二次元裏@ふたば

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31735 B21/04/10(土)00:00:43No.791314122そうだねx1 01:07頃消えます
『○○○さんが伸び悩んでいる、ですか』
金曜の夕方。トレセン学園からほど近い一軒のラーメン屋
仕事終わりの駿川たづなと一緒にラーメンを食べに行った際の話題だった
『そうですね……私はそういうことで悩んだことがないので分かりませんが、助けになれるかもしれません』

そう言われて2人でUターンし、今はトレセン学園の視聴覚室に来ている
「ありましたよトレーナーさん。―――さんの時に使われていたものですが参考になれば」
資料室の奥から来た彼女が持っていたのは一枚のラベルも何も張っていないDVD
駿川たづなには部屋の鍵が閉っているのをもう一度確認し、再生機を回し始めた

『ん!……ふっ…♡……んんッ♡!♡♡』

そこに映っていたのは―――と、堅物で知られている―――のトレーナーであった
つい数週間前まで不調が噂されていた―――……今でこそ好調そのものであるが
撮影の日付を確認すると件の噂が流れていた時期と合致しているようだ
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
121/04/10(土)00:02:24No.791314703そうだねx1
そこで行われていたのは……言葉を選ぶなら、入念なマッサージであった
ウマ娘たちの心身のダメージを癒すのであれば確かにこれ以上のものはないかもしれない

「いかがですかトレーナーさん……トレーナーさん?」
件のトレーナーが指を這わせるたび、担当のウマ娘の筋肉はびくんと跳ね、受け入れていく
件のトレーナーが耳元で声をかけるたび、担当のウマ娘は熱に浮かされた表情でおかわりを強請る
やがてウマ娘がタオルに包まれた下肢を持ち上「トレーナーさん、トレーナーさん」

肩を叩かれたところでようやく駿川たづなが呼びかけていたことに気が付いた
「ご存知とは思いますがこれ以降、この2人の調子は良好そのものになったみたいです。参考になりましたか?」
駿川たづなは普段と変わらぬ柔和な笑みを浮かべておりその腹の内は読めない
そんなことよりこの学園に来た当初から少なからず夢想していた光景に興奮を隠せなかった

「部外秘の資料なので持ち出しは許可出来ませんが、ここで見ていくのならどうぞご自由に」
そう言い残して駿川たづなはあなたに視聴覚室の鍵を預け、もう暗くなった学園を後にした
221/04/10(土)00:02:53No.791314888そうだねx2
『……もしもし、○○○さんですか?駿川たづなです』
『お休みのところ申し訳ございません。あなたのトレーナーさんが資料の整理に追われていまして…』
『今も手が離せず、猫の手も借りたいほどとのことなので、視聴覚室までお越しいただけますか?』
『はい……寮長への外は…外出許可は私が代わりに出しておきますので。お願いします』

駿川たづなは彼の担当ウマ娘への電話を終えると、やたらと長い受話器を置いた

「迷い、焦りはケガのもと……ウマ娘たちのために、頑張ってくださいね。トレーナーさん」
321/04/10(土)00:04:56No.791315726+
まったく関係ないことなんですがトレセン学園のすごく長い受話器って学園関係者には使いづらそうですよね
そのへんどうなんでしょうか理事長
421/04/10(土)00:09:31No.791317450そうだねx2
>そのへんどうなんでしょうか理事長
黙秘ッ!
521/04/10(土)00:10:14No.791317722+
>堅物で知られている―――の
誰だ・・・?女帝か?!
621/04/10(土)00:19:01No.791320723+
あの……この映像誰が…
721/04/10(土)00:22:52No.791321991+
>あの……この映像誰が…
学園内はそういうリスクが付きまとうので寮でやろう
821/04/10(土)00:26:03No.791323130+
これ見せられちゃったトレーナーって、今後転職とか引っ越しとか出来るの?
921/04/10(土)00:26:17No.791323187+
堅物で知られているはトレーナーの方に係ってるっぽい
1021/04/10(土)01:03:12No.791332803+
マッサージにこだわりありそうなトレーナーにはいくつか心当たりが・・・


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