トレーナー【すいません救急車が】
エアグルーヴ【わたしの方にも】
「いえ、大丈夫ですよ」

あら？エアグルーヴさんも同じタイミングで？？

『すいませんね、それでインタビュー内容なのですが』
「そちらに関しては確か資料をお渡ししていますよ？」
『え、本当ですか？』
『貴様、書類の管理がなってないぞ』
『えーっともらったんだったらそこの鞄にあるはず、っておああ！』
【【ドンガラガッシャーン】】
「大丈夫ですかトレーナーさん！？」
『大丈夫か貴様！？』
「……？」

ヴァーチャル背景のせいで、何を見ているかはわかりませんが、エアグルーブさんはスマホではないどこかを見ています。
なぜ？

『いてて……すいません、お騒がせしました』
「あの、もしかしてお二人とも一緒の場所におられます？」
『いや、まさかそんなことは』
『っそのようなことはありません、たづなさん』
「そうですか……」

うーん、まあそんなことはありませんよね。気のせいですかね。

『あ、資料ありました』
「よかったです！ではその他に要件がなければ…」
と、締めくくろうとした瞬間、二重になった悲鳴が聞こえる。
『『キャー！ゴキブリー！？！？』』
『エアグルーヴ！？』
「お、お二人とも！！？」

スマホが倒れたのかエアグルーヴさんの画面がヴァーチャル背景だけになり、トレーナーさんは画面外へ飛び出していきました。

その後、『早く何とかしてくれ！』『キャー！飛んだー！？！』『エアグルーヴ落ち着いて！こっちきてその部屋にいて！』『こ、腰が抜けて……』
などの声とどったんどったんと騒がしい音が流れ、一度落ち着いた後も
『貴様が部屋を清潔に保たないからだぞ！』『ごめんって』『これからはより掃除を行わなければ……』
などという音声が聞こえ通話になかなか戻ってきません。

私は彼女たちが通話に戻ってきたら、どう対応するべきか頭を悩ませたのでした……。

リモート会議でふとひらめいた
このアイデアは怪文書に活かせるかもしれない
活かした

>『キャー！飛んだー！？！』
かわいい

女帝はすぐ同棲するなぁ…

女帝てんとう虫以外の虫苦手だからね…

別の部屋でやれや！
...と思ったら急用のせいだったか

アブラムシ苦手でないやつのほうが少なくない？

>アブラムシ苦手でないやつのほうが少なくない？
拙者は素手で潰せるぞ

エアグルーヴだって限界お掃除モードの時は有無を言わさず潰すんだ
たづなさんとのリモート会議中なのがマズかった

ウワーッ！こいつらもう結婚一歩手前なんだ！

なんかネット広告でこんなん見た気がする

>なんかネット広告でこんなん見た気がする
https://www.youtube.com/watch?v=-kfUcowcWQw
もしかしてこれか？