「ひっ！？な、なんですの！？なんなんですの！？」
「ゴールーシー…ゴールーシぃぃぃぃぃぃ俺ーーーー！！！」

大声と共にカーテンを引きちぎりながら教室に入ってきたのは、もじゃもじゃアフロに腹巻とババシャツステテコをつけた不審者。
というかゴールドシップのトレーナーさんでしたわ。

「どうしたーゴルシー、トレーナー三人いると思ったか。何やってんの？」
「…………」
「たまの日曜日だぞ。こんな日はトレーナーとキャッチボールしよう！」

そう言うとゴールドシップのトレーナーは腹巻に挟んでいた野球ボールを取り出しましたわ。

「キャッチボール！キャッ……チボール！チボール！地球を英語で地ボール！オーイッ！」

違うと思いますわよ！？というかゴールドシップは頑なに反応しませんわね？

「どうしたゴルシー。地球は英語で地ボールじゃないよなー！なー！」
「…………」
「勉強なんて放っておいて、トレーナーとキャッチボールしながらもう一つのキャッチボールをしよう。言葉のな！うまい！このうまさダービー級！たづなくーん！トレーナーにダービーレイを食べさせてください」
「…………」
「あーあー、レイの布がつばを吸う。おかげでトレーナー喉カラカラだよ。カラカラカラカラカラカラカラカラカラ虫、カラカラ虫、カラカラ虫が横移動、オーイッ！いねーよ！そんな虫いねーよっ！」

なんでしょう。見てるだけでげんなりする絡み方ですわ…
ゴールドシップはよくあのウザ絡みを無視できますわね…

「なぁー…キャッチボールしようよー…今だったら前よりもすごい球投げれるからー」
「…………」
「みよトレーナーの球種の多さ。ストレート。カーブ。シュート。フォーク。フォックス」

最後の違いませんこと？野球を舐めておいでで？

「そしてこれがトレーナーの新投方！五人分身魔球！！」
「マジですの！？」

思わず声が出てしまいましたわ！五人分身魔球！？一体どのような魔球なんですの！？

「一！ぶぉん。二！ぶぉん。三！ぶぉん。四！ぶぉん」

…横に移動してるだけじゃありませんの！！全然魔球じゃないじゃないですの！！

「五…人目はハンバーグ職人。手ごねで」

ブチ転がしますわよ？

「今日は特別に五人分身魔球返しを教えてやるからさー」

あるんですのね…というか都合四球しか投げてませんでしたわよ？

「見える…カキーン！ぶぉん。カキーン！ぶぉん。カキーン！ぶぉん。カキーン！ぶぉん。べちゃっ」

ハンバーグ投げてんじゃねーですわよ。

「五人分身ピッチャーを舐めるな！スパァン！ぶぅん。スパァン！ぶぅん。スパァン！ぶぅん。スパァン！ぶぅん。ぺちゃ…バットとかにこびりついて手ごねがちょっとに…しかし五人分身審判の判定は全員セーフ。うーん、これぞ誤認！うまーい！！このうまさ有馬級！」
「ぶっ飛ばしますわよ！！！？」
「「！？！？」」

この後トレーナーはゴールドシップと一緒にマックイーンい野球の何たるかを説教されました

ゴールドシップに合いそうなトレーナーを考えていたら思いついて書かずにはいられませんでした
すいませんでした

分からない人はタカシと父さんでググってください

ああ…片桐の放し飼いか…

まあゴルシと片桐仁は相性よさそうだが・・

面白かった

ウマでラーメンズ見れる日が来るとは思わなかったぞ
小林引退で失意の中ゴルシに出会った片桐世界線…？

>ウマでラーメンズ見れる日が来るとは思わなかったぞ
>小林引退で失意の中ゴルシに出会った片桐世界線…？
つまんなそーで暇そーだったってそういう

これマックイーン居なかったら片桐トレーナーはゴルシと二人でゴルシと父さんやる気だったんだろうか…

むしろマックイーンに見せたくて前から練習してたのかもしれない

ツッコミの入れどころが野球のみな辺りマックも大概…

久々にギリジンの顔を思い出そうとしたら中岡になってしまうんだ