二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1624159033477.png-(474050 B)
474050 B21/06/20(日)12:17:13No.815155733そうだねx3 13:22頃消えます
前回までのおはなし
fu97401.txt
巫女フクとフクトレの純愛いちゃらぶうまぴょいが見たい!

私ことマチカネフクキタルの実家の神社のお祭りへ遊びに来たトレーナーさん、どういうわけかお祭りを手伝うことに!
その後、私が神楽を舞う姿を見て自身の気持ちに気づいたトレーナーさん、神社の裏手で告白から花火の下でキスまで!?ドーベルさんの机の奥に隠されているノートに描いてあるようなドキドキの展開です!シラオキ様、私はどうなってしまうのでしょうか!
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/06/20(日)12:18:36No.815156160そうだねx4
えっちシーンノーカット版
fu97405.txt
221/06/20(日)12:19:52No.815156555+
ここからえっちシーンカット版

その後、こっそりと交代でシャワーを浴びた頃にはすっかり日も落ちており、この日の祭りは終了していた。
泊まる部屋を提供してもらえるということなので、お言葉に甘えてフクキタル母に案内される。
「さぁどうぞこちらです」
 >お部屋までありがとうございます
「いえいえっ、いつも娘がお世話になっていますし、全然足りないくらいですよ」
そう言って襖を開ける、とそこには見慣れた姿が…え?
「こちらの部屋をお使いください」
 >こちらって…
案内された部屋の二組敷かれた布団の上の片方に、ちょこんと正座したフクキタルがいた。
どう見てもフクキタルの部屋だ。
「それでは後は若い者同士で、うふふ…」
そう言うや否やフクキタル母が踵を返してしまう。去り際、口元を押さえながら娘そっくりの笑顔でこちらを見ていた。
321/06/20(日)12:20:40No.815156833+
「ええっと〜、トレーナーさん、こんばんは」
 >どういうことなんだ…
「その〜、私、トゥインクル・シリーズを走っていた頃から、よく家族へ手紙を出していたのですが」
指を合わせてモジモジしながら、フクキタルが言葉を紡ぐ。
「トレーナーさんのことを運命の人だと綴って何通も送っているうちに、そういう関係と認識されていたみたいで…」
…何をしているんだこのフク娘は…
それじゃあ、今朝フクキタル祖母に言われたあの子をお願いしますというのも、そういうことだったのか…。
「ふぎゃぁっ!すみませぇん!返信でも『良い人と出会えたのね』とかで、実際に帰省するまでそんなことになってるとは露知らず!」
布団に沈むフクキタルの頭にポンと手を置く。
「はにゃ?」
 >まぁ、結局本当になったからいいか
「トレーナーさん…っ!」
421/06/20(日)12:22:14No.815157341+
>さあ、疲れたから寝るぞ
「ええっ!もうちょっと話しましょうよ!」
 >また明日な
「しょんな〜…」
しょぼくれる愛バを嗜めて布団に潜る。
「トレーナーさん…そっちに行ってもいいですか?」
 >…答える前に来てんじゃあな
「えへぇ〜…」
同じ布団に潜り込まれたのを追い出す気も起きず、迎え入れる。フクキタルの頭がすっぽりと腕の上に収まった。
 >体、痛んだりしないか?
「ん、大丈夫です、けど…まだトレーナーさんのが入ってる感じがして…えへへ…本当にしちゃったんですね」
 >ああ
これからきっと色んなことが変わっていくのだろう。だけど、俺のやることは変わらない。
フクキタルが現役を続けたいと言っても引退を選ぶとしても全力で支え合うだけだ。
521/06/20(日)12:22:55No.815157594+
「ふわぁ〜…ムニャムニャ…」
腕の中でまどろむ愛バをそっと撫でる。
 >おやすみ、フク
俺の運命の人。

