「お待たせしました！」
トレーナー室には長机にプリントアウトした資料を置かれていました。これから振り返りミーティングです。
トレーナーさんの隣のパイプ椅子に座って、印字された坂路のラップタイムの説明を受けます。
最初はちんぷんかんぷんでしたが、トレーナーさんの根気強い教育のおかげで、少しわかるようになりました。
なるほどなるほど。坂の中盤でバクシンが足りない！そういうことですね！後半のバクシン力を意識し過ぎである、と！不覚です！
「何か質問とか、気になった点はあるかな？」
「ありません！」
しっぽが揺れるのを抑えられぬまま、返事をしました。トレーナーさんはそれを見て微笑みながらプリントを回収しました。
私は机と椅子を少し動かして、スペースを作ります。パイプ椅子の後ろからしっぽを出し、長机にうつ伏せになれるよう、肘をつきました。
「よろしくお願いします！」
これから、トレーナーさんによる、しっぽケアのお時間です。

机にコトリと、ガラスの小瓶が置かれます。テールオイルです。先日ある雑誌でその価格が2万円以上と知って驚きました。もうほとんど残っていません。
その隣にきれいな薄紫のクリスタルの小瓶が置かれました。新しいテールオイルでしょうか。
「良いテールオイルを探しているって話をしていたら、メジロマックイーンのトレーナーさんから紹介してもらってね。メジロコスメの新作らしくて、安く譲ってもらったんだ。えーっと、ワンハート・ワンボディっていうのかなこれは……」
トレーナーさんは慣れた手付きで瓶からオイルを出して広げます。
「ああ、上品でいい匂いだ。きっとバクシンオーも気にいるかも」

そっとトレーナーさんがしっぽを根本から持ち上げました。お尻の近くということもあり、一瞬の緊張が走りますが、すぐ気にならなくなります。
手につけられたオイルがしっぽの毛全体に染み込まされていきます。徐々にポカポカと、しっぽを通じて下腹部から体が温まってきました。
しっぽ全体にオイルが行き渡ったところで、コーミングが始まります。内から外へ、短いストロークから長いストロークへ。ストロークのたびに全身がひくつきそうになるのを抑えます。
気付いたら顔を伏せて、額を腕に押し付けていました。きっと今の私の顔は……。とても見せられません。
これはエッチなことではありません。生徒会のお二人もそう言っておられました。そう、エッチなことなんかじゃ……。
コーミングのストロークに合わせて、しっぽから生ぬるい波が、下腹部に押し寄せます。女性とって大事な、命を育む場所にその波がぶつかり。飛沫が全身に行き渡ります。飛沫で体が溶けて……凄まじい脱力感と……快楽をもたらしていきます。
ふとももに力を入れて抵抗しようと試みますが、疲れもあって全く動きません。自分の体ではないみたいです。

「バクシンオー、どうかな？新しいオイルは？」
「ふぁい……良いです……」
そうか、良かった。トレーナーさんが頷いた気配がわかりました。
気づけば、よだれを垂らしていました。机と私の口の間で糸が輝いています。そして、押し寄せる波が、とうとう股の間からも染み出しているような気がします。もう感覚が曖昧でよくわかりません。
「えーっと、『仕上げにパッティングを行いましょう、しっぽを付け根から持ち上げ、上からトントンと優しく叩いてあげましょう』か、なるほど」
テールオイルについてきた説明書でしょうか？それを読んでトレーナーさんが手を。

──波が。強くて。壊れる。決壊。波濤が、中を。
「ふっ、ふぅ、う！」
しっぽがピンと立つのを抑えられません。せっかく綺麗に整えてもらったのに。全身の毛が逆立つのがわかりました。
「ああ、ごめん、ちょっと強すぎたのかな……これくらいか？」
二撃、三撃。意識をギリギリ残すレベルでパッティングが続けられます。引き潮と混ざり合うように、間断なく波が自分の中身を蹂躪していきます。
もう、グチャグチャのドロドロです。こんな姿、優等生じゃ……でも、これのためなら優等生なんて……。
「よし、これくらいかな？お疲れ様、バクシンオー」
トレーナーさんがしっぽを離す際、彼の手がお尻に少し触れました。それが合図のように、私の意識は暗い泥に沈んでいきました。
最後に、ポタッと、足の間から雫の落ちる音が聞こえた気がします。

