ホテルが好きだ
元より左程旅行は好きでは無い。見知らぬ地での滞在先
知らない天井で迎える夜と朝は落ち着かないもので
例えばタマモクロスなどは食事の量も減る程にナイーヴになるという
そんな中での楽しみといえば、隣り合わせて予約したトレーナーの部屋へと上がりこむ事だ
ミーティングという名目の元、レース開始までほぼ全ての時間を彼と共に過ごす
最初から一部屋でいいのではないか？という意見もある
地方へ向かう際の諸経費はけしてバカにならないはずなのだが
それでもうら若き乙女を成人男性と相部屋には出来ないというのがトレセン学園の建前である

レース後の余韻が好きだ
積み重ねて来た準備が上手くいくか否かは全てその数分間に集約され
全てを出し切った後の心地良い疲労感と歓声
そして迎えてくれたトレーナーへとハイタッチを交わす時の充足感が好きだ
やがてアドレナリンが襲ってくる頃には身体が疲労を訴えてくる中
まどろみつつホテルまでのタクシー内で雑談を交わしつつ
トレーナーへと体重を預けるのが好きだ
狸寝入りを決め込んだ時などは彼の労いの言葉を聞いたり
膝枕を楽しみながら頭を撫でる彼の掌に本当に睡魔に負け沈んでいくのが好きだ

ホテルでの一夜が好きだ
早く寝て明日以降に備えろ、と窘めてくるトレーナーに対し
ちゃんと一着だったでしょ、とワガママを言ってやるのが好きだ
この時ばかりは強く言わない彼へ甘えて見せると彼もまたアタシを求めてくれる
トレーナー寮では中々難しい事も、遠く離れたホテルでは出来るのだ
大きな声を出しても、ある程度ベッドを揺らすのも構わない
地方レースの時の一種、お約束の様になってしまっている部分もあるが
果たして他のトレーナーやウマ娘の場合はどうなのだろうか？
他所は他所だろう。少なくともアタシ達の場合はそこまでがセットになっているフシもある
それが良い事なのか否かは分からないが
トレセン学園へは休養の為、レース後丸一日を空けている事が殆どである

トレーナーと交わすキスが好きだ
挨拶程度のキスは普段からもしているものの
レース後のそれはなにか神聖な儀式のようにお互いどこか緊張している事が多い
緊張は身体を過敏にし、そして互いの唇を性感帯へと変える
ベッドの上で向き合い、そっと触れ合わせるだけでも電気が走るような感覚に襲われるのは
相手を意識しすぎているからに他ならない
一度、二度、三度。途中で止んだ時には抗議するように顔を下から睨むようにしている
すると彼は困ったように、気持ちを込めて長い時間唇を合わせてくるようになるのだ
暑苦しい。うざったい。…それがいい
吐息が熱くなる頃には身体はもう出来上がっていて
普段見せている態度など、グズグズに崩れ落ちてしまっている

彼にゴムをつけてあげるのが好きだ
旅行鞄の中から箱ごと取り出し、スキンを包装紙から出してやると
自分でやるから…というのがトレーナーのお決まりの文句
いいから任せておきなよと言ってやって口に咥え
既にはちきれんばかりになっている彼の生殖器を包み込んでいく
うめき声を上げる彼の顔を上目遣いに見た後は
幾度かしごきあげてしっかりと多いかかぶさっているのを確認する
すまない、と言う申し訳無さそうな顔が毎度不思議に思っていたが
散々この後いじめられるのだからその事を謝っているのか？と予想をしている
それを敢えて口にしないのはアタシがそれを望んでいるからだろうか？分からない

彼に密着するのが好きだ
胡坐をかいたトレーナーの上に跨って
繋がったまま彼の身体に全身をくっつけるのが好きだ
背中に手を回すのは億劫ではあるものの
アタシの身体を中央と、両手と太ももで彼はしっかりと捕まえておいてくれる
小柄なアタシが胸板に顔をつけると聞こえてくる激しい鼓動からも
興奮してくれているのだ、という達成感がより昂らせてくれる
下から突き上げてくるのに合わせて腰を振るのだが中々自由度は聞かない
トレーナーが動かして、と言った時には
汚い声が漏れる事になってしまったので後悔している

彼にベッドの上で覆いかぶさられるのが好きだ
まるで獣の交尾のように背後から包み込まれるようにされ
伸ばした両手もまた彼の手が恋人繋ぎの逆の形で拘束してくるのが好きだ
妙な安心と興奮は共存するのだと始めて体験した時は思ったものだが
膣をえぐられる度に顔をうずめた枕に向けて上げる嬌声と唾液はとても収まり切るものではない
挙句、トレーナーはその光景を耳元で実況してくるのだ
うるさい、うるさいと言ってやれればいいのだが
生憎アタシの口は愛の言葉を呟くのに忙しいので大抵の場合上手くはいかない
それどころか彼の腰が早くなるのに合わせ人語を紡ぐ事すら困難になる事も多い

