うーん…物じゃなくて…いっそ何か、いい思い出になるようなことをしてやれないだろうか。
…うん、それがいいだろう。最近トレーニングもハードだったし、気分転換にもなる。
今日は天気も良いみたいだし、夜、ドライブでも誘ってみようか。何処かで車を停めて、星を見るのもいいだろう。
午後のトレーニング、テイオーに夜開けといて、とだけ言うと…
「…へぇ〜、夜か。わかった！にしし…トレーナーもワルだねぇ」
妙な事を言われた。…ワルなのか？
そしてその夜、予定通りドライブへ出発した。天気は良好。
夜のお出かけ！というだけでテイオーは大はしゃぎだった。
「どこ行くの？…あ、やっぱり言わないで！ボクが当ててあげるから！えっーとねー…」
こうして、目的地の山奥…小さな公園に着くまで賑やかな車内が続いた。

星空の下で、ひとしきり語り合った。
レースのこと、これからのこと…他愛ないことも、色々。
「…誕生日って言ったらケーキとパーティーにプレゼント！って思ってたけど…こういうのも、いいもんだね」
喜んでもらえているようだ。…うん、アレも渡してしまおう。きっと大丈夫だ。
「テイオー…その…あと、これを…」
「…え！？なになに？開けていーい？」
ガサガサと包装を剥がす音が、胸を掻き立てて…ドキドキしている。
「わ！これ…ネックレス？」
小さな宝石をあしらった、シンプルなネックレス…これこそ、渡すのを迷っていたソレであった。…しかし、そんな気持ちと裏腹にテイオーは、無邪気に言う。
「ねえ、付けて付けて！」
「わかった…改めて誕生日おめでとう、テイオー」
「ありがと！むふふー……どう？大人っぽい？」
「…うん、よく似合ってる」
「ほんと？えへへ…レースの時も付けていっちゃおうかなぁ〜」

「…こーんないいもの用意しててくれたなら、最初から出してくれればいいのにー」
「うーん、そのつもりだったんだが…なんか…重いかなって。ほら、朝ボクが喜ぶものわかってるでしょ〜って…」
「なんだよぉー、そんなこと気にしてたの？」
「トレーナーがくれるものなら…なんだって嬉しいんだけどなぁ、ボク」
なんだ、そうだったのか…
どうやら要らぬ心配をしていたようだ。肩の荷が下りた気分。ああ、来年は少し楽になりそうだ。
「でもでも、最後に1個だけおねがい！」
「ちゅーして！ちゅ〜！ねぇ1回だけ！…やっぱり何回でもいいよ！」
「ちゅ〜…って、キスか？」
「そう！」
…しかし、テイオーにキスを…となるとなんだか妙な背徳感があり、踏み切れない。最高のパートナーではあるが、その…あまりに歳が。…だが、テイオーは完全に臨戦態勢だ。
「…はやくぅ〜」
…これだけやる気な無敵のテイオー様を待たせるのも良くないかもしれない。
覚悟を決めて、短いキスをした。

「…すっごいいい思い出できちゃった、にしし！ありがと、トレーナー！」
帰りの車、テイオーはずっと笑顔だった。
あれだけ悩んでいたのが下らないことのように思えて、可笑しくなってしまう。
「遅くなっちゃうな…時間、大丈夫か？」
「んー？外泊するって言ってきたからだいじょぶ！心配ご無用〜♪」
「なら良かっ……ん？外泊…？」
「てことでー…今日はトレーナーの部屋に泊まってくね！」
「えへへ…ボクってば結構欲張りだったみたい」
「それはどういう…」
「だーかーらー…今夜はよろしく頼むよ、ってこと！」
そう言うテイオーの目は、今まで見たことないほど美しく、妖しく輝いていて……子供だと思っていたテイオーが、なんだかとても大人びて見えた。
…ドキリ、とした。させられた。
「…ね、次は指輪もちょーだいね！」

ウワーッ！比較的健全！

健全かな…健全かも…

帝王からは逃げられない

最近はカラッとしつつやることはやる欲張りなテイオーが増えてますね
良いと思います

甘〜い

👮…異常なし！

この程度の湿度は健康に良いとされる

甘々テイオー怪文書は
仕事上がりの体に程よい癒やしを与え
明日への活力としてくれる効果がある

誘ったのはトレーナーだしもうヤるしかないね

>誘ったのはトレーナーだしもうヤるしかないね
ちっ違…俺はただテイオーに喜んで欲しかっただけで…

>ちっ違…俺はただテイオーに喜んで欲しかっただけで…
後か先かになるだけで普通に受け入れそう

普通に泊まってもいいしうまぴょいが発生してもいい

トレーナー側から行為を示すのってハードル高いのわかる…
的外れだったらセクハラだもんな…

ちゅーをキスと言い直したり年齢を気にしてで戸惑うあたり唇にしてるだろうしこれはトレーナーの方が掛かり気味ですね

トウカイテイオー
キスですここでキスを迫ってきました！
ギリギリセーフのラインと睨んでいるようです！

>トレーナー側から行為を示すのってハードル高いのわかる…
そら行為示したらセクハラだわ

>トレーナー側から行為を示すのってハードル高いのわかる…
>的外れだったらセクハラだもんな…
トレーナー「では我々は何の手立てもないまま担当ウマ娘に逆ぴょいされろというのか」

他の中等部より先頭を進みますがこれは正解でしょうか

>トレーナー「では我々は何の手立てもないまま担当ウマ娘に逆ぴょいされろというのか」
肯定ッ！

そうじゃ
それがトレセン学園のいう正しいトレーナーの姿じゃ

逆うまぴょいがある意味1番健全かもしれない

思春期入り口の女の子連れ出して超ロマンチックデートかましといて違…そんなつもりじゃ…は詐欺罪ですよね
一生傷が残りますよ

ダスカ辺りに拒絶されたら俺立ち直れないよ…

子供と雌（おンな）を使い分けるのは卑怯だとは思いませんか！？
ダイワスカーレットさんなにか言ってやれ

>そうじゃ
>それがトレセン学園のいう正しいトレーナーの姿じゃ
テ
イ
オ
｜
ン

いやこれ完全にやる気満々…

このあとマヤに自慢話して学園中に広まる

👮通れ！

今日の警察は節穴が多いな…

トレーナー寮七不思議のひとつ
秘密の火葬場を思い出す

なんか最後に急加速してない？

距離が縮まったのでテイオーステップが発動しましたね

ラストスパートは加速するものだし…

全身全霊
汝、皇帝の神威を見よ
究極テイオーステップ

油断させて距離を詰める
いい戦法ですね

ここでキスをほっぺにしてたらまだ回避できたかもわからん

ほっぺにしたら多分拗ねるし…

じゃあせめておでこに…

相手未成年だからトレーナー側もここ迄してもらわないと中々覚悟決めらんないみたいな所は一応あるとは思う

目の前のご馳走が口に飛び込んでくるぐらいじゃないとトレーナーサイドからアプローチするのは難しいんだ

鋼の意思のヒントレベルは最大だ

特にテイオーは普段から手を出すのがはばかられる言動してるからな…

プレゼントにネックレスは首輪をつけて束縛したいって思いがあるとかなんとか

>鋼の意思のヒントレベルは最大だ
あれ序盤にしか発動しないんですよ