二次元裏@ふたば

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107653 B21/06/26(土)22:36:32No.817346539そうだねx2 23:37頃消えます
言い訳は全部口に出す前に食べられた。舌を擦り付けあって唾液を混ぜ合わせるような生々しいキスに目眩がする。昼間もそんなことしてたけどさ、君、昨日まではキスだって触れ合うだけのものしかくれなかったじゃない。
「ん、ン…♡ ぷはっ、苦し…」
「鼻で息できるだろ。ほらもう一回。口開けてベロ出して」
「ぁ、え♡ ぁー……♡ ぢゅ…♡」
舌のザラザラする面を舐められて、吸いつかれて…待ってこれどうなってるの? 口の中がこんなに敏感だってことすら知らないのに、触られてもいない腰のあたりがむず痒いような感覚を訴える。理解が追いつかないままトレーナーに縋りつくことしかできない。
「かわい」
口を離した彼が呟くけど、私今すごい顔してるよ。よだれ垂れてるの分かるもん。絶対可愛くないしかっこよくもないよ。
彼の部屋を訪れたときに着ていた制服は、皺になるからと早々に脱がされてしまった。何の変哲もない上下セットの下着だけでは彼の視線から身を隠すのに心もとない。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/06/26(土)22:36:46No.817346651そうだねx2
「フジ」
息の上がった私を抱き寄せて、赤ちゃんをあやすみたいにぽん、ぽん、背中を叩きながら、耳元で名前を呼ばれる。
それだけで安心してしまって身体からじんわり力が抜けていく。
なんにも言わないまま背中からベッドに倒されたけど、不思議と怖くはなかった。酸欠気味の脳みそでは何も考えられないだけかもしれない。
大きな手が頬を撫でて、首筋をくすぐる。肩をすくめると、手はゆっくり下に降りていってブラの肩紐を引っ掻いた。
「あ、」
思わず声が出たけど、意味のある言葉にはならない。肩紐を下げられて、抱きしめるみたいな格好で背中に手を回してホックを外された。腕から抜けていくレースの感触が妙に気恥ずかしい。
そのままトレーナーの手が私の胸を包むみたいに触れるのをぼんやり見ていた。ちょっとガサついた指先や湿った舌が乳首を撫でていくのがくすぐったい。でも、おっぱいに夢中になってるトレーナーは赤ちゃんみたいでちょっと可愛い。
221/06/26(土)22:37:04No.817346806そうだねx2
思ったままを口に出したら、ちょっとムッとした顔が返ってきた。何か言われるかと思ったのに、またキスで口をふさがれる。
「待っ、ん〜〜♡♡」
ちょっとずるいよ、それは。教えられたとおりに舌を絡めても私だけが疲弊していく気がするし、待って。キスしたままおっぱい触られると変な感じがする♡
「ぁ♡ それ変っ♡ おっぱいつまむのやめて…♡」
「変じゃなくて気持ちいいって言うんだよ」
「ち、違っ、こんなのしらないっ♡」
腹筋に力が入る。お腹の中がむずむずして、脚を擦り合わせていたのをそっと止められる。胸を触るのはやめてもらえたけど、かわりに膝に手をおかれてゆっくり開かれていく。
「やだ、トレーナー恥ずかしいよ」
「やだって言っても止めないって言っただろ」
言った。寝室に入ってすぐにほんとにやるのかって聞かれたし、やだって言っても怖いって言っても止めないからなって言われた。でも、だって、怖いのも痛いのも覚悟してたけど、こんな感覚知らなかったんだよ。
321/06/26(土)22:37:19No.817346958そうだねx2
じっとり湿ったショーツに指が伸びてきて、押し込むように触れられるのが頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしい。布の上からカリカリ引っ掻かれて腰が勝手に跳ねた。
「っあ♡ トレーナー、待って♡ それ、なに…?♡」
「え、ここ自分で触ったことない?」
「ない♡ なにそれ、へんになる♡ おかしい♡」
「マジかよ」
「だめっ♡ なんでつよくするの、ぁ、ゃぁ…♡♡」
