「何か申し開きはあるかし……君は勲章を、我らの誇りを貶めたし……
「ただ一人で自分の勲章を使ってただけだし……」
「ポケットの中身を見せるし！」
強い語気にジタバタしそうになる体を必死に押さえつけてポケットを探ると、果たしてそこにはぐちゃぐちゃの勲章があったし……
「何これ……こんなのしらないし……」
大事な大事な勲章、それがこんなにも無残な姿を晒していることに身が震えるし……
「やっぱり出てきたし……思想強制所送りだし……」
「「「「「賛成、異議なし、そうするし……」」」」

三冠タヌキの逮捕の報は瞬く間にタクキネットワーク中を駆け巡ったし……
皆に慕われ、目指すべき目標だった三冠の地位は瞬く間に揺るぎ、七冠とそれ以外のヒエラルキーは開くばかりであったし……

「勲章と、スズシコは我らだけだの特権だし……」

思想矯正所とは名ばかり、気づけば連日水田でのジュエル栽培作業に従事させられてたし……
勿論尻尾は濡れたし……
ジュエルゴーレムに監視されながら、一日八時間もの労働はあまりにも過酷だし……
お昼休憩は一時間しかないし、ジュエルゴーレムがタバコ休憩しているときしか休む暇はないし……
同じように過酷な環境に置かれている同僚との語らいのみが僅かな癒しだったし……
「そこの哀れな無冠タヌキ……おかしいとはおもわないかし……」
「お前も無冠だし……なんのことし……」
「いまや皆が勲章持ちだし……それも殆どはスズキからの手渡しでもない七冠からの贈呈品だし……」
「何が言いたいし……」
「あの勲章は、本当にスズキ勲章だし？」
余りに突飛な内容に、一瞬思考が飛んだし……
でも自分のそれは、確かにスズキに手渡ししてもらったやつだし……

「もしかしてお前も、スズキから直接勲章貰ったし？」
「理解できたようだし……」
ポケットにぐちゃぐちゃに詰め込まれていた勲章を思い出すし……
あれは本当にスズキ勲章だったし？
つまりこれは、このすべては、スズキ勲章オリジンを独占せんとする七冠達の陰謀し！？
「ここにこっそり隠し持っていた、サウジ勲章があるし……これさえあればマイルでは無敵だし……」
「一体、何を言ってるし……」
「お前に託すし……スズキを、未来を掴むし……」
ぴかぴか輝くサウジ勲章を押し付けられるし……それは七冠すらも羨む伝説の勲章だったし……
「お前はどうなるし……」
「こっちはもうだめだし……尻尾も濡れてるし……」

笑っているのか泣いているのか、それさえも判別できない不思議な顔で告げられるし……
「全部、全部終わったら……また走って勲章の取り合いでもするし……」
「約束だし……絶対に絶対だし……」
「それでいいし……今晩帰る時にジタバタして気を引くから、お前は走るし……お前だけの景色を目指せし……」
涙が出てくるし……無理やりぬぐい、ポケットに大切にサウジ勲章をしまい込むし……
そうしてたった一人、無冠となったタヌキは私だけの景色【シズカ・ロード】を飛び出し、孤独な戦いに身を投じたし……

「順番待ちしてたらずっと遊べないもおおおおおおん」
「にんじんさんだねぇ」
そのうち頼れる仲間が一人、また一人と増えていったし……

「いたし……逃亡者だし……前を取らせるなし……」
戦い続ける中、遂に怪しげな工場にたどり着くし……
中ではやっぱり無冠のタヌキたちがジュエルゴーレムの厳しい監視下で労働させられてるし……
「いくらでも勲章をもっていくといいし……私は遠慮しておきますし……」
「何言ってるし！？こんなにもたくさんスズキ勲章あるし……あっ……」
「次の部屋を見るし……」
大量のタヌキたちの手によって流れ作業で生産されていく勲章。
スズキの顔写真と共に貼り付けられる私がつくりました！と欺瞞に溢れるシール。
勲章至上主義は、増え続けるタヌキと共にその歪さを増大させ、悪辣なシステムとなり果てていたし……

