「きっと助けは来るから落ち着いて待とう」
トレーナーはそう言った。
トレーナーはアタシから距離を取ろうとする。ベッドをアタシだけに使わせて自分は床に寝ている。お風呂に片方が入る時はトイレに閉じこもって出るまで待つ。
分かっている。きっとトレーナーは大人として正しい。
中等部の生徒に、『仕方の無いこと』『出ていくために必要だった』なんて言い訳で手を出すような人じゃない事ぐらい分かっている。
距離をとるのだって、アタシを大人の男という脅威に近づけないようにするためで、安心させるためだって事ぐらい分かっている。
でも、距離を取られる度に。彼が床で寝る度に。
………………自分というウマ娘は、彼にとってただの生徒なんだと、突き付けられる。

「トレーナー。くまが酷いよ。やっぱりちゃんと寝れてないんじゃないかな」
三日目の夜。床で十分眠れず、気も休まらず。トレーナーは随分疲れている様だった。
「今日ぐらいベッドを使ったら？」
あわよくば一緒に。
「いや、ネイチャが使うべきだよ」
うん。そう言うと思った。
「流石にそろそろ探されてるだろうし、もうすぐだからあと少し頑張ろう」
アタシは頑張りたくないな。
「あはは。でも、随分眠そうだよ」
「ああ。うん、確かに…眠いな…」

────そんな会話をして数分後、彼はすやすやと眠っていた。
ちらりと隠していた薬瓶を見る。『睡眠薬』────確かに効果はバッチリだった。
トレーナーを持ち上げてベッドに運ぶ。
カチャリと、ベルトは簡単に外れた。

『ここから出るために』『こんな狭い部屋じゃトレーニングも出来ないし』『アタシは大丈夫だから』『気にしないで』『犬に噛まれたと思って』『いいじゃん別に』
言い訳は沢山思いついた。
『知らない。いつの間にか空いてた』『なんの悪ふざけだったんだろうね』『みんなに注意しないと』『いやー不思議な体験したもんだね』『それじゃ遅れを取り戻さないと』
誤魔化しは沢山思いついた。
きっと、全部アタシはすらすらと言えるのだろう。
なのに、なんで。

「なんで────『好きです』は言えないんだろうね」

分かっている。本当の気持ちをぶつけて、本当に拒絶されるのが怖いからだ。
だからこうして眠ったまま終わらせようとしている。トレーナーの知らないうちに出ていこうとしている。
ズボンを下ろして、下着を下ろして、上に乗っかった。
上から見下ろせばトレーナーはまだぐっすり眠っていて。
そんな彼の信頼をこれからアタシは裏切るのだろう。

眠ったトレーナーの顔に近づく。
そして、考えて。考えて、頬に少し触れるだけのキスをした。
そして、腰を下ろす。
つぷりと、信頼を壊した音がした。

うまぴょい部屋に閉じ込められたネイチャとトレーナー怪文書です
ネイチャは無理やり状況を作ったらむしろ告白出来なくなるタイプだと思ってます

メジロの嬢ちゃんはどう責任取るつもりだ

これは一心同体ではありませんわ！と判定されて開かない可能性がある…

本番中描いてくだち！！！！

>本番中描いてくだち！！！！
蛇足では？

>これは一心同体ではありませんわ！と判定されて開かない可能性がある…
人の心がないのかよ！

>人の心がないのかよ！
種族的に人じゃないからな…

お互いを想い合う心
これを一心同体と言わずして何が一心同体か

>蛇足では？
でも目覚めた後は読みたいぞ

>これは一心同体ではありませんわ！と判定されて開かない可能性がある…
なら睡眠薬なんておいとくんじゃねぇ！

>これは一心同体ではありませんわ！
一心同体になる時はね
誰にも気兼ねなく自由でなんというか
結ばれてなきゃあダメなんだ

メジロの令嬢の事だからうんうんそれも一心同体ですわねって言う気もするし違いますわ一心同体はふがふがほげほげと面倒くさい講釈を垂れそうな気もする

なんで全員疑いもなくM.Mさんの仕業だと思ってんだよ！！？
でもするかしないかで言えばすると思う

M.RさんM.PさんM.DさんM.AさんG.Sさんはこんなことしないもん！

最低だなメジロ

>なんで全員疑いもなくM.Mさんの仕業だと思ってんだよ！！？
メジロシティなんてもんがあるの悪い

ゴムつけたか？つけたよな？

せめて別スレで

>M.RさんM.PさんM.DさんM.AさんG.Sさんはこんなことしないもん！
G.Sさんはどうだろう…