だめ♡ だめ♡ って言ってもトレーナーの手に擦り寄っていくんだから我ながら説得力がなかった。脚を閉じたいのに間に彼がいるからできなくて、このおかしな感覚を少しでも逃がそうと身をよじる。
「ゃ、あっ♡ あっ!?♡♡♡ なんか、だめ、ぁ、あああっ♡♡♡♡♡」
びりびり痺れるような感覚がトレーナーの指の先から全身に広がって、下半身が重だるい。
「イった?」
なんと言われたのかもよくわからない。焦点の合わない視線をどうにか彼に向けると、何故かニヤニヤ笑っていた。
421/06/26(土)22:37:37No.817347165そうだねx2
「腰上げて」
「む、無理…力入らない……」
「しょうがないなぁ」
言葉のわりに楽しそうなトレーナーにショーツまで脱がされて、すっかり裸にされてしまった。
「これだけ濡れてたら大丈夫だろ」
「え…?」
「ん。ここ触るぞって」
ぬる♡って指を差し込まれたのは普段なら絶対他人に触れられたり見られたりしないような場所で、いや、流石に何するのかくらいは分かってたんだけど、実際触れられるとびっくりして腰が引けてしまう。
「あー…入るかな。狭いな」
「うぁ…」
「あんまり力入れないで。痛くしたくないから」
すり♡すり♡ 入口を何度も往復していた指がゆっくりと肉の壁を割って入ってくる。異物感とともに、こうされるのが当然みたいな変な満足感があって戸惑う。ゆっくりゆっくりお腹の中を探られる動きがいつの間にかまたあのゾワゾワした感覚に変換されていく。さっきショーツの上から触ってた場所を親指の腹でぐりぐり撫でられて追い打ちがかけられた。
521/06/26(土)22:37:56No.817347378そうだねx2
「あぅ♡ っ、ぁ、ぁぁ…♡」
「二本目はいるぞ」
「ん、ぅん……♡」
勝手に力が入ってぎゅぅ♡って締め付けてしまうのに、二本の指は勝手に動き回って私のナカを広げていく。くちゃくちゃと濡れた音が響いて恥ずかしさで気絶してしまいそうだ。
「なぁ、もう挿れたいんだけど」
低い声で言われて、はっと我に返る。そうだよね。これって指だけじゃ終わらないよね。視線を落とすとトレーナーが唯一身につけている下着の前の部分が膨らんでいた。
「…….まって、まだ怖い」
「止めないってば」
すげなく却下する声があんまり無感情なものだから怖くて顔が見られない。ゴムのパウチを切ってくるくると装着していく様子をまんじりともせず見つめる羽目になる。
ぬるついた入口に擦り付けられるものはゴム越しなのに熱かった。
「ゃ、あ゛♡ おなかあつい…っ♡♡♡」
ゆーっくり侵入してくるから痛くはないけれど、圧迫感がすごい。
621/06/26(土)22:38:12No.817347622そうだねx2
「狭……」
ため息みたいな声が降ってきて、今度は腰を掴んでぐっと一気に奥まで押し込められる。
「う゛ぁっっ♡♡♡」
苦しいのに、あれ? なにこれ、お腹がキュン♡って。中で何かが切れるような感覚があったけど、おもったより痛くはない。
「すげ、もうナカで感じてる?」
「感じ…?」
「膣がギュッてなって気持ちよくなってるだろ。はじめてで気持ちよくなれるなんてエロいやつ」
笑われているのがいたたまれない。
何も言えないまま揺すぶられて、圧迫された内臓に押し出されるみたいに声だけが上がる。
「あっ♡ あ、ぁ♡ ぁ♡ ッっ、ん……♡」
淡々と追い詰められる不安感と私だけが喘いでいる羞恥心にどんどん余裕がなくなる。気持ちいいけど、怖い。またお腹の中がぐっと持ち上がるような感覚に陥って、パニックになる。
721/06/26(土)22:38:28No.817347838そうだねx2
「とれ、な♡」
振り絞った声で呼んでも喘ぎ声にしか聞こえない。
「あ゛っ♡ も、や゛っ♡ また♡ へんなのくるっ♡♡♡ やめてっ、て……ッ♡♡♡♡」
返事なんてなくて、ただ抱き寄せられて耳元から荒い呼吸音がするだけ。トレーナーも興奮してるんだって理解したらもう止まらなかった。
「ぃや、あっ♡ だめっ♡ ぁ♡ ひっ……♡ はぅ……………、……………ッ〜〜〜〜!!!!!♡♡♡」
目をつぶって衝撃をやり過ごそうとするのに、ままならない。目がチカチカして、息が上がって、脚が勝手にぴくぴく震えて、男のものを受け入れている場所は搾り取るみたいにぎゅう…♡って締め付けられていく。
