本当はお兄さまにいっぱい相談したいです。
でも……お兄さまはライスをレースウマ娘として最後までしっかり育ててくれました。その上さらに将来の相談までするのは違うかなって、ライスは思っています。
最近、お兄さまは選抜レースのことを良く調べています。次に担当するウマ娘を探しているみたいです。それを見るたびに、胸がキューって締め付けられるように痛くなります。
お兄さまとの別れが近づいていること、もう、ライスのお兄さまじゃなくなってしまうこと……それを考えると、すごく、すごく寂しくて悲しいです。

「ブルボンさんは、どうされるおつもりなんですか？」
カフェテリアで会ったミホノブルボンさんは、ライスと同じ頃に引退する予定です。彼女とご飯を食べながら、進路を聞いてみました。
ブルボンさんは少し沈黙した後、ご自身の立派な胸元に手を伸ばして、制服の中から目立たないネックレスを引っ張り出しました。その先には指輪が通されています。
それを手のひらに乗せて、幸せそうな笑みを浮かべました。
「先日、マスターにプロポーズされました。マスターと結婚してから考えようと思っています」
「えっ！お、おめでとうございます」
「ありがとうございます」
ふいに、「いいなあ、ライスも……」という言葉が出てしまいました。ライス、何を言ってるんでしょうか。その気持はずっと内緒にするつもりでした。

「ライスシャワーさんも、ご自身のトレーナーさんがお好きなんですか？」
「えっ、その、ライスは……ライスのトレーナーさんは、お兄さまだから……」
しどろもどろな言葉しか出てきません。
「私も、最近まで自分の気持ちがわかりませんでした。何をすれば良いのかもわかりませんでした。でも、自身を正確に把握して、対策を考えて行動に移せば自ずと道は開けます」
その後、ブルボンさんは自分が参考にしたという本を紹介してくれました。

「ライス、引退レースの件だけど……ライス？」
「あっ、うん。ライス、聞いてたよ？」
ブルボンさんが教えてくれた本を深夜まで読んでいたせいで、寝不足になっちゃいました。
でも、ブルボンさんがあんな……その……エッチな本を読むなんて……しかも参考にしたなんて……ブルボンさんを見る目が変わってしまいそうです。
お兄さまは苦笑して、もう一度説明してくれました。それからしばらくして……その質問がありました。

「ライスは、引退後はどうするつもりなんだ？」
「……ライスは……」
お兄さまと一緒にいたい。まだまだ、ずっと一緒にいたい。そう言いたかったです。
でも、そんなお兄さまを困らせるようなことは言えません。
ライスはもうだめな子じゃないです。お兄さまのおかげでそれは卒業できました。次は、お兄さまの迷惑にならないように、お兄さまから卒業しないと……。

「実は、ライスが引退した後、チームを作ろうと思っているんだ。そこで、ライス……もし興味があるならチームのサポートトレーナーをやってみないか？」
お兄さまの話によると、引退直後のレースウマ娘がチームの指導のサポートをしたりするお仕事があるみたいです。そのトレーナーの指導方針がよくわかっている元担当ウマ娘がなることもあるようです。
「珍しいことじゃないんだよ。まあ、そんなによくあることじゃないけど……」
お兄さまは恥ずかしそうに言いました。きっとライスのために、いろいろ調べてくれたんだと思います。

涙が出てきました。ライス、だめな子を卒業したのに……違う意味で、だめな子になっちゃいそうです。お兄さまにダメにされちゃいそうです。
泣く私の前でオロオロとするお兄さまに、勢いよく抱きつきました。
「ぐっ……」
勢いがつきすぎていたのか、お兄さまが苦しそうな声を上げました。でも、構いません。
「ライス、嬉しい！そのお仕事やってみたい！」
「そ、そうか……俺もライスと一緒に仕事ができて嬉しいよ」
お兄さまが頭を撫でてくれます。ライスはお兄さまの胸に顔を押し当てて、溢れ出る涙を吸い取ってもらって。匂いをたっぷり吸い込みました。
自分の、ブルボンさんみたいに立派じゃない胸を精一杯押し付けます。
……だめな子じゃなくなったのに……お兄さまが、またライスをダメにするんだよ？その責任は、取ってもらおうかな……。
ライスの中で小さな悪魔が目覚めた瞬間でした。

