URAファイナルズが滞りなく終わり、その成功と栄光を祝してセレモニーが行われた。 参加者各々が美食と美酒に舌鼓を打ち、知るもの知らぬものが互いに話に花を咲かせる。 そんな中で、連れだってホールを後にする大小並んだ影があった。 「す、みません、理事長……」 「否定っ…!酒に弱いとは知らず勧めた私の落ち度でもある……」 「うう……」 こうなった経緯はシンプルである。 とあるトレーナーと理事長が談笑していた折り、彼女があまり酒に手を付けぬ彼にどうだと勧めたのだ。 理事長自身は酒と無縁ではあったが、立場上そういう席に着くことは多くあり、その中で酒を嗜まぬ大人の存在を学ぶことが無かったのだ。 トレーナーも、いくら子供とはいえ酌までさせて飲まない訳にもいかず、自分の弱さを見誤って一気に呷ってしまった。 結果盛大に調子を崩したトレーナーを、責任を感じた理事長が直々に休める場所まで送ることにした。 ホールを出て少し歩くと理事長用の控室があり、そこなら椅子に座らせることくらいはできるだろうという算段である。 しかし話はそう単純に進まない。 「っ……!す、すまない、ちょっと手洗いに寄らせてほしいっ!」 「は”いぃ”……お構いなく…うぇ…」 それまで気持ちよくジュースをかぱかぱと空けていた少女の膀胱にも限界が来ていたのだ。 止むを得ず脇道にそれ、少々離れにあるお手洗いに駆け込む。 「こ、ここで待っていてくれっ!」 「…………」 意識の曖昧な男を入り口の隣に座らせ、パタパタとタイルをスリッパが蹴る。 一番入り口に近い個室を開け、ロングスカートをまくり、服にそろえた青の下着を膝下まで降ろす。 冷たい便座に尻を乗せると体が冷えにぷるりと震え、そのまま緊張が和らいで…… 「ふぅ……」 ため込んだものを排出しすっきりとした陶酔感に浸る。 そのまま干上がった思考にも冷静さが戻り、何も自分一人で彼の世話をしようとすることは無かったのでは、など今更思い至ったりする。 (今からでも戻ってたづなを呼んでくるか……) スマホは控室に置いたまま。取りに行くよりも戻った方が速いと判断し、下着を履きなおしながら帰りのルートを算出し、個室の扉を開けた。 「え?」 扉を開けた途端、自分に大きな影が掛かる。 それが証明を背にした、さっき入り口に置いてきた彼であることに気づくのに一瞬のラグが産まれた。 「な、なっむぐぐ……」 悲鳴を上げるより先に口を塞がれ、体ごと個室に再び押し込まれる。 光が扉で遮られて視界が暗くなり、カタンと希望が絶望に落ちる音が無慈悲に響いた。 便座に尻餅をつき、目の前の無礼者に抗議すべく口を開く。 「……ぁっ」 が、声が出ない。 それもそのはず、肩書が立派でも彼女はまだ年端もいかぬ少女である。 大きな大人に個室に連れ込まれることの本能的な恐怖が全身をあっという間に支配し、動けなくなってしまうのも不自然ではない。 しかもそれがさっきまで談笑していた部下ともあれば、その絶望感は計り知れないだろう。 (な、なんで……) 強張る体で必死に頭を回す。 しかし視界の半分は大柄な体に埋もれ、抜けようにも脇は太い腕が塞いでいる。 殴られればひとたまりも無いだろうそれを認識して委縮に拍車が掛かるだけであった。 (助けて……たづ──────) しかし、彼女の絶望は思いもよらぬ形で終わりを迎えた。 ぼろん、と何か大きなものが目の前に投げ出された。 顔に一本太い影を落とすそれは、恐らく知識だけは彼女にもあって、しかし実物の与えるインパクトは想像を絶するものだった。 (おっき……い…?) あっけに取られて思考が無に帰す。何が何だか分からない。 