萎えたものがナカから引き抜かれる頃にはすっかりヘロヘロになって、指の1本も動かせなかった。
821/06/26(土)22:38:44No.817347988そうだねx2
「……………ごめん」
なかなか息が整わなくてぜぇぜぇ言っている私を見て、色々と処理を済ませたトレーナーがいかにもいたたまれない様子で言う。
「怖いって言ってたのに、ごめんな」
「……最初から、止めないって言ってたでしょ」
「言ったけど、あんなのちょっとした脅しのつもりで。本当はもっと優しくしてやりたかったんだよ」
まぁ、優しくはなかったかもなぁって考えたけど、口に出すのがめんどくさい。疲れすぎてて呼吸するのに精一杯だ。
「俺は多分お前が思ってるよりフジキセキのことが好きだよ」
……お、なんか嬉しいこと言われてる。
「俺なんかじゃどうしたってお前より格好よくはなれないから、せめて優しくしたかったんだよ。だからすごく我慢してたのに、お前は俺がなかなか手出さないから他の男で処女捨ててくるとか言うしさぁ…」
「ごめんね?」
「いや、普通に全部俺が悪いんだけど……」
こんなに落ち込んでるトレーナーを見るのは私が怪我をしたとき以来かもしれない。
921/06/26(土)22:39:00No.817348175そうだねx2
「色々考えてたんだよ。こんな綺麗な子が俺のこと好きって言うのやっぱりおかしいだろとか、卒業して視野が広がったら俺のことなんて目に入らなくなるんじゃないかとか、だったらお前が引退したあとに俺から改めてプロポーズしようかなとか」
「へ」
「こっちはどうやってお前のこと一生捕まえておくか必死で考えてんのに、ニコニコしながら『一回別れない?』じゃないんだよ。マジで」
「……君、いますっごく恥ずかしいこと言ってる自覚ある?」
「普段のお前よりマシだろうが」
どうかなぁ。私のあれはお芝居みたいなものだし。
「だから、もう一回チャンスください。ちゃんとお前が不安にならないように、めちゃくちゃ優しくします」
居住まいを正してそんなことを言うのは多分すごく滑稽だ。ベッドの上で動けないままそれを聞いてる私も同じだけど。
それでも私はこの人が私のそばにいてくれるつもりなんだって分かっただけですごく幸せなので、めでたしめでたしということにさせてほしい。
1021/06/26(土)22:39:29No.817348454そうだねx7
これのつづきですfu114191.txt
あとこっちは今まで書いた単発の寮長fu114193.txt
貼り方よく分かってないのでできてなかったら教えてくれ
1121/06/26(土)22:40:01No.817348770+
ハッピーエンド!!
1221/06/26(土)22:40:04No.817348805+
トレーナーの愛が重い…!
1321/06/26(土)22:40:26No.817349096+
祝福ッ!これからも幸福な歩みを見せてほしいッ!
1421/06/26(土)22:41:29No.817349770そうだねx3
ずっと待ってた
ありがとう…
1521/06/26(土)22:42:06No.817350207そうだねx2
こういうの大好きなんだ
1621/06/26(土)22:45:57No.817352984+
助かる…
1721/06/26(土)22:47:44No.817354131そうだねx4
やっぱり純愛でハッピーエンドが一番すき
1821/06/26(土)22:51:42No.817356589+
ハッピーエンドが好き
1921/06/26(土)22:54:24No.817358159そうだねx3
>トレーナーの愛が重い…!
寮長も重いからいいんだよっ!
2021/06/26(土)23:01:22No.817362319+
いい…
2121/06/26(土)23:13:23No.817369035そうだねx4
ラブラブのディープキスって行為そのものよりエロいと思う
2221/06/26(土)23:13:34No.817369134+
いい!!


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