漆黒のステイヤーがお兄様を追い詰めちゃうんだ…

一緒にトレーナールートか…

悪い子になってる！

ついてく…ついてく…

まあ健全だし…

ついに差し切り態勢に入ったなこの名ステイヤー

いや…このくらい悪くていい

ライスの引退後を想像してみたけど
この子トレーナーからの卒業無理じゃね？ってなったので書いた
何の仕事だったら似合う子なのかな

チームの新人ウマ娘がトレーナーさんに色目を使ったらライスの目に青い炎が着火しそう

日和やがったこのトレーナー…！

お花屋さん…？

絵本描きたいって言ってた気がする

エロ本を参考にするんじゃない！！

絵本描いたりとかかね
まあずっと大好き人の隣に居たいって終わり方だから花嫁ルートが一番良いね

>何の仕事だったら似合う子なのかな
お嫁さんと言えって言われたような気がした…

そもそも高校出た後のアスリート人生どうなってんだろうねウマ娘
ドリームシリーズが所謂社会人枠？

卒業したらライスも中学生になるのか〜

なんか花屋さんってイメージ

逃げ訓練の為に後方からブルーローズチェイサーすると怖すぎるからやめてって言われるライスサブトレ

後続のウマ娘達は完全に手遅れた感がありますね

勝負服とは打って変わって真っ白なウエディングドレス着せたいよね…

絵本作家として名を馳せるライスの世界線もあっていい

>逃げ訓練の為に後方からブルーローズチェイサーすると怖すぎるからやめてって言われるライスサブトレ
普段はちっちゃくておどおどしてるサポートトレーナーが黒いオーラ出しながら後ろから猛追してくる…

大舞台で鬼が宿るチームになるのかな

結婚式場でフラワーコーディネーターとかやっててほしい
ライスの作ったブーケ使うと結婚生活うまくいくみたいな逸話付きで

鬼も宿ってないし引退したからいつものライスなんだけどな…位に思ってるトレーナーとサブトレのライス

こんな小さな子を娶ったのかとか思われてそうなトレーナー

実際トレーナーさんはどうなんですか？

>……だめな子じゃなくなったのに……お兄さまが、またライスをダメにするんだよ？その責任は、取ってもらおうかな……。
>ライスの中で小さな悪魔が目覚めた瞬間でした。
悪魔と言ってるけどまぁこのくらいは…

見た目がかわいいのももちろんだけど名前からあやかってゼクシィとか式場とかのイメージガールの依頼が来そう

3年間致命的な故障とは無縁の人外はドリームリーグへ
残りはスパッと教育課程満了して高卒の資格貰うかトレーナーなり運営なりの裏方に回るんじゃないかな
流石に一度トゥインクル出た子は退学にはならんだろうし

ウェディングドレス纏ったライスがライスシャワーで祝福されてる様をささやかな祈りBGMで想像するととても健康に良い

というかこの二人ライスのトレーニング量を基準にしたらだいぶまずいような…
調整が大変そうだ

>こんな小さな子を娶ったのかとか思われてそうなトレーナー
でもライスの細い腰を抱きかかえてチンポケースにするの楽しいよ？
小さい体を押しつぶすようにちんちん入れたら気持ちいいよ

>というかこの二人ライスのトレーニング量を基準にしたらだいぶまずいような…
いや仮にもトレーナーやってんだからそこはちゃんとできるでしょ…

新入生がサブトレーナーを初めて見た時の感想
「トレーナーの後ろにくっ付いてる娘可愛い」

併走後
「どんなに千切っても先行しても「いつでも抜かせるぞ」という感じが抜けない
　ｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲ......」

さみしくてもちゃんと自立しようとする意思をもったライスはえらいね
えらいからトレーナーに寄りかかってもいいよ

何その改行

2400m併走を頼んで勝つと「わ〜すごいなぁ」って褒めてくれる（息は切らさない

>新入生がサブトレーナーを初めて見た時の感想
>「トレーナーの後ろにくっ付いてる娘可愛い」
>併走後
>「どんなに千切っても先行しても「いつでも抜かせるぞ」という感じが抜けない
>　ｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲ......」
どこからきたの？