感想を聞くと、カフェは静かに直近の出来事を話してくれる。トレーナーである僕が知っていることも、知らないこともある。彼女の交友関係は存外に広い
そして今日の味わいは…僕の胸にも突き刺さるものがあった
「……URAファイナル……一歩、及ばなかった。どうしても、その味になってしまうんです……」
「嘗胆か。でも薪に臥すのはだめだよ、寝不足になるから」
トゥインクルシリーズ3年間の集大成たるURAファイナル
並みいる強豪を押し退け決勝にまで駒を進めたカフェであったが、惜しくも2着という結果に終わってしまった
彼女を下したのはアグネスタキオン…有馬記念の大一番をかっさらった彼女に、カフェは二度も後塵を拝したのだ
カフェはあまり感情を表に出す子ではないが、人並み以上の情熱と、勝ちへの拘りがある
彼女にとって、今日の敗北の苦味は筆舌に尽くし難いだろう
「…彼女…彼女達は凄かった。君は本当によくやったよ。誇りに思う」
「ありがとう、ございます」

カフェの口角がほんの少し…ミリ単位ではあるが上がったように見えた。3年間の短い付き合いではあるが、ありきたりな慰めが嫌味にならない程度には信頼してくれているようで嬉しくなる
「負けたから、というわけではありませんが…タキオンさんは、未だに少し好きになれません。勝手ばかりでいろんな人に迷惑をかけているし、自分のトレーナーさんにまで……」
カフェのぼやきを聞いて、彼女…タキオンのトレーナーのことを思い出す
いつも奔放なタキオンに振り回され、怪しげな薬の実験台にされている哀れな『モルモット』君…として、同年代のトレーナーの間では人気者？となっている彼
何回か愚痴を聞かされたが、その語調は半分惚気のようなもので気恥ずかしくなったものだ
自分とカフェの関係とは毛色が違うが…あれもまた、トレーナーとウマ娘の信頼の形なのだろう
「あの二人はあれでいいんだよ。いつも迷惑をかける、かけられる間柄っていうのも一種の絆なんじゃないか」
「絆……ですか」

考え込むカフェ。僕に対して素直…というか、ほぼ従順とも言える彼女にとってあの二人の関係は理解し難いのだろうか
と、おもむろにカフェが立ち上がった。まっすぐこちらを捉える金色の瞳に、吸い込まれそうな感覚があった
「否定……して、ほしかったです。あんな関係は認めない。私たちこそがトレーナーとウマ娘の関係の模範だと」
そう言いながら僕の側にテーブルを回り込むカフェ
「迷惑をかけるのも絆なんて……あなたの口から、聞きたくありませんでした。そんなの……」
カフェが椅子の横に立った。瞳は僕を捉えて離さない
「私も……トレーナーさんに、迷惑をかけてしまいたくなります……」
彼女はするりと体を滑らせ…私の膝の上に腰掛け、腕を首に回してきた
彼女らしからぬ大胆な行動に、一瞬思考が凍りつく
融解が進むにつれ、自分の中の押さえ付けていた感情までもが再び熱を持ち始める自覚があった

「…迷惑だと思う？」
「……トレーナーさんは、大人ですから……私みたいな子供に言い寄られるのは、迷惑だと……」
「そこまで年は違わないよ…10年もすれば、変な目では見られないんじゃないか」
「……それ、って」
顔を上げ、こちらの表情を伺うカフェ。赤みが差した白い頬と、驚きと期待が入り混じった眼差し…今まで見たことのない彼女の表情に、心が騒いだ
いや、この感触には覚えがある。多分今日よりもずっと前、君の走りを見た、君に声をかけた、あの時から、ずっと…
「迷惑をかけるのは、僕の方だ。僕のような冴えない男が、君の輝かしい未来に付き纏うなんて…これ以上迷惑なこと、ないだろう」
「……そんな、迷惑なんて……あ……嬉しい、です、トレーナーさん……」
抱きついてくるカフェを抱きしめ返す。華奢な印象とは裏腹な柔らかさを感じ、案外スタイルがいいんだ、と他人事のように思う

「トレーナーさん……私を、抱い」
「待って待って待って…え？早くない？告白した直後は流石に」
「……珍しくはないそうです。噂ですが、中等部の子でも……」
ううん、聞きたくなかった。最近の子は進んでいるというが、流石にこれは性の乱れが深刻ではないかトレセン学園
「君を抱きたくない訳じゃない、本当だよ…しかしレースでも恋愛でも、あまり掛かるのはよくない。他所は他所、うちはうちで少しずつ進んでいこう」
「……迷惑じゃないって、言ったのに」
「こういうことになると攻めなんだね君は」
ふふっ、とお互いに笑う。意気地がないのは自分でもわかっているが、いくら好き合っているといえ教え子と男女の仲になるのは中々怖いものだ。
昔そういうドラマがあったが、あれもラストは破滅を思わせる終わり方だった気がする
「……わかりました、序盤は焦らず脚をためるのは、トレーナーさんが教えてくれたことですから」

