初夜、ガチガチに緊張しながらベッドで向かい合う。
ふつつかものですが〜……などと大仰に三つ指をつくウララがおかしくて、その緊張もすぐに解けたが。
彼女を押し倒して、愛撫をしているうちに、初めは天真爛漫な笑い声をあげていたのが、徐々に甘い声へと変わってくる。
「……いいよ。きて」
両手を広げて向かい入れようとする彼女の頬をそっと撫でて、ついに身も心も繋がり──

「えへへ、まだふわふわする感じがするなぁ」
布団にすっぽりくるまり、頬を赤くして笑う彼女は、まるでレースの後かのようにいつも通りだ。
まるで痛がる様子が無かったのは、ある意味では幸いだった。初めての交合で彼女に怖い思いをさせたくなかったし。
「それにしても……久しぶりだったけど、やっぱり好きな人とだと全然違うんだねっ」
どくん、と心臓が跳ねる。
久しぶり……という言葉で、悪い想像が一気に膨らむ。
まるで痛がる様子がなかったのは……初めてなのにあっというまに快感を覚えていたのは……思い返せば、破瓜の血がなかったのも……。
彼女の天真爛漫な性格と、無知な純真さ。喉奥から何かがせり上がってきそうだ。
「でも、トレーナーとでもちょっと恥ずかしかったかなぁ──」
ウララ、やめてくれ。思わずそう口にしそうになって……。

「キス！」
ずるっとずっこけそうになった。
振り返ると、ウララはほっぺたに両手をあててくねくねと身体を揺らしている
「お父さんやお母さんと子供の頃はたくさんしてたけど、大きくなってからははじめてだったから……えへへ、恥ずかしいけどふわふわして、幸せな気持ちがたくさん膨らんでね、」
さらにいい募ろうとするウララを止めて、不躾だとわかっていながら、久しぶりというのはこういう行為のことじゃないのか……？と聞いてみる。
きょとんとしていたウララだが、理解すると共に顔を真っ赤にして涙目になって、俺の胸元をポカポカと叩いてきた。
「トレーナーのばかばかばかばかばかばか！！　そういうのは絶対大人になるまでダメだってちゃんと知ってるもん！！」
かわいらしい声と拳の握りかたに相反して、可愛くない音が俺の身体からどんどん聞こえてくる。あちょマジでごめんごめんごめんと土下座して謝ると、ウララはすっかり拗ねた様子で頬を膨らませ、そっぽを向いてしまった。

そもそも、破瓜の血がなかったことだって、激しい運動をするアスリートならよくあることなのだ。
あっというまに快感を覚えていたことだって、その……そういう体質なのだろう。
大切な彼女の不貞をいきなり疑うなんて、これはもう嫌われても仕方がない……最悪な初夜にしてしまった……と死にたい気持ちに包まれていると、ウララがベッドから降りてこちらに身を寄せてきた。
ふわり、と桜色の髪が鼻にかかり、甘い匂いがする。こしょこしょと、くすぐるようにウララが耳元で囁いた。
「あのね、わたしあんまり頭はよくないけど……そういうことしたいって思うのも、するのも……一生、トレーナーだけだからっ」
それからあとの記憶は、あまり覚えていない……。
が、翌日死んでいた俺の腰と、すっかり機嫌が治って幸せそうに笑っていたウララで、大体のことは察した。
……彼女が幸せなら、全てよしとしよう。これからの夫婦生活に若干の不安を覚えつつも、俺は幸せな未来に思いを馳せ、まずトレセン学園に休みの連絡を入れるのだった。

終

ほらきた！展開かと思った…幸せなやつでよかった…

もしm…引退まで待ったならいいか…

引退する頃ならウララも大人になっているし合法だな！

大人になったウララは美人になってるんだろうな…

ウララちゃん身体小さいけど発育いいし引退する頃にはマーベラスぐらいの体型になってそう

いきなり不貞疑うのはマジで最低だからフラれても文句言えねーぞ！
まあ…ウララは騙されやすそうなのはわかるが…

ウララが敏感なのは私性合

礼賛するキングヘイロー

実はロングヘアーなのがいいよねウララちゃん
ちょっと時間経てば美人になりそう

ウララは原作的に処女確定というのは秘すべき事実…

髪解いたウララの破壊力は凄そうだ