それぞれの担当トレーナーは、不埒な視線を送ることなど一切なく、いつも通り穏やかに業務をこなし、また他のウマ娘に目線をやることは一切ない。
オグリはいつも通りのジャージで担当トレーナーと共にかき氷を貪っていた。
何しろ眉目秀麗、スタイルのいい娘も多い競争ウマ娘という立場にあると、無遠慮な視線に晒されることは日常茶飯事というものだ。
レースの際にきわどい所へ視線を感じることは多々ある。貧相な身体をしている自分でさえもそうなのだから、いわんやグラマラスなウマ娘をや、というところだろう。
しかし女性はともかく、男性トレーナーからですら、そういった猥雑な視線を感じることは皆無である。
(もしかしてこいつらって異常者の集まりなんと違うか？)
暑さにゆだった頭で特に悪気はなくそう考える。別に性欲にまみれていなくとも、クリークやイナリのような体型の娘が目の前にいれば、自然と視線があちらこちらに引き寄せられるのが健全な男性と言うものだと思うのだが。

子供の頃陽気でスケベな知り合いのおっちゃんたちが、よく綺麗なお姉さんたちに引き寄せられては嫁さんに耳を引っ張られていたことを思い出す。
「まあウチに目がいかんのはわかるけどなー」
「タマ、さっきから何を考え込んでるんだ？」
トレーナーが話しかけてくる。先ほどまで考えていたことを伝えると、トレーナーはプッと吹き出した。
「異常者て……ひどい言いぐさだな……」
「せやかて、あんなボインのチャンネーがいたら普通ジロジロ眺めるんが人情っちゅーもんとちゃうか？」
「まあ……魅力的なスタイルだとは思うけど……そもそもそういう目でウマ娘を見るやつはトレーナーになれないからな」
「ほーん、エロ目的はお断りっちゅーことか」
「言っていいのかわからんがそういう訓練まであるからな。大切なウマ娘の心を傷つけるような要因は出来るだけ減らしたい、ってことだ」
「ふーん……ま、スッキリしたわ。ほな、クリークやイナリでも大丈夫ならウチなんか誰も気にしてへんな。よいしょっと」

トレーナーの言葉を聞いて安心して、汗で張り付いた体操服を脱ぐ。下も脱いでスパッツとタンクトップだけの格好になろうとしたところで、トレーナーのワイシャツを羽織らされた。
「へ？どしたんや、トレーナー？」
「……いいから早く着てくれ……周りに見られる前に……」
「ハハ、ウチなんか見るやつおらへんやろ。大丈夫大丈夫……」
「担当が肌を見せすぎるのを看過できるわけないだろ……というか、他はわからなくても、ここに一人見るやつが……」

バッと、不用意な発言をしたと、トレーナーが己の口を塞ぐ。
ウチは少し呆けたあとに慌てて服を着直して、ジッとトレーナーを見上げた。
「……見てたんやな？」
「……いや、他のウマ娘のことは見えないけど、担当のことは気になるのが人情と言うものであって……」
「見てたんや」
「はい……」

他の方を見てみると、クリークのところも透けた服を隠すように薄く通気性のいい上着を羽織らせているし、イナリのところはあれ見ているようでどこか遠くを眺めている。
「訓練しなきゃいけないってことはそういう目で見ないように必死なんだよ……担当以外は平気なんだが……」
「……へんたいロリコン」
「うぐっ」
トレーナーのワイシャツを羽織ったまま、ウチは走り出す。
トレーナーという存在ががヒトの子で安心したような……そうでないような……モヤモヤした感情を抱えながら、暑さのせいで赤くなった頬を両手で押さえて、ランニングに向かう。
「……他に目移りしだしたら耳引っ張ったる」
ボソッ、と呟いた。

ウチなんか気にするやつおらへんやろ〜と思ってたら不意打ちを食らうタマは私の性癖に合っていますよ

>よく綺麗なお姉さんたちに引き寄せられては嫁さんに耳を引っ張られていたことを思い出す。
つまりタマもこの立場になったわけだ…良い…

一日一回へんたいロリコンの供給助かる…

いい…

こいつら全員(俺の担当が一番魅力的だから不埒な目で見られないように守らないと…)って思ってるんだ！

オグリンがいつも通り過ぎる

>汗で張り付いた体操服を脱ぐ。下も脱いでスパッツとタンクトップだけの格好
あーだめだめ、えっちすぎます

タマは自分の貧相な身体を自覚してるから無防備なのが似合う

イナリは全く気にしさそうな上に言ったとしても
それぐらいで小せぇぜ！ってなりそうだからトレーナー大変だな…

彼シャツステークスが流行りそう

ウチはオカズやぁ〜！

性的な目で見られると認識したうえで密着してきて欲しい気持ちもあります

タマ、かき氷食べすぎてお腹が痛いんだ…

ポニテイナリいい…

>イナリは全く気にしさそうな上に言ったとしても
>それぐらいで小せぇぜ！ってなりそうだからトレーナー大変だな…
トレーナーが我慢できなくなる一歩手前になって手を出しかける体験をするまでエッチな目で見られてるって知っても好きにするんでいワハハってなってそう
でも一回「男」を体験してからはしおらしくなるイナリは私性合

>>イナリは全く気にしさそうな上に言ったとしても
>>それぐらいで小せぇぜ！ってなりそうだからトレーナー大変だな…
>トレーナーが我慢できなくなる一歩手前になって手を出しかける体験をするまでエッチな目で見られてるって知っても好きにするんでいワハハってなってそう
>でも一回「男」を体験してからはしおらしくなるイナリは私性合
初めてで見せ槍してほぉぉ…！？でっけぇ…って蕩けた顔させたい

>イナリは全く気にしさそうな上に言ったとしても
>それぐらいで小せぇぜ！ってなりそうだからトレーナー大変だな…
デカいから困ってるんだよ！

他だとヘリオスとかファインとかウララとかも開放的すぎて怒られてそう

トレーナーは大変だな…

くっ…

タマのへんたいロリコン…を朝イチに摂取すると非常に健康にいい

へんたいロリコンたすかる

へんたいロリコンの供給と接種は人類の祖先から続く伝統であり
現代のへんたいロリコンは癌、白血病、認知症の治療法に重宝される

自分のことやぞウララトレーナー！

>自分のことやぞウララトレーナー！
ち…ちが…
この絆創膏はただの擦り傷と虫刺されで…

>>自分のことやぞウララトレーナー！
>ち…ちが…
>この絆創膏はただの擦り傷と虫刺されで…
語るに落ちたな…

>暑さのせいで赤くなった頬を両手で押さえて
本当に暑さのせいなのかタマ

タマ…トレセン学園はお見合いの場じゃないんだ
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