二次元裏@ふたば

画像ファイル名:1619530264640.png-(165046 B)
165046 B21/04/27(火)22:31:04No.797014498そうだねx3 23:31頃消えます
勝手に期待して勝手に落ち込んだ花札をしてから数日。
あの日以来花札も情事もしておらず、私のこの燻りは高まり続けている。
いっそのこと私の方からしたいと言ってしまえば楽なのでしょうが、それではいけないのです。…我ながら面倒な女だとは思います。しかし、自分から誘うようでは卑しく、浅ましい女に見えやしないか。そしてなによりも…負けたような、そんな感じがするのです。
こういう時、スぺちゃんやスズカ先輩の積極性がうらやましい。

ふと時計を見ると、門限が近づいていた。ここで悩んでいても、何も解決しないことは分かりきってる。…だったらもう行ってしまえば良いのでは?そう考えたとき、決意は決まっていました。……急いで外泊届を。

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このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/04/27(火)22:31:27No.797014648そうだねx2
「どうしたグラス、アポもなしに泊りに来るなんて。」

…何も考えずに来てしまった故、肝心の部屋に入る理由を考えていませんでした。
どうしましょう、何をしにきたか。
料理?家事?素直に話す?ノー
力づく?No way! 

「……まぁ、いいか。ほら、入って。」

無策に飛び込んだものの、案外上手くいって驚きました。
こっそりと心のメモに、押しかけても大丈夫と書き加えておきます。

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221/04/27(火)22:32:06No.797014932そうだねx3
トレーナーさんの手料理や、シャワーを浴びてもうすっかり寝る準備。それまでの間、彼は何も聞かずにいてくれました。それが嬉しくもあり、もどかしい。

「グラス、そろそろ寝ようか。」

先にベッドへ入ったトレーナーさんがそう促してきます。ここで言わなければ、先延ばしになってしまう。そう思った私は、再戦をもちかけました。

「トレーナーさん。こいこい、したいです。」
「一回だけならいいけども。」
「ありがとうございます。それで…勝った方が負けた方になんでも命令できるというのはどうですか。」

「……それって、この前の続きってこと?」
「はい。」
「ご期待に沿えられるかはわからないけど、やろうか。」

そうして、寝る前の一戦が始まりました。
321/04/27(火)22:33:29No.797015409そうだねx1
パチン

シンと静まった部屋に、札を合わせる音が響く。二人共フローリングの上に座り、無言のまま。

私がすることは、負ける事。そして…
と、ここまで考えて気が付く。今度こそあの人は気づいてくれるのだろうか。先程ベッドに誘ってきたのだって、ただ単に寝るため。そういう事になる雰囲気では全くありませんでした。

それではあの人はこの一戦をどう捉えているのか。単なるリベンジマッチではないことは承知の上だろう。それは先程から時折向けられている、探るような視線からわかる。そもそも、あの人自身心当たりがないのでしょうか?そういえば結局、残念と言った意味に気づいた様子もなければ聞かれてもいない。……ここまで察しの悪い人ではなかったはず。そうやって悩み続け、適当に札を合わせていた矢先。

「グラス。」
「ひゃい。」

不意に呼ばれ、つい声が裏返ってしまった。それに気づいていないのか、知らないふりをしているのか。彼は続けた。

「この前、残念って言われた意味。考えてみたんだ。」
421/04/27(火)22:34:57No.797015951そうだねx1
「そうですか。それで、答えは出ましたか?」
ちょっと意地悪気味に答えてみた。これで本当に当ててきたら――

「えっと、多分なんだが俺に手を出してほしい、っていう意味でいいか?」

手に持っていた札を落としてしまう。
Totally. その言葉が脳裏に浮かんだ。

「さっきようやく気付いたんだ。二人きりで、密室、それと…してる時みたいな君の瞳。それでやっとわかったよ。最後のはこの前気づいてたんだけど、不思議だなぐらいにしか思っていなかった。」

あぁ、なんだ。最初からお見通しだったのじゃあないですか。だったらもう、かくすひつようなんて

「気づけなくてすまない。その、こっちから誘うってのもアレでさ。そのうちグラスから来ると甘えてしまっていたんだ。だから……おっ!?」
521/04/27(火)22:36:02No.797016341そうだねx3
あたまの中でなにかがはじけた瞬間、トレーナーさんをベッドにおしたおしていました。がまんしていたのはいったいなんだったのかもうわかりません
さびしい、ほしい、さびしい、さびしい、ほしい
ほしい   さびしい

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次に気が付いた時、時計は午前9時を回っていました。
私は何も着ていなくて、隣には同じような状態のトレーナーさん。今日は平日で、授業とか色々先に心配することがあったはず。ですが真っ先に頭に浮かんだのは、気持ちよかった。これではエルに笑われてしまうでしょうね。とりあえず頭の中だけでも〆ておきます。とにかくシャワーを浴びましょう…そう思ってベッドから出ようとした時、腕を掴まれました。

「まだ、足りないだろグラス。」
そう言いつつ、ベッドに引きずり込まれます。

えっ、あっ……はい💗
621/04/27(火)22:39:12No.797017427そうだねx4
スイーツスズカさんの片手間に書いてたのを供養
とにかく書ききろうと思ってこんなんなった

前回と今回のをまとめたの ss370978.txt
721/04/27(火)22:39:58No.797017679そうだねx8
幸せそうで何より
821/04/27(火)22:44:04No.797019023そうだねx5
ついにうまぴょいしたんだ!!
921/04/27(火)22:49:27No.797020897+
あのグラスが性欲に溺れる姿たまらん
1021/04/27(火)22:50:50No.797021357+
文字化け…
1121/04/27(火)22:53:16No.797022139そうだねx2
>文字化け…
ダウンロードするんだよ
1221/04/27(火)22:59:30No.797024274+
こいつらうまぴょいしたんデース!!
1321/04/27(火)23:02:01No.797025342+
続きが見れてよかった
1421/04/27(火)23:04:47No.797026608+
たまらん
1521/04/27(火)23:22:24No.797034754+
これ最後トレーナーさんスイッチ入ってますよね?
1621/04/27(火)23:24:23No.797035631+
>これ最後トレーナーさんスイッチ入ってますよね?
次気がついたら翌朝でもおかしくない
1721/04/27(火)23:27:52No.797037085+
>あたまの中でなにかがはじけた瞬間、トレーナーさんをベッドにおしたおしていました。がまんしていたのはいったいなんだったのかもうわかりません
>さびしい、ほしい、さびしい、さびしい、ほしい
>ほしい   さびしい
えっろ!


ss370978.txt 1619530264640.png