スズキ、スズキ！スズキ！
怒りと共に全身に力がみなぎる。
こんなシステムは破壊し、我々は本来あるべき姿に戻るべきだ。
「勇往、邁進する！」
紫電一閃、激しい落雷が工場を撃つ。
領域より生じた破壊のエネルギーは、そのすべてを余すことなく伝播させていく。
警備のジュエルゴーレムが近寄ってくる。だが、今の私ならば！
「行け、「」ペ！全部あげます！」
ｽｯﾍﾟﾝﾍﾟﾝ！ｽｯﾍﾟﾝﾍﾟﾝ！
「」ペが飛び出し、瞬く間にゴーレムを解体していく。後に残されたのは何やら数字の記された紙切れのみだ。
むんずとツインターボを小脇に2匹抱え、落雷のエネルギーを供給する。
「「ダブルジェット全開もおおおおおおおん！！！！！！」」

その二組のツインテールに生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的砂嵐の小宇宙！
かくして、タヌキ達の仮初の夢を支えた工場は潰えたし……
でも、本当にこれでよかったし？
結局これでは、無冠を増やしただけだし……
「持っていくし……」
勲章製造に従事していたタヌキ達が、手に手に勲章を抱えてくるし……
それは表面だけ取り繕ったスズキ勲章ではなく、不恰好でも一つ一つ想いが込められたタヌキのタヌキによるタヌキの為の手作り勲章だったし……
「全部、全部終わらせてくるし……」
そうだ、振り返る暇なんてないし……
後悔も、嘆きも、後から幾らでも出来るし……
でも、でも今ひとときだけは、この優しさに涙させて欲しいし……

激闘！七冠会議編には続きません

お前は何を書いてるんだ…？

嘘でしょ…なんなのこれ…

嘘でしょ…バトル展開になってる…

なんだこれ...

たぬき勲章だし…
スズキの勲章と偽りさえしなければそれはそれで価値ある物だし…

俺は好き

もう勲章が全ての時代ではないのかもしれないね
それぞれのたぬきが自分に合った勲章を見つけていく
数を競う時代は遠くに過ぎ去っていったのかもしれない
ミスターシービーだし…

>七冠会議(ｾﾌﾞﾝｽﾛｰﾄﾞ)
ウソでしょ…カッコイイけど要はただの大きめなたぬきの会議じゃない…

nanikore

もう4次創作ぐらいになってるし…

ションボリ会長はいっぱいいるけど他の狸もいっぱいいるのか…？

> 私だけの景色【シズカ・ロード】
これ好き

すくなくとも億はいるし…

何かよくわからないけど読ませる文章だった

シンボリルドルフから派生したションボリルドルフから派生したルドルフたぬきから派生した
たぬシコネタと勲章たぬきネタから派生した勲章工場たぬきと勲章社会たぬきという血統の全てを内包した令和最新版たぬき

これからのたぬきはシコられる側からシコる側の時代だし…ｳｯ

>「勇往、邁進する！」
>紫電一閃、激しい落雷が工場を撃つ。
老人キャラが一時的に強かった若い肉体に戻ったワクワク感がある

週刊少年漫画並のガバガバ展開だし…

たぬきでシコるのはまあいいけどたぬきにシコらせるのはちょっと…

かんどうしたし

まさしく怪文書だし

とりあえずツッコミたかったのが尻尾が濡れたからなんだってんだよってこと

嘘でしょ…タヌキオンなにもしてない…

七冠たぬきって何匹いるの…
いやまあ三冠や無冠もいっぱいいるのはおかしいけどさ

でもスズシコをしたのは事実…

これが近代たぬきの結晶ですか

そもそもスズシコしてる性欲モンスターである事を忘れてはならないし…

>とりあえずツッコミたかったのが尻尾が濡れたからなんだってんだよってこと
尻尾が濡れたし……

>七冠たぬきって何匹いるの…
>いやまあ三冠や無冠もいっぱいいるのはおかしいけどさ
まずションボリルドルフが動物化して複数いる設定がおかしいのだけど
そこを気にしだしたら負けだし…

>「順番待ちしてたらずっと遊べないもおおおおおおん」
>「にんじんさんだねぇ」
ここかわいい

>そもそもスズシコしてる性欲モンスターである事を忘れてはならないし…
え？スズシコは一般性癖ではないのし？

>>そもそもスズシコしてる性欲モンスターである事を忘れてはならないし…
>え？スズシコは一般性癖ではないのし？
まあタヌシコよりは…

「」ペはなんなの

タヌキオンは昨晩もりもっとくんとタキオンの情事をのぞいてたし...

スズキはエロいから仕方ないことだし…

>>え？スズシコは一般性癖ではないのし？
>まあタヌシコよりは…
たぬシコも一般性癖だし…

>七冠たぬきって何匹いるの…
>いやまあ三冠や無冠もいっぱいいるのはおかしいけどさ
育成のたびに増えるし...
そんな中でもサウジ勲章持ちは滅多にいないし...

