二次元裏@ふたば

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125979 B21/04/22(木)23:21:30No.795375691そうだねx1 00:22頃消えます
晩春のある日。
その日は夜から雨の予報でしたが、トレーニングを始めた15時頃からすでに空が暗くなっていました。
「グラス。道悪用のトレーニングメニューもあるけれど、特に今やるものでもない。今日は室内でのウェイトトレーニング主体に切り替えようか」
トレーナーさんはすでに傘を用意されていました。
「いいえ。今日は走りたい気持ちなんです。少し軽めでも構わないので、雨天でのメニューをお願いできますか?」
私は彼の提案を断りました。
雨天でのウェイトトレーニングはあまり好きではありません。トレーニング室が混雑してマシンの取り合いになるのも好きではないです。
そしてその混雑した、若いウマ娘の匂いが漂う中にトレーナーさんを入れたくありません。
これも嫉妬の類でしょうか?……そうかもしれません。

雨で濡れる中、走るのもあまり好きではありませんし、重馬場も得意ではないです。
ですが、濡れながら走るというのも、風情があって良いと思います。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/04/22(木)23:21:41No.795375754そうだねx2
しばらくするとポツポツと雨粒が落ち始め。
ウォーミングアップを終えて中距離を3本ほど走ったところで本降りになり、トレーニングは終わりました。
「っ!……じゃあ、この後は振り返りミーティングをするから、着替えた後、トレーナー室で」
トレーナーさんは私を一瞬だけ見て、すぐに目をそらしました。そのまま校舎に戻っていきます。
自分の体を見ると、ジャージが濡れてわずかに透けているのに気づきました。身につけている水色のブラジャーの色がほんの少しわかります。
純情で真面目な人です。見られて恥ずかしい、と思う気持ちよりも、彼の反応がかわいいと思ってしましました。
自分の体色、髪色に合った、清楚な下着を着けていて良かったと思います。

やや混み合う更衣室に急ぐと、幸いシャワーブースが空いていました。
髪や尻尾についた泥やウッドチップなどをしっかり洗い流し、お気に入りのシャンプーとトリートメントで綺麗にします。
乾かすのも、しっかりと、丁寧に。
以前、トレーナーさんに髪やしっぽが綺麗と褒められたことがありました。
手は抜けません。
気づけば、更衣室でかなり長く時間を使ってしまいました。
221/04/22(木)23:21:56No.795375830+
トレーナー室に向かい、ドアの前で髪をもう一度整えてからノックして入ります。
「失礼します」
珍しく、返事がありません。お留守でしょうか?
ドアを開けて部屋を覗き込むと、トレーナーさんは資料を長机に用意したまま、肩肘をついて寝ていらっしゃいました。
最近私のトレーニングに加え、新チーム発足やスカウトのためにお忙しそうです。そのせいでしょうか。
「そもそも、私が髪を整えるのに時間を掛けすぎましたね……すみませんでした」
小声で謝りながら、室内に入りました。

トレーナーさんを起こさないように、足音を潜めて彼の横に立ちます。
よく寝ています。何度か、長距離の移動などで彼の寝顔を見ることはありましたが、この慣れ親しんだトレーナー室で寝ているのを見るのは初めてかもしれません。
321/04/22(木)23:22:18No.795375974そうだねx1
……どうやって起こしてあげましょう?悪戯心がわいてきました。
自分の髪の先端を持って、トレーナーさんの鼻先に掲げてみました。ほんの少しくすぐってみます。
「……グラス……」
彼の口から寝言がこぼれました。まだ起きる気配はありません。
ここ数年ずっと同じシャンプーとトリートメントを使っているので、匂いを覚えられているのかもしれません。どのような夢を見て、この言葉が出たのか。気になります。
もう少し何か言葉は漏れないものでしょうか。
髪先をトレーナーさんの鼻先で動かして待っている時に、それが目に入りました。

椅子に座っているトレーナーさんの股間の布地が……強く押し上げられていました。
「きゃ……」
思わず小さな悲鳴が出ました。体を遠ざけます。
いつからこうなのでしょうか。もしかして、さっき、匂いを嗅がせたときから?しかも、私の名前をつぶやいて?
「担当ウマ娘のことを夢想しながらだとしたら……このような不埒なことは、許せませんね」
かすかな怒りを抱いているはずなのに、私の口元には笑みが浮かんでいました。
421/04/22(木)23:22:31No.795376081そうだねx1
再び近寄って、それをまじまじと見ます。この膨らみだけ見れば……かわいい、でしょうか?
それを見つめながら、再び髪の毛を彼の鼻先に当ててみます。変化なし。しっぽはどうでしょうか?わずかに変化あり。手の甲は?
反応を見るのが楽しみになってきました。
「グラス……」
また名前が出ました。彼の口元に注目します。
その時、トレーナーさんの目元がうっすら動きました。
サッと、体を離しました。残念です。もう少し、楽しんでみたかったのに。
「あ……ああ。ごめん。寝てしまった。待ったかな?」
「いえ。私の方こそ着替えが遅くなってすみませんでした」
彼は自分の状態に気づいたのか、もぞもぞと体を動かしました。
「それじゃあ、ミーティングを始めようか」
「はい。よろしく」

結局、この後のミーティングは何も頭に入ってきませんでした。
521/04/22(木)23:22:45No.795376163そうだねx2
寮に帰って、その夜。
「エル。トレーナーさんがぐっすり眠るようなシチュエーション、ってないものでしょうか?」
「グラス……自分のトレーナーさんに変なことしちゃダメデスヨ」
「変なことなんてしませんよ」
これは、担当ウマ娘が自分のトレーナーをより深く知るための、大切なことなのですから。
私は次の機会が来る日を、ほんの少しだけ祈りました。
621/04/22(木)23:23:55No.795376592そうだねx10
卑しい女デース!
721/04/22(木)23:24:15No.795376690そうだねx2
コイツムッツリデース!
821/04/22(木)23:25:35No.795377124+
>純情で真面目な人です。見られて恥ずかしい、と思う気持ちよりも、彼の反応がかわいいと思ってしましました。
誤字なんだろうけど恥ずかしくないアピールみたいでかわいい
921/04/22(木)23:26:00No.795377263+
こいつ恥ずかしげもなくトレーナーに甘えてマース!!!
1021/04/22(木)23:27:38No.795377834+
寝てる時は勃っちゃうんだよグラス…
1121/04/22(木)23:32:10No.795379277+
私好みのシチュエーションです、次の機会が待たれますね
1221/04/22(木)23:32:15No.795379306+
悪戯っ娘なグラスちゃんかわいい
1321/04/22(木)23:33:37No.795379726+
グラスワンダーASMRください
1421/04/22(木)23:47:17No.795384798そうだねx3
>グラスワンダーASMRください
公式が出してくれたら言い値で買う
1521/04/22(木)23:58:43No.795389216+
>グラスワンダーASMRください
力が欲しいですか…?
1621/04/23(金)00:02:10No.795390398+
グラスの声ってなんでこんなに魅力的なんだろう
1721/04/23(金)00:02:40No.795390543そうだねx3
グラスとスズカは喋るだけで催眠音声みたいになるのつよい
1821/04/23(金)00:03:16No.795390731+
スケベなアメリカ女デース!!
1921/04/23(金)00:06:09No.795391753そうだねx1
>力が欲しいですか…?
脳に語りかけてくるんじゃねえ!
2021/04/23(金)00:07:13No.795392160+
>>力が欲しいですか…?
>脳に語りかけてくるんじゃねえ!
欲しいならば…差し上げます

退


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