丁寧に挽かれた豆が綺麗にたまったフィルタに浅慮なお湯の注ぎ方をして台無しの泥水にしてやりたい衝動にかられるが
それそれでおいしいの飲み方を見つけるダシにされそうな気がする

笑顔になってくれたカフェだが、膝からは退いてくれない。向かい合う体制になり、何かの準備でもしているかのようだ
「でも……それなら、証が欲しいです……トレーナーさんの気持ちが本物だっていう、証……」
言うや否や、ゆっくりとカフェの顔が近づいてくる。金色の瞳が閉じられ…唇が、触れ合った
唇を合わせるだけの、初心者同士のキス。仕方ない、これ以上はお互いに我慢できなくなる気がした
「コーヒー、冷めちゃうよ」
「飲み終えたら……もう一回、しましょう……ほろ苦い味になる、かも」
悪戯っぽく微笑むカフェが、膝に腰掛けたまま自分のマグに手を伸ばす
これはやっぱり…迷惑をかけられるのは僕の方か、などと思ってしまうのだった

後日、タキオンが大々的にトレーナーとの婚約及び妊娠報告を行った結果、触発されたカフェに本気で迫られることになったのは別の話である

>後日、タキオンが大々的にトレーナーとの婚約及び妊娠報告を行った結果、触発されたカフェに本気で迫られることになったのは別の話である
ウワーッ！こいつらうまぴょいするんだ！

ブラックコーヒーのはずなのにカフェオレのように甘ったるい……

寝取らないカフェは珍しいな…

NTRじゃないじゃないか〜〜〜〜〜〜！！

あまいよー

>NTRじゃないじゃないか〜〜〜〜〜〜！！
🧠💢
🐴

そうそうこういうのでいいんだよ！こういうので！

寝てから言ってください

甘々カフェですか…私の性癖には合っていますね

>NTRじゃないじゃないか〜〜〜〜〜〜！！
脳が破壊され尽くしてる…

なんでタキオンが発表すると対抗するんだ
カフェはカフェだろ

おーっ！

NTR苦手マンとしては甘々カフェありがたすぎる……

>NTRじゃないじゃないか〜〜〜〜〜〜！！
ややこしい！

こういうのもいいんだよこういうのも……

とても良い…

ニガテマンハッタンカフェということだね

あの子も草葉の陰でガッツポーズしてるよ

NTRじゃないカフェトレ怪文書良い…

タキオンシナリオでもそうだったけど
口調がクールなだけで負けん気は相当なもんだよねカフェ

カフェにスタミナイーターされて~

しかしカフェの前髪はキスするとき邪魔すぎやしないだろうか

あまいよ〜！

キス前に髪に手をやっておでこを出してあげる楽しみが増えるというもんだ

NTR要素のないストレートに甘々なトレカフェ怪文書が欲しかったんだよ…

ふゥン見なよトレーナー君
あの頭が茹っているようなセリフの応酬を何の恥じらいもなく繰り返す様を
所謂バカップルというヤツさ

泥水みたいな苦さが足りないよ〜！

☕😭

敗北の苦みを通してからのあまあまカフェオレでこれは…

>ふゥン見なよトレーナー君
>あの頭が茹っているようなセリフの応酬を何の恥じらいもなく繰り返す様を
>所謂バカップルというヤツさ
じゃあ今日の添い寝なしでいいかな

私の性癖には大変合ってますよ

えーっ！

君を抱かないと落ち着いて眠れないよー！

俺も君のいない夜なんて考えられないよ

えーっ…///

こんなん聞かされてたらカフェも積極的になるわ

見てくださいトレーナーさん…
天下の往来でまるで睦言のような言葉を交わし合う…
砂糖が脳にまで達しているとしか思えませんね…

…目の前でイチャつかないで欲しいです

他人の怪文書で惚気てんじゃないよ！

タキオンは膝の上に座ってきそうだけどカフェは隣に座って寄りかかってきそう

>他人の怪文書で惚気てんじゃないよ！
まぁNTRてたりするからそこは持ちつ持たれつって事で…

>タキオンは膝の上に座ってきそうだけどカフェは隣に座って寄りかかってきそう
猫と猫だな…

ふぅン…
これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？

いいから
いいからダブルデートに行ってこい

>ふぅン…
>これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？
タキオンは俺のこと見ていてくれないのか・・・

早くカフェ育てたいよー

いやーお互い大変ですねってタキオンのトレーナーは言うけど
正直カフェのトレーナーは発光体と同列に扱われたくないと思う

>ふぅン…
>これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？
モルモット君が実家に帰るってよ

欲を言えばうまぴょい本番が見たいけど事前と事後にねっとりした大人のキスをするトレカフェ怪文書が欲しいわ！

>ふぅン…
>これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？
まだ実装されてないので無理ですね…

>>ふぅン…
>>これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？
>モルモット君が実家に帰るってよ
えー！？
私もお義母さんにご挨拶したいよー！

