「はーっ……はーっ……」
そうして今、自室で今回の戦利品を味わっている。誰にも邪魔されないようしっかりと鍵をかけ、カーテンを閉めて行為に及ぶ。
彼の汗と体臭が混ぜこぜになり染み付いた香りの奥に、今まで私が嗅いだことのない彼の匂いが混じっていることに気がついた。彼の部屋や帰路では気付けなかった実物を密着させているからこそ発見したそれの正体には知識よりも先に本能で理解した。いつだって優しく、私を導いてくれる彼の、雄の匂い。
「はーっ……はーっ……んっ……」
帰り着く間に、いや彼の部屋にいたころから濡らしていた秘所に指を伸ばす。
「ぁんっ…ぁ……っ…はぁ……」
人間の何倍もあると言われるウマ娘の嗅覚で受け止めるにはいささか刺激的すぎる性具であった為、考えられないほど早く絶頂を迎えてしまった。

「……んっ…すぅ……んんっ…」
だが、まだ足りない。いやむしろ自分で処理してしまったからこそ欲求が大きくなった。私の指とは違う、いつもレース後に優しく頭を撫でてくれる彼のごつごつとした男らしい手。あの手で私の中を暴いてほしい。私の全身を好きなように弄んでほしい。初めて2人で温泉旅行に行った朝に一度だけ見た彼の勇ましくそそり勃つモノでぐちゃぐちゃにしてほしい。そんな原始的欲求に身を委ね2回目を行おうとした時、ノックの音と聞きなれた声が飛び込んできた。
「エアグルーヴ？俺だけど」
「ッ…！？なっ…どうしたんだ急に」
どうやら彼は私の異変に気付いていたようで、明らかにおかしな挙動をしていたから心配して逢いにきたとのことだった。

……不味い。今の私の状態で彼を部屋に入れてしまえば間違いなく襲ってしまう。そんなことをすれば彼との信頼関係も、女帝としての尊厳も全て棄ててしまうことになる。
「大丈夫なのか？顔も赤かったし足取りもふらついていたから看病しようか？」
なんとか彼を安心させて帰らせないと、そう思い扉の向こうにいる彼に帰るよう伝えようとした。刹那、私の本能がそれを遮ってきた。今この部屋にいるのは私のみ、そしてこの寮は完全防音で一度中に入れば外からは一切音は漏れなくなる。つまり今なら彼と過ちを犯しても誰にもバレないのでは？
大体そもそもこんなにも長いこと2人で支え合っていて2人きりになる機会もあるのに手を出してくれない向こうにも非があるというものである。

気付いた時には鍵を開け、彼を招いていた。部屋中に広まっていた彼の匂いが一段と濃くなったのがわかる。
「あーやっぱり焦点が定まってないな……季節の変わり目だし体調には気をつけないと━━━━ッ！？」
心配してくれている彼の口に舌を入れて遮る。乾燥した唇が湿り、口内を記憶するようにねっとりと舐めていく。
きっと走ってきてくれたのだろういつもより汗ばんだ彼の香りに包まれて脳が溶けていくのがわかる。
片手で彼の首に腕を回し、もう片方の手で鍵を再びかける。今度はチェーンもつけて逃さないように。
「ん……っ！ぷはぁっ……！…エアグルーヴ……？」
なんとか抵抗してキスから逃れたが、依然状況を理解できない彼に寄りかかりながら耳元で囁く。
「すまない……だがもう我慢できないんだ……」
ねっとりと、しっとりと、絡みついて2度と離れないように。
「私を……愛してくれ……」


━━━━数日後、2人で母上に挨拶に行き、私が持ち帰った彼の下着の匂いが原因でウマ娘が専属トレーナーの私物をくすねるという事案が大量に発生した。

誕生日だったので初めて怪文書を書いてみたら思いの外苦戦して間に合わなかった…

いいんだ…お祝いしたい気持ちが大事なんだよ…女帝も喜んでくれるさ

>私が持ち帰った彼の下着の匂いが原因でウマ娘が専属トレーナーの私物をくすねるという事案が大量に発生した。
オオオ
イイイ

寝なければまだ水曜日は来ないんだ
つまりまだまだ祝えるぞ！

俺は好きだよ

寮が完全防音...妙だな

つまりあれか
エアグルーヴは事の次第を詳細に取り調べられそれが流出したためそのような窃盗事案が相次いだと

なんて卑しい女帝なんだ好き

女帝のトレーナーはどこでも紳士的だな…

匂いが原因ということはウマ娘の嗅覚だとエアグルーヴのトレーナーの下着の匂いが寮の廊下に漂っているのが分かるのか

女帝は自慰ぴょいの時は静かだけどうまぴょい本番は声が大きくなるタイプだと思ってます

>匂いが原因ということはウマ娘の嗅覚だとエアグルーヴのトレーナーの下着の匂いが寮の廊下に漂っているのが分かるのか
男性の匂いがする
どこから
副会長の部屋から！？
って感じでは

多分最初はトレーナーもうろたえるんだけど
泣きそうな顔してるエアグルーヴ見て覚悟決めるやつ

冷静になってから自分のしでかしたことの罪悪感と女々しさと卑しさに感情ぐっちゃぐちゃになって泣き出したところをトレーナーに優しく包み込まれて欲しいですね

>>私が持ち帰った彼の下着の匂いが原因でウマ娘が専属トレーナーの私物をくすねるという事案が大量に発生した。
治安が悪すぎる

甘イチャエロ怪文書は荒れた胃に効くのでもっとやれ

>今この部屋にいるのは私のみ、そしてこの寮は完全防音で一度中に入れば外からは一切音は漏れなくなる。つまり今なら彼と過ちを犯しても誰にもバレないのでは？
防音はできてても匂いは誤魔化せないから確実に周囲の子にバレることに気付かないあたり混乱してるな…

女帝怪文書はさらに増えていってほしい…

私の性癖には合っていますよ

女帝怪文書多いな…
なにがここまで「」を惹き付けるのか…
もっと増えろ…

最近エロばっかで食傷気味

うんこが言っても説得力がまるでないな…

触らない触らない

女子寮にトレーナーがお邪魔したらダメだよ！

>最近エロばっかで食傷気味
ギャグ書いたけどキャラ再現しながらだと難しいのよね
ゴルシはなんか違うし

好きだ…アタイ好きだよそういうの…

女帝怪文書は増えれば増えるほど健康に良いという研究が発表出されているからもっと書いて

うんこが噛み付いてくるようになったか

また書いてほしい…そう思える怪文書だ…