──翌朝、目を覚ますとフクキタルがいなかった。
 >フク…?
1人分の温もりがひどく寂しく感じて、思わず名前を呼ぶ。
「ハイ!お呼びでしょうかっ!」
襖を思いっきり開け放ちながら部屋の主が現れる。朝から元気だ…。
「朝ごはんの準備が出来ましたので、起きてくださいトレーナーさん!さあさあ!」
621/06/20(日)12:23:29No.815157777+
眠い目を擦りながらフクキタルに手を引かれる。
「これとこれとこれは私も作るの手伝ったんですよ!これなんて私1人で作ったんです!」
連れて来られた食卓には洋食な朝ごはんが並べられ、ご家族も勢揃いしている中に俺の分の食器も並べられていた。
「この子ったらあれやりたいこれもやりたいって、ずっとトレーナーさんの好きな味はどれだなんて話してたんですよ」
「わあぁっ!お母さん!そんなこと言わなくていいから!」
 >美味しいよ
「トレーナーさんっ…えへへっよかったです!」
母子の微笑ましいやり取りを眺めながら、こんなに家庭的な朝食は久しぶりだなと感慨に浸る。
721/06/20(日)12:24:10No.815158011+
朝食の後、フクキタルが行きたい所があるというので、出かけることになった。
「それでは行きましょう!」
 >どこへ行くんだ?
「着いてきてください!むふふ、トレーナーさんっ」
お祭りで少なからず人通りがあるというのに、腕を絡めてきた。
 >歩きにくい…
「いいじゃないですか、ゆっくり行きましょう!」
 >…学園の近くではやるなよ
「はい!」
昨晩の影響か彼女の歩き方が少しぎこちないのもあって、今だけは腕を組み返す。
そうして着いた目的地は少し意外だった。
 >ここって…
「はい、お姉ちゃんのお墓です」
821/06/20(日)12:24:33No.815158161+
きちんと手入れされている立派な墓石が建っていた。
「トレーナーさんには、私の家族皆んなに会ってほしかったので」
そう言ってフクキタルは穏やかな顔で視線を向ける。
「それと、私の誓いを一緒に聞いていただこうと思いまして!」
 >誓い?
フクキタルが姉の墓へと向き直る。
「お姉ちゃん!私、昔から泣き虫でいっつもお姉ちゃんの後ろにくっついてて、お姉ちゃんが死んじゃった時もたくさんたくさん泣いて、きっといっぱい心配かけちゃったよね」
フクキタルが言葉を紡ぐ、それは何年も彼女の中で蟠っていた言葉なのかもしれない。
「でも、トレセン学園に入って色んな人たちに助けられながらトゥインクルシリーズを走って、私は私のままでいいんだって、分かったの!…だから、もう大丈夫だよ!安心して見守っていてね!」
フクキタルの声が響く、有馬記念の時と同じように凛とした声だった。
921/06/20(日)12:25:33No.815158492+
「あ、はは〜…安心してねっていうつもりが、結局見守っていてねって言ってしまいました」
>良い誓いだったと思うぞ
「あはは…むぅんっ、なんだかスッキリしました」
きっと、お姉さんも喜んでいるだろう。
その後フクキタルと共にお墓の手入れをした帰り道、ふと振り返るとフクキタルに似た雰囲気の少女がこちらを見ていた。
「トレーナーさん?」
 >いや、なんでもない
少女は穏やかな笑みを浮かべてこちらへ手を振ると、脇道へと消えていった。
控えめに手を振り返す。任せてくれと心の中で呟いて。
1021/06/20(日)12:25:48No.815158577+
「むぅ?そうだ、トレーナーさんっ!これから私おすすめのパワースポット巡り…いえ、デートしませんかっ!?」
 >いや、一回帰ろう
「ぎゃぼーんっ!そんな〜…」
 >俺も誓いを伝えたくなったんだ
「トレーナーさんも?どなたにですか?」
 >フクの両親に
「お父さんとお母さんに?」
 >娘さんを俺にくださいってやつ
「…え?ふえぇっ!?」
1121/06/20(日)12:26:09No.815158686+
まぁ、神社なら婿入りになるのかもとか、フクキタルの家族にはもう半公認みたいになってるらしいというのはあるけど、決意を言葉にして伝えることに意味があると思う。
どんな返事を貰うのであれ、この運命の人を手放すつもりはないのだし。
 >それが終わったら、デートしよう
「トレーナーさん…はいっ!私の運命の人はこんなにかっこいいんだぞ、というのをみんなに見せてあげましょう!」
 >おおっとっ!
再び腕に組み付かれ、笑い合いながらよろよろと神社への道を歩く。
これからいくつも困難に直面することになるかもしれないが、心は今日の空を映すように晴れ渡っている。
きっと、今日という日は、これまでもこれからもずっと、大安吉日だ。
幸せを分け合える人が隣にいるのだから。
1221/06/20(日)12:26:44No.815158868そうだねx3
1ヶ月前くらいに書いたやつの続きです
死ぬほど長くなりました
1321/06/20(日)12:31:25No.815160361+
フクの誕生日の時に書いたのもついでに
fu97430.txt
1421/06/20(日)12:33:11No.815160892そうだねx2
ありがたい…今晩使うよ
1521/06/20(日)12:34:55No.815161410+
文字化けする場合は保存するかURLをGoogle翻訳にかけると読めるようになるとダイワスカーレットが言ってました
1621/06/20(日)12:37:30No.815162189+
ダスカは賢いな
1721/06/20(日)12:37:37No.815162214そうだねx1
フクはいくらでも幸せにしていい
1821/06/20(日)12:40:15No.815163052+
ドーベルの机の奥のノートの中身なんで知ってるの…
1921/06/20(日)12:40:21No.815163084+
実家うまぴょいは両方にとってハードル高い!
2021/06/20(日)12:42:38No.815163788+
掛かり気味の二人には些細なことだ
2121/06/20(日)12:45:10No.815164533+
運命の人だしな
2221/06/20(日)12:45:20No.815164582+
大安吉日いいよね…
2321/06/20(日)12:45:53No.815164754+
巫女さんの初体験は神社の裏手と決まってるからな
2421/06/20(日)12:46:28No.815164947+
お母さんもお祖母さんもそうやって捕まえてきたんだろうか…
2521/06/20(日)12:47:12No.815165140+
子宝○
安産○
2621/06/20(日)12:52:48No.815166817+
この日から二人は浮かれるようになった…
2721/06/20(日)12:54:44No.815167396+
フクに負けてしまいたい
2821/06/20(日)12:57:22No.815168192+
ちょうど前回までのお話を見返してたところだからありがたい...
2921/06/20(日)12:58:22No.815168507+
ご利益ありそうな神社で中は…
3021/06/20(日)13:00:50No.815169278+
書き込みをした人によって削除されました
3121/06/20(日)13:01:20No.815169417+
懐妊!
3221/06/20(日)13:01:50No.815169561そうだねx1
一線を越えたフクは際限なく調子に乗りそうでかわいい
3321/06/20(日)13:04:54No.815170447+
スズカさんに心配されるくらい調子に乗るんだ…
3421/06/20(日)13:06:48No.815171006+
学園に戻ったら婚約指輪をはめてるのを見られてキャーキャー言われるんだ…
3521/06/20(日)13:10:35No.815172138+
フクシコが捗ってありがたい…
3621/06/20(日)13:13:56No.815173122+
ずっとマチカネていたぞ!
3721/06/20(日)13:15:26No.815173583+
寝不足や太り気味?になるんだ…
3821/06/20(日)13:17:10No.815174093+
もうショジョミコフクキタルはいない…


1624159033477.png fu97401.txt fu97405.txt fu97430.txt