ふくらはぎ、腿を揉んだら次は腕、血流に疲れを乗せて流すイメージが瞼の裏に広がります。
筋肉のコリもほぐれているのが実感できて、そうですね……まるでお餅みたいです。ちょうど蒸しタオルもありますし。
手作業で伸ばして、叩いて、おいしくなあれって、じっくりと仕込まれているんです。ふふ。

そういえば、京都のレースのお土産のうぐいす餅が残っていましたね。後でエルと一緒に食べることにしましょう。

草餅が出来てしまう

草餅怪文書ありがたい…

腕が終わったら次はお腹です。
最初はびっくりしたんですよ？でも、言われてみればレースは全身を使うわけで、胴体を蔑ろにしていいわけではないんですよね。
体操着の上から、胸などきわどい箇所は避けるという条件付きで許可しました。

そういうわけで体側を流し終えて、今は腹筋をほぐされています。
筋一つ一つを服越しに大きな指で強めに撫でられるのが分かります。
視界が塞がれていて、物音もほとんど無いので感覚が鋭くなっているのかもしれません。

ぐっ、ぐっ、と押し込まれる感覚がしたら仕上げの合図です。
ちょうど子宮の位置になるでしょうか。セクハラかとも思いましたが、マッサージ以上のことにはなっていないので考えあってのことなんでしょう。

とんっ、とんっ、今度はリズムよくゆすぶられます
慣れというものは凄いもので、タオルに触れている顔がどんどん緩んでいくのが分かります。
きわどい箇所かどうかきわどいところを他人に任せるのに抵抗がなくなっています。それとも相手がトレーナーさんだからでしょうか。

そのまま身を任せていると、脳裏にいつものイメージが広がります。
お腹の中から何か熱いものがくつくつと沸いてきて、それがマッサージが終わると全身に流れるんです。
そうすると何だか走りたくて仕方なくなるんです。本当にマッサージってすごいんですね。
そんなことを考えているとどんどんお腹の底が熱くなってきました。呼吸も自然と荒くなります。
とんっ、とんっ、とんっ、とんっ、
リズムに合わせてどんどん大きく、どんどん熱く、ああ、くる、くる、くr──────

ぱちん

────え……？

「───っ♡”───ぁ─♡─っ”─♡♡”──♡♡♡♡♡♡」
のうが、はじけて、ぜんしん、しびれて、
あ、だめ、おまたからぜんぶあふれちゃう
あついのが、もれでて、おなかがどんどんさみしくなって、
あしをよじってとめようとしても、するするながれでて、
なんとかたえようとして、つかむものをさがす、あった
ぶあついじゃーじに、ほんのりあたたかい
「と、れーなーっ♡、さんっ」
とにかくしがみつく、おなかがふるえて、まだまだあふれて
さみしい、ひもじい、ほしい、ほしい、とれーなーさん、とれーなーさんっ
ちがうの、あたまじゃないの、なでないで、くるしいのはおなかのほうなのに──────っ♡

ひとしきり悶え終えてある程度平静を取り戻してなお、おなかの中の空虚さは収まりませんでした。
他のところは汗をかくほど温まっているのに、おなかの底だけが、ずっとさみしいままです。
トレーナーさんは土下座で誤ってきましたが、これが咎められるべきことなのかはとろけた頭ではよくわかりません。

ただ、
まるくなってるトレーナーさんをおなかの中に包んでしまえたらなんて、

思ってみただけです。

部屋に戻ってから、心を落ち着けるために熱いお茶と一緒にうぐいす餅を食べました。
それでもしばらくもやもやしてたのですが、
餡のぎっしりつまったお餅に嫉妬してたのに気が付いたのは次の日の朝でした。

グラスにポルチオアクメしてほしい一心で書きました
鶯餅はたべたことありません

なるほど餡のつまったお餅に嫉妬…いい…

こいつスケベデース！

餅にはデスソースデース！！

桜餅のあとは草餅か…

餅作りいいよね…

トレセン七不思議　お餅職人の怪

続きはあるんです！？

トレーナーはお餅マッサージを仕込まれると言う噂

優良かつ有望な専属トレーナーには普通の方の効果も一緒くたに書かれているお餅マッサージ読本がさも普通のマッサージ読本かのような顔をしてトレセン学園から贈られているとのもっぱらの噂

お餅増えろ...

桜と草と来たら次はなんだろう

ライスが餅にされてたのは見た

桜ってことはバクシンオーのもあったの？いつ！いつぐらいなの！

餅米…

>桜ってことはバクシンオーのもあったの？いつ！いつぐらいなの！
もう一月近く前だった気が