カフェが見えたので来てみたらNTRじゃなかったので安心していちゃつき始めるタキオン

>早くカフェ育てたいよー
それは本当にそう

たまには砂糖たっぷりのコーヒーも良いですよね

口喧嘩がエスカレートしてお互いのトレーナーの下半身周りの話に…

少し
掛かり気味では
ないでしょうか

カフェ…ミルク…カフェオレ…
エッチな感じがしてきました

はい……タキオンがそれを望むなら
モルモット君カフェのトレーナーをntrます……

なんやあのダブルカップル甘々やんけ

>はい……タキオンがそれを望むなら
>モルモット君カフェのトレーナーをntrます……
モボじゃねーか！

>カフェ…ミルク…カフェオレ…
>エッチな感じがしてきました
えっ次はタキオンの薬のせいで母乳が出るようになったカフェの処理を手伝うカフェトレ怪文書が読めるのか！？

>>はい……タキオンがそれを望むなら
>>モルモット君カフェのトレーナーをntrます……
>モボじゃねーか！
もしかしたらどちらかはかもしれない

>>ふゥン見なよトレーナー君
>>あの頭が茹っているようなセリフの応酬を何の恥じらいもなく繰り返す様を
>>所謂バカップルというヤツさ
>じゃあ今日の添い寝なしでいいかな
何を言ってるんだ君は
ほら今日の分のナデナデがまだだぞ

実際カフェ→トレの感情はどうなるやら
ヤンデレ気味という初期設定は消えてそうだが

>実際カフェ→トレの感情はどうなるやら
>ヤンデレ気味という初期設定は消えてそうだが
サンプルボイス聴くと何かしらの執着はありそう

>ふぅン…
>これで私がカフェのトレーナーくんを寝取る舞台が整ったというわけだね…？
ちょっと素の状態じゃ重力が足りないかな…
カフェトレに狂った色の目がないとタキオンが執着しなさそう

カフェ来るとしたら何に合わせてくるやら

普段の行いや言動のせいで
バカップルだけど何処か子供と言うかそこまで行ってないだろうと思ってたタキオンが妊娠してたと聞いたときのカフェの反応が見たいわ

>ううん、聞きたくなかった。最近の子は進んでいるというが、流石にこれは性の乱れが深刻ではないかトレセン学園
そうだね
>後日、タキオンが大々的にトレーナーとの婚約及び妊娠報告を行った結果、触発されたカフェに本気で迫られることになったのは別の話である
そうだね…

甘口コーヒーたすかる

そもそも自らモルモットに志願するような狂人が居ないとそのまま学園を去っちゃうしなタキオン

NTRキャラ扱いが正直好きじゃなかったから真っ当にいちゃついてるトレカフェ怪文書がスーッと効いてありがたい…

こういうの見ると早いとこ実装されて欲しいなって思っちゃう…

NTRカフェ概念がえっちだと思ってたけど純愛カフェもえっちだったのでカフェ自体がえっちだという結論に達しました

>NTRカフェ概念がえっちだと思ってたけど純愛カフェもえっちだったのでカフェ自体がえっちだという結論に達しました
判断が遅い

バカップルなタキモルに続きはハネムーンでやったらどうですか？と皮肉をいったら
来月まで待てないよーと言われて理解できず宇宙ｳﾏになるカフェ

これはMAXコーヒー

カフェを早く育成したいんだが？

当然の様に中等部はナニしてんだよ

タキオンもカフェも裸シャツが似合いすぎるのが悪い

>カフェを早く育成したいんだが？
なんもかんもタマが実装されないのが悪いんだが？
◆

熊の肝でも嘗めたか

タキオン↔カフェもそれはそれで割と重いからな…

>カフェトレに狂った色の目がないとタキオンが執着しなさそう
オカルト味でなんかありそうだが…あのこってなに

>NTRカフェ概念がえっちだと思ってたけど純愛カフェもえっちだったのでカフェ自体がえっちだという結論に達しました
スタミナイーターだぞ？

>当然の様に中等部はナニしてんだよ
黙認っ！

>NTRキャラ扱いが正直好きじゃなかったから真っ当にいちゃついてるトレカフェ怪文書がスーッと効いてありがたい…
実装来てくれないせいでモルモットくんから見たカフェしか計り知れないからその方面しかあまり書けないってのはだいぶ大きい
育成シナリオ来て書いてたイメージと違う！！ってなるとダメージ大きいからな…

>>当然の様に中等部はナニしてんだよ
>黙認っ！
懐妊っ！

>>当然の様に中等部はナニしてんだよ
>黙認っ！
それより先に避妊をしろ

君たちには伝えていなかったがトウカイテイオー１年の休養は実は骨折による療養ではない

>育成シナリオ来て書いてたイメージと違う！！ってなるとダメージ大きいからな…
キンイロリョテイが来たらえらいことになりそうだな…

>君たちには伝えていなかったがトウカイテイオー１年の休養は実は骨折による療養ではない
親子揃って在学中になにしてんだよ…おっとこれは言ってはいけない奴だった