トレーニング明けの汗ばんだ身体を、お兄ちゃんの腕が、身体が、すっぽりと包み込む。

「まって、カレン、今、汗くさいから」

絞り出した拒絶は、行動でもって退けられ、また抱きしめる力が強まるだけ。
ここはトレーナー室。2人きりで、カーテンも閉まってる。止められるのは自分たちだけ。
けど、元はといえば、カレンが先に仕掛けた勝負。
先に抱きついたのはこちらで、つまり虎の尾を踏んだのはカレン。
だから、ある意味拒否権はない。
そして何より、久しぶりに触れたお兄ちゃんの身体が心地良すぎて、つい自らも抱きしめてしまう。
汗ばむ身体も、求める自分も、はっきり言ってカワイくない。
でも、お兄ちゃんのせいで綻んじゃった今の表情は、自然なカワイイをもたらしてるかもしれない。
カワイイとカワイくないを天秤にかけて、ギリギリカワイイが勝つ。そういう事にしておいて、はちきれる寸前にあったお兄ちゃん欲をなんとか散らす。

ぎゅう、と身体を押し付けるたび、お兄ちゃんがカレンを求めるように、背を、頭を抱いてくる。
お兄ちゃんが求めてくれてる事実だけで、多少のカワイくなさは帳消し。
そう思いながらより一層ぴったりとくっ付こうとすると、僅かに離れていたお兄ちゃんの腰と、こちらのおへそがくっついて、ぐっと、圧迫感が押し寄せる。
その瞬間、またも地雷の上で跳ねた事を自覚する。
お腹を押すのは、ズボンの下で苦しそうな、お兄ちゃんの欲。それは、頭で分かってる。
何年もかけてお互いに引っ張り続けた理性の鎖が、ちぎれかけているのも分かってた。
その最後の一発を、ついに、踏んづけて。

「カレン、ごめん」

その言葉とは裏腹に、お兄ちゃんはカレンのお腹に、最大限腰を押し付けてて。

「……部屋、片しておくから」

そう言ったお兄ちゃんの顔は、熟れたトマトのように、赤く染まっていた。

シャワーを浴びて、下着を替えて、ちゃんと尻尾も整えて。
攻め攻め下着とノーブラはどっちがカワイイか悩んだけど、初めてで失敗したくないからノーブラ。
お兄ちゃんはストレートな方が好きなところもあるから、透けた下着は後の楽しみにする。
案外代わり映えしないビジュアルになっちゃったけど、こういうときは内面勝負。
深呼吸して、カワイイ顔して。ドアベル鳴らして、扉が開いたら────

「────ぁ、お兄、ちゃ」

シャワーを浴びたばかりで、少し髪が濡れてるお兄ちゃん。
僅かに貼り付くTシャツ、石鹸の匂い、カレンが選んだシャンプーもちゃんと使っててくれてる、手引っ張られた、むり、むり────

「────れん、カレン……っ」

はっと意識を戻すと、玄関で抱きすくめられていた。
靴だけ脱いで、扉の鍵もかけず、ただその場で、はち切れんばかりの愛を互いにぶつけるように抱き合う。
既に彼の劣情は限界を迎えていて、薄い寝巻きのズボン越しに、大きな膨らみを晒している。
それがおへそにぐりぐりと押し付けられるたび、お腹がキュッと締まる感覚に襲われる。
囁くように耳元で名前を呼ばれるたび、今日まで温めてきた言葉の数々が、無意識に唇を通り抜けていく。
すき。だいすき。ばか。あいしてる。
甘ったるくて、あんまりカワイくない、けれど言いたかった言葉の数々。
全部言うから、全部あげるから、カレンでいっぱいにしてあげるから、お兄ちゃんの物にして欲しい。
そう思って、そう感じて、

