二次元裏@ふたば

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79414 B21/06/24(木)01:02:25No.816375484+ 02:38頃消えます
「はぁ…」
小さく、彼女は溜息を吐いた。
いつものトレーニング風景…いつも通りのメニューにいつも通りの手ごたえ。
しかし彼女、メジロマックイーンの一挙手一投足からは不調を感じて取れた。
普段よりも高く響く蹄鉄の音、僅かに乱れて置かれたタオル、走る中ににじみ出る肉食獣のごとき凶暴な眼。
トレーニング結果だけ見ていれば気が付かず、普段の彼女の所作を隅々まで観察していなければ気が付かないような僅かな差であった。
…察するに"アノ時期"が来ているということだろう。─フケ、いわゆる『発情期』というやつだ。
「今日のトレーニングはここまでにしておきますわ」「何故?調子が悪いのですか?」
「私の判断に何か…?」「いえ、そういうわけでは…」
唐突に告げられる中止の宣言、このやり取りも何度繰り返したか。符丁のようなものだった。
「この後は打ち合わせにするから、"準備"をしておくように。いいですこと?」
「…承知しました。」
…あまり気乗りはしない。贅沢を言っていると同僚に囃し立てられることもあったが、しかして受け入れがたいである。
彼女にとって自分は道具に過ぎないのだと、否応なしに突き付けられるのだ。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/06/24(木)01:02:52No.816375584+
潤滑液、避妊具、清潔なタオル…事後の水分補給用ドリンクに消臭剤、それと『打ち合わせ中に付き入室禁止』の掛札。これで準備完了。この部屋にはベッドなどなく、あるのは武骨なパイプ椅子と長机だけであるが、今から行われる行為は愛の語らいなどではないため十分であった。
この時の道具(じぶん)の役割は肉バイブである。彼女の性的興奮を効率的に解消する。
もちろんその扱いに不満を覚えぬわけではなかったため、一度本物の、つまりは性具であるところのバイブを渡して自ら処理するように頼んだところ、次の瞬間にその偽物の男性器はぽっきりと折られていたのだ。
『こんなものは不要ですわ…ここにいいモノがあるんですもの。』…そう、自らの男性器に手を添えて彼女は囁いた。
あの時の彼女の表情は忘れることができない。普段すましている彼女の、あれほどまでに妖絶な笑みはそれまで見たことがなかった。
だから嫌々ながらもこの役割を受け入れざるを得なかったのである。
221/06/24(木)01:03:14No.816375687+
「準備は…もちろん出来ていますわね?」
ギ…イィ…と不快な音を立て扉が開く、そろそろ蝶番に油を指しなおさないといけないなと思いつつも、自らの眼球は準備を整えた彼女の姿を捉えるのに夢中となっていた。
シャワーを浴びてきたのであろう、上気した頬、濡れて普段よりも控えめになった髪、僅かに伸びた鼻下…その一方で決してエモノを逃がさぬ野獣のごとき眼光。
─発情したウマ娘に対して抵抗してはならない─
これはトレーナーになるときに念を入れて教えられる事柄の一つであるが、彼女の鋭い目つきを見て反抗心を抱けるものはそうそういないであろう、そういう類のものであった。
「…その、勝負服は…汚れてしまうのでは…」
「"アナタ"もその方が興奮するでしょう?楽しませて下さいまし…?」
彼女は、嗤ってそう告げた。
321/06/24(木)01:03:37No.816375784+
優雅で耽美な彼女との行為は一転、単調そのものであった。
背面立位で彼女が満足するまで、この肉バイブを突き立てること。
控えめな胸に悪戯することも、手首に忠誠のキスマークを残すことも、愛を囁くのもすべて禁止。
ひたすらを腰を振って彼女に媚びなければならないのだ。
「ん…っ♥」
彼女が部屋に入ってくる前から硬化していたこのだらしない欲望に避妊具と潤滑油を付け、挿入していく。
「動きなさい…遠慮はいりませんわ♥」
ヌチュ……チュプ……ジュプ、ジュプ、ジュッジュップチッジュブッ…
少しずつ挿抽を早くして彼女の快楽を引き出していく。
「ンッ…フッ、ンッ…フウッ♥アッ、ハァー♥もっと…もっと強くなさい!♥」
言われるがままに乱暴を働いていく。腰を強引に引き寄せると同時に腰を強く打ち付け、奥深くにマーキングを重ねていく。
「ンッ♥ンッ♥…フフフッ…、ばかみたいっ♥んっ♥必死になって♥くすくす♥」
421/06/24(木)01:04:11No.816375936+
…股間からもたらされる快楽と、彼女の罵倒の言葉と、心底哀れんだ目が、ぐつぐつと心の奥底に怒りに似た何かを煮立たせる。
「発情っ♥した女の言いなりになって♥へこへこと…んっ♥悔しくはっ、ないんですの♥」…ガツン!
「カハッ…♥」杭打機のように、怒りと興奮に任せ彼女を貫く。
突然与えられた衝撃と快楽は彼女が腰砕けになるほど強烈なものだったようだ。陰茎が抜け彼女が息も荒く床にへたり込む。
使った潤滑油の量に明らかに見合わないほどの淫液が床を汚していた。
こちらを物欲しそうに見つめる彼女を見る。目は潤み、頬は赤熱し、髪は乱れ、汗に塗れて、しかし未だにエモノを見つめる肉食獣の如き目だけは、今朝から変わらなかった。
─彼女の意を汲み叶えるのが、メジロマックイーンとトレーナーたる自分たちの関係だった。だから…避妊具を外し投げ捨て告げる。
「今からあなたをめちゃくちゃに犯します。」
息が乱れて言いづらかったが、なんとか告げた。
「あら…♥一体何をどうしようというのかしら…♥腰抜けさん♥」
521/06/24(木)01:05:31No.816376272そうだねx1
正常位でこちらが満足するまで、この肉壺をほじくること。
イヤらしく突起した乳首に噛みつき、首筋に所有者の歯型を付け、情けなく発情した淫売と罵倒する。
実に単調、毎回この流れになってしまうのである。
………
「まさか…勝負服を破られるだなんて思いもよりませんでしたわ…このケダモノさん」
「汚れると、申し上げました…」
「お黙りなさい!まったく……まぁいいですわ、ではまた明日。いつも通りの時間に、いつも通りのトレーニングを。ごきげんよう」
「ごきげんよう」

