髪の青年が頭を掻きながらマップを眺めている。口ぶりからして連れとはぐれたのだろうか。 青と黒の水着の上の肉体はなかなか締まっている。見た目年齢的にもヤりざかりで申し分なさそうだ。 「ハァーイ、キミ、バブリーランドは初めて?」 「えっ誰……うわ、マルゼンスキー!?本物!?」 「ええ、そのマルゼンスキーよ♪」 腕を上げ、胸を寄せてポーズを決めて見せる。露出した肌に這いまわる視線も悪くない。 「えっと、何か用ですか……?」 「私ね、今日一人で来てて暇なのよ♪だから……」 腕に抱き着いて、胸を押し付ける。 「キミ、一緒に”遊ばない”……?」 今日も彼女はバブリーランドに足を運ぶ。 トレーニングのリフレッシュとして、親しんだリゾートランドで羽を伸ばすために。 あるいは、今日もまた新たな”出会い”を求めて。