「ねえお兄ちゃん、カレンはもう、準備、出来てる────」

そう言い切る前に、唇が、お兄ちゃんの厚い唇で、ふさがれてしまった。

「やだ、みないで、カワイくない」
「かわいいよ」

節くれ立った太い指が、胎の上側を擦るたび、甘い痺れが背を駆け抜けて、ひどく上擦った声を上げてしまう。
最初は妙にこなれた手付きが気に食わなかったはずなのに、あっという間にその指でもってカレンの頭はぐずぐずにされて、顔を背けるのが精一杯。
しっかりと肩を支える右腕が、時折ぎゅっと力を込めて、大丈夫、ちゃんと抱いてる、とアピールしてくるたびに、詰まった息を吐き出すばかり。
その間もお兄ちゃんの指は浅いところを広げるように、ぐいぐいと胎を虐めてきて。
中指だけだったはずなのに、気づけば二本、ばらばらと中で暴れている。

「おにいちゃん、だめ、いじわる」
「だって、カレンが、カワイイから」

そう言い切るお兄ちゃんの指が、胎の浅い位置の、膨らんだ位置を抉る。
ぐしゅ、と一際大きな水音を立てながら跳ねた背を、彼の腕は確かに受け止めてくれた。
それはつまり、快楽を享受する姿勢が整った事を、彼の腕越しに、伝えてしまったのだ。

「優しく出来ないかも」
「ううん、良いの。カレンでいっぱいなところ、全部伝えて────」

余裕のある事を言ったけど、はっきり言っていっぱいいっぱい。
リードしてあげたい、手や口でいっぱい慰めてあげたい、そんな考えはお兄ちゃんに天蓋のように覆い被さられた瞬間に消え去った。
ああ、早く。つい腰が揺らめいて、彼の剛直を、臍下までゆうに届いてしまいそうな、グロテスクなそれを、催促してしまう。

「ばっ、やめ、カレン────」
「……お兄ちゃん……♡」

つぷり。
既にしたたる程に濡れそぼった胎は、初物のクセに、我ながらどうかと思うほどの十全さで受け入れてしまう。
ぬるり、ぬるりと、圧迫感と熱感、痛みと快楽が同時に押し寄せながら、胎を、押し広げられていく。
そして。

「っ、うﾞ、ううﾞ〜〜っ♡あﾞ♡いた、いﾞっ♡」
「カレン、だいじょうぶ」
「だいじょーぶ、だからっ♡」

ぶつりと、脳にまで響く感覚。
胎の中から蜜とは別に、どろりと生暖かい物が流れるのを感じる。
ああ、これで、何も言い訳は出来ない。
ついにお兄ちゃんに、正真正銘、全て奪われたのだと思うと、急激に臍の下が熱く感じる。

「おにぃ、ちゃ♡ぁﾞ、も、ちょっと、だけ、待っ♡」

しかし、それはそれとして、初めてで苦しい。
狭い狭いカレンの中は、お兄ちゃんで満たし切られた。
その多幸感で背筋は快楽ばかりを伝えるが、詰まる息と、じわりとした痛みが、ダメージを物語る。
内臓痛とはまさにこれ。失敗談があるのも、頷ける痛み。

互いに荒く、たどたどしい息を吐きながら、しっかり互いを見据える。
そうして、おずおずと唇を寄せる。
ファーストキスでもないクセに、やけにその味が甘く感じる。
一回、二回。バードキスを繰り返して、ついにゆっくり、唇が重なって。
その唇を割って、お兄ちゃんの舌が、カレンの口を乱暴しに訪れる。
はやく。カレンを自分の物にしたい。自分の色に染めたい。そんな言葉が、舌ごしに聴こえてくる気がする。
カレンがそう思ってるだけとは思えない。上から下まで繋がって、全部伝わっちゃうのかも。
気付けば彼の腰はぴったりと、カレンの腰とくっついている。
それはつまり、奥まで全て、お兄ちゃんで満たされたという事。
意識を割くと、圧迫感。臍の下に満ちる熱は、自分ではない体温。
上も下も、お兄ちゃんに、全部犯されたという事実────

「おにぃ、ひゃ……♡」

脚が、自然に絡んで、彼を、催促する。

「あﾞっ♡あ、やだ、やだやだっ♡みな、い、で、んﾞぅ〜〜っ♡」

顔を背けようとすると、乱暴に唇を奪われる。
乱れてるのがカワイイ。涙も、汗も、よだれもカワイイ。
そんな甘い囁きが、脳を端から、じわじわと溶かしていく。
胎の圧迫感はもはや多幸感と快楽に塗り潰されて、初めてであった事を忘れさせる。
こつん、こつんと最奥を叩く音が響いては、背筋から指先に向けて、甘い痺れを発する。
だめ、だめだめ。カレンばっかり、きもちよくなってる。ちゃんとおにいちゃんも、きもちよくさせてあげなきゃ────
そう思って、ぼやけた視界をフォーカスすると。

