二次元裏@ふたば

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174010 B21/07/01(木)16:35:59No.818940185そうだねx4 18:12頃消えます
7月。それは夏というにはまだじめじめと蒸し暑く、けれど私たちの心は徐々に茹で上がっていく季節。毎年恒例の夏合宿は、そんなウマ娘たちの気持ちを引き締めるためにある。けれどそこで浮かび上がる心の旋律は、溶け合い抱き合うことを求める。熱に浮かされ、曖昧な感情が自らの綻びを解き出す。
それは、真夏の夜の夢。
「トレーナーさん、あついです…」
「…おう」
「これからもっと暑くなるんですか…?」
「…ああ」
「…トレーニング、海がいいです…」
「…そうだな」
トレーナーさんの返事はぽわぽわしていて。今ならなんでも無理が通ってしまいそうに思った。本来ならこんなことにはならない。合宿所はエアコン完備だし、外はいい感じに冷たい海が広がっている。なのにこんなことになっているのは。
「倉庫に閉じ込められるって、今日の運勢は大凶ですか〜!!」
私とトレーナーさんは、二人で資材倉庫に閉じ込められていた。とはいえちょっとしたトラブル。どうせしばらくは倉庫に篭って備品の検品をしなければいけないのだから、その間閉じ込められていることにはあまり支障はない。けれど。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/07/01(木)16:36:27No.818940274+
「暑い…」
「フクキタル、無理しなくていいからな。大事な身体なんだし、熱中症なんかにならないよう窓の側で涼むといいよ」
トレーナーさんは頼りになる。それは今までのことで十分分かっていることだ。けれど肉体労働でウマ娘がサボるわけにもいかない。それにテレビの占いではチームワークが鍵だと言っていた。ならば、一緒に仕事することでいいことがあるかもしれない。
「むふふ〜、ちゃんと共同作業しましょうね、トレーナーさん」
「…おいおい、注意してやるんだぞ…」
そう言ったトレーナーさんの方が注意散漫気味なのは、すぐに明らかになった。
ごつん。頭をぶつける。がつん。腰をぶつける。終いには。
「…あぎゃっ!」
「ふぎゃ!どうしました、トレーナーさん!」
「痛…画鋲を踏んだみたいだ」
見ればトレーナーさんの靴下に、古びた画鋲がぶっすりと。これは大変!
221/07/01(木)16:36:54No.818940350+
「あわわ…バンソーコー!バンソーコーが…ないじゃないですか!」
「大丈夫だよ、靴下越しだしかすり傷だ。フクキタルが無事でよかった。代わりに怪我したとでも思っておくさ」
そんな時まで私のことを心配してくれるなんて。嬉しいけど、もどかしい。本当に大切にされているとは思う。けれど、だからこそ何かが足りない気がする。
…そうだ。
「トレーナーさん、靴下を脱いでください。いやいや、医療行為をしてあげます。日頃の感謝を込めて。早く治るようにとおまじないをしてあげます」
我ながらいい考えだ。了承を待たず、靴下をすっぽりと脱がせる。トレーナーさんの汗の匂いがした。
「…なあ、何してるんだ…」
「…ちゅぱ。何って、医療行為じゃないですか!」
トレーナーさんの顔が赤いような気がする。もしや熱中症!?しかし、熱中症をなんとかする術はあっただろうか。トレーナーさんの塩辛い足の指を舐めながら考える。
321/07/01(木)16:37:10No.818940401+
「…美味しくないだろ、もう…」
「ぺろっ…なに、言ってるんですか、トレーナーさんは薬が苦かったら、飲めないタイプですか…?」
結局のところそんなに深い傷ではなかったけれど、念のため、念のため。
ちろちろと舌で血を舐めとる。鉄の味がした。トレーナーさんの足は普段見る自分の足よりゴツゴツしていたけれど。柔らかくて、可愛らしいような感じがした。
「あっ、そうだ。そうですよトレーナーさん、上脱いでください!」
「はっ!?いきなり何を、ちょっと待て…!」
トレーナーさんが狼狽えている。今にして思えば、弱々しい感じのトレーナーさんがなんだかいたずらしたくなる雰囲気を醸し出していたのは否定できない。けれどその時は、熱中症なら服を脱げば涼しいだろうとか、ちゃんとそういうことを考えていた。
「はい、トレーナーさん。…ばんざいしないと破れちゃいますよ?」
「…わかった、わかったから」
421/07/01(木)16:37:27No.818940449+
なんとなく、さらに暑くなった気がした。そういえば、トレーナーさんの肌着姿を見るのは初めて…!
