さあ毎年恒例のファン感謝祭、今年の目玉イベントの第一回フードファイティング大会や! 食うことに自信のあるウマ娘、一番にならんとするウマ娘が集うこの大会、司会兼実況を務めさせてもらうのはウチことタマモクロスや! それじゃあさっそく選手紹介してくで! まずはこいつや!頂点を目指し戦う最強無敵のウマ娘、1番5番人気トウカイテイオーや! 「えっへん!テイオー様はフードファイトでも一番になっちゃうもんね〜!」 あんまり大食い早食いのイメージはないけどそれが逆に実力が未知数って感じやな! 続いてのウマ娘はこいつや!まさかの生徒会からの殴り込み!凛として理想を描く女帝、2番6番人気エアグルーヴ! 「本来早食いなぞコンディションを乱すだけだが…生徒会の名を背負っている以上敗北は許されん!いくぞ!」 司会席まで闘志が伝わってきとるで…まさに女帝の名に偽りなしやな さぁお次はこのウマ娘!フードファイティングでも勝利の方程式を導きだせるんか!?勝利への探求者、3番4番人気ビワハヤヒデや! 「私の方程式に死角はない…ただ勝つだけだ」 おっとここで情報が入ってきたで、なになに…本来はナリタブライアンが出場するところを彼女体調を狂わせないように代理で出場したと! なるほど頭もよいが器もでかいってわけや「誰の頭がでかいって!?」うるさっ!全然そんなこと言ってないやろ! 次のウマ娘はこいつや!サイボーグの異名を持つスーパーポーカーフェイスのウマ娘!4番2番人気ミホノブルボン! 「ミッション『完全勝利』を受理…完食してみせます、マスター」 レースで勝利するためにはどんなエゲつないトレーニングでも淡々とこなす精神力と肉体に人気が集まっとるでぇ! さぁ次のウマ娘はこいつや!エレガンスラインとは満腹になった腹のラインのこと!メジロ家の名を背負うウマ娘、5番3番人気メジロマックイーン! 「ちょっと!おなかのラインがエレガンスってどういうことですの!?司会の方聞いていらっしゃいますの!?」 いやうちもこれ台本読んでるだけやからな…なんかこの部分だけゴールドシップが書いてるらしいから文句はそっちに言ってくれや! そしてラストや!今日までに潰した飲食店は数知れず!怪物の異名は伊達じゃない!「米がいる。そう思った。」は店主たちの遺言や!6番1番人気、オグリキャップ! 「今日は激辛の早食い勝負と聞いたから、たくさんアイスクリームを食べてきたぞ」 おい!!おかしいやろ!!なんで勝負前にそんなボデ腹になっとんねん!!勝負なめとんとちゃうぞ!!! 「私は問題ないんだが…タマを怒らせてしまった。ふーどふぁいと、とは難しいな…」 さぁ選手紹介も済んだところでルールを説明していくで! 今回は激辛早食い選手権や!誰よりも早く料理を食べ切ったら勝ちの一本勝負やで! ただしルールが一つだけあるで〜、それは「トレーナーからあーんしてもらわなければならない」…なんやこのルール?アホか?まぁええわ ちなみにあーんの定義としては 1.トレーナーが 2.道具(素手を含む)で 3.ウマ娘に料理を食べさせる の3つの条件さえ満たしてればOKらしいで… さぁそれではお待ちかね、今回選手たちに立ちはだかる料理は…こいつや! 総重量10kgの激辛野菜タンメンや!汁まで真っ赤やな! こいつを作ったシェフ曰く、香辛料にはキャロライナ・リーパーっちゅう唐辛子を使っとるらしいで!なんとハバネロの5〜7倍の辛さらしいわ! こんなんまともに食ったら次の日は菊花賞がハヤテ一文字になってしまうで! あ、ちなみに各選手には事前に連絡してあったと思うけど、今回は料理が料理やさかい辛さを抑えるための中和食材の持参を許可しとるで! もちろんこの中和食材もあーんして食べんとダメや! それじゃあ準備はええか?