飼い主でシコる変態たぬき達

>シンボリルドルフから派生したションボリルドルフから派生したルドルフたぬきから派生した
>たぬシコネタと勲章たぬきネタから派生した勲章工場たぬきと勲章社会たぬきという血統の全てを内包した令和最新版たぬき
ウソでしょすごい増えてる...

>たぬシコも一般性癖だし…
連れていけし…

誰か一人の相棒とたぬきがそれぞれ協力技が打てるシステムなのかな…

壊そうと思えば建物を壊せる雷を放つ小動物は怖いし…

>その二組のツインテールに生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的砂嵐の小宇宙！
なんかすごそうなこと以外まるで意味がわからないし…

そうか
何言ってんだお前

ジュエルゴーレム瞬時に解体してんの強すぎない？

指示があるまでジュエルゴーレムを解体しない「」ペはしっかりと管理されているな

意味わかんねぇのに展開にワクワクしちゃって悔しい

小脇に抱えた二人のターボからライザーソードかイデオンソードみたいなのが出たんだろう…

昨日の学園たぬきvs野生たぬきの戦争は女帝がキレたの以外はほっこりオチだったのに…

神砂嵐だし...

嘘でしょ？社会性を持つことが幸せに直接繋がるわけではないの…

スズキ勲章欲しくなった

学園に住むたぬきは軒下や屋根裏を使う事で天井のある暮らしができるけど生ゴミみたいなものしか食べられなくて
森に住むたぬきはオープンエアの吹きっさらし生活だけど新鮮なきのみや魚を食べて生きているの？

怪文書ではあるんだけど文才を感じるし

読ませる文章だったし…6話くらいのOVAでみたいし…

どうせ一週間経ったら元に戻ってるし…

>怒りと共に全身に力がみなぎる。
>こんなシステムは破壊し、我々は本来あるべき姿に戻るべきだ。
ここ勇壮で好き

またたぬきのバカはどこだオチだし…
会長ならサウジアラビアにマイルレースの修行に行ってるし…

直接スズキに勲章もらった最後の世代なんだろな

いつ戦いが終わるんだし…

>怒りと共に全身に力がみなぎる。
>こんなシステムは破壊し、我々は本来あるべき姿に戻るべきだ。
>「勇往、邁進する！」
ここだけCV.田所あずさだし…

本来あるべき姿…本来あるべき姿ってなんだ…

嘘でしょ…たぬき怪文書の連鎖が始まってる…

勲章の裏に気づくとこは1984の本屋を思い出す名シーンだし…

>本来あるべき姿…本来あるべき姿ってなんだ…
全てをゼロに戻すし…

>その二組のツインテールに生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的砂嵐の小宇宙！
突然二部が始まったし…

>「」ペはなんなの
こいつはどんだけ醜く愚かな俗物にしてもいいと判断されたいもげ顕彰たぬき

>学園に住むたぬきは軒下や屋根裏を使う事で天井のある暮らしができるけど生ゴミみたいなものしか食べられなくて
>森に住むたぬきはオープンエアの吹きっさらし生活だけど新鮮なきのみや魚を食べて生きているの？
スズカかドトウの部屋に住んでる

「」ぺは備蓄食料も食ってくし本当に…

今回はちゃんと活躍してるじゃん！なんで悪く言うし…

そもそもデジたんがたぬき観察して書いたたぬき同人だし…

たぬきはどこへむかうし…

>今回はちゃんと活躍してるじゃん！なんで悪く言うし…
構うなし…

強制労働の環境がユルユルすぎて駄目だった

しっぽが濡れる
たぬき族におけるバッドコンディションのこと
特にルドルフ族は濡れたかどうかを常に気にしている

>強制労働の環境がユルユルすぎて駄目だった
目を覚ますし…！

ジュエルゴーレムってタバコ吸うんだ…

勲章装備するとステータス変わるんだろうなたぬき…

「」ペはジュエル系への特効持ちだし…

可愛い画像が手の届かない場所へ行ってしまった悲しみがあるな…

自惚れルナ…

飼い慣らされてしょんぼりしていたたぬき達がサウジたぬきに感化されて水鉄砲を手に蜂起するところは涙を禁じ得なかったし…

>可愛い画像が手の届かない場所へ行ってしまった悲しみがあるな…
好き勝手書き散らされた怪文書読んだだけでなに言ってるし…
そうじゃないやつでも読んでればいいし…

さわるな…

あれ？最初のたぬきは自分のくんしょうでシコったし？それとも冤罪きせられたし？