────トレーナーさんの事が、どうしても好きだ。
きちんと伝えて、付き合いもしたが、一線は越えぬよう努めて来た想い。
家族にも紹介した。いずれは会って貰いたい。
一緒に暮らすなら実家の牧場も良いがもうしばらく日本の暮らしも楽しみたい。
けどバーベキューをして良い庭は欲しい。
キスしたい、ハグしたい。
あの人との子供なら何人でも欲しいけど、それは憚られる面もあるだろうか。
臍のあたりがキリキリと締め付けられる感覚。
下心はないつもりで居たのに。きっとトレーナーさんも、下心のない、純朴な愛を捧げてくれたはずなのに。
操を立てる自信はある。彼以外に、こんな情欲は発揮されない。
発情期に入ってから、彼の匂いをより強く感じるのはその証左だろう。
だからといって、この愛に向けてそんな態度を向けるなど。
ああどうしよう。相談する相手も、今は居ない。
ああ、うーん────

気付けば、トレーナーさんの部屋の前に辿り着いていた。
寂しいのでお話をしたい、と持ちかけて、あっさり承諾されたのは日頃の行いか彼の優しさか。

「はいはい」

恐る恐る押したインターホンからは、いつもと変わらぬ優しい声。
扉の向こうから聞こえる足音はキャンター。わざわざワタシの為に急ぐ彼の姿が容易に想像出来て、やはり愛おしくなる。
想いは募るばかり。どうしたら良い？下心も膨らむ一方だ。
らしからぬ、いや、実は生来の神経質さを発揮して悩んでいると、扉の開く音。

「は、ハウディ〜…」
「一段とやられてるね」

優しい声で迎える彼から、洗剤と石鹸、彼自身の匂い。
部屋の方からは生活臭と言うのか、少し溜まった匂いがする。
導かれるままに部屋へ進むごとに、彼との距離が縮む度に、視界が白む。眩しい。どうしよう。苦しい。

「トレーナーさん！」
「はい！？」

居間まで来たところで、彼の肩を掴んで相対する。
頭半個ほど背の高い彼が、驚いた顔でフリーズしている。
優しい声。疑いなくワタシを見る優しい目。
彼に、この下心をぶつけてしまうのか？嫌だ。だけど。

いつもよりも優しく、ぴったりとくっつくようなハグ。
日頃は勢いで抱きつく分、そのギャップに彼も戸惑っている。なにより、自分が戸惑う。
暖かで、穏やかで、落ち着く匂い。互いの鼓動が溶けて一つになるような気持ち。
思わず耳や尾を揺らめかせ、好意を全身で伝えてしまう。
ぱた、ぱた。揺らめく尾は彼の目を惹き、抱き返す判断を促す。
互いに抱き合えばより隙なくぴたりとくっついて、息遣いや、湿気も共有してしまう。
はたと彼の方を見上げると、まるで夕陽のように赤い顔。

「た、タイキ、あの」
「……トレーナーさん、アー……
　……らぶ、ゆー……」

吐いた息が、ぶつかり合う。
互いに分からなくなって、唇が重なる。
これまでで一番ソフトで、甘くて、いじらしくて、溶けそうな、大人のキス────

「大好きに決まってるだろ」と顔を赤くしたトレーナーさんに、あっという間にベッドに放り出されてしまった。
体格にそう差はないのに、いざとなるとワタシの事くらいは抱えてしまう彼の男らしさに、一段と心を揺さぶられる。
ぎし、と音を立ててベッドが沈む。覆い被さる影は、愛おしき王子様。

「……我慢、する、自信は、ない」
「それは……ぅ、ワタシが……」
「俺が」
「ノー！ワタシが────、ワタシが、ぁ……」

ずいと顔が近づく。その鋭く、真面目で、少し潤んだ眼差しに、声を、反撃の余地を、全てを奪われる。
そうしていると、また一段顔が近付いて、唇を上、下と順に食まれ、そして重ねられる。割り入る舌は厚ぼったく、体温の差で僅かに冷たく感じる。
歯列や上顎を舐められながら、彼の膝がこちらの脚に割り入って、ぐいと腰まで差し入れられる。
互いの着衣越しに当たる熱。ショーツの中から滲む秘液が、ぐちりと音を立ててしまう。
思わずくぐもった声を上げた時、彼の唇が離れて、熱い息が漏れる。
ああ、ワタシ────。背筋に、甘い痺れ。