よーい…スタートや! おっと一斉にトレーナーがどんぶりからタンメンを椀によそってパートナーのウマ娘にあーんさせていっとるで!ウチは何を見せられとるんや? 「…ッ!?!?」「ぶぇっ!!か、辛いよ〜〜〜〜!!」「バッドステータス『激痛』を感知、水を求めますマスター」 やはりこのタンメンの辛さに悶絶するウマ娘が大量発生や!この辛さをどう攻略していくかが勝利への鍵みたいやで! さぁ1番人気6番オグリキャップはどないなっとるんや? 「…辛いな。でも、おいしい。」モグモグ おい!!!早食いやって言っとるやろ!!なんで自分そんなスローペースで食ってんねん! 「タマ、ここまで辛いと一気に食べたらむせるんだ…知らなかったのか?」 うっ…まさかうちがオグリに正論かまされるとは思ってなかったで… おっと5番人気1番トウカイテイオー、さっそく中和食材を取り出しとるで!ちょっと掛かり気味とちゃうか? テイオーははちみーを持ってきたようやな!トレーナーからストロー付きのカップで飲ませてもらっとるで! 「ん〜〜〜〜〜〜…ま、まだかりゃいのが口のにゃかにのこってりゅよぉ…」 もうすでに涙目や!これはしんどそうやな!そんなテイオーを尻目に3番ビワハヤヒデは警戒に食べ進めとるで! 「強い香辛料から胃を守るため、食事の一時間前に牛乳を飲んでおいた…これでしばらくは食べ続けられる!」 どんどんあーんして貰い食べ続けるビワハヤヒデ!早い早い!しかしそれに追いすがるようにエアグルーヴが食べる速度を上げる! 「くっ…なんの!この程度の苦痛、会長の遠回しなダジャレを洞察することに比べたら屁でもない!」 流れに乗じてとんでもないカミングアウトするなや!観客席の会長が震えとるで!なんかちょっと泣いとらんか!? 「七冠バは…そんなすぐには"泣かんわぁ"…!」しょーもなっ!やっぱ泣いとってええで!! 2番人気ミホノブルボン、ペースを落とさず食べ続けとるな! 「マスター、おかわりを」 まさにサイボーグを彷彿とさせる機械的な食べ方!ビワハヤヒデに次ぐ勢いや! …ってうわーッ!机の下の足がめっちゃ震えとる!!!絶対限界やんか自分!!! 「問題ウッ、ありませんグゥッ」ちょっとえづいとるやんけ!あんまり無理せんといてや!いつでもギブアップしてもOKやから!! 「えっいいの!じゃあボクもギブ〜〜」テイオーお前ほとんど食っとらんやんけ!タンメン一口食べたっきりではちみーすすってるだけやないか!カブト虫かお前は!やる気あるんか!! 見てみぃメジロマックイーンかてまだまだ食べとる…おい!!マックイーンお前もドーナツばっか食うな!! 「中和食材はなんでもOKと聞きましたわ!辛さを抑えるために甘いスイーツを食べるのは不可抗力ですわ!」 もうお前ドーナツしか食っとらんやん!紅茶すするな!追っかけてドーナツ食うな!ティータイムちゃうで今は!!トレーナーもお代わりの紅茶入れるなや!! さぁ3番人気ビワハヤヒデ、ちょっとペースが落ちとるか? 「さすがに口の中がマヒしてきたな…ならば、トレーナー君!」 おっとここでビワハヤヒデも中和食材を取りだすようにトレーナーに指示を出した!さぁビワハヤヒデは何を持ってきた?バナナかそれともバナナシェイクか…ってえ?キュウリとキャベツのざく切り? キュウリをトレーナーが掴んでハヤヒデの前に…っとビワハヤヒデ猛烈にキュウリをかじり始めた!? 