（２）
「あら…テイオーさん。こうして2人きりで言葉を交わすのは、初めてですね。何の御用ですか？」
「…なるほど」
「あの人に近づくな。あの人は自分のものだ。そういうことですか」
「…まず誤った認識を訂正しておきます。あの人から教えを受けたのは、私の方が先です」
「まだ新人のあの人が、サブトレーナーとしてチームに配属になったときから…331日間、一緒に過ごしました」
「充実した日々でした…今の、貴方のようなものかもしれませんね」
「独立したあの人に、ついていきたかった。でもそれは、あの人の迷惑になる…ですから、時機を待つことにしましたが…」
「テイオーさん。貴方が割り込んで来たんですよ」
「…そうですね。これは、感情論です」
「ついでに、いくら私を威嚇したところで無駄です。これでもう21分20秒も貴重な時間を浪費しましたね」
「怖い顔はやめてください…トレーナーさんに見られたら、驚かれますよ？」

（３）
「トレーナーさん、テイオーさん。おつかれさまです」
「…用ですか。改めて、お願いに。トレーナーさん…お気持ちは、変わりませんか？」
「テイオーさん、邪魔しないでください。なぜこの件にテイオーさんの許可が必要なんですか？」
「…なるほど。平行線ですね」
「では、どうでしょう…ウマ娘らしくレースで勝負をしませんか」
「テイオーさん、来月のレースに、一緒に出走しましょう。そこで、着順でどちらが上になるか」
「私が下になったら、二度とトレーナーさんとテイオーさんには近づきません。その代わり、私が上になったら…トレーナーさんと私の契約に関して、認めてくれますか」
「ええ…誓います。トレーナーさんと、私の誇りに誓って」
「流石は、トーカイテイオー。自信があるのは結構ですが…この約束、決して忘れないで下さいね」
「トレーナーさん…目の前で、ごめんなさい。でも、これが私達にとって必要なことなんです」

（４）
「テイオーさん。どうですか？　準備は順調ですか？」
「…睨まないでください。目的は…貴方の言う通り、敵情視察です」
「というわけで、併走トレーニング、しませんか？」
「お互いにとって悪い話ではないでしょう。敵を知るのも、重要な準備です」
「…最も、トレーニングだからと言って、負けるつもりはありませんが」
「ふふふ、ありがとうございます。大した自信ですね」
「では…」

「はぁ…はぁ…」
「アタマ差、届かず…ですか」
「…ありがとうございます。貴重な情報が得られました」
「思っていたよりも…なんとかなる。そう言ったら、怒りますか？」
「―本番を、楽しみにしておいてください。お互い、全力を」

（５）
「テイオーさん。お具合、いかがですか」
「…お見舞いですよ。それ以外に何の目的で病院に来るんですか」
「オーバーワークでの疲労骨折…」
「お大事にしてください。これは、私と貴方の関係抜きに」
「しかし、約束は約束です。レースは、私の不戦勝ということでよろしいですね？」
「…ノーカウント、と言いたい顔ですね。それを口に出さないのは、立派ですが」
「そうそう、これはお見舞いのリンゴです。ここに置いておきますね」
「…投げるなんて、ひどいですね。せっかく目利きしたリンゴなのに」
「貴方がトレーナーさんと過ごした時間は否定しませんが…」
「トレーナーさんは、貴方のモノではありません。もっとも…私のモノでも、ありませんが」
「これからは、トレーナーさんの元で貴方と競い合えることを、嬉しく思います」

（６）
「トレーナーさん…私です」
「部屋に入れて…頂けませんか？」

「トレーナーさん…」
「ふふふ…この部屋に来るのは、2回目ですね」
「…レース、見ていてくれましたか？」
「3着。テイオーさんの分まで走るつもりが…ダメですね、私は」
「…私には、貴方の指導が必要なんです」
「レースは、終わりました。改めてお願いします。私と、契約してください」
「貴方と共に進みたい。貴方じゃなければ、ダメなんです」

（７）
貴方がひどく憔悴していることは、知っていた。
トーカイテイオーの骨折をなぜ防げなかったのか…という、周囲からの心無いバッシングの嵐。

普段は貴方の言葉を受け入れるテイオーさんは、今回だけは言われた通りにはしなかった。
私との勝負があったから。私が、仕向けたから。
元々、テイオーさんの脚に疲労が積み重なっていることも、知っていた。
毎日、貴方とテイオーさんを観察していたから。

…そして、貴方が私を受けてくれないもう一つの理由。
貴方は、私を「女」として見ている。…私の自惚れでなければ。
顔、胸、髪、首筋、指、腰、脚、お尻。視線を、いつも感じていた。
でも、貴方は否定したかったはずだ。導くべきウマ娘に劣情を抱くなんて、あってはならない、と。
…女として見られていることは、たまらなく嬉しい。でも、それが理由で隣に居ることを拒絶されてしまっては困る。