「あ、ぁﾞ、まっ、ぅ、ふ、うﾞ♡」
「ごめん、タイキ、ごめんっ」

完全に組み伏せられた状態で打ち付けられる劣情。
破瓜した血と欲望が混ざり合った薄ら赤い液体がシーツを汚し、臍の下からは圧迫感が襲うのに、脳が発するのは多幸感と快楽のみ。
乱暴な行為。ただ快楽を追求した抽送。
それなのに悦んでしまうのは、肌を重ねている彼が大好きだからに他ならない。
何より、普段はあんなに紳士的で、情熱的で、優しい彼が、こんなに愛してくれている。そんな事実が、胎を震わす。

「はっ、あﾞ、とれぇなーさんっ♡、ぃ、らびゅー、ゆ、ぅﾞ♡」
「まっ、タイキ、むり」

全身を使って、しっかり抱きしめる。すっかり快楽に浸かった身体は、やわやわと彼を抱くに留まるが、彼の腰をホールドするのには十二分であった。

ごちゅ、と胎から音が鳴る感覚。
最奥を突かれ、互いに身を震わす。
あられもない声と水音、熱い息が部屋を染めて、脳髄を焼く。
指先まで支配していく、甘い痺れ。何度も何度も導かれかけた先へ、思わず至る。
胎をぎゅうっと締めたその時、最奥で熱が弾ける感覚。
ぱち、と視界に星が瞬く。息が浅く、喉が締まる。
深い絶頂に互いが至って、臍の下に、甘い快楽が満ちた。

「ごめん」
「ごめんなサイ……」

互いに背を向け、謝り通し。
罪悪感が、場を支配する。
しかしそこにも、光明はあって。

「……次は、ちゃんと、優しくして欲しい、デス」
「……うん」

取り付けた約束は、早めに果たそうと。
顔を俯けたまま、小指を絡めて、誓い合った。

最近タイキよく見れて嬉しい…

原作のタイキシャトルって意外と神経質な面があったなと思いながら書きました

甘々タイキ助かる…

爛漫な女の子が神経質な面を好きな人だけに見せる
いいよね…

丁度タイキが薄くなってたんだ、助かる
これでまた呼吸ができる

最近カタログにちょっとタイキが増えてきて嬉しい

いいぞ…健康状態が回復してきた…

タイキの良さが知れ渡って俺は嬉しいよ…

好意は隠さないけど恋はヘタなの良い…

レジェンドレースのおかげかタイキの良さが知れ渡って俺も鼻が高いよ…

トレセン書院のタイキ助かるけどお昼時にふっくらしてしまうのがつらい

正直なところあんなに日頃からブルンブルン揺らされては理性とのバトルもリミットが来る

タイキ怪文書はもっと増えていい

タイキのトレーナーさんは初心だな…

タイキがしっとりして来たら注意せい

なんだい…最近やけにカタログにタイキが増えてきたが…
近々盛大なBBQパーティーが開かれる予兆か

こいつらまたうまぴょいする約束したんだ！

BBQ会場はここかい？

トレセン書院助かる…

えっちなタイキ怪文書は初めて見た

タイキのトレーナーは普段あの勝負服とベタベタにくっついてくるタイキに理性で立ち向かってるから
我慢しなくていいとなったらエグいという解釈はある

>えっちなタイキ怪文書は初めて見た
この前搾乳もされてたぞ

銃でヒシアマ姐さん脅してないタイキ初めて見た

>銃でヒシアマ姐さん脅してないタイキ初めて見た
そんな頻繁に脅してねえだろ！

チャカ娘ペイデイダービーの影響が濃すぎる…