「おっちゃん、何見てるの？」
トレーナー室にて、アイネスフウジンがトレーナーの後ろから、彼のパソコンをのぞき込む。
「あぁ、次行く療養の宿なんだが･･･」
少し苦い顔をしているトレーナー。
事情を聞くと、一人一部屋で予約ができず、相部屋にせざるを得ないとの話だった。
「なーんだ、そんなことなの」
そう言うと、アイネスフウジンはトレーナーのパソコンのマウスを奪い取り、相部屋で予約を完了させた。
「お前なぁ･･･」
何か言いたげなトレーナーを尻目に
「あたしが気にしないって言ってるからいいの」
といい笑うアイネスフウジン。
頭を抱え、そういうことじゃないんだよ、とトレーナーはため息をつくが、いたずらっぽい顔をしたフウジンはそれに懲りている様子など微塵もないようだった。

4月下旬。
温泉療養という名の、旅行の日が訪れた。
電車で新潟駅まで向かい、駅前でレンタカーを借りるトレーナー。
いつも型落ちのアルトに乗ってるトレーナーが選んだ車が、白いセダンのため面食らうアイネスフウジン。
しかし旅館について、その選択が腑に落ちた彼女である。
巨大な日本庭園を敷地内に含むハイエンドな宿。部屋に入ればガラス張りの窓から日本庭園が望め、部屋の広さは50平米を優に超えている。
「おっちゃん、こんな宿にボロボロアルトで来たら追い出されるね」
部屋について身体を伸ばしながらくつろぐアイネスフウジンが、そう笑いかける。
「ほっとけ」
広縁の椅子に座って外を見ながら、すねるようにトレーナーは返すのだった。

「行きたいところがあるの」
アイネスフウジンがそう言って、トレーナーといっしょに出かけた場所は、地元のスーパーだった。
「おっちゃん、あんな所のご飯とかすごく高いんだよ。ここである程度買えるものは買っとくの」
「いや、朝食夕食つきなんだが･･･」
「ウマ娘の食欲舐めてるの？」
「あぁ、はい･･」
諦めた様子でそう頷き、アイネスフウジンの後につきカートを転がすトレーナー。
そんな最中
「はい、おっちゃん」
そうアイネスフウジンが言って手渡してきたのは缶ビールだった。

「いや、俺はいいよ･･･」
と断るものの、
「おっちゃん、折角の旅行なの。たまには飲まないとだめなの」
と強く言われ、遂に折れたトレーナー。ビールをカートのかごの中に入れると
「うん！」
と満面の笑みを浮かべるアイネスフウジン。
そしてその後、様々な酒を持ってきては勝手にカートの中に入れていくアイネスフウジン。
「ちょ、お前こんなにいらねぇよ！」
と断るものの、『ウマ娘基準』で食べ物の量を計る彼女に、彼の意見は通じないのだった。

その後、温泉に入り、夕食を堪能するふたり。
夕食を向かい合って食べる最中、
「はい、おっちゃん。お疲れ様でした」
とビールをつぐアイネスフウジン。ちびちびとしかビールを飲まないトレーナーに対して
「おっちゃん！もっとぐいーっといきなよ！」
と言うアイネスフウジン。
「いや、この位のペースでいいから･･･」
そう言い、ちらっと前を見ると、すこしむくれているアイネスフウジンの顔。
仕方ないな、と少し諦めたような顔な笑いを浮かべ、ビールを飲み干す。
「やるじゃん！おっちゃん！」
とたんひまわりのような明るい笑顔を浮かべ、手を軽く叩くアイネスフウジンである。そしてまた、ビールをつぎ始めたのだった。

旅館の部屋にて。
「おれはなぁ！！！お前の走りになぁ！！！惚れたんだよマジで！！！」
これ何度目の話なんだろう、と、アイネスフウジンは少しやつれた笑顔で、トレーナーの話を聞いていた。
やたらトレーナーが酒を避ける理由にようやく気づかされた。彼は酒に弱かった。
だが
「ふぅじ〜〜〜ん！びーるなくなったぁ！」
酔えば酔うほど酒が欲しくなる体質らしい。
「うん、おっちゃん、そろそろ寝よっか」
そうトレーナーに声を掛けると、アイネスフウジンは無理矢理立たせると、寝室の方に誘っていく。
右へ左へふらふらと歩くトレーナーを支えながらたどりついた寝室。
電気が落とされたその部屋に、真っ白な布団だけが、しん、と置いてある。
「はーい、寝ましょうねー」
と、子どもをあやすように声を掛けて布団にトレーナーを寝かせようとした、その時だった