（８）
そこで思い至ったのだ。ボロボロに弱りきった貴方なら、どうだろう？
「トレーナー…私は、貴方を愛しています」
立ち尽くすトレーナーに抱きつき、背中に腕を回す。身体を密着させる。
私の胸がつぶれ…トレーナーの身体がビクンとなった。
胸板に頭を預け、こすりつける。愛しい匂いに、頭がクラクラした。
…私も、この感情だけはコントロールできない。
「…貴方と、楽しいときも辛いときも一緒に居たい…なんでも、してあげたいんです…お願い」
上を向き、目をつむった。私の顔は、真っ赤になっていることだろう。

…トレーナーの両腕が、私の腰に回される。
私は勝利を確信し―
唇が重なった瞬間、私の下腹部から脳天まで、甘い痺れが突き抜けた。

『恋に狂うとは、言葉が重複している。恋とはすでに狂気なのだ』

強いエロいヤバい

実装されたら天然ノリなシナリオかもしれないけど
執着心のあるフラッシュも見たいな…

全てが計算であったか...

グッド……

いい…

よくない！！！！！

>よくない！！！！！
養生下さい
トレーナーさんの面倒は見ておきますから

担当に選手生命に関わる怪我させて周囲からバッシング受けて弱ってるときに体の関係持たせちゃ駄目だよ…

ｳｫﾜｧｫﾜ!

コイツ悪い女なんだ！

NTRｼﾞｬﾝｶﾖｰｰ!

テイオーさん…安心してください
あなたもちゃんとトレーナーさんと一緒に面倒を見ますから

>NTRｼﾞｬﾝｶﾖｰｰ!
寝てから言ってくださいね

まあエイシンフラッシュを女として見ちゃうのはわかる

>『恋に狂うとは、言葉が重複している。恋とはすでに狂気なのだ』
>［ハインリッヒ・ハイネ］
>（19世紀ドイツの詩人・作家、1797〜1856）
>『シェイクスピアの女たち』

本当はいけないことだけど…このまま黙ってるわけないテイオーが強引に押し切って結果的に二人と関係を持っちゃって重馬場するのが…見たい…！！！！

>まあエイシンフラッシュを女として見ちゃうのはわかる
サブトレなんて新米で性欲が使命感を上回りそうな時代に知り合ってるなら間違いなく見る
なんならシコる

二人と！？

まぁスケベな目で見るなというのがハードルが高いが…

最高のバ体…

ｻﾝｻﾞﾝﾀﾞﾖｰ…

当人たちが幸せならヨシと三女神も仰っている

ウマ娘が走りを約束にしたら反故には出来ないもんね
ましてやテイオーだし

テイオーの怪我まで計算に入れるとか策士だわ…

正反対の二人のキャットファイトは見応えがある…

テイオーは戦う前から負けていた

これは数字にこだわる策士

ささやき
先行駆け引き
先行焦り

ケガで邪魔が入らなくなったところで差しきる強さ
ケガから戻ってきたら手遅れになってますよこれは

このあと寝室と風呂場とリビングと寝室でうまぴょいした

コワ〜…

テイオー悲惨すぎる

3冠ウマ娘にはなれなかった
無敗のウマ娘にもなれなかった
トレーナーも奪われた
そんなテイオーは私の性癖には合っていますよ

NTR！妊娠！引退！

ｱｯﾁｮｯﾄﾉｳｶﾞﾊｶｲｻﾚﾙ

テイオーが肉体も精神も破壊されてしまう

あのこれレースの着順気にしてな……

>あのこれレースの着順気にしてな……
一向にテイオーさんの分まで走りましたが？

>あのこれレースの着順気にしてな……
違うのだ…あえて一着を逃すことでボクが走っていたら…と思わせる策なのだ…

>あのこれレースの着順気にしてな……
「あなたが居ないと勝てない証拠です」

>あのこれレースの着順気にしてな……
失礼な
負けた時のプランも考えてただけだ

ダークネスやんけ

策でテイオーを潰して不戦勝
そしてレースで負けることであなたの指導が必要だアピール
勝てちゃったら指導いらないだろという結論に行ってしまうかもしれないし

脚が壊れなければあの人はボクのモノだった
ボクより遅い奴が……あんな！色仕掛けみたいなことして!
ボクの、ボクの方が……なのに！なのに！
ってお見舞い品だけある一人だけの病室で泣いてほしいテイオー

テイオーが壊れていく姿を見て思い悩むが
体はエイシンフラッシュの虜になっているトレーナーとか私の性癖に合っていますよ

怒らないで聞いてくださいね
自分の体調を考えてこその恋のダービーじゃないですか

レースもライバルも恋の前では踏み台でしかないのいいよね...

恋はダービー競争社会だからね…

ダービーウマ娘は違うなあ…

フラッシュの匂いがぷんぷんするトレーナーが見舞いに来るのいいよね

ﾎﾞｸﾓﾀﾞｰﾋﾞｰｶｯﾃﾙﾝﾀﾞｹﾄﾞ!!!

常に余裕を持つ者が戦いに勝つんだこれは当たり前のことなんだ

>怒らないで聞いてくださいね
>自分の体調を考えてこその恋のダービーじゃないですか
恋だけで無くレースにおいても管理は必須ですね