「…なあ、フクキタル」
「…はいっ!フクキタルです!なにか!?」
思わず見惚れて返事が遅れる。
「…暑くないか」
「…暑いですね」
「…どうしよう」
こんなに弱った様子のトレーナーさんは初めてだった。本当に熱中症なのだろうか?苦しいのだろうか?そんなことを考えていると、自分の身体もなんとなく熱くなってきた。こちらこそどうしよう。
「…とりあえず、外に出られれば…!ふんぬ、ふんぬー…いやはや、合宿所はウマ娘でもこじ開けられないくらいにところどころが頑丈なんでした!どうしましょう、トレーナーさん!」
「…お願い、してもいいかな」
「…はい!あなたのマチカネフクキタル、なんでもやり遂げま…」
「そばに、きてほしい」
「…ふにゃっ!?」
その声はなんだか切なくて。もしかするとトレーナーさんの本心は寂しんぼなのかもしれない。そう思って、駆け寄る。横に寝転がり、脚を揃える。ゆっくりと、あなたの額に手を当てる。互いに汗ばんでいて、なんだか溶けたアイスキャンデーのようだった。
521/07/01(木)16:37:38No.818940491+
気がつけば、ひっしりとあなたの身体を抱き寄せていて。よしよしと、あなたを落ち着かせるための動作を行う。身体を寄せ合うことは、安心に繋がる。そのはずなのに、互いの心拍数はどんどん上がっているように感じられた。いつもだったらトレーナーさんに近すぎると怒られるだろうに。そうでないから、嬉しかった。
「…トレーナーさん、どんどん熱くなってます。…息も、荒いです。でも、これでいいんですか?」
「…ああ、いいよ」
指先を汗ばんだ身体に這わせる。なんだかあなたに触れたくてたまらない。脚を絡ませて、あなたの全てを肌で感じる。…そうして、漸く熱の原因を見つけた。
「トレーナーさん、ここ。あついです。すごくあついです。…その、脱がしちゃいますね」
正常な判断は互いにできていない。確認を取るのは、互いの気持ちを確かめたいから。うだるような暑さが、いつのまにかとても愛おしくてたまらない。
夏の過ちは、愛を以て貪るが如し。
621/07/01(木)16:38:06No.818940587+
「えっと、これ。知ってます、知ってますよ!」
「…意外だな」
「あ、トレーナーさん。いま私のことバカにしましたね!そんな子には〜、こう!こうです!」
いつものようなやり取りと共に、非現実な行為を行う。知っているのは本当だ。どこかの祭りでこんな形のものを担ぎ上げるのを見たことがある。これはいわゆる、その、トレーナーさんの。
ごくり。つばを飲み込み、トレーナーさんに愛を囁く。
「…こほん。それでは、お、おちんちんを、失礼いたしますね…」
互いの言葉はなく、けれど代わりにかっと熱くなる。
ちゅくり。にちゃり。汗が潤滑油になって、私の手とトレーナーさんのおちんちんを一つに混ぜ合わせるような気がした。そんな想像をすると、さらに恥ずかしいことを思ってしまう。ここはそもそも、一つになるための部位だったような。
「ふーっ、ふーっ…どうですか、気持ちいいですか…?」
私も息が荒くなる。トレーナーさんは苦しそうにうめくけれど、それが私の気持ちを煽る。
「…キス、してもいいですか?」
「…ああ」
721/07/01(木)16:38:54No.818940743そうだねx1
口を繋げる。確か大人のキスというのは、舌も入れるのだったか。そう思って舌を入れると、トレーナーさんの身体がびくりと跳ねる。ぬめりを伴った舌が互いの唇の奥へ入り込む。幸せを感じた。これだけで今日は幸運だと思った。
「ぁむ…ちゅっ…はぅ…ふふ、キス、しちゃいましたね…」
もっと、あなたを求めたい。医療行為という建前はすっかり抜けて、あなたを手と口で貪り続ける。
淫らな音と空気が充満して、息ができないほどだ。あなたの唇から新鮮な空気を吸い取る。
「…フクキタル、もう限界だ…」
気がつけばトレーナーさんの男性器はとろとろになっていて、今にもはち切れそうだった。だけど。
「なら、お預けです」
手の動きを止める。唇を離す。名残惜しそうな舌が私を求めるけれど、お楽しみはこれからだ。
「トレーナーさん、」
寝転がる。汗で濡れた服も、愛液で濡れた下着も。脱いでしまおう。暑くてたまらないのだから。
「きて、ください」
821/07/01(木)16:39:11No.818940805+
手をいっぱいに広げて、あなたを待ち受ける蜘蛛のような格好で。思考の余地を奪った上で誘うというのは、我ながら頭がいい。シラオキ様が降りてきているのかもしれない。けれど、トレーナーさんは。愛しの人は。シラオキ様にも渡せない。
私のものだ。

「っつ…!大丈夫です、大丈夫ですよ、トレーナーさん…!」
「…フクキタル…!フクキタル…!」
あなたの熱が、身体の中に入ってくるのを感じる。痛みはあったけれど、それは今からじっくりと和らげればいい。
「我慢、できない…!」
そう言ったトレーナーさんを、がっしりと脚で絡めとる。こちらだって我慢はできない。無限にあなたを求めたい。