ただ目の前にあるものの視覚的処理に脳がギリギリまで回転し、その他の思考をする余地が無い。 けれどそれは無意識の停止を意味せず、さらなる情報を求めて五感を働かせる。 それがまずかった。 (……っ!?な、なんだ、このにおい…、は……) スンスンと勝手に鼻が鳴り、激臭に含まれる雄のフェロモンをたっぷり摂取してしまった。 フェロモンは鼻の知覚神経を通って脳に達し、生殖をつかさどる分野に染みつく。 それに反応した脳が全身に合図を送り、意識とは無関係に交配の準備を進めるのだ。 「は……あ……❤」 匂いだけで無理やり発情させられた少女は、先ほどとは違った理由でその一物に目が離せない。 相手が何かを見極めるためではなく、どんな相手と今から交わるかを見ているのだ。 がしりと頭を掴まれて、そのグロテスクなブツが近づいてきても身動き一つ取らない。 そうして、やがて、 「んちゅ……❤」 少女のファーストキスは、相手が生殖器という最低の形で散ることになる。 唇だけで満足するはずもなく、口内も犯すべく進軍を続行した。 既に落城した理性はそれを拒むことなく、むしろ歯をしまって柔らかい肉だけで男根を迎え入れる。 ぐぷぐぷと飲み込んでとうとう、唇と陰毛が、喉仏と亀頭が触れ合った。 「……❤」 息すら殆どできない状況でも頭には苦しみよりも歓びの方が多かった。 口いっぱいに頬張った陰茎からは絶えずオスフェロモンが分泌され、先とは比べ物にならない濃度が鼻腔を直撃する。 それが本能的に奉仕の精神を呼び覚ます。 ぐちゅぅ……❤ 占有されて極端に狭い残りの空間で必死に舌を這わせて少しでも快楽を煽る。 相手がそれを引き抜けば亀頭にキスで寸前まで見送りをし、また押し込めば今度は喉奥まで使って出迎える。 ちゅぶっ❤ぐぷっ❤ろろろ、んちゅ……ずろろろぉ❤ 初めてとは思えないほどサービスたっぷりの幼女の口捌きに、野郎の竿はすぐに限界を迎えた。 (!?くっ……さ、いっ❤) あふれ出す精液は一瞬で頬袋まで満たし、逃げ場を求めて前へ後ろへ暴れまわる。 「…う!、げほっ……げほっ……!」 急に流れ込む粘液に喉が対応できず、むせかえって口の中の物を全て吐き出した。 びしゃびしゃと白い吐瀉がタイルに広がって靴の端を汚す。 とにかく新鮮な空気を求めて肩で呼吸をするが、口に残った粘液もフェロモンを多分に含み、空気に混ざって脳を侵食する。 「はあっ……はあっ……はぁ、はー……❤」 落ち着きが戻るにつれて再び体が昂ぶり、高揚する。 口元は喜色に歪んで、つられて歓びが湧きだした。 「あ……❤」 ふと顔を上げると、目の前には硬さも太さも一切衰えない不埒な肉塊があった。 それにもう一度奉仕しようと伸ばした口を、大きな手が押さえた。 口を使う以外にはまだ何も知らない無垢な子供を抱き起し、背を向けさせる。 閉じた便座カバーに手を付かせ、困惑している彼女のロングスカートを一気に捲り上げた。 「なっ…!ま、待って……!」 いくら淫蕩に歪んだ脳であってもまだある程度正気は残っていて、下着を見られてはいけないと反射的に抵抗する。 しかし全力を出すこともかなわず、染みを作った大人びたパンツを尻から一息にずり下げられた。 「ひっ、ひうっ……」 ぷにぷにと未発達な女性器の具合を確かめられ、未知の感覚に心が震える。 辛うじて息を吹き返した恐怖心がしきりに警告を鳴らすが、それでも体は動かずどうにもならない。 何をされるかと戦々恐々していると、股の間に何か熱いものが触れた。 「へっ……」 そのまま蕩けた穴を一気に突き通す。 「…う、あああああっ❤」 自発的にほぐれてもなお小ぶりな穴は剛直に耐え切れず、内壁にひびを刻んでようやく丸々を受け止める。 