「かれん、かれん、すき────」

きもちいいよ。
そう言いたげな、だらしない、お兄ちゃんの顔が映った。

「おﾞ、にい、ちゃっ♡」
「かれん、ごめん、かれん────」
「いーよ、ぜんぶ、カレンのこと、ぜんぶ────」

互いに縋るように抱きついて、腰だけが動く。
最奥ばかりを責められて、意識はもう、繋がること以外に向いていない。
水音と肌の当たる音、獣の息ばかりが部屋を包んで、互いの理性を焼き尽くす。
コースを蹴っていた両の脚も、今は彼の腰を弱々しくホールドする、淫猥な道具に過ぎない。
そうして、幾度となく響いた音が、少し止んで。

「ぁ、かれ、ん────」
「やﾞ、あ、〜〜〜〜っ♡♡」

声にもならない嬌声を上げて、彼の熱を受け止めながら、身を反らして果てた。

ずるりと音がして、お兄ちゃんのものが抜き去られる。
暖かかった胎の中から、体温と、何か生温いものが溢れた感触。
少し身を起こして見ると、間一髪、理性で敷いたタオルの上に、情念入り混じる薄桃色の露が、注がれていて。

「ねえ、お兄ちゃん……。次は、もう少しだけ、ムードを────」
「……ごめん、カレン」
「……おっと〜……？」

彼自身はまだ、収まりのつかぬ姿を見せつけていた。

以前見た幻覚です
カレンちゃんが限界過ぎてどれくらい限界にするか悩みました

ウワーッ！！

ただのエロやんけ〜！

いい…

こいつら二回戦したんだ！

もっと限界にしろ

ヤラシイカレンチャン…

見なさいウオッカ…

素晴らしいカレシコ怪文書…

カレシコは健康に良い

カレシコを我慢するのは健康に悪い

最近我慢出来ないカレンチャン概念広まってるな…良いことだ…

理事長！？

カレンチャンは大人じゃないから我慢できないからな…

可愛ッ！！

純愛…

黙認ッ！！

>黙認ッ！！
せめて声潜めろや！！

おっと〜…？いいよね…

祝言！

鋼の意思がやられたようだな…

ウワーッ！昼からうまぴょいしてる！

長くうまぴょいする為には早い時間でやらないといけないし…

昼間からこんなヤラシイカレンチャンを見せられてこのおにんじんはどうしたら良いんだ

鋼の意志は発動しなけりゃただのゴミだから…

鋼の意志は前が詰まった時に発動するんだ
お兄ちゃんのお兄ちゃんにはとっくに発動してたんだ

>何年もかけてお互いに引っ張り続けた理性の鎖が、ちぎれかけているのも分かってた。
鋼の意思発動してた…

おっと〜？タイミング完璧かよ

普段攻め攻めな子がうまぴょい時に攻められるのは私の性癖には合っていますね！

こんなにグイグイ来るキャラはつまりグイグイ来てほしい裏返しという柔軟な発想
見習いたいですね

ウワーッ！ウワーッ！ウワーッ！

こいつらは一度タガが外れるともう止まらないのはわかる

カレンチャンの事大事にするから俺の子産んでほしい

ねえこれ生…

>ねえこれ生…
スキン用意する余裕はどちらにも無かった

>ねえこれ生…
種付ッ！

やっぱりトレーナー寮はウマ娘立入禁止にしたほうが良いのでは…？
同僚の女トレーナーは訝しんだ

受精ッ！

種付けおじさん「いいぞ〜」

お兄ちゃんが我慢できない時カレンちゃんもまた我慢できないのだ

相性◎

今までお互いに溜め込んでた情念が吹き出してしまう

種付けおじさん「わしのエッチな雰囲気プッシュに勝てるウマ娘はおらん」

>種付けおじさん「わしのエッチな雰囲気プッシュに勝てるウマ娘はおらん」
当て馬おじさんじゃねぇか！

もうURLとスクショ送っておいたから