ぱん、ぱん。腰を打ちつける音が、なんだか神社でお祈りするときのそれのようで少しおかしかった。今、私はトレーナーさんにお祈りされているのだ。あなただけの神になった気分だ。
抱き合ったままごろりと転がり、あなたは子供のように私の胸を求めてきた。
「トレーナーさん、かわいいです」
息の音と水の音、残りは囁かれる愛の音。それだけの空間が、閉じ込められた二人を彩っていた。
921/07/01(木)16:39:27No.818940854そうだねx4
「…トレーナーさん、あっ…!ゃん…はげし…!好き、すきです…!」
「…俺もだ、フクキタル…!」
「きて、ぜんぶ、ぜんぶきて、ください…!」
示し合わせたように唇を重ねる。それと共に、熱いものがお腹を満たした。意識が白く染まり、抱き合う力は自然と強くなる。繋がれる限り、繋がる。二人の身体も、心も。今は一つになっていた。
「…チームワークが鍵だと占いにあったのですが、このことだったとは」
「…バカ」
「…今日は、バカでもいいです。…撫でてくださいませんか?」
相変わらずとても暑かった。けれど、幸せだった。大好きな人がそばにいてくれるのだから。
「おーい、まだ倉庫の作業終わらないのー?」
「…まずい…!」
呼ぶ声が聞こえた。二人で急いで服を着る。もう少し、二人きりでいたかったのに。そう残念そうにしていると、トレーナーさんがこっそりと。
「…また、な。責任は取る。これを夏の過ちなんて、言わせるもんか」
「…トレーナーさん…!」
思わず抱きつく。やっぱりトレーナーさんは運命の人だ。そう思った。いつのまにか鍵を開けられたのにも気付かず、夢中でトレーナーさんに抱きついていた。
今日の私は、世界で一番幸福だ。
1021/07/01(木)16:46:31 ID:SEr1p10YNo.818942272そうだねx2
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酷い駄文だ才能無いよスレ「」
1121/07/01(木)16:55:25No.818944101+
熱意を感じるいい文だねただあまりに句読点が多いとも感じた
1221/07/01(木)16:56:48No.818944376そうだねx13
フクを幸せにしてえな…
1321/07/01(木)16:58:10No.818944625そうだねx17
♡を使わないでここまでいけるか…ありがたい
1421/07/01(木)16:59:11No.818944820+
フクシコありがたい…
1521/07/01(木)17:00:41No.818945116+
バレてそう
1621/07/01(木)17:04:07No.818945796+
フクは夏が似合うな
1721/07/01(木)17:08:40No.818946650+
閉所で汗だくうまぴょいは濃厚な匂いが残ってそう
1821/07/01(木)17:29:56No.818950915+
ガッツリシコれてしまうフクだなんて…ありがとう…
1921/07/01(木)17:30:47No.818951062+
だが暑いところで致すのは脱水症状の危険があるから今度は涼しいところでするんだ
グッドシラオキ
2021/07/01(木)17:31:33No.818951206+
フクと汁だくえっちしたい
2121/07/01(木)17:38:21No.818952596そうだねx2
ぽよんぽよん揺れるフクぱい
2221/07/01(木)17:38:39No.818952662+
砂糖吐けるくらい甘いのいいね……
2321/07/01(木)17:40:45No.818953120+
汗だくうまぴょいしたんだ!!
2421/07/01(木)17:44:00No.818953789+
匂いと態度で絶対気付かれる奴だ…
2521/07/01(木)17:45:01No.818953987そうだねx2
うまぴょい経験がある子達にバレるなこれ…
2621/07/01(木)17:51:18No.818955369+
抱きついてるのを見られたあたりで察されてしまうやつでは
2721/07/01(木)17:52:02No.818955521そうだねx1
フクは絶対次の日から前以上にベタベタするようになって可愛い
2821/07/01(木)17:56:48No.818956595+
しかし初体験で足舐めは結構アブノーマルな…
2921/07/01(木)17:58:13No.818956954+
フクの甘々うまぴょいありがたい...
3021/07/01(木)18:02:45No.818957998+
汗ででろでろになって溶け合うようなうまぴょいいいよね
3121/07/01(木)18:04:23No.818958378+
肉体関係持つ前に足裏舐めは掛かり過ぎではないでしょうか?


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