結合部から僅かに血が滲んで文字通り身が裂ける痛みが彼女を襲うが、それよりも強く響いたのは快感であった。 「あ……あぇ……❤」 圧倒的な異物感も、痛みも自分を守るために脳が勝手に快楽に転化してしまう。 それほどまでに刺激が強く、その防衛機構をもってしても彼女の脳には後遺症が残るだろう。 けれどまだ挿入を終えただけでしかない。 「お、おっ、おお……❤」 ずずず……と内臓ごと引っ張るように抜けていく剛直に膣壁が必死に喰らいつく。 その直後、 ずぱんっ 「ふぎっ❤」 再び強い衝撃を伴ってぶち込まれると、子宮に亀頭がめり込んで横隔膜を押し上げた。 それがリズムよく繰り返される。ぱん、ぱん、ぱん…… 「おっ❤おうっ❤おくっ❤」 傷だらけの粘膜を必死に補修しながら食らいつき、頬張る女性器からは蜜が染み出し太ももを伝う。 染み出した蜜は抽挿を後押ししてより激しく強い快楽を生む。 さっきまでの快楽が精神的充足からにじみ出るものだったのに対して、こちらは物理的に神経を刺激されて生じるものであった。 つまり、脳だけでなく体に染みつく類のものである。 強引に中を押し広げる男根の形は未通の穴にしっかり写し取られ、最大限気持ちよくなれるように形や厚みを最適化していく。 更に子供の特有の柔軟さも相まって、もはやただ抜き差しするだけで弱点を殴れるようなチョロマンに変化していた。 「あっ❤あっ❤あっ!なんかぁ”、っ……くる”ぅ……❤……きたぁ……❤」 あっさりと初めての中イキを経験し、敏感になっても攻勢は止まず、間を置かず二度目の絶頂を迎える。 一瞬息が止まるのを何度も繰り返し、とっくに呼吸困難になっていても脳が快楽だけは貪欲に貪り続けるのだった。 そして突然抽挿が止み、中の最奥で何かが激しく爆ぜた。 「あっ!?あちゅっ❤なに、っ、が、ぁっ”……❤」 ぶくぶく膨れ上がる中の熱が心の中を満たしていく。激しくはないがねっとりと絡むような心地に全身が脱力して、便器にへたり込んだ。 タイルに潰れた大陰唇からは小さい胎に収まりきらない白濁液がこぼれ、その液が滲む感覚で小ぶりなお尻がぴくぴく痙攣した。 「……んう、ここは……」 控室で目を覚ましたとき周りには誰も居なかった。 状況を確認しようと立ち上がろうとすると、 「ん、しょ、っ……とぉ!?」 股に裂ける感覚が残っていて、脚に力が入らずすっ転んだ。 同時に痛みで先ほどまでの行為の記憶を思い出す。 「あ、わ、私は……っ!」 恐怖、理解、嬌声、絶頂、薄暗いトイレでの一幕が映画のフィルムのように何度も何度も巻き戻される。 「あ……あ……」 それは狂気の体験であり、幼さの残る彼女にとっては 「あっ……❤」 後に尾を、股に糸を引く甘美に過ぎる体験であった。 ちなみにあの後のことだが、二人とも10分ほどトイレで眠った後、先にトレーナーが覚醒した。 といっても半覚醒状態で、目の前で倒れている理事長をほっとけずに控室まで運んだのである。 その状態でも何となくまずいことは感じ取ったのか、戻ってきて後処理をしてからトイレの入り口で再び眠りに落ちた。 清掃員にたたき起こされたときは、酒を飲んで以降の記憶は無くなっているようだった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 人物紹介 ・トレーナー 某ウマ娘のトレーナー 酒癖×(自覚有り)のロリコン(自覚無し) 半分寝てても完璧に証拠隠滅ができる ・理事長(秋川やよい) 違法ロリ&トレセン学園理事長 性奴隷◎を継承してトレーナーを無意識にご主人様認定してしまった ときおりプライベートでお酒を差し入れて晩酌する仲にこぎつける