「中和食材、様々なものを試してみた…水はかえって辛みを感じやすくなり、牛乳やココナツミルクは腹が無駄に膨れる」 「玉ねぎも効果はあったものの辛みが酷く何度も食べれたものではない」 「水分があり味も悪くない、この方程式の答えは…キュウリとキャベツだ!」 うわっガチや!一人だけこの大会を完全に攻略しにきとる!おい観客席の三冠バも騒いどんちゃうで! 「さすが姉貴…この研究の為に先週からずっと義兄貴(トレーナー)の部屋に通ってたんだな!」妹の口からまさかの爆弾発言や!ビワハヤヒデの顔が赤くなっとるのはタンメンのせいだけか!? さぁビワハヤヒデ、中和食材を食べ始めてから猛烈に速度を上げる!すでに鍋の五分の一は食いきっとる!エアグルーヴ追いすがるもやや苦しいか!? 「このままでは突き放される…仕方あるまい!おい貴様!中和食材を出せ!」 ここでエアグルーヴも中和食材を…なんや?なんか言い争いしとるな? 「なっ…貴様、中和食材を用意してないだと!?たわけ!こんな激辛料理を徒手空拳で食いきれるとでも思っていたのか!?」 「何…?私が『心配するな、必要ない』と言った、だと…!?馬鹿者!それは『生徒会が大人げなく勝ってしまってもいいのかという杞憂』が必要ないという話だ!『中和食材』が必要ないわけがないだろう!!」 どうやらコミュニケーションのすれ違いで中和食材を用意してなかったみたいやな、しかし心配せんでええで!こんなこともあろうかとこちらでも辛さを抑えるためデザートを用意させてもらっとるで〜! 「「デザート!?!?」」テイオーとマックイーンの分はさっきスペシャルウィークにあげたで、必要ないからな 「くっ…用意してないものはしょうがない、そのデザートとやらを出してもらおう!」 了解やで〜クリーク例のデザートをエアグルーヴに持ってってくれるか! 「これで多少は食べる速度も上がるというもの…ッ!?なんだこれは!?」 見ての通りバニラシェイクや、ひんやりとしてるから火照った口の中も冷やしてくれるで 「違う!そんなことは見ればわかる!わ、私が言っているのは…この…は、ハートのストローのことだ!!」 それはいわゆるカップル用のストローらしいで〜2人で同時に吸わないと吸い上げられん仕組みらしいわケッ!! あ、もちろん2人で飲まんと「あ〜ん」扱いにならんで〜ったくこの企画考えたやつ色ボケ過ぎるやろ… 「おい貴様…目をつぶっていろ!!もしこっちを見たら…ど、どうなるか分かってるだろうな…!!」 おぉ〜これはとんでもないお宝映像やで!あの女帝とそのトレーナーがバニラシェイクを二人で仲良く飲んどる〜〜!! 「実況!いらん事は言わないでいい!!」怖っ!!めっちゃこっち睨んで来とる!動揺してまう!! さぁこれで心なしか食べる速度が上がってきたエアグルーヴ!戦いはビワハヤヒデとエアグルーヴの一騎打ちの様相を呈してきたで〜! そんでもって1番人気オグリキャップは…なんとようやく最初によそった椀の分を食べ切った模様や!?おっそ! 「タマ、私はたくさん食べる自覚はあるが早食いな訳ではないんだ…。」十分早食いやっちゅうねん!!しかしなんでこんなにゆっくり食べとるんや?やはりカサマツの怪物も激辛の前には打つ手なしなんか!? 「ようやく口の中が慣れてきた…トレーナー、例のアレを用意してくれ。」 おっとここでオグリキャップペアに動きが見えたで!トレーナーが何かバックから取り出して…お?何やあれ?なんか組み立て始めて…おっ?? 「去年の夏に私のためにトレーナーが買ってくれた、竹の流しそうめんセットだ。」 