姿鏡の前でつながり合うのが好きだ
アタシの小さな身体は持ちあげるのにも向いているようで
背面立位の状態で鏡に映るアタシはアタシの知らない顔をしている
雄に媚び切っただらしない顔をしたまだＪＫの少女
そんな小柄のウマ娘の股座には似つかわしくない程の彼の生殖器が突き刺さっている
一般的に他の動物と人間の違う所は
交尾を快楽目的に楽しんで行う所にあるのだという
トレーナーに嗜虐心があったのにも驚いたが
アタシ自身も、羞恥心を快楽に感じる所があったのは意外だった
視覚と聴覚、そして嗅覚に触覚
生殖行為が齎すむわっとした部屋の性臭と粘着質な音
そして身体の内側と外側を走る快楽、それに反映された蕩けた貌
それら全てがアタシの頭をダメにする

射精される瞬間が好きだ
無論避妊はしているもののゴム越しに感じる精液の感触は子宮を疼かせ
そして全身を震わせ、意識はどこか遠い所へと運ばれる
長い彼の種付けが終わる頃には精液溜まりのできたぷっくりとしたスキンが顔をのぞかせるが
これが無かったらどうなってしまうのだろう、という妄想がアタシを昂らせる
ベッドに足を投げ出し
ひっくり返ったつぶれたカエルのような恰好でぼうっと肩で息をする彼を見ていると
自らコンドームを外し、そして付け替えるのが見える
タイシン、と一言言われるだけで何がしたいのかアタシにも分かるから
いいよ、とうっすらと微笑み、弛緩させていた膝を立てると
狭い入口を開け広げて彼の興奮を煽ってやるのがたまらなく好きだ

その後シャワー室でお互いを洗っていて
再び興奮して行為に及んだ時の話を繰り出した時
お泊り会に来ていた友人二人の顔が茹蛸のようになっているのに気づき
赤裸々に話し過ぎたかな、とアタシは頬をかいた。

声が飛田展男で再生されたのは内緒だ

ウ…

わたしの性癖には合っていますね

スケベすぎる…

力作すぎる…

ちょっとは手心というものをだな

>赤裸々に話し過ぎたかな、とアタシは頬をかいた。
赤裸々にもほどがあるよ！

大作ありがたや

赤裸々どころか念入りだよ！

チケットとハヤヒデはこれをヒントにどうするんだ

地方レース後は明け方頃まで愛し合って泥のように眠り
翌日の昼頃起きてイチャイチャした後空港でごはん食べて学園に戻るのが日常のタイシンとトレーナー怪文書でした
おやすみなさい

寝れるかぁ！

まあ日経賞以降お互いの事しか頭にない人生始まってるからな…

本人に語らせるのいいよね・・・

タイシンがここまで開けっ広げに語れるぐらい打ち解けた事になるんだよな…

相手はBとWだろうから

そういう関係だってことは教えても
内容まで教えちゃダメだって！

ウブな子達にこんな生々しい性生活の内容伝えたら失神してしまう

甘酸っぱい通り越して
トレーナーとガッツリやってそうな娘杯

>そういう関係だってことは教えても
>内容まで教えちゃダメだって！
何が成長のヒントになるかわからないから…

>チケットとハヤヒデはこれをヒントにどうするんだ
愛敬

もう当たり前のようにうまぴょい関係…

最初らへんの地方レースでゴムが足りずに欲求不満で終わるの何度か繰り返してほしい

勃起しました！

ゴムはどっちの旅行カバンから取り出したのか

すげぇいいし大好きなんだけど
やっぱりこう、黄色い背景で嬉しそうに喋る白いデブ眼鏡がチラつくんだよな

めっちゃエッチなのにデブ眼鏡がチラつく…

軽い気持ちで
そういえば地方遠征はどうだった？と聞いてしまった
ハヤヒデは大きい頭を抱えた

>やっぱりこう、黄色い背景で嬉しそうに喋る白いデブ眼鏡がチラつくんだよな
(スーパー)クリーク！(スーパー)クリーク！(スーパー)クリーク！

>地方へ向かう際の諸経費はけしてバカにならないはずなのだが
>それでもうら若き乙女を成人男性と相部屋には出来ないというのがトレセン学園の建前である
理事長…？

>ウ…
死んでる…

うーん素晴らしい…

>>ウ…
>またデジたんが死んでる…

ウオッカだったらこの話ホテルでトレーナーの部屋に入り浸るって時点で鼻血出してリアイアしてる

>声が飛田展男で再生されたのは内緒だ
諸君わたしは戦争が好きだのほうでも
みぃんなセックスしつづけろ…のほうでも
とくに違和感ないのがヤバい