「いつだって私は、君のものでありたいんだ。いいだろう？」
皇帝は安っぽいパイプ椅子の玉座に座り、その身を伴侶へと委ねる。
後ろから手を伸ばされ、ふわりとしたスカーフを丁寧に外される。
その下にあるは、ある時から悪夢を振り払わんがためにつける様になったチョーカー。
支配の証、隷属の証、絆の、愛の証に男は手をかける。
ぎちり……
常は丁度首の径に合わせてぴたりとつけられているそれを、よりきつく、ともすれば呼吸や咀嚼に圧迫感を覚えるレベルに締め直していく。
「ぐっ……もう少しきつくても、いいぐらいだ……」
後のことも考え、とりあえずの所で締め付けは終わり、固定する。
すっかり首を押さえつけられた皇帝は、その威を捨てて玉座から降り下男へと傅く。

革命は成され、身分は逆転し、独裁者の処刑の儀が始まる。
色欲に溺れた罪人はその手袋を脱ぎ、幾分か汗ばみ張り付く様にしっとりとした手を使い、自らを罰し、幸せな赦しを与える処刑人に媚びを売る。
「あ……は……♡」
そうして開かれたズボンの穴より、戦鎚がまろび出る。
既にそれは臨戦態勢を取っており、先端からはぼとぼとと透明な、しかしそれだけで牝を孕ますに足る粘液が滴り落ちている。
あぁ、なんと勿体ない事だろうか。指で掬い上げそのまま口へと運ぶ。
「〜〜〜〜〜〜———っ♡♡♡」
おいしい、美味しい！美味しい！
前菜でありながらも、至極の滋味に脳がとめどなく快楽物質を分泌する。

味覚が、臭覚が、ダマになって粘つきあまねく口内を覆われる感覚が、奇跡の噛み合いを果たす。
もっと♡もっと♡もっと♡♡
これが食事であったならば、どんなに美味であっても十分に摂取すれば満腹中枢によってその欲求は抑えられる。
しかしこの行為は、満たされぬ胎の代償行為だ。
(犯されたい♡孕みたい♡♡いっぱいだして♡君の赤ちゃんほしい♡♡♡きもちよくなりたい♡♡産みたい♡育てたい♡)
本懐を果たす事なく無為に排出され、捨てられていく細胞達の最後の祈りと断末魔が、持ち主に飢餓の呪いを授けてゆく。
少なくとも後数年、この呪いは重なり続ける事だろう。
ともあれ、今一時の幸せを享受すべく体は動き続ける。

「ずぞぞぞぞ……はあぁ♡」
指一本一本で掬い取り、次は両手を受け皿にし下品に音を立ててそれを啜り、尚も欲望は歩みを止めない。
遂にぱくりと先端を咥え込み、直接口内へと流し込んでゆく。
「ふぉれーなーくん♡えんりょせず、いっぱいらしておくれ♡♡」
口を窄め、丁寧に導くべく舌を鈴口に伸ばし——泉の源泉は、その身を引いていった。
「なん……で……」
思わず追いかけても、それは決して肉の鞘に戻ることはない。
口の端と目の端から、喜びと悲しみの相反する液体がこぼれ落ちてゆく。
上目遣いに主を見上げても、ゆっくりと首を振るばかり。
自らの行いを顧みることも出来ない者に与えられる褒美はないのだ。

「ごめん、なさい……嘘を、つきました。お願いします。私に、ルナにいっぱい、精液飲ませてください♡」
口に出して、改めて立ち位置を心に刻み込む。
今やどこにも皇帝はおらず、この身はただ男に従うだけの1匹の牝なのだと。
「えらいえらい、ちゃんと言えたね」
乱雑に、しかし整えた髪が跳ねない程度の絶妙な力加減で耳ごと頭をくしゃくしゃに撫でられる。
思い出に残る父親からのそれが、不可逆に歪んだ意味を持つものに捻じ曲げられていく様は最高の背徳を伴った。
そうして再び目の前に差し出された怒張に、口付けを行う。
「ちゅっ♡ちゅう♡すき♡すきすき♡もっと食べさせて♡♡じゅずずずずず♡」
鈴口から直接、思い切り甘露を啜る。
先ぶれでしか無いはずのそれは、延々と途切れずに口内へと流し込まれてゆく。
ビクンビクンと、体はそれだけで既に何度も絶頂していた。