いやそれは分かるわ!ウチが言っとるのはなんで今それを…おっとオグリトレーナーがタンメンのどんぶりを抱えて流しそうめんセットの上のほうへ…えっ?ちょちょちょい!何しとんねん!! 「トレーナー、私のほうは準備できている。いつでもやってくれ!」 ウワーーーッ!!!!オグリトレーナーが流しそうめんセットにタンメンを流しこんだぁぁぁ!!!そしてタンメンが下で構えたオグリの口の中に吸い込まれていっとるでぇぇ!!! 「んっ…んんぅ!!」ゴクゴク すっすさまじい速さでタンメンがオグリキャップの口の中に消えていくぅ!!速い!速すぎる!!一瞬で三分の一が消え去ったぁ!!なんちゅうことやぁぁ!! 「んんっ…ふぅ」ゴクリ 「タマ、これはトレーナーから流しそうめんセットで食べさせてもらっているんだ。最初に言ったあーんの定義から外れてはないだろう?」いやそうやけど…そうやけど!!それをあーんって表現するのはお前だけやオグリ!!てかアイドルウマ娘が見せていい姿じゃないでぇ! さぁ〜まさかのここでオグリキャップ覚醒!とんでもない速度で食い進めているぅぅ!!! しかしビワハヤヒデも負けてない!すでに半分以上食い進めとる!食い進めとる…が!! 「ふっ…ふぅ…!!ふ…ぅん…!」 激辛タンメンを食べ続けたせいで体温の急上昇、そしてそれに伴う発汗により頭髪が大爆発を起こしとるぅぅ!!しかも顔中が髪で覆われとるせいでめっちゃ頭が蒸れ切ってるで!! 「誰の…はぁ、頭が……ぁ、でかいってぇ…!?」言っとらん!!!!そんなん一っ言も言っとらんわぁ!! おっとここで急にミホノブルボン立ち上がったぁ!!なんやぁこれ以上なんか起こす気かぁ!? 「バッドステータス『腹痛』『頭痛』により起動可能限界を超過。ミホノブルボン、シャットダウンします…」うわぁーッッッッそのまま後ろに倒れたぁぁぁぁ!!アカン!!もう終わりや!!!4番ミホノブルボン失格!!まさかまさかの2番人気がここで脱落〜〜〜〜ッ!!!! さぁ勝負も佳境に突入してきたぁ!ここで改めて今の状況を振り返ってみるで! まず現在もっとも食い進めているのが6番オグリキャップ!すでに三分の二を食い進めとるバケモンやぁ!!速度は落ちることなくむしろ段々とギアが上がって来とるでぇ〜!! 「はふっはふっ…おいひい!おいひいなとりぇーなぁ!」食いながらしゃべるなぁ!行儀悪いわぁ! 続いて3番ビワハヤヒデ!すでにキュウリもキャベツも食いつくした今、気力だけで半分以上を食らっているぅ! 「ハァーーッ……!ハァーーーッッッ……!!!」 しかしその姿はまるでキッコ○、いや○リゾーやぁ!髪が汗を吸ってとんでもないサイズに膨張してしまっている!はたから見たらこれただのオバケや!! そのあと少し遅れて2番エアグルーヴ、しかしバニラシェイクを吸うたびにトレーナーに目を瞑らせとるせいで中々食べる速度が上がっていかなぃ! そのあと1番トウカイテイオー…おい!!お前いつの間にバニラシェイク飲んどんねん!!! 「だってぇ〜エアグルーヴだけずるいんだも〜ん!トレーナーにお願いして近所のコンビニから買ってきてもらっちゃったんだ〜!!」自由か!!自由すぎるわ!!!ってかトレーナーも素直にお願い聞くな!!大会中にバニラシェイク買いに行くトレーナーがおるかぁ!! 「その手がありましたの…!!」ないわ!!「トレーナーさん!わたくしたちもバニラシェイクを買いに行きましょう!」マックイーンお前はただただこの場に乗じて甘味を満喫したいだけやろ!!トウカイテイオーメジロマックイーン両方失格や!!!