はー。こいつら緩いコンビやのに今日のトレーニングはまた一段とエグいな〜。これで走るの何本目や。
それをじぃ…っと銭の話を始めた大阪人みたいな真剣な目でクリークのトレーナーは追っとった。
早い話が情熱的ちゅうこっちゃ。でもウチ、それがトレーナーとしてだけやないの知っとるんや。
で、言ってやった。
「たぶんあんたが自分の担当ウマ娘にホの字なの知っとるのウチだけやさかい、そこは安心せぇ」
「…大丈夫かなぁ。バレてないかなぁ」
「女同士、ぎりぎり一回りやないくらいの年齢差、ウマ娘と担当トレーナーの関係で三重苦やけどな！
　あ、傍からやと母親と子供にしか見えへんの含めたら四重苦かぁ」
ついそこまで付け加えてしもうた。がっくりとトレーナーはその場で撃沈。討ち死に。死に体。
なんでウチが気づいたか？浪速の勘や。虎ファンが新聞でなんちゃらの再来て見出し見てこらあかんわと思うくらいの正確性のな。
でも走っとるクリークを見つめる目がなぁぁんか他と違うなぁ思てポンと聞いてみたら図星やった。
その時の顔、今でも思い出すと悪いけど笑えるわ。茹でダコみたいに真っ赤になって、誤魔化す台詞が噛みまくりだったんやもん。

まあウチはええと思うよ。好きになってしもうたらどうしようもあらへんもんな。オカンもそう言っとった。
「…だってカッコいいんだもん。ずっとトレーナーさんのため、トレーナーさんのためって…。
　クリークが一生懸命走ってるところ、カッコいいんだもん…」
「まーなー。最近のクリークのやつ、めっちゃ調子もええもんなぁ。あんたもよぉやっとるわ。次はウチも負けへんけどな？」
両手で赤う染まった頬や鼻先隠しながらトレーナーはぼそぼそと呟くように言うた。くそ、かわええなこいつ。
成就するかどうかは別にして、これでも素直に応援したろかて気持ちは結構ある。
このクリークのトレーナー、ウチも嫌いやないしな。こう見えて結構デキるヤツやし。
せやからウチはこいつの肩に優しく手を置いて頷いてやったんや。
「まぁ邪魔はせぇへんからあんたも気張りや。せや、作戦会議したろか？飯でも食いながらな。
　せっかくやからウチがお好み焼き焼いたる！あんたが作っとったクレープまがいやない本場もんをな！」
「え？あんなホットケーキまがいとお好み焼き一緒にしないでくれる？」
「は？」
「は？」

練習コースで一番長いコースを走りきったスーパークリークは目を輝かせた。
「まぁ、トレーナーさんとタマちゃん！今日も仲良しですね〜」
「クリーク！こいつとは私分かりあえない！」
「クリーク！こいつとはウチ分かりあえへん！」
取っ組み合う小柄なふたりの頭をスーパークリークはよしよしするのだった。

致命的なところで意見の相違が出たか…

実質タマモクロス怪文書

私の性癖には合っていますよ

広島の人かクリークトレーナー

そんな二人の間にもんじゃ焼きを投げ込む

>そんな二人の間にもんじゃ焼きを投げ込む

>「は？」
>「は？」

そんなに揉めるもんかね
どっちも美味しいじゃん！

うまい…

>そんなに揉めるもんかね
>どっちも美味しいじゃん！
うｎ
>クレープまがい
>ホットケーキまがい
そこに触れたらあとは生命のやり取りしか残らんのだ！

>そんな二人の間にもんじゃ焼きを投げ込む
イナリのレス

クリークの走りは全然スタミナ切れずにずっと加速し続ける魔王の走りだからね
カッコいいよね

並んで歩くと絵面がすごいことになるトレーナー

でもよォクリークはタマにお好み焼きのレクチャー受けたから出てくるのは大阪風になるぜ？

>でもよォクリークはタマにお好み焼きのレクチャー受けたから出てくるのは大阪風になるぜ？
洗脳し直さなきゃ…

難しいところやな…
キャベツ焼きやこんなもん！みたいなのが大阪でも出てくるしなあ

クリークが168cm
トレーナーが139cm
うーｎ

>虎ファンが新聞でなんちゃらの再来て見出し見てこらあかんわと思うくらいの正確性のな。
ほぼ確実じゃん…

>難しいところやな…
>キャベツ焼きやこんなもん！みたいなのが大阪でも出てくるしなあ
タマんち貧乏だしやってそう

簡単に持ち上げられそうなトレーナーだ

オマリーとかアリアスとかブラゼルとかマートンとかちょくちょく再来したのもいるし…

タマとふたり並んでたらめっちゃ可愛い絵面なのは分かる