彼専用の、精液排泄便器。
いっそ自分をその様なものに定義すると、自らの背負う責務といったものまで全てが流されていくようで、それがまた精神のステージを一段階上に押し上げた。
「っちゅうう、ずぞぞぞぞ♡はあぁぁぁぁ♡れろれろれろ♡ちゅぷり♡くちゅくちゅ、ごぐり♡」
既にこれだけ幸せなのだ、先走りなどではない本番ならばどれだけ素晴らしいのだろうか。
吸い付き、バキュームし、舌で穴を穿り、無様なひどぉい顔を見せつけておねだりし、音を立てて撹拌し、雁首をなぞり、指で根元から先端まで押し出す手伝いをする。
「ああむっ♡たへて、いい？」
「いいよ」
「やっはぁ♡」
雁首までしか入れていなかったそれを、一息に歯の奥、まっすぐ突き立つ最奥まで咥え込む。
勿論歯を当てるなどといった失礼な事はしない、そう体は覚え込んでいる。

「ずじゅずずず……げえぇ♡」
慣れきった行為とはいえ、発作のように嘔吐反射が生じる。
しかしそうして喉奥から伝播するうねりさえも、奉仕の一つとして昇華される。
不規則な震え、強烈な押し返す方向のうねりと決して離すまいと奥へと吸い込む負圧が絡み合い、堪え性のない怒張は痙攣を起こす。
(やった♡やった♡やった♡♡♡)
気がつけばもう出走まであまり時間がない。
勝利への最高のチケットを頂くべくペースを上げて——上げさせられた。
「んぐぅっ！？ひゃ？ひゃめ……ぐげ、が、がが」
がっしりと後頭部を掴まれ、更に奥まで突き入れられる。
より固く締めたチョーカーのせいで喉の肉は外に広がって逃げることを許されず、杭は限られた空間を文字通り穿孔していく。
気道を完全に塞がれ呼吸が止められる恐怖はそれを上回る快楽に押し流され、次第に喉肉の抵抗は失われてただのオナホールと化す。
もっとも、ウマ娘がその気になればすぐにでも突き放して立ち上がれるのであるが、今の彼女はただの性処理用具に他ならなかった。

(酷い♡こんなに苦しいのは初めてだ♡いいぞ、もっとだ♡♡もっとめちゃくちゃに、君だけの私にしてくれ♡)
「あえ……ぐぎゅ、ちょら……らひ、で♡♡」
掠れる声での懇願に、遂に終わりが訪れる。
どぶん！ぼびゅ！だく！どぐん！びゅぶぶ！どぶぶ！
流石に加減してくれたのか、普段より少なく胃に収まる程度の、けれど張り付いた箇所から全く動こうとしない特濃の精液が吐き出される。
恍惚の表情を浮かべそれを飲み込み——
「ぶっ———ごぶっ、ごぐ、げええええ♡♡」
物理的な限界を迎え、思わず吐き出してしまう。
ああだがしかし控え室を汚すわけにはいかない。
彼女が咄嗟に手に取ったのは側に置いていた手袋であった。
「げふっげふっ、えあー……べぇ」
白い手袋の内側は、すっかり黄ばんだ粘液に汚染される。

「すまない、今替えを持ってきて——」
「いやいい、このまま行かせて欲しい」
ぐちゃあ♡
ゆっくりと、酷く淫靡な音を立てて全てのウマ娘の幸福への道を切り開く指が、飲み込まれていく。
ぷち♡ぷち♡
弾けるような音は、果たして粘液塊が潰されているだけなのかはたまた腕さえも孕ませようと精虫が皮膚に突き立つ音なのか。
「これが、いいんだ」
手を閉じて、開いて。
数回繰り返して馴染ませると、すっかり肌に張り付いた精液は掲げた腕から僅かたりとも垂れることはなかった。
「ああ、勿論皇帝たる走りを見せつけてくるさ。だから、帰ってきたらたくさん愛して欲しい♡」
見せつけるように手を振り、彼女はターフへと向かう。
この暴君に敵う相手は、少なくとも今日ここでは現れないであろう。

(↑絶好調　一番人気　シンボリルドルフ　！掛かり)
(↓絶不調　二番人気　ナリタブライアン　　　　　)
ﾊﾟｰﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰ

おのれファインモーション怪文書手袋ザーメン
ルナちゃんは鋼の意思で下半身を制御しきったので下は大丈夫です
でも内側はぐっちゃぐちゃで孕みたガール良いよね

うっ

鋼の意思本当に発動してますかね…

着ザーの民に火がついたようだな…

ブライアンかわうそ...

ナリタブライアン絶対クッセェなこいつ！って思ってるわ…

最近怪文書復刻多くない？
私はいいと思う

>ナリタブライアン絶対クッセェなこいつ！って思ってるわ…
出走ウマ娘みんな思ってるよ

ミークを見ろ
みんなやってることだ

>ミークを見ろ
>みんなやってることだ
えぇっ桐生院トレーナーって男性だったんですか！？

途中から一体どうした