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　　　　　　　　⏰　　　ﾃｹﾃｹﾃｯﾃﾝﾃｯﾃﾝﾃﾚﾚﾚﾚﾝ
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「ふふ、なるほど。つまり自分のトレーナーに恋してしまった、と」
「ｳﾜｰ!ｿﾝﾅﾊｯｷﾘｲﾜﾅｸﾃﾓｰ!」

要領の得ない話をまとめたところ、どうもそういうことらしい。

「それでどうしてあんなに暗い顔をしていたんだ？」

もしや手ひどい振られ方でもしたのかと思ったがどうもそうではないらしい。

「えっとね……トレーナーはちゃんとしてる大人だし、ボクが告白しても絶対、すぐには付き合ってくれないと思うんだ……」
「そうだな……良識のある大人ならば当然そうなってしまうだろうな」
「それに『教え子に手を出したのか』なんてふうにトレーナーが悪く言われるのも嫌だしね……」

いろいろと考えた結果、トレセン学園を卒業するまでは告白できないという結論に達したそうだ。

「でもね。トレーナーが他の子を見ていたりすると嫉妬しちゃったり、もしトレーナーがほかの人を好きになったらって思うとつらくなっちゃうんだ」
「そうか……」
「今日はそれでトレーナーにも心配されちゃって。でも相談もできなくって。ボクどうしたらいいのかなって……」

全く、彼は幸せ者だな。ここまでテイオーに慕われるとは。
かわいい後輩を意気消沈させたままにするわけにもいくまい。
道を示してあげるべきだろうな。

「そうだな……テイオー。次に君は春の天皇賞に出走予定だったな？」
「え？うん、そうだよ。」
「レースの日までは天皇賞のレースを走ることはできない。そうだろう？」
「そ、そりゃそうだよ。何言ってるのカイチョー…？」
「では君は勝てるか不安だと思いながらただただレースの日をまつかな？」
「え？いや不安に思うんならトレーニングを……あ」

そうだ。君に不安になっている暇なんてない。

「そっか……そうだよね。今できることをやるしかないよね」
「ああ。自分を磨く、相手を知る。やることはいくらでもあるさ。そもそも告白というのはお互いが相手を好きだということをわかってからするものだぞ？」
「え、そうなの！？」
「ああ。卒業までの時間はあいてからも好意を持ってもらうようアプローチする時間だととらえるべきだな」
「卒業までにかあ……できるかなあ……トレーナー結構ニブチンっぽいし……」
「大丈夫、君ならやれるさ」

別の不安もでてきたようだが大丈夫だろう。
テイオーはもう前を向いている。

「参考になっただろうか」
「うん！ありがとカイチョー！やることができたからまたね！さよならー！」

やはりテイオーには笑顔がよく似合う。

「さてと」
スマホをとりだす。
電話をかけるのは彼女のトレーナーだ。
「もしもし。ああトレーナー君、テイオーと話せたよ。少し話しにくい不安があったようだ。明日はきっと元気に走っていると思うよ。」
『そうか！ありがとう！俺じゃあ解決できないことのようだったから……』
「いや、君にしか解決できないことだよ」
『へっ？』
「これから大変だろうが、頑張ってくれということさ」
『？ああ、天皇賞もあるからな。君もテイオーの事を応援しててくれよな！』
「もちろんだ」

これはいろいろと応援する必要がありそうな相手だ

おしまい
まっとうに恋愛するならこういう感じかなあって……

ク

ソ

ボ

ケ

が

!

この一体感最高だな

会長は大人だな…

だが待って欲しい、アプローチもまだならクソボケ認定は時期尚早ではないだろうか

察しろ

キブリルドルフいいですね
私性合

もう少しテイオーが大人になったらかな…

大人になってもいつもの学生の頃のように甘えてくるテイオーにトレーナーの理性は崩壊寸前

このクソボケテイオートレーナー見ると指輪送ったりしてさんざんやきもきさせたクソボケテイオートレーナーを思い出す
あれ続きどうなったか…