ジャージに着替えた彼女は、それを感じさせないほど優雅に立ち去って行った。
時には娼婦のように。名優の時間は終わりを告げ、明日からまたいつも通りの、彼女との奇妙な日常が回っていくのであった。

おわり
621/06/24(木)01:06:47No.816376614そうだねx9
ウワーッ!ただのプレイ!
721/06/24(木)01:07:20No.816376784そうだねx7
口調と目つきが強くなっただけでだいぶメジロだコレ
821/06/24(木)01:08:25No.816377085そうだねx10
>>これさ…発情期はトレーナーのうまだっちに処理させてない?
>?
>当然のことでしょう?
とありましたのできっとこんな感じではなかろうかという論文提出でした
以上です
921/06/24(木)01:08:26No.816377095そうだねx2
頭メジロかよ
1021/06/24(木)01:10:10No.816377571そうだねx1
>イヤらしく突起した乳首に噛みつき、首筋に所有者の歯型を付け、情けなく発情した淫売と罵倒する。
>所有者
私性合
1121/06/24(木)01:11:27No.816377899+
肉バイブいいね……
ハマってうっかりデキるともっといいね……
1221/06/24(木)01:14:04No.816378632そうだねx8
悪役令嬢のわたくし!
一心同体を失って初めて大切な存在だったと泣くのがお似合いですわ!
1321/06/24(木)01:38:48No.816385056+
いい…
1421/06/24(木)01:41:21No.816385632+
絆されてきて若干態度が饅頭化してる原作マックイーンとか…お願いしたいです…
1521/06/24(木)02:04:21No.816390511+
>悪役令嬢のわたくし!
>一心同体を失って初めて大切な存在だったと泣くのがお似合いですわ!
もう間に合わないと知った時の涙はきっと美しいですわ…
1621/06/24(木)02:06:28No.816390915+
倒錯していらっしゃる…
1721/06/24(木)02:07:23No.816391072+
メジロシティ〜エピソードZERO〜か
1821/06/24(木)02:10:34No.816391589+
原作風味なのに段々肉付きが良く丸くなっていってる...
1921/06/24(木)02:13:25No.816392050+
いつもトレーナーさんにいじめられてばかりですのでたまには私が責めたいですわ
2021/06/24(木)02:13:32No.816392064+
スレ画のマックとこんなプレイしたい…
2121/06/24(木)02:15:46No.816392420+
あらトレーナーさん随分と息が荒いですわねもう漏らしてしまいそうになって?
そう…ふふっ先程私が使用した経口避妊薬は実はただのラムネ菓子ですわ
このまま私の中で果てて男の本懐を果たすかトレーナーとしての理性が勝るか見物ですわね
2221/06/24(木)02:17:07No.816392618+
態度のうえではただ戯れに使っている肉バイブ扱いだけど腟内は下僕のモノの形をぴっちりと覚えちゃってるし何処が良いかもお互い理解りきっちゃってるんだ……
2321/06/24(木)02:25:25No.816393767そうだねx2
>実に単調、毎回この流れになってしまうのである。
お前ほんと贅沢言ってんな…


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