「うわっと！」
トレーナーが彼女を抱き、布団にダイブしたのだ。
目の前には酒の匂い。そして酔ったかけがえのないパートナー。
（え、え･･･え1？）
何が起っているのか分からないまま途惑うアイネスフウジン。
「なぁ、フウジン」
「は、はい！」
「ちょっと立って」
そう言われ、トレーナーの手から逃れ、その場に立ち上がるアイネスフウジン。
トレーナーはあぐらをかいて、ぼんやり彼女を眺めると、
「あしがみたい」
と一言。

「あ、あのね、おっちゃん。今あたし、浴衣だよ」
「みたい」
「いや無理だって」
「おれはとれーなーだぞ？」
支離滅裂なだだのこねかたに
（あ、ダメだ。これ言うこと聞かないの）
と諦めたアイネスフウジン。
少し悩んだ後に、
（どうせ、どうせ･･･覚えてない、よね･･･）
と自分に言い聞かせると、帯を少し緩め、浴衣をたくし上げた。
アイネスフウジンの顔は真っ赤である。
スカートをたくし上げるような姿勢。もう少し上げれば下着が見えてしまう。
（あああぁ･･･もう何やってるのあたし･･･）
そう思い、ゆっくりと浴衣を下ろそうとしたその時だった。

トレーナーの手が、彼女の太ももに触れた。
「ひゃっ！」
びっくりしてその場に尻餅をつくアイネスフウジン。
「このあしなんだよな･･･このあしなんだよ･･･」
そう言って頬ずりをするトレーナー
「ちょっ！おっちゃん！？」
びっくりしてトレーナーの頭をぐいぐい押すアイネスフウジン。しかしさすがの酔っ払い。謎の強い力を持ってして全く離れない。
蹴飛ばしてやろうかこいつ、とアイネスフウジンが顔を真っ赤にしてキレかえる寸前だった。
「このきずがな･･･おれたちのきずななんだよな･･･」
そう言って愛おしそうに傷をなでるトレーナー。
その傷はダービーの後に行った手術での傷。普段は恥ずかしくてサポーターで隠している傷。
「･･･おっちゃん、この傷、どう思うの？」
何故か理由が分からないまま、アイネスフウジンはそう問う。
「だいすきだよ、アイネスフウジン」
子どものような笑顔で、トレーナーは話した。その言葉を聞き、顔に熱がこもるアイネスヅウジン。

オマケがあるとは嬉しい驚きだ！

そして、熱くなる場所は顔だけではなかった。
股にある女性自身。それもほのかな熱を帯び始めている。
（えっ、えっ･･･！な、なんで･･･）
彼女の途惑いをよそに、熱を持った熱い熱い何かは、何かを求めるように溢れ出す。その先にあるのは、彼女の下着。じんわりとそれは下着にシミを広げ始める。
あまりの恥ずかしさに股を両手で押さえるアイネスフウジン。
「だいすきだ、うん、だいすき」
そんなことお構いなしで、トレーナーは笑顔で言い続ける。
その度に、彼女の心が躍る。そして彼女の女性としての本能がきらめき始める。
「おっちゃん、もっと言って」
「すきだよ」
「もっと！」
「だいすき」
「もっと！！！」
「あいしてるよ、アイネスフウジン」
その瞬間だった。アイネスフウジンが彼の唇を奪ったのは。

アイネスフウジンは一糸まとわぬ姿でトレーナーに乗っかっている。勿論その股ぐらは、男と女の部分は繋がったままで。
「おっちゃん♡おっちゃん♡」
そう叫びながら腰を振るアイネスフウジン。顔には恍惚の色が浮かび、股からは淫靡な音が響く。豊満な胸が上下に激しく揺れている。
「好きぃ♡大好きぃ♡」
そういうと、そのままトレーナーにキスをし、舌を絡め合う。
それでも彼女の腰は止まらない。ぐりぐりと左右に腰を振ったと思えば、そのまま彼の鼠径部の上で尻を上下に踊らせる。
初めての性交とは思えないような動きであるが、これは本能から来るものだろうか。
たんっ、たんっ、と規則正しいリズムを奏でてぶつかり合う男と女。
奥にトレーナーのそれが達する度に
「ぁぁん♡」
「んんっ♡」
と女の悦びの声を上げるアイネスフウジン。汗にまみれたその身体で、熱を持ってうねらせるその身体で、女としての性が、それを望んでいた。