「「ええええ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!」」当たり前やろ!!!クリークこいつらをつまみ出してんか!! いろいろあったがここまでで生き残っとるのは2番エアグルーヴ、3番ビワハヤヒデ、6番オグリキャップ!!この三つ巴が最終局面を飾っていくでぇ!! そしてオグリキャップ速い!!!もうすでに9割方食いつくしたぁ!圧倒的すぎる!!このままあっけなく勝ってしまうんかぁ〜〜!?!? 「はふっはふっ…こりぇがわたひのぜんりょくだぁっぶふぉ!!!!」あーーーーーっと!ここで決め台詞を言ったせいで盛大にむせてしまってる〜〜〜〜〜!!!!カッコわるっ!!!!だから食べとるときにしゃべるな言うたやろ!!!! 「んごっ…喉に辛いのが…ブッ!!!」オグリキャップ吹き出したぁ〜〜!!!そして激辛タンメンがオグリトレーナーの顔面に直撃!!!たまらずオグリトレーナーのたうち回る!!トレーナー再起不能でオグリキャップ失格ッ!!!! 「トレーナー!トレーナー!!今すぐ保健室につれて行くからな!!」ここで勝利の鼓動は使うなやぁ!!! なんとなんとここで大どんでん返し!!1番人気6番オグリキャップが失格になったことでこの勝負全く雲行きが読めなくなってきたでぇ!!! 2番エアグルーヴ、残りは2割といったところか!?対して3番ビワハヤヒデ、こちらも残り1割と少しといったところ!!ほとんど互角やがまだ少しバニラシェイクを残すエアグルーヴがやや優勢か!? 「ハァッ……!ハァッ……!!」 ビワハヤヒデ、髪がさらに爆発を増している!汗で髪が顔に張り付いて…なんか…えっちやな! 「フゥーッ…!フゥーーッッ…!!」 エアグルーヴ、険しい表情が変わらない!垂れた汗が谷間に溜まって水たまりができとる…効いとるで… 「もう限界が近い…!バニラシェイクを食えばたちまち完食できなくなるだろう…!」エアグルーヴが先に動いたぁ!トレーナーから差し出されたタンメンを少しずつ食べていく! 「こちらも負けられない…!!トレーナー君!!」ビワハヤヒデも食べ進める…が!!口が開いとらん!!さすがに限界が近いかぁ!!! 「ここまでなのか…!?女帝としての理想はここまでなのか…!?」激辛早食いで描ける理想ってなんなんやろうな? 「なんだ?貴様…もうすでにバニラシェイクの入る隙間などないんだ…もうこれ以上は…!ッ!!」アッ!!! 「き…貴様…!!こんなところで…何?食べ終わったら"ご褒美"…?」エアグルーヴとトレーナーが、キキキキキキス…!!! 「…その言葉、忘れるなよ…!」ウワーーーッ!!!!!エアグルーヴラストスパートやぁーーッ!!!トレーナーからの最高のデザートがエアグルーヴを突き動かすッ!!!!なんちゅう痴態や!!!!! 残り三口、二口、一口…完食ッッッッ!!!!!エアグルーヴ、完食や!!!!!!! 「フッ…勝利の方程式の最後のピースはトレーナーとの"信頼"ということだったわけか…!」いや絶対違うと思うけど!ゴリゴリの色欲やと思うけど!!でもまぁなんかきれいに〆れたからええか!!!! てなわけで第一回フードファイティング大会、優勝はエアグルーヴや!!二度目の開催はごめんやで!!! -翌日、学園中のトイレでは阿鼻叫喚の地獄が展開されていた。 「痛い〜〜!!!痛いよぉ〜〜〜〜〜!!!」 「バッドステータス『菊花賞でハヤテ一文字』を確認…ミホノブルボン、発進します」 「うぅっ…バニラシェイク食べ過ぎたぁ〜〜…!!おかあちゃ〜〜〜ん!!!!」