「…テイオー？」
俺の手を握り、ベッドに突っ伏す形で寝息を立てている彼女は間違いなく、トウカイテイオーであった。
…なぜ、ここに？
上体を起こすと、テイオーの指がぴくりと動くのを感じた。そして…
「…あ」
「あーっと、おはよう…かな？テイオー」
…抱きつかれてしまった。頭をぐりぐりとこちらの胸に擦り付けながら、尻尾は静かに揺れている。
「…心配したんだよ？いきなり倒れてさぁ…」
「…すまん」
「ずっと前同じことがあったけど、トレーナー…その時はすぐ起きたでしょ？」
きっといつかの夏合宿の時だろう。テイオーに付き合っていたら、次の日パタリ…という事件があった。懐かしいものだ。
「…でも今日はずっと起きなくて…こわくて……うぅ…」

電気をつけて、しばらく泣き出してしまったテイオーをなだめていた。どうやらテイオーがここまで連れてきてくれたようだ。合鍵を渡しておいてよかった。
時計は20時を指している。…暗いはずだ。
ここ最近根を詰め過ぎたようだ。思い当たる節はいくつもあるし、とにかくまともに眠っていなかった。…怖かったが、正直に話すことにした。
「…まあ、そんな訳だな」
「…ボクには無理するなーって、おかしい所があったらすぐ言えーって言うのに、トレーナーはなーんにも言ってくれないんだね」
「…すまん」
「勝手に頑張って、勝手に倒れて〜って…そんなのダメだよっ」
「ボクたちはふたりなんだから、支え合っていかなきゃ」
「これから疲れてる時はちゃーんと言うこと！…トレーナーの替えは効かないんだから、もっと自分を大事にしなきゃダメだよ」
テイオー様のお説教…いや、ありがたいお言葉を貰って、少し元気になった。

「よし！…ということで、トレーナーくん」
さっきと打って変わって、ニコニコと笑みを浮かべながらテイオーは言う。
「落ち着いたら、病院行こーね！ちゃんと見てもらわないと！」
「そこまでしなくても大丈夫だよ…ほら、もう動けるぞ？」
「だめだめ！そういうとこが良くないんだよー」
「でもなぁ…」
「…あー、わかった！トレーナー、病院怖いんでしょ！」
「だいじょーぶ！ボクも一緒に行ってあげるから〜♪…本当は病院なんてイヤだけど、トレーナーの為だから」
…いつになく真剣な顔でそう言うテイオー。そこまで言われると、断るのも申し訳なくなってきてしまう。
「わかった、わかったよ…行くよ」
「うむ、よろしい！」

「さて…もう遅いし、寮まで送るよ」
「ちゃんと寝てないとダメだよー！」
「大丈夫だよ、ちょっと歩くくらい…」
「いいから！明日までは泊まってお世話してあげるから、ちゃんと大人しくしててっ」
「泊まってって…いや、ありがたいけど…怒られるんじゃないか？…俺もテイオーも」
「うーん…外泊許可は取ってないから怒られちゃうけど…うん、いいんだ」
「だって、トレーナーの方が大事だもん」
…なんというか、本当にテイオーは優しくて、強い子だ。
きっとまた倒れても、こうやって付きっきりで看病してくれるのだろう。申し訳なくもあるが、それが嬉しくも思えた。
…もう倒れないようにしよう、テイオーには正直であろうと、そう心に誓った。
「…その、テイオー…色々ありがとう」
「んー？…うんうん、いいのいいの。なんでもテイオー様にお任せだぞよ！」
テイオーは、いつものように自信に溢れた顔で、えっへんと胸を張っていた。…その後、耳元で一言。
「…明日一緒に怒られよーね、にしし！」

末永くイチャイチャしろ

なんか裏があるのかと思って身構えた俺は悪いトレーナーだよ…

最近は明るいテイオー怪文書が多くて助かる

>どうやらテイオーがここまで連れてきてくれたようだ。
力持ちぃ！

さっきリンパマッサージ怪文書読んだから温度差で風邪引いた

>「ボクたちはふたりなんだから、支え合っていかなきゃ」
幼くして両親亡くした兄妹感

優しいテイオーありがたい

明るく純粋なテイオーは甘くておいしい
重たくて闇があるテイオーは辛くておいしい
どちらも風情があって良いものだ

純粋なテイオーは身体にいいからな…

これはキャラストテイオー

良馬場は心が安らぐ

誕生日越えてテイオー怪文書の頻度下がってたから供給助かる

テイオーも会長も一周回ってまっとうなイチャイチャ怪文書が増えてきた気がする

>テイオーも会長も一周回ってまっとうなイチャイチャ怪文書が増えてきた気がする
味付けが濃すぎたんだ‥‥
けど今のイチャイチャ大好きだけど前の重バ場も好きだったよ

>テイオーも会長も一周回ってまっとうなイチャイチャ怪文書が増えてきた気がする
会長はルナちゃんになる事多い気がするけどあれはまっとうなんですかね？

ネタ怪文書より伸び辛いかもしれないがこういう怪文書はいくらあってもいいとされている

こってりしたものばかり摂取するのは健康に悪いからな…

いい…

>誕生日越えてテイオー怪文書の頻度下がってたから供給助かる
誕生日の祭り超えてから流石にしばらく減ってたらまた増えると嬉しいね

医者の不養生じゃないけど健康管理してる側が不摂生になるのは良くないよね
だからおとなしくテイオー様に看病されろ

本当はダメだけど！良くねぇ事だけど！
このままトレーナーが1年位意識失ってたルートが見たい〜！！！

すごい絆を感じれて…和む

トレーナーが死ぬと勘違いする怪文書の流れかと思ったら違った

いい子だ…

テイトレはお互いが重いのいいよね

緊急放送！
過労に倒れる
トレーナーさんを偲んで…

テイオーは最後に幸せになる前提の上でほどよく泣かせたい

>ネタ怪文書より伸び辛いかもしれないがこういう怪文書はいくらあってもいいとされている
伸びでモチベ削れることもあるから好みの怪文書には意識して好きを伝えていきたい侍

>>ネタ怪文書より伸び辛いかもしれないがこういう怪文書はいくらあってもいいとされている
>伸びでモチベ削れることもあるから好みの怪文書には意識して好きを伝えていきたい侍
ネタ怪文書にはネタレスを付ければよいがこういうシンプルに尊いの塊をぶつけてくるのにはどんなレスを付けていいかわからなくなってしまう侍

>>>ネタ怪文書より伸び辛いかもしれないがこういう怪文書はいくらあってもいいとされている
>>伸びでモチベ削れることもあるから好みの怪文書には意識して好きを伝えていきたい侍
>ネタ怪文書にはネタレスを付ければよいがこういうシンプルに尊いの塊をぶつけてくるのにはどんなレスを付けていいかわからなくなってしまう侍
私
性
合

>ネタ怪文書にはネタレスを付ければよいがこういうシンプルに尊いの塊をぶつけてくるのにはどんなレスを付けていいかわからなくなってしまう侍
わかりやすいオチをつけられるメジロシティ構文って優秀なんだなって

ネタ系はツッコミで伸びやすいとかワイワイしやすいからしょうがないね
俺もこういう甘い作品は好きだよ

純粋に子供らしく懐いて戯れてくるテイオー怪文書大好きなんだ
ターボのも似た波動感じて好き

俺は大好き、て事は伝えたい

小生も小生も！

力作だとこっちも力入った感想レスしなきゃってなって何も書き込めないってことあるよね

>>「ボクたちはふたりなんだから、支え合っていかなきゃ」
重っ…