「バクシンオー？……疲れて寝ちゃったのか。まあ、今日もしっかり走ってたし、仕方がないよな」
自分の上着を彼女にかけてあげて、事務机に戻った。スマホに通知あり。メッセージアプリからだ。
『あのテールオイル、どうだった？マックイーンが感想を聞かせて欲しいってさ』
新作テールオイルを教えてくれたメジロマックイーンのトレーナーからだ。
『さっきトレーナー室でバクシンオーに使ってあげたよ。すごく気持ち良さそうにしてた。ありがとう。彼女は今寝てるから、後で聞いてみる』
『こんな夕方からトレーナー室で！？大胆だな。気をつけろよ。』
……？どういうことだろうか？
頬がやや紅潮したまま眠るバクシンオーを眺めた。気持ち良さそうな寝息を立てている。
それにしても……あの反応は、うっかり興奮してしまうものだった。
「あー……担当ウマ娘に劣情を覚えるなんて……最低だよ俺は……」
帰ったらお気に入りのポニーテールウマ娘のやつで処理しよう。
強い後ろめたさを感じつつも、眠る彼女の姿を目に焼き付けた。

昨日しっぽケアの話を上げたら桜餅化を示唆されたので書いてみた
でも桜餅文書は手に負えなかったので自分なりに

su4778052.txt

彼はもう駄目ですね
桜餅化待ったナシです

マックちゃん間違いなくうまぴょいしてる…

もう手遅れですね…

>帰ったらお気に入りのポニーテールウマ娘のやつで処理しよう。
その子目に桜のマークついてないかな…？

逆ぴょい待ったなしじゃん

おいマックイーンとそのトレーナー

同僚お前…

こんな時間からうまぴょいしたんだ！って勘違いされてない？

中等部のモラルは崩壊してる！

>中等部のモラルは崩壊してる！
さい
らま

>こんな時間からうまぴょいしたんだ！って勘違いされてない？
実質うまぴょいなのでは？

マックイーンとトレーナーはさぁ‥‥

もしかしてこのオイルプレイ用かよ！

>メジロコスメ
もうここでダメだった

あのバクシンオーが優等生というアイデンティティ捨てかけてるほど堕ちちゃってるじゃねぇか

バクシンオーがトレーナーさんの部屋からポニーテールウマ娘のやつを見つけた時の反応がみてえ…

メジロコスメあれですよね
将来街の発展の一助となる商品ですよね

一心同体割だコレ

これはうまぴょいで無かったら何だと言うんだ

S（しっぽ）感度が10上昇した

ちんちんがふっくらする

ワンハートワンボディって名前の時点で察したけどさあ
テイルオイルに媚薬混ぜんなや！

暗黒メガコーポメジログループ跳梁跋扈しすぎじゃない？

会長とエアグルーヴも絶賛

毎日そのテイルオイル使ってたらそのうち委員長が逆ぴょいしかねんぞ

知らずに使うとかなりの危険物では？

マックイーンとトレーナーはどんな尻尾プレイなんですか！

これある種の調教ですよね
トレーニング終わりのマッサージとオイルが無いと私駄目なんです的な

>これある種の調教ですよね
>トレーニング終わりのマッサージとオイルが無いと私駄目なんです的な
モブ娘に手を出す為に使う悪徳トレーナーが見えた

>バクシンオーがトレーナーさんの部屋からポニーテールウマ娘のやつを見つけた時の反応がみてえ…
そんなん逆ぴょい一択じゃん…

(校内で行為に及ぶとは大胆なやつだなあ)

ジョークグッズの類だったのでは…

オイル名まで一心同体なの何とかならんのか

ﾜﾝﾊｰﾄ・ﾜﾝﾎﾞﾃﾞｨ
一　心　同　体

次の日にはトレーナーが食われていることに期待出来そうですね