「おっちゃん♡♡♡おっちゃん♡♡♡出して♡♡♡♡♡出してよぉ♡♡♡♡♡」
そう言い、腰の動きを早め始める。トレーナーがうなり声を上げはじめ、それを聞いてさらに悦びの声を上げながら加速する彼女の腰。
「はやく♡♡♡はやくぅ♡♡♡だせ♡♡♡だしてよぉ♡♡♡♡♡」
淫靡な声が部屋中に響き、その懇願とは裏腹な、絞り上げる彼女の膣がうねり始めそして、
「あぁあああぁぁぁんん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
彼の精を受け止め、彼女は絶頂に至った。弓なりになった背中。宙を泳ぎ、快感の中で踊り狂う瞳。口からはよだれがしたたり、そして股ぐらからも暖かい女の精の泉が吹き出していた。
そして彼女は彼の上におぶさるように倒れ込んだ。股にともった生命の光を抱き、歓びに満ちあふれながら、そのまま眠りにつきはじめるのだった。

ウワーッ！？

ウワ...

ウ

>アイネスヅウジン

朝日が昇り、トレーナーは眼をさます。
（いてて･･･）
目覚めた瞬間にする頭痛と吐き気。どうやら相当酒を飲み過ぎたようだ、と、この時点で自覚した。
記憶をたどると、夕食の途中から一切記憶が無い。昔から酒に弱いのは変わってないが、最近さらに弱くなってるな、と、かなり情けない気分になるトレーナーである。
何か左胸の辺りが重たいと思い、視線を移すと、そこにはアイネスフウジンが寝ていた。
（あぁ、フウジンか）
と一瞬思ったが、すぐに何かがおかしいことに気づく。
何故、彼女がここにいる？そして浴衣を纏っていたはずの自分の上半身ははだけている？
そして恐る恐る彼は布団をめくった。
そこには裸のアイネスフウジンと、下半身がもろに露出している彼自身の姿。
そこで全てを彼は悟り右手で頭を抱えるのだった。
左手をつかんで眠るアイネスフウジンの寝顔は、幸せな夢を見ているようだった。

初めて濡れ場を書いたのだが都合が全く分からないのでこれにて失礼する

おい待てェ失礼するんじゃねぇ
また書いてくれ

>初めて濡れ場を書いたのだが都合が全く分からないのでこれにて失礼する
おい待てェ失礼するんじゃねェ
適正あるからもっと書いてくれ頼む

おい待てぇ濡れ場適正B+くらいあるからもうちょっと頑張って幸せ結婚妊娠ボテックスからからの幸せ家族まで書いてくださいお願いします

次は濡れ場の適正をあげるのか…

おい待てェ失礼するんじゃねぇ
レースだけでなく濡れ場まで書けるなんて聞いてねぇぞもっと書け書いてくれ

ウワーッ！力作！

>「はやく♡♡♡はやくぅ♡♡♡だせ♡♡♡だしてよぉ♡♡♡♡♡」
ここで一瞬命令口調になるのめっちゃ好きだわ…

こいつらうまぴょいしたんだ！

湯治と慰安の為に旅行に来たのに酒の勢いで担当抱いちゃうとかおっちゃんのメンタルダメージ大丈夫？

> 股にともった生命の光を抱き
おめでた？

予想外の塗ればシーンでにんじんがふっくらしてしまった

今までの綺麗な流れから急に濡れ場が来たのでイケないもの見ちゃった感が尋常ではない

この２人がそういう関係になるのは想像してなかった…！
それはそれとして幸せなハッピーエンドお願いします！

なるほど…この種が当たって現役引退したのか…

ホントはダメだけど
ひでえ事だけど
この２人の高校教師エンドも見たい！
この２人が学園追放されて新潟行きの電車の中で心中するエンディングも見たいぃぃぃ！！！

やめなされアイネスフウジン絡みの心中なんて原作だけで充分ですぞ
読みたいなら自分で書きなされ

見ればわかるその文章
適性Bだな
練り上げ始めている

なんというかほっこりしながら読んでたから想定外にエロくて混乱しながら興奮しちゃったよ……

何度試しても濡れ場適正伸びない俺もお前を食えば成長できるのか？

私♥の多いぴょい文書すき…

こういうの大好き…

今更なんだけど公式のフウジン3サイズナイスバディじゃないかな

まだまだ描けるだろ！！
もっと書いて頂戴！！